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「名鉄犬山ホテル」の版間の差分

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元々名鉄グループの[[犬山遊園]]があった跡地を活用して、当時名古屋の[[帝国ホテル]]と呼ばれていた[[名古屋観光ホテル]]と合弁でスタートし、名古屋の政財界のフォーラムなどにも用いられるなど[[奥座敷]]に相応しい格式も併せ持っているという。[[1968年]](昭和63年)には、皇太子時代の[[明仁]]・[[上皇后美智子|美智子]]夫妻(現上皇・上皇后)が宿泊した<ref>「名鉄犬山ホテル半世紀歴史に幕」2019年9月1日、中日新聞朝刊32面。</ref>。こうした経緯から名鉄グループ内では[[名鉄グランドホテル]](名鉄バスターミナル隣接)よりも格上の扱いとされていた。
元々名鉄グループの[[犬山遊園]]があった跡地を活用して、当時名古屋の[[帝国ホテル]]と呼ばれていた[[名古屋観光ホテル]]と合弁でスタートし、名古屋の政財界のフォーラムなどにも用いられるなど[[奥座敷]]に相応しい格式も併せ持っているという。[[1968年]](昭和63年)には、皇太子時代の[[明仁]]・[[上皇后美智子|美智子]]夫妻(現上皇・上皇后)が宿泊した<ref>「名鉄犬山ホテル半世紀歴史に幕」2019年9月1日、中日新聞朝刊32面。</ref>。こうした経緯から名鉄グループ内では[[名鉄グランドホテル]](名鉄バスターミナル隣接)よりも格上の扱いとされていた。


[[2018年]]([[平成]]30年)6月4日に、名鉄は現ホテルを[[2019年]]([[令和]]元年)8月31日で営業終了することを発表し、翌年営業を終了した<ref>「名鉄犬山ホテル半世紀歴史に幕」2019年9月1日、中日新聞朝刊32面。</ref>。今後、解体されIHGでは中部圏初のインディゴブランドとなる『ホテル・インディゴ 犬山 有楽苑』として[[2021年]](令和3年)度後半に再オープンすることが発表されている<ref>{{Cite press release|title=名鉄犬山ホテルを再開発、中部圏初「ホテルインディゴ」開業 ~インターコンチネンタルホテルズグループと提携~|publisher=名古屋鉄道|date=2018年6月4日|url=http://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2018/__icsFiles/afieldfile/2018/06/04/release180604_hotel.pdf|format=PDF|language=日本語|accessdate=2018年6月5日|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180605230609/http://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2018/__icsFiles/afieldfile/2018/06/04/release180604_hotel.pdf|archivedate=2018年6月5日}}</ref>。名鉄がホテル設置、運営は[[全日空ホテルズ|IHG・ANA・ホテルズグループジャパン]]が行う。新ホテルは客室150室、宴会場、温浴施設、フィットネスクラブを併設する予定であるとしている<ref>2018年6月5日、中日新聞朝刊1面。</ref><ref>{{Cite news |date=2018年6月5日 |url=https://www.asahi.com/articles/ASL645PYJL64OIPE021.html |title=国宝・犬山城望む名鉄ホテル、外資系ブランドに |publisher=[[朝日新聞社]] |newspaper=[[朝日新聞]]デジタル |accessdate=2018年6月7日 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20180605031443/https://www.asahi.com/articles/ASL645PYJL64OIPE021.html |archivedate=2018年6月5日}}</ref><ref>{{Cite news |date=2018年6月4日 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31343280U8A600C1L91000/ |title=名鉄、犬山ホテルを建て替え 訪日需要へ積極投資 21年度「インディゴ」に |publisher=[[日本経済新聞社]] |newspaper=[[日本経済新聞]] |accessdate=2018年6月7日|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180605053234/https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31343280U8A600C1L91000/ |archivedate=2018年6月5日}}</ref>。
[[2018年]]([[平成]]30年)6月4日に、名鉄は現ホテルを[[2019年]]([[令和]]元年)8月31日で営業終了することを発表し、翌年営業を終了した<ref>「名鉄犬山ホテル半世紀歴史に幕」2019年9月1日、中日新聞朝刊32面。</ref>。今後、解体されIHGでは中部圏初のインディゴブランドとなる『ホテル・インディゴ 犬山 有楽苑』として[[2021年]](令和3年)度後半に再オープンすることが発表されている<ref>{{Cite press release|title=名鉄犬山ホテルを再開発、中部圏初「ホテルインディゴ」開業 ~インターコンチネンタルホテルズグループと提携~|publisher=名古屋鉄道|date=2018年6月4日|url=http://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2018/__icsFiles/afieldfile/2018/06/04/release180604_hotel.pdf|format=PDF|language=日本語|accessdate=2018年6月5日|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180605230609/http://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2018/__icsFiles/afieldfile/2018/06/04/release180604_hotel.pdf|archivedate=2018年6月5日}}</ref>。名鉄がホテル設置、運営は[[全日空ホテルズ|IHG・ANA・ホテルズグループジャパン]]が行う。新ホテルは客室150室、宴会場、温浴施設、フィットネスクラブを併設する予定であるとしている<ref>2018年6月5日、中日新聞朝刊1面。</ref><ref>{{Cite news |date=2018年6月5日 |url=https://www.asahi.com/articles/ASL645PYJL64OIPE021.html |title=国宝・犬山城望む名鉄ホテル、外資系ブランドに |publisher=[[朝日新聞社]] |newspaper=[[朝日新聞]]デジタル |accessdate=2018年6月7日 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20180605031443/https://www.asahi.com/articles/ASL645PYJL64OIPE021.html |archivedate=2018年6月5日}}</ref><ref>{{Cite news |date=2018年6月4日 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31343280U8A600C1L91000/ |title=名鉄、犬山ホテルを建て替え 訪日需要へ積極投資 21年度「インディゴ」に |publisher=[[日本経済新聞社]] |newspaper=[[日本経済新聞]] |accessdate=2018年6月7日|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180605053234/https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31343280U8A600C1L91000/ |archivedate=2018年6月5日}}</ref>。2022年3月1日オープン<ref>2022年2月19日中日新聞朝刊7面</ref>。


