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豊橋グランドホテル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
豊橋グランドホテル
ホテル概要
正式名称 豊橋グランドホテル[1]
運営 株式会社豊橋グランドホテル[1]

ガステックサービス株式会社[2]
階数 1[1] - 12階
部屋数 開業時:39[1]

111[3]
シングル数 開業時:30[1]

86[3]
ダブル数 開業時:0[1]

1[3]
ツイン数 開業時:7[1]

22[3]
スイート数 開業時:1[1]

1[3]
開業 1968年昭和43年)10月8日[1]
閉業 2011年平成23年)6月20日[4]
最寄駅 JR東海名鉄豊橋駅
最寄IC 豊川I.C.
所在地 〒440-0888
愛知県豊橋市駅前大通2-48[1]
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豊橋グランドホテル(とよはしグランドホテル)は、愛知県豊橋市駅前大通にあったシティホテルである[1]

概要

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名古屋鉄道が50%を出資したほか[5]豊橋鉄道が10%で他の豊橋財界が40%を出資した[6]同盟の法人により建設が進められた[7]名豊ビルの1階と7階から9階までに入居する形で1968年昭和43年)10月8日に開業した[1]

翌年の1969年(昭和44年)3月26日に国際観光ホテル整備法に基づき、登録された[8]

開業当初は豊橋市内で唯一のシティホテルで[9]名鉄グループのホテルであった[10]

中部ガス初代社長[11]・神野太郎が開業時の社長となり[1]、その三男の[11]神野紀郎が初代支配人に就任し[12]、後に神野紀郎も当社社長を務めた[12]

1974年(昭和49年)に新館が開業し[12]、開業時の39室[1]から客室数は111室へ増加した[3]

1999年(平成11年)に中部ガスグループ主導で経営の立て直しを図ることになり、その傘下に入った[13]。 そして、中部ガスグループの持ち株会社として設立された「サーラコーポレーション」が2002年(平成14年)6月25日に51%の株式を保有する親会社となった[14]

西武百貨店跡地のホテル開業に向けたノウハウの取得を目的として[15]2005年(平成17年)1月31日にガステックサービスへ事業譲渡し[2]、同年2月28日に解散することになり[2]、当ホテルの運営は同社に移管された[2]

また2004年(平成16年)3月31日に中部ガスの全額出資子会社・中部ガス不動産が名古屋鉄道から名豊ビルの株式を取得し、出資比率を2.27%から100%に引き上げて完全子会社化しており[16]、当社と共にサーラグループの傘下に入った。

2008年(平成20年)9月に「ココラフロント」(旧西武百貨店跡地)内の「ホテルアークリッシュ豊橋」(HOTEL ARC RICHE TOYOHASHI)開業[17]後は宴会および婚礼部門は廃止し、宿泊部門に特化した形で運営を継続していた。宴会場として使用されていた7-9階は貸しホール・会議室として運用されていた。[要出典]

2011年(平成23年)6月20日もって閉館[4]。 入居していた名豊ビルも2017年(平成29年)4月30日をもって完全閉鎖され、建物は取り壊されることになった[18]

系列ホテル

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関連項目

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n “昭和四十四年度日本ホテル協会春季総会開催”. ホテルレビュー 1969年3月号 (日本ホテル協会) (1969年3月1日).pp16
  2. ^ a b c d “連結子会社の解散とこれに伴う特別損失の発生並びにその他の利益変動要因の発生に関するお知らせ”. サーラコーポレーション. (2004年11月26日). http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/935 2023年6月13日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f “観光トピックス”. ホテルレビュー 1975年2月号 (日本ホテル協会) (1975年2月1日).pp34
  4. ^ a b “20日に閉館で感謝イベント”. 東日新聞 (東海日日新聞社). (2011年6月14日)
  5. ^ 『年報"系列の研究" 1967年 第1部上場企業編』 経済調査協会、1967年12月1日。pp326
  6. ^ 花村芳樹 『地方商業の現状と課題-3-豊橋市の場合』 長崎県立国際経済大学論集 26号 (愛知大学経営会計研究所) (1972年10月)。pp103
  7. ^ 『中部圏の顔』 中部経済新聞社、1967年12月1日。pp412
  8. ^ “観光トピックス”. ホテルレビュー 1969年4月号 (日本ホテル協会) (1969年4月1日).pp34
  9. ^ “東京三資本がのろしを上げた国際都市 名古屋のホテル&ホテル大戦争”. 中部財界 1980年11月号 (中部財界社) (1980年11月).pp88
  10. ^ 佐沢康満 “名鉄グループ”. 新日本経済 1968年6月号 (新日本経済社) (1968年6月1日).pp149
  11. ^ a b 『現代財界家系譜 第3巻』 現代名士家系譜刊行会、1970年2月。pp202
  12. ^ a b c 上谷雄一 “若手経営者人国記(29)豊橋の巻”. 商工ジャーナル 1985年10月号 (商工中金経済研究所) (1985年10月).pp36
  13. ^ 八百久美子 “トピックス・営業動向・経営問題 「2」ホテル旅館業界1999年の出来事・事件”. 月刊ホテル旅館 2000年1月号 (柴田書店) (2000年1月).pp36
  14. ^ “豊橋グランドホテルがサーラ子会社に”. 東日新聞. (2002年6月26日). http://www.tonichi.net/news/index.php?id=2064 2017年5月29日閲覧。 
  15. ^ “サーラコーポレーション第3期有価証券報告書”. サーラコーポレーション. (2005年2月25日). http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/935 2023年6月13日閲覧。 
  16. ^ 『日本企業のM&Aデータブック 1985-2007 1 統計編・テーマ別M&Aデータ編』 レコフ、2008年2月。pp102
  17. ^ “サーラコーポレーション第8期有価証券報告書”. サーラコーポレーション. (2010年2月26日). http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/935 2023年6月13日閲覧。 
  18. ^ “豊橋の名豊ビル 半世紀の歴史に幕”. 東愛知新聞. (2017年5月1日). http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/935 2017年5月29日閲覧。 

外部リンク

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