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2023年1月27日 (金) 05:26時点における版
広島東洋カープ #00 | |
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2019年3月12日 マツダスタジアムにて | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府大阪市 |
生年月日 | 1995年4月24日(29歳) |
身長 体重 |
175 cm 72 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 二塁手、三塁手、遊撃手、右翼手、左翼手、捕手 |
プロ入り | 2013年 育成選手ドラフト3位 |
初出場 | 2017年7月27日 |
年俸 | 1300万円(2023年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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曽根 海成(そね かいせい、1995年4月24日 - )は、大阪府大阪市出身のプロ野球選手(内野手、外野手、捕手)。右投左打。広島東洋カープ所属。
経歴
プロ入り前
小学校2年生からソフトボールを始め、5年生の時に野球に転向[2]。「大道ジャガーズ」でプレーをする[3]。 中学では軟式野球チーム東淀川ブラックジャガーズでプレーをする。
兄が京都国際高等学校の野球部に所属していたことから、同校に進学[2]。1年生の夏から2番・三塁手で出場する[4]。甲子園出場経験は無いが、1年生秋に行われた秋季京都大会ブロック予選決勝で、強豪の京都外大西高等学校に4対2で勝利し金星を挙げる[5]。同校での戦績は2年生の夏に1番・遊撃手で出場した第94回全国高等学校野球選手権京都大会においての4回戦が最高で[6]、3年生の夏に3番・捕手で出場した第95回全国高等学校野球選手権京都大会において、前年の選手権4回戦で敗退した北嵯峨高等学校と対戦し、2度の雷雨による中断を挟みながら、9回を1点リードで迎えたが、同点に追いつかれ、延長15回に逆転されて2対1で初戦敗退となる[7]。11時30分の試合開始が試合終了は18時をこえる激闘だった[2]。
2013年のプロ野球ドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークスから育成三巡目指名される。背番号は140。
ソフトバンク時代
2014年は、二軍公式戦に1試合にのみ出場[8]。三軍戦では88試合に出場し、打率.178、12打点の成績だった[9]。
2015年は、プロ2年目は宮崎春季キャンプ期間中の2月中旬に、特守の際に右手親指を骨折し、5月5日の三軍の試合で実戦に復帰した。二軍公式戦には34試合に出場し、打率.200、6打点、3盗塁[10]。三軍戦では29試合に出場し、打率.222、5打点、3盗塁の成績を残す[11]。
2016年は、二軍公式戦に82試合に出場し、打率.244、18打点、6盗塁の成績で二軍に定着する[12]。三軍戦では33試合に出場。打率.247、5打点、9盗塁の成績だった[13]。10月31日、育成選手制度の規定に基づき自由契約公示された[14]。11月25日~12月18日まで台湾で開催された2016アジアウインターベースボールリーグにおいて、NPBウエスタン選抜として派遣され[15]、当大会で52打数16安打(打率.308)、2盗塁、7打点の成績だった[16]。12月2日、来シーズンの育成選手契約締結が発表された[17]。
2017年は、宮崎春季キャンプにおいてA組に抜擢され、オープン戦も一軍に帯同する。3月9日の対北海道日本ハムファイターズ戦では、8回裏に公文克彦からセンターオーバーの適時三塁打を放った。さらに、守備でも軽快な動きを見せるなど活躍し、3月24日に支配下選手契約を結ぶ。年俸は550万円(金額は推定)、背番号は69[18]。会見では「(正遊撃手の)今宮健太さんを抜きたい」と目標を掲げた[18]。7月13日のフレッシュオールスターゲーム(静岡県草薙総合運動場硬式野球場)では出場選手で唯一複数安打を放ち、MVPを獲得した[19]。7月27日に初めて一軍選手登録され、同日の対東北楽天ゴールデンイーグルス15回戦(Koboパーク宮城)において代走で一軍公式戦初出場を果たす[20]、同月29日の対北海道日本ハムファイターズ16回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)において、9番・二塁手で先発出場し一軍公式戦初打席を迎える[21]。8月30日のウエスタン・リーグ、対オリックス・バファローズ戦では、二軍公式戦、三軍戦含めて初めての本塁打をサヨナラ本塁打で記録する[22]。同年は、一軍公式戦にプロ4年目で2試合の出場を果たし、二軍公式戦においては112試合に出場し、二軍のレギュラーに定着[23]。
2018年は、二軍公式戦で39試合打率.316、8打点の成績を出していたものの一軍出場機会はなく、7月22日に美間優槻とのトレードで広島東洋カープへの移籍が発表された[24]。背番号は59[25]。
広島時代
8月7日に移籍後初の一軍昇格を果たす[26]と、8月23日の対東京ヤクルトスワローズ戦(マツダスタジアム)で代打出場し、適時三塁打でプロ初安打を記録[27]。古巣のソフトバンクとの対戦となった日本シリーズでは第1戦(10月27日・マツダスタジアム)に代打でシリーズ初出場を果たし、犠打を成功させた[28]。シーズン終了後の11月19日に球団から、2019年シーズンより背番号が00に変更されることが発表された[29]。
2019年は、シーズンの大半で一軍に帯同し、代走や内野外野両方の守備をこなすサブとしてチームに貢献した。
選手としての特徴・人物
50m走のタイム5秒9の俊足と遠投115mの強肩を誇り、守備力に定評がある[30]。投手以外のすべてのポジションをこなせるユーティリティープレイヤーであり、遊撃手を最も得意としている[31]。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | ソフトバンク | 2 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 | |
