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2021年11月10日 (水) 00:34時点における版

レッドアゲート
2008年11月16日 京都競馬場
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 2005年3月14日(19歳)
登録日 2007年11月15日
抹消日 2010年12月8日
マンハッタンカフェ
セカンドチャンス
母の父 スキャン
生国 日本の旗 日本北海道浦河町
生産者 小島牧場
馬主 ディアレスト
調教師 田村康仁美浦)→高木登(美浦)
競走成績
生涯成績 33戦2勝
獲得賞金 1億115万円
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レッドアゲート日本競走馬。おもな勝ち鞍はフローラステークス。馬名の由来は「赤い瑪瑙」。

戦績

2007年12月中山競馬場でデビュー。3戦目で初勝利を記録する[1]。2400mの平場戦を使う等当初より長めの距離を使われ、フラワーカップでは8番人気と今ひとつの評価ながら、後方から大外急襲で後の秋華賞優勝馬ブラックエンブレムにタイム差なしの2着と好走する[2]

このあと優駿牝馬(オークス)一本に絞り調整がなされ、短期放牧を経たフローラステークスでは直線先に抜け出したカレイジャスミンを捕らえ1馬身差を付け優勝、重賞初制覇を遂げる[3]。しかし本番では有力馬の一角として上位人気に推されるも、直線伸びを欠き6着に終わった。なお本馬はクラシック登録がなかったため、追加登録制度を利用し優駿牝馬に出走している。

秋初戦は紫苑ステークスより始動。出走メンバー中唯一の重賞勝ち馬となり、「7分の仕上げ」ながら抜けた人気を背負うも3着に終わる[4]。この敗戦後、秋華賞では一気に評価を落とし見せ場の無いまま14着と大敗を喫する[5]

この後も牝馬限定競走を中心に重賞戦線を転戦していたが、4歳シーズン終了までは掲示板に載ったのも1戦のみで結果を出せずにいた。

2010年1月17日日経新春杯では12番人気と低評価だったが、中団追走から追い上げて3着と好走した[6]。続く白富士ステークスでは2番手追走も失速し9着に敗れた。続く大阪城ステークスでは見せ場なく11着と大敗した。続く大阪-ハンブルクカップでは先団でレースを進めるも直線で力尽き、9着に終わった。続くメトロポリタンステークスでは中団追走も伸び切れず9着に敗れた。新潟大賞典でも同様の競馬で人気通りの13着と大敗した。函館競馬場グランドオープン記念では後方追走も伸びあぐねて7着に敗れた。続く巴賞では10着、みなみ北海道ステークスでは6着、アルゼンチン共和国杯では13着[7]福島記念では10着、ステイヤーズステークスでは15着と惨敗が続いた。ステイヤーズステークスのレース後に左前浅屈腱不全断裂が判明[8]12月8日付けで競走馬登録を抹消し、茨城県の松風馬事センターで繁殖牝馬となることになった[9]

繁殖牝馬時代

当初は目立った活躍馬は出ていなかったが、5番仔のレッドジェニアルが2019年の京都新聞杯を優勝している。

生年 馬名 毛色 馬主 厩舎 戦績 出典
2012 ノワールギャルソン 黒鹿毛 アドマイヤムーン ディアレスト 美浦・田村康仁 41戦7勝(引退) [10]
2013 ピンクアゲート 鹿毛 ワークフォース 栗東・高橋義忠 14戦1勝(引退) [11]
2014 ピジョンレッド 鹿毛 キングズベスト 美浦・田村康仁 11戦2勝(引退) [12]
2015 エンパイアジュエル 黒鹿毛 エンパイアメーカー 吉田照哉 川崎・山崎裕也 1戦0勝(引退) [13]
2016 レッドジェニアル 黒鹿毛 キングカメハメハ 東京ホースレーシング 栗東・高橋義忠 15戦2勝(中央現役) [14]
2017 レッドサスペンダー 黒鹿毛 吉田千津 栗東・安田隆行 1戦0勝(引退) [15]
2018 アイリスアゲート 鹿毛 ロードカナロア 社台レースホース 栗東・角居勝彦

→栗東・吉岡辰弥

4戦0勝(引退) [16]
2019 スピードソルジャー 栗毛 ドレフォン 保坂和孝 美浦・小笠倫弘 1戦0勝(中央現役) [17]
2020 レッドアゲートの2020 鹿毛 ロードカナロア (デビュー前) [18]
  • 2021年9月27日現在

