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2023年1月27日 (金) 04:44時点における版
読売ジャイアンツ #019 | |
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読売ジャイアンツでの平内 (2022年) | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 兵庫県明石市 |
生年月日 | 1998年8月1日(26歳)[1][2] |
身長 体重 |
185 cm 99 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2020年 ドラフト1位 |
初出場 | 2021年4月20日 |
年俸 | 2900万円(2023年)[3] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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平内 龍太(へいない りゅうた、1998年8月1日[1][2] - )は、兵庫県明石市出身のプロ野球選手(投手、育成選手)。右投右打。読売ジャイアンツ所属。
経歴
プロ入り前
明石市立錦が丘小学校時代から野球を始め[5]、明石市立魚住東中学校では軟式野球部に所属[5]。
高校は県内の強豪・神戸国際大学附属高等学校に進学。在学中は甲子園出場はなかった。高校時代から注目され、プロ志望届を提出したが、指名漏れとなった[5]。指名漏れの悔しさを忘れないために、ドラフト会議開催日である「H28・10・20」をグラブに刺繍で入れている[6]。
進学した東都大学野球リーグ所属の亜細亜大学では、1年秋のリーグ戦より登板。しかし1年時に右大腿骨疲労骨折、左脇腹肉離れを経験し、3年時の2020年3月には高校時代から悩まされていた右肘遊離軟骨除去のためクリーニング手術を受けた[6]。東都大学野球リーグでの通算成績は、28試合登板、6勝5敗、防御率1.86だった。
2020年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議において、重複指名となった佐藤輝明の抽選を外した読売ジャイアンツから1位指名を受け、11月23日に契約金1億円プラス出来高、年俸1600万円で仮契約した(金額は推定)。背番号は斎藤雅樹や久保裕也らが使用していた11[7]。担当スカウトは脇谷亮太[8]。亜大の同期である内間拓馬は東北楽天ゴールデンイーグルスから4位指名を、矢野雅哉は広島東洋カープから6位指名を受けた。
巨人時代
2021年は開幕一軍入りは果たせなかったが、開幕直後の4月13日に一軍初登録された[9]。同20日の阪神タイガース戦で中継ぎとして一軍初登板し、3回1失点だった[10]。5月16日の阪神戦では、2/3回を3安打4失点でプロ初黒星を喫し、二軍降格となった[11]。その後一軍登板することはなく、登板3試合、0勝1敗に終わった。150万円減の推定年俸1450万円で契約更改した[12]。
2022年も開幕一軍入りは逃すものの、4月3日には一軍に登録された。4試合目の救援登板となった4月21日の対広島東洋カープ戦で2回を無失点に抑えプロ初勝利を挙げた[13]。この年の巨人では堀田賢慎、戸田懐生、赤星優志、大勢に次ぐ5人目のプロ初勝利となり、4月までに同一球団の5人がプロ初勝利を挙げるのは史上初となった[14]。53試合に登板し、4勝4敗13ホールドと中継ぎ陣の中心メンバーとして活躍したが[15]、11月1日に右肘クリーニング手術を受け[15][16]、2倍増の推定年俸2900万円で手術の影響から育成選手として契約した[17]。12月14日、来季からの背番号が019に変更となった[18]。
選手としての特徴
ストレートの最速は157km/h[6][5]。縦横2種のスライダー、ツーシーム、スプリットフィンガー・ファストボールを投げる[19]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 巨人 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 24 | 5.0 | 8 | 2 | 2 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 8 | 8 | 14.40 | 2.00 |
2022 | 53 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 0 | 13 | .500 | 213 | 50.0 | 53 | 4 | 13 | 0 | 3 | 39 | 2 | 0 | 26 | 24 | 4.32 | 1.32 | |
通算:2年 | 56 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 5 | 0 | 13 | .444 | 237 | 55.0 | 61 | 6 | 15 | 0 | 3 | 44 | 2 | 0 | 34 | 32 | 5.24 | 1.38 |
