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|サンライズ九十九里<br />白子車庫<br />弥幾野 |
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2023年1月7日 (土) 09:50時点における版
大網駅 | |
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駅舎(2021年10月) | |
おおあみ Ōami | |
所在地 | 千葉県大網白里市南玉21-7 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | アミ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム |
2面2線(外房線) 1面2線(東金線) |
乗車人員 -統計年度- |
7,685人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1896年(明治29年)1月20日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■外房線 |
キロ程 | 22.9 km(千葉起点) |
◄土気 (4.8 km) (2.4 km) 永田► | |
所属路線 | ■東金線* |
キロ程 | 0.0 km(大網起点) |
(3.3 km) 福俵► | |
備考 | 直営駅(管理駅) |
* 一部列車は外房線に直通。 |
大網駅(おおあみえき)は、千葉県大網白里市南玉(みなみだま)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
乗り入れ路線
外房線を所属線[2]としており、東金線を加えた2路線が乗り入れている。東金線は当駅が起点である。
歴史
- 1896年(明治29年)1月20日:房総鉄道の駅として開業[1]。旅客・貨物の取り扱いを開始[3]。
- 1897年(明治30年)4月17日:当駅 - 一ノ宮駅(現在の上総一ノ宮)間延伸開業[4]。
- 1900年(明治33年)6月30日:当駅 - 東金間駅延伸開業[1]。
- 1907年(明治40年)9月1日:房総鉄道が買収され、帝国鉄道庁の駅となる[1]。
- 1971年(昭和46年)7月1日:貨物扱いを廃止[3]。
- 1972年(昭和47年)5月27日:現在の場所へ移転し、スイッチバックを解消[5][1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 1996年(平成8年)
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2009年(平成21年)2月:改札と各ホームにLED式発車標を設置[1]。
- 2014年(平成26年)3月14日:外房線2番ホームと東金線3・4番ホームを繋ぐスロープが完成[7]。
- 2022年(令和4年)10月31日:この日をもってみどりの窓口が営業を終了[8][9]。
-
旧大網駅跡(2005年10月)
-
1974年時点の旧大網駅周辺空中写真(国土画像情報カラー空中写真(国土交通省)より)
線形について
当駅開設当初は東金線の福俵駅方面に500 mほど進んだ、JR東日本大網保線技術センター付近にあり、東金駅方面から千葉駅方面と安房鴨川駅方面、両方に分岐する線形となっていた[10]。そのため、房総東線(現・外房線)はスイッチバックが必要であった[10]。スイッチバックが必要な線形については千葉駅も参照されたい。
1972年(昭和47年)5月に、当駅と房総東線の線路が移設・高架化され、現行の形態となった[10]。かつての房総東線線路は貨物列車用の短絡線として1996年(平成8年)まで使われていたが、新茂原駅での貨物取扱終了により撤去された(跡地の大部分はヤマダデンキテックランド大網白里店の敷地に転用)。これにより房総東線と房総西線(現在の内房線)を一周するとき、蘇我駅で車両編成の前後(向き)が逆転することとなり、房総半島を循環する列車の設定が困難となった。
駅構造
外房線の相対式ホーム2面2線と、東金線の島式ホーム1面2線の計3面4線で構成されている高架駅である。両線のホームは離れている。経緯については、当駅の歴史を参照。
指定席券売機・コインロッカーが設置されている。直営駅であり、管理駅として外房線の永田駅および東金線の福俵駅・東金駅・求名駅を管理している。
外房線ホームは全体がカーブしており、列車とホームとの隙間が広くなっている箇所がある。そのため1番線は7両編成以上、2番線は全列車に対して駅員が乗降終了合図を出している。
東金線ホームの4番線は外房線上り始発列車と東金線から京葉線・外房線に直通する列車が停車する。これに対して3番線は線路がホーム先端で途切れている。線内折り返し列車の発着のみに使用されている。
3・4番線には、各ホームと駅構内にLED式の発車標が設置されている(かつては、行先をランプで知らせる案内表示器が設置されていたが撤去されている)。東金線ホームの東金方面より(3・4番線の分岐器付近)には、旧大網駅跡地を利用した保線用施設がある。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■外房線 | 上り | 千葉・東京方面 | 東金線からの列車は4番線 |
2 | 下り | 茂原・勝浦・安房鴨川方面 | ||
3 | ■東金線 | 下り | 東金・成東・銚子方面 | 外房線方面への発着不可 |
4 | 外房線からの直通を含む |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 1・2番ホームと3・4番ホームは離れているため、一度階段等で昇降する必要がある。
- 2番ホームのみ、3・4番ホームとスロープで結ばれているので昇降せず乗り換えが可能。
運転番線 | 営業番線 | ホーム | 安房鴨川方面着発 | 千葉方面着発 | 成東方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 15両分 | 到着可 | 出発可 | 不可 | 外房線上り主本線 | |
2 | 出発可 | 到着可 | 外房線下り主本線 | |||
3 | 6両分 | 不可 | 不可 | 到着・出発可 | ||
4 | 到着・出発可 |
- 主本線を発着する場合は通過が可能。ただし成東方面は不可。
- 夜間、3番線に翌朝の普通列車成東行に使用されるE233系5000番台4両編成[注釈 1] が留置される。なお、外房線千葉発23時台終わりの終電は当駅止まりであるが、留置せずに千葉方面に回送で折り返す。
* 参考資料:「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳」 第4巻 「水戸・千葉支社管内編」 『学研』 2010年3月
-
駅前広場から見た大網駅。左が駅舎及び外房線ホーム、右が東金線ホームで写真奥の連絡通路を通して結ばれている(2018年4月)
-
改札口(2021年10月)
-
1・2番線(外房線)ホーム(2021年10月)
-
3・4番線(東金線)ホーム(2021年10月)
利用状況
2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は7,685人である。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)8,365 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)9,452 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)10,162 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)10,558 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)10,946 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)11,000 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)11,143 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)11,085 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 11,203 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 11,301 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]11,315 