競走成績

年月日 競馬場 競走名 頭数 オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム
(上り3F)
タイム差 勝ち馬/(2着馬)
2007 12. 1 中山 新馬 16 26.7 (7人) 5着 柴山雄一 54 芝1600m(良) 1:36.5 (36.0) 0.8 プリマフォルツァ
12. 22 中京 未勝利 16 6.2 (3人) 2着 柴山雄一 54 芝1800m(良) 1:49.6 (34.6) 0.3 シゲルエスペレ
2008 1. 13 中山 未勝利 16 5.0 (3人) 1着 内田博幸 54 芝2000m(良) 2:03.6 (35.6) -0.2 (トレノクリスエス)
2. 2 東京 500万下 13 32.4 (9人) 4着 柴山雄一 54 芝2400m(良) 2:26.4 (34.7) 0.7 マゼラン
3. 22 中山 フラワーC JpnIII 16 29.5 (8人) 2着 内田博幸 54 芝1800m(良) 1:49.5 (34.9) 0.0 ブラックエンブレム
4. 27 東京 フローラS JpnII 16 4.2 (1人) 1着 内田博幸 54 芝2000m(良) 2:00.5 (34.8) -0.2 (カレイジャスミン)
5. 25 東京 優駿牝馬 JpnI 18 5.3 (2人) 6着 内田博幸 55 芝2400m(稍) 2:29.2 (36.0) 0.4 トールポピー
9. 13 中山 紫苑S OP 11 1.5 (1人) 3着 内田博幸 54 芝2000m(良) 1:59.6 (35.7) 0.2 モエレカトリーナ
10. 19 京都 秋華賞 JpnI 18 13.9 (7人) 14着 内田博幸 55 芝2000m(良) 1:59.2 (34.7) 0.8 ブラックエンブレム
11. 16 京都 エリザベス女王杯 GI 18 78.6 (17人) 8着 藤田伸二 54 芝2200m(良) 2:13.0 (34.5) 0.9 リトルアマポーラ
12. 6 中山 ステイヤーズS JpnII 16 34.4 (10人) 9着 中舘英二 53 芝3600m(良) 3:49.4 (36.1) 1.3 エアジパング
12. 20 中京 愛知杯 GIII 18 16.4 (7人) 6着 中舘英二 54 芝2000m(良) 1:59.4 (35.3) 0.2 セラフィックロンプ
2009 3. 15 中山 中山牝馬S GIII 16 24.1 (8人) 11着 内田博幸 54 芝1800m(稍) 1:49.9 (35.8) 0.8 キストゥヘヴン
4. 25 福島 福島牝馬S GIII 16 27.8 (10人) 6着 中舘英二 56 芝1800m(不) 1:54.6 (37.7) 0.9 ブラボーデイジー
5. 17 東京 ヴィクトリアマイル GI 18 82.9 (17人) 9着 松岡正海 55 芝1600m(良) 1:34.1 (34.3) 1.7 ウオッカ
6. 21 阪神 マーメイドS GIII 16 25.0 (11人) 5着 武豊 54 芝2000m(良) 2:00.7 (35.8) 0.5 コスモプラチナ
8. 8 札幌 みなみ北海道S OP 13 8.2 (3人) 13着 中舘英二 53 芝2600m(良) 2:42.6 (38.2) 3.5 クィーンスプマンテ
10. 18 東京 府中牝馬S GIII 18 156.8 (18人) 11着 江田照男 55 芝1800m(良) 1:45.9 (35.6) 1.3 ムードインディゴ
11. 1 京都 カシオペアS OP 11 60.8 (8人) 8着 熊沢重文 53 芝1800m(稍) 1:51.2 (35.2) 1.1 レッツゴーキリシマ
11. 14 京都 アンドロメダS OP 17 169.8 (16人) 16着 四位洋文 53 芝2000m(重) 2:02.8 (37.1) 2.3 ナムラクレセント
2010 1. 17 京都 日経新春杯 GII 12 122.6 (12人) 3着 浜中俊 52 芝2400m(良) 2:25.1 (35.7) 0.7 メイショウベルーガ
2. 6 東京 白富士S OP 12 27.8 (8人) 9着 戸崎圭太 53 芝2000m(良) 2:01.1 (35.0) 0.5 トウショウウェイヴ
3. 7 阪神 大阪城S OP 12 18.6 (10人) 11着 浜中俊 52 芝1800m(稍) 1:50.5 (35.7) 1.4 マヤノライジン
4. 10 阪神 大阪-ハンブルクC OP 12 48.3 (11人) 9着 浜中俊 52 芝2400m(良) 2:27.6 (34.8) 0.6 ニホンピロレガーロ
4. 24 東京 メトロポリタンS OP 14 68.5 (11人) 9着 後藤浩輝 52 芝2400m(良) 2:27.6 (35.7) 1.5 ナカヤマフェスタ
5. 8 新潟 新潟大賞典 GIII 16 95.8 (13人) 13着 丸田恭介 52 芝2000m(良) 1:59.6 (35.8) 1.9 ゴールデンダリア
6. 19 函館 函館グランドOP OP 16 53.9 (14人) 7着 大野拓弥 51 芝1800m(良) 1:48.2 (35.1) 0.6 マンハッタンスカイ
7. 11 函館 巴賞 OP 16 37.5 (12人) 10着 大野拓弥 53 芝1800m(良) 1:52.4 (35.2) 0.7 メイショウクオリア
8. 7 函館 みなみ北海道S OP 15 56.8 (12人) 6着 大野拓弥 51 芝2600m(良) 2:40.9 (36.4) 0.8 トウカイメロディ
11. 7 東京 ア共和国杯 GII 18 129.4 (15人) 13着 武士沢友治 51 芝2500m(良) 2:31.6 (36.9) 1.6 トーセンジョーダン
11. 20 福島 福島記念 GIII 15 129.8 (14人) 10着 荻野琢真 51 芝2000m(良) 1:59.8 (35.9) 0.9 ダンスインザモア
12. 4 中山 ステイヤーズS GII 15 232.3 (13人) 15着 武士沢友治 55 芝3600m(良) 3:47.2 (38.8) 3.8 コスモヘレノス