2018 | 広島 | 11 | 22 | 18 | 3 | 5 | 0 | 1 | 0 | 7 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 9 | 0 | .278 | .381 | .389 | .770 | |
2019 | 64 | 31 | 25 | 17 | 5 | 0 | 0 | 0 | 5 | 2 | 5 | 2 | 2 | 0 | 3 | 1 | 1 | 10 | 0 | .200 | .310 | .200 | .510 | ||
2020 | 33 | 17 | 16 | 13 | 4 | 1 | 0 | 0 | 5 | 1 | 5 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | 0 | .250 | .294 | .313 | .607 | ||
2021 | 66 | 6 | 5 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 9 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | .000 | .167 | .000 | .167 | ||
2022 | 44 | 7 | 6 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 | ||
通算:6年 | 220 | 86 | 73 | 52 | 14 | 1 | 1 | 0 | 17 | 5 | 24 | 12 | 4 | 0 | 7 | 1 | 2 | 31 | 0 | .192 | .280 | .233 | .513 |
- 2022年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
二塁 | 三塁 | 遊撃 | 外野 | ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2017 | ソフトバンク | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | - | - | - | |||||||||||||||
2018 | 広島 | 5 | 8 | 14 | 1 | 1 | .957 | - | - | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | ||||||||||
2019 | 10 | 5 | 8 | 0 | 1 | 1.000 | 28 | 6 | 4 | 0 | 0 | 1.000 | 2 | 1 | 3 | 0 | 1 | 1.000 | 13 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
2020 | 5 | 7 | 13 | 1 | 2 | .952 | 8 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 15 | 4 | 0 | 1 | 0 | .800 | |
2021 | 5 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 11 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | - | 45 | 8 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | ||||||
2022 | 6 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 6 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | - | 15 | 4 | 0 | 0 | 0 | |||||||
通算 | 32 | 25 | 38 | 2 | 4 | .969 | 53 | 11 | 7 | 0 | 0 | 1.000 | 3 | 1 | 3 | 0 | 1 | 1.000 | 89 | 21 | 0 | 1 | 0 |
- 2022年度シーズン終了時
表彰
- フレッシュオールスターゲームMVP:1回(2017年) ※育成選手出身の受賞は史上初[32]
記録
- 初記録
- 初出場:2017年7月27日、対東北楽天ゴールデンイーグルス15回戦(Koboパーク宮城)、8回表にアルフレド・デスパイネの代走で出場
- 初先発出場:2017年7月29日、対北海道日本ハムファイターズ16回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)、9番・二塁手で先発出場
- 初打席:同上、3回裏に白村明弘から空振り三振
- 初安打・初打点:2018年8月23日、対東京ヤクルトスワローズ18回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、5回裏に岡田明丈の代打で出場、原樹理から右越適時三塁打
- 初盗塁:2018年9月22日、対阪神タイガース23回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、2回裏に二盗(投手:藤浪晋太郎、捕手:梅野隆太郎)
背番号
- 140(2014年 - 2016年)
- 69(2017年 - 2018年7月25日)
- 59(2018年7月25日 - 同年終了)
- 00(2019年 - )
登場曲
代表歴
- 2016アジアウインターベースボールリーグ:NPBウエスタン選抜
関連情報
- ポスター
- 令和元年 年末交通事故防止県民総ぐるみ運動(2019年12月1日-10日、広島県・広島県警察・広島県教育委員会・公益財団法人広島県交通安全協会・広島県交通安全活動推進センター)[34]
脚注
注釈
出典
- ^ 広島 - 契約更改 - プロ野球. 日刊スポーツ. 2022年11月6日閲覧。
- ^ a b c “☆祝☆育成枠指名 曽根海成”. 学校法人 京都国際学園ホームページ (2013年10月25日). 2017年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月4日閲覧。