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]11,404 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]11,307 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]11,306 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]11,319 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]11,427 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]11,490 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]11,440 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]11,328 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]11,004 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]10,938 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]10,693 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]10,722 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]10,844 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]10,565 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]10,594 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]10,601 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]10,521 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]10,319 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 20]10,057 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]7,371 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]7,685 |
駅周辺
外房線の千葉市外最初の駅である。当駅は大網白里市の中心部から多少西にあり、周辺は駐車場が多い。市役所は駅の東側、700メートル程のところにある。新興住宅団地も近接しており、東京都心や千葉市、茂原市のベッドタウンとなっている。
- ヤマダデンキテックランド大網白里店(南東で車2分)
- 千葉県立大網高等学校
- 大網白里市立大網中学校
- 大網白里市立大網小学校
- 本國寺
- 大網郵便局
- 大網みずほ台郵便局
- 千葉銀行大網支店
- 京葉銀行大網支店
- アミリィ大網白里ショッピングセンター(イオン大網白里店ほか)
- 神戸屋千葉工場
- トップマート・大網店
- 大網白里SIC(圏央道)
バス路線
乗り場 | 停留所名 | 運行事業者 | 系統・行先 |
---|---|---|---|
1番線 | 大網駅 | 小湊鉄道 | サンライズ九十九里 白子車庫 弥幾野 |
2番線 | 高速バス:バスターミナル東京八重洲 | ||
3番線 | 季美の森 大網駅 | ||
4番線 | みどりが丘車庫 茂原駅南口 深夜バス:求名駅 | ||
九十九里鉄道 | 大網線:東金駅 | ||
Aのりば | 千葉中央バス | 快速:千葉駅 鎌取駅 | |
千葉中央バス・東京空港交通 | リムジンバス:羽田空港 | ||
- | 大網白里市コミュニティバス | 中部コミュニティセンター | |
大網駅入口 | 平和交通 | 深夜急行バス:山田インター入口 |
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■外房線
- 特急「わかしお」停車駅
- ■東金線
脚注
記事本文
注釈
- ^ 成東駅に到着後、京葉線経由通勤快速(休日は快速)東京行きとして折り返す。
出典
- ^ a b c d e f g 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、27頁。
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、614頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、22-23頁。
- ^ 編集部「5・6月のメモ帳」『鉄道ピクトリアル』第22巻第8号(通巻第268号)、電気車研究会、1972年8月1日、88頁、ISSN 0040-4047。
- ^ 『鉄道ピクトリアル』第48巻第4号、電気車研究会、1998年4月、82頁。
- ^ “大網駅・永田駅の施設整備(3月14日)”. 大網白里市 (2014年3月14日). 2019年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
- ^ “駅の情報(大網駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月3日閲覧。
- ^ “現業機関における柔軟な働き方の実現について 窓口閉鎖・営業統括センター化提案!!” (PDF). 国鉄労働組合千葉地方本部 (2022年4月27日). 2022年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月27日閲覧。
- ^ a b c “唯一、東武野田線柏駅に 千葉県内鉄道のスイッチバック【千葉地理学会連載 おもしろ半島ちばの地理再発見】”. 千葉日報 (千葉日報社). (2020年6月17日). オリジナルの2021年3月7日時点におけるアーカイブ。 2021年3月7日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。
利用状況
- ^ 千葉県. “千葉県統計年鑑”. 千葉県. 2022年9月4日閲覧。
- ^ “【統計】データ大網白里 | 千葉県大網白里市公式ホームページ”. www.city.oamishirasato.lg.jp. 2022年9月4日閲覧。
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ “JR東日本:各駅の乗車人員(2000年度)”. www.jreast.co.jp. 2022年9月4日閲覧。
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ “JR東日本:各駅の乗車人員(2010年度)”. www.jreast.co.jp. 2022年9月4日閲覧。
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ “各駅の乗車人員 2021年度 ベスト100以下(2)|企業サイト:JR東日本”. JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社. 2022年9月4日閲覧。
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県. “千葉県統計年鑑(平成3年)”. 千葉県. 2022年9月4日閲覧。
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県. “千葉県統計年鑑(平成6年)”. 千葉県. 2022年9月4日閲覧。
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県. “千葉県統計年鑑(平成11年)”. 千葉県. 2022年9月4日閲覧。
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
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- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和2年)
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(大網駅):JR東日本