コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「カリキュラマシーン」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
92行目: 92行目:
: 作曲:[[宮川泰]] / [[スキャット]]:[[西六郷少年少女合唱団]]
: 作曲:[[宮川泰]] / [[スキャット]]:[[西六郷少年少女合唱団]]
: 冒頭で流れる「シャバデュビデュバ シャンララン」の歌詞(スキャット)は、子供たちの知能と教育を宮川マジックで表現していた{{要説明|date=2018年9月4日 (火) 16:05 (UTC)}}。
: 冒頭で流れる「シャバデュビデュバ シャンララン」の歌詞(スキャット)は、子供たちの知能と教育を宮川マジックで表現していた{{要説明|date=2018年9月4日 (火) 16:05 (UTC)}}。
: この曲は、『[[高田文夫のラジオビバリー昼ズ]]』([[ニッポン放送]])の水曜ゲストコーナーの[[バックグラウンドミュージック|BGM]]、『[[きよし・黒田の今日もへぇーほぉー]]』([[朝日放送テレビ|朝日放送]])の先生登場時のBGM、『[[チコちゃんに叱られる!]]』([[NHK総合テレビジョン|NHK総合テレビ]])の番組テーマソングなどにも使われている。また『[[ことばドリル]]』([[NHK教育テレビジョン|NHK Eテレ]])の初代オープニングテーマは、この曲の[[替え歌]]であった。
: この曲は、『[[高田文夫のラジオビバリー昼ズ]]』([[ニッポン放送]])の水曜ゲストコーナーの[[背景音楽|BGM]]、『[[きよし・黒田の今日もへぇーほぉー]]』([[朝日放送テレビ|朝日放送]])の先生登場時のBGM、『[[チコちゃんに叱られる!]]』([[NHK総合テレビジョン|NHK総合テレビ]])の番組テーマソングなどにも使われている。また『[[ことばドリル]]』([[NHK教育テレビジョン|NHK Eテレ]])の初代オープニングテーマは、この曲の[[替え歌]]であった。


== 放送時間 ==
== 放送時間 ==

2021年11月23日 (火) 09:02時点における版

カリキュラマシーン
ジャンル 教育番組
企画 井原高忠
脚本 スタッフを参照
演出 スタッフを参照
出演者 出演者を参照
オープニング 作曲:宮川泰
コーラス:西六郷少年少女合唱団
製作
製作総指揮 仁科俊介(制作)
制作 日本テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送開始から1977年4月2日まで
放送期間1974年4月1日 - 1977年4月2日
放送時間月曜 - 土曜 7:45 - 8:00
放送分15分
1977年4月4日から放送終了まで
放送期間1977年4月4日 - 1978年3月31日
放送時間月曜 - 土曜 7:30 - 7:45
放送分15分
テンプレートを表示

カリキュラマシーン』は、1974年4月1日から1978年3月31日まで日本テレビ系列局で放送されていた日本テレビ製作の教育番組である。ナンセンスなコントなど斬新な演出を特徴とする。

概要

アメリカの教育番組『セサミストリート』を目標とし、教育要素に『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』のギャグエッセンスを加えた。題名は「カリキュラムを、テレビというマシーンで表現する」という造語から来ている[1]

『セサミストリート』は同じくアメリカのコメディ番組『ラフ・イン』を手本にして作られているため、『カリキュラマシーン』のスタッフは同番組に取り掛かる前の習作として、日本版『ラフ・イン』の『ゲバゲバ90分!』を作ったことを、後にディレクターの齋藤太朗(ギニョさん)が証言している[2]

なお、開始に当たって司会進行役を誰がやるのかが問題になり、「進行役はこの人の言うことは正しいと思われる人にしなければならない、進行役が他の番組でチャラチャラしたことをしていたりするのでは説得力が無い」ということになり、他のスタッフから「じゃああんたがやれ」とギニョが言われて多数決で決まったという[3]

