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2023年1月27日 (金) 05:02時点における版
横浜DeNAベイスターズ #92 | |
---|---|
2019年5月2日 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 沖縄県中頭郡嘉手納町 |
生年月日 | 2000年7月15日(24歳) |
身長 体重 |
181 cm 80 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2018年 育成選手ドラフト1位 |
年俸 | 370万円(2022年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
派遣歴 | |
| |
この表について
|
宮城 滝太(みやぎ だいた、2000年7月15日 - )は、沖縄県中頭郡嘉手納町出身[2]のプロ野球選手(投手)。右投右打。横浜DeNAベイスターズ所属。弟は琉球ブルーオーシャンズに所属していた宮城竜輝[3]。
経歴
プロ入り前
小学1年生から「島袋ホエールズ」において軟式野球を始め、2年生のときに転校して「嘉手納ライオンズ」でプレーする[4]。嘉手納町立嘉手納中学校時代は、硬式野球の「読谷ボーイズ」に所属し、3年生で県大会優勝を果たす[4]。
高校は滋賀県東近江市の滋賀学園高等学校に進学。2年生の春の第89回選抜高等学校野球大会に出場を果たし、先発登板した2回戦の対福岡大付属大濠高校戦では、のちにチームメイトとなる三浦銀二と延長15回、1対1で引き分けの熱戦を演じる[5]。再試合では2番手として登板するも、2点本塁打を浴びて3対5で敗れた[6]。3年生の夏の第100回選手権滋賀大会は、初戦の対安曇川高校戦において、5回1安打9奪三振、滋賀大会記録タイの7連続奪三振の好投で注目される[7]。準決勝の対綾羽高校戦は、延長11回、7対8のサヨナラゲームで夏の甲子園出場はならなかった[8]。9月には横浜DeNAベイスターズの入団テストを受ける[9]。
2018年10月25日に行われたプロ野球ドラフト会議において、横浜DeNAベイスターズから育成ドラフト一巡目指名される[10]。11月13日、京都市内で入団交渉を行い、支度金280万円、年俸340万円(金額は推定)で契約合意に達し[11]、11月22日、横浜市内のホテルで新入団選手記者発表会が行われた[12]。背番号は100。
DeNA時代
2019年、二軍で16試合に登板して防御率6.10という成績だった。
2020年6月18日、田中健二朗を除く3名の育成選手とともにBCリーグ・神奈川フューチャードリームスへの派遣が両球団から発表された[13][14]。7月31日、派遣期間が終了しDeNAに復帰[15]。9月16日、再び神奈川フューチャードリームスへの派遣が発表された[16]。DeNAに復帰している間にイースタン・リーグで5勝をあげ、同リーグの最多勝利賞に選出されている[17]。
2021年、二軍で14試合に登板し、2勝2敗1セーブ、防御率2.81という成績を残したが、支配下選手登録とはならなかった。11月25日には横浜市内の病院で右肘クリーニング手術を受けたことが発表された[18]。育成選手として3年目を迎えたため、12月1日には自由契約として公示されたが、同9日には来季の育成再契約が発表された[19]。
2022年7月30日、同じく育成登録となっていた平良拳太郎と共に支配下選手として登録され、背番号も92となることが球団から発表された[20]。9月7日に新型コロナウイルスの陽性判定を受け一時離脱[21]。一軍での登板は無かったが、二軍では27試合に登板し、2勝0敗1セーブ、防御率2.48という成績を残した[22]。
選手としての特徴
高校時代は最速141km/hのストレートと2種類のスライダーが持ち味[23]。プロ入り後は球速を伸ばし、2021年4月28日のイースタン・リーグ公式戦、埼玉西武ライオンズ戦にて149km/hを計測した[24]。
人物・エピソード
名前である「滝太」は「だいた」と読み、珍読み人名としても話題になることが多い。
ベイスターズの二軍のキャンプ地である嘉手納町出身で、小学生の頃に野球教室で田中健二朗から野球を教えてもらったことがある[24]。嘉手納町出身の初のプロ野球選手でもある[4]。
母子家庭で育ち、高校進学時に沖縄から離れ、野球留学も後押ししてくれた母には「妹、弟もいて苦労したと思う」「一軍で勝って喜ばせたい」と思いを明かしている[4][24]。
詳細情報
独立リーグでの投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | 神奈川 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 51 | 10.2 | 10 | 0 | 4 | - | 3 | 14 | 0 | 0 | 9 | 1 | 0.84 | 1.31 |
通算:1年 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 51 | 10.2 | 10 | 0 | 4 | - | 3 | 14 | 0 | 0 | 9 | 1 | 0.84 | 1.31 |
