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安房小湊駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
安房小湊駅
駅舎(2022年2月)
あわこみなと
Awa-Kominato
(3.4 km) 安房天津
地図
所在地 千葉県鴨川市内浦403
北緯35度7分43秒 東経140度11分25.2秒 / 北緯35.12861度 東経140.190333度 / 35.12861; 140.190333座標: 北緯35度7分43秒 東経140度11分25.2秒 / 北緯35.12861度 東経140.190333度 / 35.12861; 140.190333
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 外房線
キロ程 84.3 km(千葉起点)
電報略号 ナト
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
133人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1929年昭和4年)4月15日[1]
備考 業務委託駅
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安房小湊駅(あわこみなとえき)は、千葉県鴨川市内浦にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)外房線である。

概要

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安房郡小湊町の中心に位置し、日蓮宗の大本山・小湊山誕生寺の最寄り駅でもあることから観光需要もあり[2]、特急「わかしお」以下の全列車が停車する。

なお、小湊鉄道の社名は当地に由来し、小湊鉄道線が当駅付近まで延びる計画であったが、昭和初期の金融恐慌で工事が中断し実現せず、1936年(昭和11年)10月28日に免許が取り消された[3][4]

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有する地上駅。茂原統括センター(安房鴨川駅)管理の業務委託駅で、みどりの窓口は2017年12月12日限りで閉鎖された。簡易Suica改札機設置駅。木造駅舎を有する。

2010年平成22年)2月10日より外房線PRC型自動放送が導入された。

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1 外房線 下り 安房鴨川方面  
2 上り 勝浦千葉東京方面  
3 一部列車のみ
下り 安房鴨川方面 当駅始発のみ

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 1・2番線は11両編成まで、3番線は10両編成までに対応する。

利用状況

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2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員133人である[JR 1]

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 531 [* 1]
1991年(平成03年) 544 [* 2]
1992年(平成04年) 513 [* 3]
1993年(平成05年) 507 [* 4]
1994年(平成06年) 465 [* 5]
1995年(平成07年) 451 [* 6]
1996年(平成08年) 408 [* 7]
1997年(平成09年) 395 [* 8]
1998年(平成10年) 374 [* 9]
1999年(平成11年) 351 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 2]330 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 3]314 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 4]310 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 5]305 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 6]307 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 7]301 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 8]285 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 9]271 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 10]252 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 11]242 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 12]216 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 13]175 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 14]185 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 15]198 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 16]198 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 17]210 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 18]203 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 19]194 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 20]192 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 21]172 [* 30]
2020年(令和02年) [JR 22]110
2021年(令和03年) [JR 23]110
2022年(令和04年) [JR 24]130
2023年(令和05年) [JR 1]133

駅周辺

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小湊漁港・鯛の浦遊覧船乗り場
小湊山 誕生寺

周辺は鯛の浦や誕生寺、鴨川温泉郷(小湊温泉)など観光名所が集約しているため、お土産屋や宿泊施設が点在する。

バス路線

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小湊駅
小湊駅前
安房小湊

隣の駅

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※特急「わかしお」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

東日本旅客鉄道(JR東日本)
外房線
行川アイランド駅 - 安房小湊駅 - 安房天津駅

脚注

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記事本文

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  1. ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、22-23頁。 
  2. ^ a b c “鴨川 鯛のまちに和風駅舎 JR安房小湊駅 改装で外観と機能をアップ”. 房日新聞. (2009年1月9日). オリジナルの2020年10月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201026151436/http://www.bonichi.com/News/item.htm?iid=2211 2020年10月26日閲覧。 
  3. ^ a b 第37回 幻の小湊鉄道小湊駅―大正時代から続く鹿島とのつながり―”. 鹿島の軌跡〜歴史の中から見えてくるものがある〜. 鹿島. 2021年4月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月19日閲覧。
  4. ^ 第2回鉄道茶論講演資料 小湊鉄道の知られざる歴史” (PDF) (2010年2月6日). 2021年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月23日閲覧。
  5. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、616頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  6. ^ 千葉支社安全・異常時対応無視の要員削減提案” (PDF). 国鉄千葉動力車労働組合 (1994年5月2日). 2019年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月9日閲覧。
  7. ^ a b Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2019年5月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190503211623/https://www.jreast.co.jp/press/2008/20081218.pdf2019年7月30日閲覧 
  8. ^ 日刊 動労千葉”. doro-chiba.org. 2019年5月8日閲覧。

利用状況

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  1. ^ 千葉県統計年鑑 - 千葉県
  2. ^ 鴨川市統計書 - 鴨川市
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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