番組内の教育カリキュラムの策定には無着成恭が関わっている。

五十音表内の文字をアニメーションで動かしたり(片仮名漢字は一切出てこなかった)、拗音促音について図的に発音を示唆したり、タイルによる学習をできるだけビジュアルに見せるなど、今日でも通用すると思われる映像やそこに貫かれている訴求方法で幼児教育内容を扱った。

教育カリキュラム映像の他、それらをドラマ仕立てやギャグコント形式で体現するショートコーナーが存在した。時折、子供向け番組に似つかわしくない過激なアクションや描写を含む映像が流れることもあり[4]、ブラックジョークの域を超えているとクレームの電話や手紙が寄せられることもあったとディレクターを務めたギニョが明かしている。

番組は毎年オープニングタイトルと内容を一新していたが、1977年4月からは過去3年間の再放送となった。また、1978年4月からは『おはよう!こどもショー』内で放送されていた。

出演者

このほか、松鶴家千とせや局アナ時代の徳光和夫もスポットで出演していた(徳光が『NTV紅白歌のベストテン』のセットをバックに50音の歌を紹介する場面があった)。また、『ゲバゲバ90分』のゲバゲバおじさんも「えんぴつの歌」に登場した。

スタッフ

オープニングテーマ

「カリキュラマシーンのテーマ」
作曲:宮川泰 / スキャット西六郷少年少女合唱団
冒頭で流れる「シャバデュビデュバ シャンララン」の歌詞(スキャット)は、子供たちの知能と教育を宮川マジックで表現していた[要説明]
この曲は、『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)の水曜ゲストコーナーのBGM、『きよし・黒田の今日もへぇーほぉー』(朝日放送)の先生登場時のBGM、『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合テレビ)の番組テーマソングなどにも使われている。また『ことばドリル』(NHK Eテレ)の初代オープニングテーマは、この曲の替え歌であった。

放送時間

いずれも日本標準時。放送期間は日本テレビでのものを記載。

初回放送

  • 月曜 - 土曜 7:45 - 8:00 (1974年4月1日 - 1977年4月2日)
  • 月曜 - 土曜 7:30 - 7:45 (1977年4月4日 - 1978年3月31日)

再放送

  • 月曜 - 土曜 17:15 - 17:30 (1975年3月31日 - 1977年3月26日) - 1年前の内容の再放送。時期ははっきりしないが、系列局のよみうりテレビも同じ時間帯に朝放送分の再放送を行っていた。
  • 1か月だけだが、1979年4月にも3本分の再放送が行われていた。
  • 1980年[いつ?]、土曜6:00から2本分の再放送が行われていた。

特別番組

  • 1975年から1977年までの3年間、1月1日 9:00 - 10:00 に新春特別番組カリキュラマシーンお正月60分!』が放送された。
  • 1975年1月1日『カリキュラマシーンお正月60分!』 9:00 - 10:00
  • 1976年1月1日『カリキュラマシーンお正月60分!』 9:00 - 10:00
  • 1977年1月1日『カリキュラマシーンお正月60分!』 9:00 - 10:00

系列は番組放送当時のものを記載。

放送対象地域 放送局 系列 備考
関東広域圏 日本テレビ 日本テレビ系列 製作局
北海道 札幌テレビ
青森県 青森放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
1975年3月までは日本テレビ系列単独加盟
岩手県 テレビ岩手
宮城県 ミヤギテレビ 日本テレビ系列 1975年9月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局
秋田県 秋田放送
山形県 山形放送
福島県 福島中央テレビ 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
山梨県 山梨放送 日本テレビ系列
長野県 長野放送 フジテレビ系列
富山県 北日本放送 日本テレビ系列
石川県 石川テレビ フジテレビ系列 14:30から放送
福井県 福井放送 日本テレビ系列
中京広域圏 中京テレビ
近畿広域圏 よみうりテレビ
鳥取県島根県 日本海テレビ 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
広島県 広島テレビ 日本テレビ系列 1975年9月まではフジテレビ系列とのクロスネット局
山口県 山口放送
香川県 西日本放送 当時の放送対象地域は香川県のみ
愛媛県 南海放送 朝6時台に放送
高知県 高知放送
福岡県 福岡放送
長崎県 テレビ長崎 日本テレビ系列
フジテレビ系列
ニュースネットワークのNNNには加盟していたが、
番組供給ネットワークのNNSには非加盟
熊本県 テレビ熊本 日本テレビ系列
フジテレビ系列
テレビ朝日系列
大分県 テレビ大分
鹿児島県 鹿児島テレビ
沖縄県 沖縄テレビ フジテレビ系列