背番号
- 100(2019年 - 2022年7月29日)
- 46(2020年) ※神奈川フューチャードリームスでの背番号
- 92(2022年7月30日 - )
脚注
注釈
出典
- ^ DeNA - 契約更改 - プロ野球. 日刊スポーツ. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “プロ野球ドラフト:故郷沖縄を離れ、腕磨く 「早く1軍に」ベイ育成1位・宮城滝太”. 沖縄タイムス (2018年10月26日). 2019年4月19日閲覧。
- ^ “沖縄プロ野球・琉球ブルーオーシャンズ 2年目のキャンプイン”. HUB沖縄 (2021年2月9日). 2022年10月6日閲覧。
- ^ a b c d “[大弦小弦]嘉手納町の実家に集まった親戚が諦めかけたとき、ふいに・・・”. 沖縄タイムス (2018年10月27日). 2019年4月19日閲覧。
- ^ “第89回選抜高校野球大会 福岡大大濠―滋賀学園(2回戦)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2017年3月26日). 2019年4月19日閲覧。
- ^ “第89回選抜高校野球大会 福岡大大濠―滋賀学園(2回戦)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2017年3月28日). 2019年4月19日閲覧。
- ^ “【滋賀】滋賀学園 プロ注目右腕・宮城が快投 7連続含む5回9K零封”. スポニチ Sponichi Annex (2018年7月8日). 2019年4月19日閲覧。
- ^ “第100回全国高校野球選手権滋賀大会 綾羽―滋賀学園(準決勝)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2018年7月27日). 2019年4月19日閲覧。
- ^ “70年目のルーキー(6)宮城滝太 育成1位、荒削り右腕”. カナロコ (2019年2月1日). 2022年12月11日閲覧。
- ^ “宮城滝太投手はDeNA育成1位 嘉手納中出身・滋賀学園”. 沖縄タイムス (2018年10月25日). 2019年4月19日閲覧。
- ^ “DeNA、育成ドラフト1位・宮城と合意”. SANSPO.COM (2018年11月13日). 2019年4月19日閲覧。
- ^ “選手・チームのニュース 2018/11/22 2019年度 新入団選手 記者発表会を実施”. 横浜DeNAベイスターズ公式ウェブサイト (2018年11月22日). 2019年4月19日閲覧。
- ^ “横浜DeNAベイスターズから選手派遣について”. 神奈川フューチャードリームス (2020年6月18日). 2020年6月18日閲覧。
- ^ “4選手の神奈川フューチャードリームス派遣について”. 横浜DeNAベイスターズ (2020年6月18日). 2020年6月18日閲覧。
- ^ “選手派遣終了のお知らせ”. 神奈川フューチャードリームス (2020年7月31日). 2020年7月31日閲覧。
- ^ “選手派遣再開及び終了のお知らせ”. 神奈川フューチャードリームス (2020年9月16日). 2020年9月16日閲覧。
- ^ “宮城大6勝、宮城滝5勝で2軍公式戦最多勝 リチャードが最多本塁打12本 プロ野球”. 琉球新報. (2020年11月3日) 2020年11月25日閲覧。
- ^ “DeNAの育成・宮城滝太が右肘クリーニング手術 「今後はしっかりリハビリに…」”. Full-Count (2021年11月25日). 2022年2月21日閲覧。
- ^ “DeNAが平良拳太郎、宮城滝太と育成契約 勝又温史は野手転向で育成選手、球団発表”. Full-Count (2021年12月9日). 2022年2月21日閲覧。
- ^ “平良拳太郎選手、宮城滝太選手 支配下選手として契約”. 横浜DeNAベイスターズ (2022年7月30.日). 2022年7月30日閲覧。
- ^ “【DeNA】小園健太、深沢鳳介、宮城滝太、小深田大地、田部隼人が新型コロナ陽性”. 日刊スポーツ (2022年9月7日). 2022年10月6日閲覧。
- ^ “2022年度 横浜DeNAベイスターズ”. 一般社団法人日本野球機構. 2022年10月6日閲覧。
- ^ “DeNAから育成1位指名の滋賀学園・宮城滝太投手「チーム背負うピッチャーに」”. 産経新聞 (2018年10月27日). 2020年2月25日閲覧。
- ^ a b c “DeNAの宮城滝太 育成3年目右腕、背水イヤーに誓う母への恩返し - スポニチ Sponichi Annex 野球”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年2月21日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 宮城滝太 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 選手名鑑 100 宮城 滝太 - 横浜DeNAベイスターズ公式ウェブサイト
- 宮城 滝太 (@daita__miyagi) - Instagram