- ^ “☆祝!大道ジャガーズ卒団選手 ソフトバンクホークス入団!☆”. 少年野球-大道ジャガーズ (2013年10月31日). 2017年4月4日閲覧。
- ^ “第93回全国高校野球選手権京都大会 京都国際―京都産大付(2回戦)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球. 2017年4月4日閲覧。
- ^ “選抜への道 2011年 秋季大会特集 2011年秋季京都府大会特集”. 高校野球ドットコム. 2017年4月4日閲覧。
- ^ “第94回全国高校野球選手権京都大会 北嵯峨―京都国際(4回戦)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球. 2017年4月4日閲覧。
- ^ “第95回全国高校野球選手権京都大会> 北嵯峨―京都国際(1回戦)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球. 2017年4月4日閲覧。
- ^ “2014年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2017年12月10日閲覧。
- ^ “2014年 3軍個人成績 打撃成績(ホークス) 2014年10月3日現在”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト(アーカイブ) (2014年10月3日). 2017年12月10日閲覧。
- ^ “2015年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2017年12月10日閲覧。
- ^ “非公式戦個人成績 打撃成績(ホークス)2015年9月27日現在”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト(アーカイブ) (2015年9月27日). 2017年12月10日閲覧。
- ^ “2016年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2017年12月10日閲覧。
- ^ “3軍選手成績 非公式戦個人成績 ・打撃成績(ホークス) 2016/12/1(木)現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト (アーカイブ). 2017年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
- ^ “自由契約選手(育成選手)”. NPB,jp (2016年10月31日). 2016年11月1日閲覧。
- ^ NPBメンバー表 NPB.jp 日本野球機構 2016年11月22日 更新。
- ^ 球員個人紀錄 曽根 海成 140 亞洲冬季棒球聯盟全球資訊網 (繁体中文)
- ^ 育成選手契約締結について プレスリリース 2016年12月2日配信。・福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
- ^ a b “曽根「今宮さん抜く」 育成4年目、支配下登録”. 西日本スポーツ (2017年3月25日). 2017年4月17日閲覧。
- ^ 究極の投手戦!フレッシュ球宴は史上初の『0-0引き分け』BASEBALL KING(2017年7月13日)2017年7月14日閲覧
- ^ “ソフトバンク“超特急”曽根、快足飛ばし昇格即出場”. 日刊スポーツ (2017年7月27日). 2017年8月4日閲覧。
- ^ “ソフトバンク曽根、プロ初打席は「足が震えました」”. 日刊スポーツ (2017年7月29日). 2017年8月4日閲覧。
- ^ “フレッシュMVP男が連敗地獄止めた!ホークス曽根、初本塁打がサヨナラの一発”. Yahoo!ニュース (2017年8月31日). 2017年12月10日閲覧。
- ^ “2017年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2017年12月10日閲覧。
- ^ “ソフトバンク曽根海成、広島美間優槻が交換トレード”. 日刊スポーツ (2018年7月22日). 2017年7月24日閲覧。
- ^ “広島移籍の曽根が入団会見「ゼロからのスタート」”. 日刊スポーツ. (2018年7月27日) 2018年11月19日閲覧。
- ^ 株式会社スポーツニッポン新聞社マルチメディア事業本部 (2018年8月7日). “広島 安部を登録抹消 5日の試合中、守備捕球で右手中指を骨折”. スポニチ Sponichi Annex 2018年11月9日閲覧。
- ^ “広島移籍の曽根「夢中」代打でプロ初Hの適時三塁打”. 日刊スポーツ. (2018年8月23日) 2018年11月9日閲覧。
- ^ “広島曽根「足が震えた」古巣相手に初晴れ舞台で犠打”. 日刊スポーツ. (2018年10月28日) 2018年11月9日閲覧。
- ^ 来季の背番号変更選手のお知らせ 広島東洋カープ公式サイト 2018年11月19日
- ^ “【球界ここだけの話(1346)】広島加入の曽根は守りに定評 ソフトBへ移籍の美間は練習の鬼 ともに羽ばたく”. サンスポ (2018年7月29日). 2022年1月5日閲覧。
- ^ “【広島東洋カープ】〝やれっ〟て言われれば、だいたいどこでも守れます 曽根海成選手”. リビング広島Web (2019年5月18日). 2022年1月5日閲覧。
- ^ “ソフトバンク曽根海成が育成初MVP「自信になる」”. 日刊スポーツ (2017年7月13日). 2017年7月15日閲覧。
- ^ “チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2017年4月16日閲覧。
- ^ “広島県交通安全お助けサイト 令和元年度 各季の交通安全運動”. 広島県 (2019年11月27日). 2019年11月28日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 曽根海成 - NPB.jp 日本野球機構
- 00 曽根 海成 - 広島東洋カープ公式サイト