関連商品

音楽ソフト

ソング・オブ・カリキュラマシーン[5]
EPシングル / 発売元:東芝レコード / 品番:TC-3035
A面「ソング・オブ・カリキュラマシーン」
作詞:下山啓 / 作曲・編曲:宮川泰 / 歌:藤村俊二シンガース・スリー
B面「ゴリラの一郎 花とさけ」
作詞:浦沢義雄 / 作曲・編曲:宮川泰 / 歌:常田富士男ロイヤル・ナイツ
カリキュラマシーン ミュージックファイル[6]
CDアルバム / 発売日:1999年10月21日 / 発売元:バップ / 品番:VPCD-81314
サウンドトラック。オープニングテーマ「カリキュラマシーンのテーマ」も収録。

映像ソフト

カリキュラマシーン ベストセレクションDVD-BOX[7]
3枚組DVD-BOX / 発売日:2004年4月21日 / 発売元:バップ / 品番:VPBF-11988
巻ごとの単品DVDも同社から発売。BOX版には特典映像あり。

脚注

  1. ^ 『大衆とともに25年:沿革史』日本テレビ放送網、1978年、242頁。 
  2. ^ 齋藤太朗『ディレクターにズームイン!!』日本テレビ、2000年。ISBN 4-8203-9737-0 
  3. ^ 日本テレビ50年史編集室(編集) 『テレビ夢50年 番組編3 1971〜1980』、2004年、74頁
  4. ^ 上半身裸のオヒョイの乳首に安全ピンを刺そうと試みるものや、ひらがなを単語と併せて覚えさせる趣旨のものでは(「ゆ:ゆびきり」の文字が画面に出たあと、「指きりげんまん嘘ついたら針千本飲ます」と渡辺篤史が針を口いっぱいに含んだ状態で映る)など多々。
  5. ^ パピプペポロン制作日誌 遂にあのレコードを入手!!”. 大逆襲プロダクション (2010年5月9日). 2018年9月4日閲覧。
  6. ^ カリキュラマシーン ミュージックファイル|VAP”. バップ. 2018年9月4日閲覧。
  7. ^ カリキュラマシーン ベストセレクションDVD-BOX|VAP”. バップ. 2018年9月4日閲覧。

関連項目

外部リンク

日本テレビ 月曜 - 土曜 7:45 - 8:00
前番組 番組名 次番組
おはよう!こどもショー
(1972年1月 - 1974年3月)
※7:25 - 8:15
【月曜 - 土曜7:00枠へ移動】
カリキュラマシーン
(1974年4月1日 - 1977年4月2日)
おはよう!こどもショー
(1977年4月 - 1978年3月)
※7:45 - 8:20
【月曜 - 土曜7:00枠から移動】
日本テレビ 月曜 - 土曜 7:30 - 7:45
おはよう!こどもショー
(1974年4月 - 1977年3月)
※7:00 - 7:45
カリキュラマシーン
(1977年4月4日 - 1978年3月31日)
おはよう!こどもショー
(1978年4月 - 1979年3月)
※7:30 - 8:30
【15分拡大】

※1978年4月からは『おはよう!こどもショー』内で放送。