== 出典 ==
== 出典 ==

2022年2月22日 (火) 08:39時点における版

名鉄犬山ホテル
成田山から望む名鉄犬山ホテルと犬山城
成田山から望む名鉄犬山ホテルと犬山城
ホテル概要
運営 株式会社名鉄犬山ホテル
レストラン数 3軒
部屋数 124室
シングル数 9室
ダブル数 6室
ツイン数 74室
スイート数 1室
駐車場 300台
開業 1965年昭和40年)[1]
閉業 2019年令和元年)8月31日
最寄駅 名鉄犬山線 犬山遊園駅
所在地 〒484-0082
愛知県犬山市犬山北古券107-1
位置 北緯35度23分19.4秒 東経136度56分29.09秒 / 北緯35.388722度 東経136.9414139度 / 35.388722; 136.9414139座標: 北緯35度23分19.4秒 東経136度56分29.09秒 / 北緯35.388722度 東経136.9414139度 / 35.388722; 136.9414139
公式サイト 公式サイト
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名鉄犬山ホテル(めいてついぬやまホテル)は、名古屋鉄道(以下名鉄)グループが運営していたホテルである。

概要

愛知県犬山市犬山城に隣接したホテルであり、敷地内に国宝の茶室如庵がある。敷地の西側の一部が、犬山城の元城域になる。グループの中核として中部国際空港機内食を供給する名古屋エアケータリング等の子会社も持つ。

元々名鉄グループの犬山遊園があった跡地を活用して、当時名古屋の帝国ホテルと呼ばれていた名古屋観光ホテルと合弁でスタートし、名古屋の政財界のフォーラムなどにも用いられるなど奥座敷に相応しい格式も併せ持っているという。1968年(昭和63年)には、皇太子時代の明仁美智子夫妻(現上皇・上皇后)が宿泊した[2]。こうした経緯から名鉄グループ内では名鉄グランドホテル(名鉄バスターミナル隣接)よりも格上の扱いとされていた。

2018年平成30年)6月4日に、名鉄は現ホテルを2019年令和元年)8月31日で営業終了することを発表し、翌年営業を終了した[3]。今後、解体されIHGでは中部圏初のインディゴブランドとなる『ホテル・インディゴ 犬山 有楽苑』として2021年(令和3年)度後半に再オープンすることが発表されている[4]。名鉄がホテル設置、運営はIHG・ANA・ホテルズグループジャパンが行う。新ホテルは客室150室、宴会場、温浴施設、フィットネスクラブを併設する予定であるとしている[5][6][7]。2022年3月1日オープン[8]

出典

  1. ^ 名鉄犬山ホテル”. ANA SKY WEB TOUR. 2013年7月28日閲覧。
  2. ^ 「名鉄犬山ホテル半世紀歴史に幕」2019年9月1日、中日新聞朝刊32面。
  3. ^ 「名鉄犬山ホテル半世紀歴史に幕」2019年9月1日、中日新聞朝刊32面。
  4. ^ "名鉄犬山ホテルを再開発、中部圏初「ホテルインディゴ」開業 ~インターコンチネンタルホテルズグループと提携~" (PDF) (Press release). 名古屋鉄道. 4 June 2018. 2018年6月5日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年6月5日閲覧
  5. ^ 2018年6月5日、中日新聞朝刊1面。
  6. ^ “国宝・犬山城望む名鉄ホテル、外資系ブランドに”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2018年6月5日). オリジナルの2018年6月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180605031443/https://www.asahi.com/articles/ASL645PYJL64OIPE021.html 2018年6月7日閲覧。 
  7. ^ “名鉄、犬山ホテルを建て替え 訪日需要へ積極投資 21年度「インディゴ」に”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2018年6月4日). オリジナルの2018年6月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180605053234/https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31343280U8A600C1L91000/ 2018年6月7日閲覧。 
  8. ^ 2022年2月19日中日新聞朝刊7面

関連項目

外部リンク