血統表

レッドアゲート血統サンデーサイレンス系 / アウトクロス (血統表の出典)

マンハッタンカフェ
1998 青鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*サトルチェンジ
Subtle Change
1988 黒鹿毛
Law Society Alleged
Bold Bikini
Santa Luciana Luciano
Suleika

セカンドチャンス
1997 栗毛
*スキャン
Scan
1988 鹿毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Video Nijinsky II
Foreseer
母の母
ベップイチバン
1978 栗毛
*シーホーク Herbager
Sea Nymph
トーエイプリンセス *ネヴァービート
モンテホープ F-No.3-l

主な近親

脚注

  1. ^ 2008年
  2. ^ フラワーC、ブラックエンブレム押し切る - netkeiba 2008年3月22日(2015年8月24日閲覧)
  3. ^ フローラS、レッドアゲートが人気に応える - netkeiba 2008年4月27日(2015年8月24日閲覧)
  4. ^ 紫苑S、モエレカトリーナが秋華賞への切符獲得 - netkeiba 2008年9月13日(2015年8月24日閲覧)
  5. ^ 秋華賞、全着順&払戻金 - netkeiba 2008年10月19日(2015年8月24日閲覧)
  6. ^ メイショウベルーガが3馬身差快勝/日経新春杯 - netkeiba 2010年1月17日(2015年8月24日閲覧)
  7. ^ 【AR共和国杯】戦い終えて - スポニチAnnex 2010年11月8日(2015年8月24日閲覧)
  8. ^ レッドアゲート 屈腱不全断裂で能失の可能性 - スポニチAnnex 2010年12月5日(2015年8月24日閲覧)
  9. ^ プレミアムボックスなど重賞ウイナー3頭が登録抹消 - netkeiba 2010年12月8日(2015年8月24日閲覧)
  10. ^ ノワールギャルソン|JBISサーチ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2015年8月28日閲覧。
  11. ^ ピンクアゲート|JBISサーチ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2015年8月28日閲覧。
  12. ^ ピジョンレッド|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年6月29日閲覧。
  13. ^ エンパイアジュエル|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年6月29日閲覧。
  14. ^ レッドジェニアル|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年6月29日閲覧。
  15. ^ レッドサスペンダー|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年6月29日閲覧。
  16. ^ アイリスアゲート|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年6月29日閲覧。
  17. ^ スピードソルジャー|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年6月29日閲覧。
  18. ^ _________|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年6月29日閲覧。

外部リンク