- 2022年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2021 | 巨人 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
2022 | 53 | 3 | 8 | 1 | 1 | .917 | |
通算 | 56 | 4 | 8 | 1 | 1 | .923 |
- 2022年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 投手記録
- 初登板:2021年4月20日、対阪神タイガース4回戦(東京ドーム)、3回表に2番手で救援登板、3回1失点[10]
- 初奪三振:同上、4回表に中野拓夢から空振り三振
- 初勝利:2022年4月21日、対広島東洋カープ6回戦(東京ドーム)、5回表に2番手で救援登板、2回無失点[20]
- 初ホールド:2022年5月25日、対オリックス・バファローズ2回戦(東京ドーム)、6回表に2番手で救援登板、1回無失点
- 打撃記録
- 初打席:2021年4月20日、対阪神タイガース4回戦(東京ドーム)、4回裏に西勇輝から三ゴロ
背番号
- 11(2021年 - 2022年)
- 019(2023年 - )
登場曲
- 『まなざし』Honey L Days(2021年 - )
- 『Kura Kura』TWICE(2021年 - )
脚注
- ^ a b “平内 龍太(読売ジャイアンツ)”. 日本野球機構. 2021年4月28日閲覧。
- ^ a b “平内 龍太のプロフィール”. 読売巨人軍公式WEBサイト. 2021年4月28日閲覧。
- ^ “巨人 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年12月2日閲覧。
- ^ “【巨人】1位・平内龍太ってこんな人…伯父は元ダイエー・永井智浩 現在はホークス編成育成本部長”. スポーツ報知 (2020年10月27日). 2020年10月29日閲覧。
- ^ a b c d “巨人、亜大・平内1位指名 指名漏れの悔しさバネに 進化遂げた本格派156キロ右腕”. スポーツニッポン. (2020年10月26日) 2020年10月29日閲覧。
- ^ a b c “巨人のドラ1平内、今年3月に一大決断 右肘クリーニング手術が吉と出て評価急上昇”. Full-Count (2020年10月26日). 2021年2月13日閲覧。
- ^ “巨人ドラ1平内龍太が最高条件で仮契約「実感が」”. 日刊スポーツ. (2020年11月23日) 2021年1月30日閲覧。
- ^ “【ドラフト】巨人1位は亜大の156キロ右腕・平内龍太…担当の脇谷スカウト「即戦力として期待」”. スポーツ報知 (2020年10月26日). 2021年4月23日閲覧。
- ^ “13日の公示 巨人ドラ1平内が初昇格 中日Rマルティネスら、DeNAソト&オースティン登録”. Full-Count (2021年4月13日). 2021年4月28日閲覧。
- ^ a b “巨人ドラフト1位の平内がプロ初登板 佐藤輝とのドラ1初対決は四球 3回1失点”. スポーツニッポン (2021年4月20日). 2021年4月28日閲覧。
- ^ “巨人平内がプロ初黒星 陽川弾など4失点「ファームで大きく」2軍降格へ”. 日刊スポーツ (2021年5月16日). 2021年5月20日閲覧。
- ^ “20年巨人ドラ1平内龍太は減俸更改「自分のピッチングができなかった」”. 日刊スポーツ (2021年11月26日). 2022年12月2日閲覧。
- ^ “巨人・20年ドラ1平内がプロ初勝利「やっと。最高です」 2回を完全投球”. デイリースポーツ online (2022年4月21日). 2022年4月21日閲覧。
- ^ "【巨人】プロ野球史上初!4月までに初勝利が5人 堀田、戸田、赤星、大勢に次いで平内が5人目". nikkansports.com. 日刊スポーツNEWS. 21 April 2022. 2022年5月20日閲覧。
- ^ a b “【巨人】平内龍太11月1日に右肘クリーニング手術 プロ2年目の今季53試合に登板”. 日刊スポーツ (2022年10月23日). 2022年12月2日閲覧。
- ^ “【巨人】平内龍太が右肘クリーニング手術終了、今後故障班でリハビリ 今季13ホールドと活躍” (2022年11月1日). 2022年12月2日閲覧。
- ^ “【巨人】平内龍太2倍増2900万円、今季53試合登板4勝 11月右肘手術、来季育成スタート”. 日刊スポーツ (2022年12月2日). 2022年12月2日閲覧。
- ^ “コーチ、選手の背番号追加・変更について”. 読売巨人軍 (2022年12月14日). 2022年12月14日閲覧。
- ^ “巨人ドラ1・平内、117球の投げ込み 原監督「実戦向き」”. BASEBALL KING (2021年2月1日). 2021年5月1日閲覧。
- ^ “【巨人】20年ドラ1平内龍太プロ初勝利 最速151キロ直球で5回、6回3者凡退”. 日刊スポーツ (2022年4月21日). 2022年4月21日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 平内龍太 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 選手プロフィール - 読売巨人軍公式WEBサイト