ネヴァービート
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ネヴァービート | |
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品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 栃栗毛 |
生誕 | 1960年 |
死没 |
1985年9月24日 (25歳没・旧26歳) |
父 | Never Say Die |
母 | Bride Elect |
生国 | イギリス |
競走成績 | |
生涯成績 | 10戦1勝 |
獲得賞金 | 402ポンド |
ネヴァービート (英: Never Beat) はイギリスの競走馬。半兄に1962年のセントレジャーステークス優勝馬ヘザーセットがいる良血馬で、種牡馬として日本に輸出され成功を収めた。半弟のボールドアンドブレーヴも種牡馬として日本に輸出されている。
来歴
[編集]競走成績は、2・3歳時に10戦1勝。重賞では入着級と、競走馬としては大成できなかったが、良血が買われて1963年、種牡馬として日本に輸入されることとなった。
翌年から種牡馬としての供用が開始され、初年度産駒からいきなりマーチス、ルピナスと2頭のクラシック馬を生み出した。その後も、コンスタントに優秀な産駒を輩出し、「ネヴァーセイダイ系ブーム」の火付け役となり[1]、1970年、1972年、1977年のリーディングサイアーに輝いた。ブルードメアサイアーとしても、メジロラモーヌやサクラユタカオー等の活躍馬を送り出すなど、優れた成績を残しており、1984年、1986年、1988年のリーディグブルードメアサイアーとなっている。後継種牡馬には恵まれなかったが、現在は牝系に入ってその血を伝え、高い影響力を保っている。
1982年に種牡馬を引退し、浦河町の荻伏牧場で余生を送っていたが、1985年に老衰のため死亡した。
代表産駒
[編集]- マーチス(皐月賞、阪神3歳ステークス)
- 1968年度最優秀4歳牡馬
- ルピナス(優駿牝馬)
- 1968年度最優秀4歳牝馬
- リキエイカン(天皇賞(春)、阪神3歳ステークス)
- インターグロリア(桜花賞、エリザベス女王杯)
- 1977年度最優秀4歳牝馬
- 1978年度最優秀5歳以上牝馬
- クニノハナ(ビクトリアカップ)
- ミサキネバアー(東京王冠賞、大井記念、天皇賞・春2着)
- グランドマーチス(中山大障害、京都大障害)
- ダイイチオー(スワンステークス、天皇賞・春3着)
母の父としての代表産駒
[編集]- イットー
- 1973年度最優秀3歳牝馬
- 1975年度最優秀5歳以上牝馬
- サクラシンゲキ
- 1981年度スプリンター賞
- キョウエイプロミス(天皇賞(秋))
- 1983年度最優秀5歳以上牡馬
- メジロラモーヌ(桜花賞、優駿牝馬、エリザベス女王杯)
- 1985年度最優秀3歳牝馬
- 1986年度最優秀4歳牝馬
- 顕彰馬
- サクラユタカオー(天皇賞(秋))
- 1986年度最優秀5歳以上牡馬
- スズカコバン(宝塚記念)
- メジロマスキット
- 1989年度最優秀障害馬
- パッシングショット(マイルチャンピオンシップ)
- 1990年度最優秀5歳以上牝馬
- ダイタクヘリオス(マイルチャンピオンシップ)
血統表
[編集]ネヴァービートの血統(ナスルーラ系 / Nearco 3×3=25%、Blandford 5×4×5=12.50%、The Tetrarch 5×5=6.25%) | (血統表の出典) | |||
父 Never Say Die 1951 栗毛 |
父の父 Nasrullah1940 鹿毛 |
Nearco | Pharos | |
Nogara | ||||
Mumtaz Begum | Blenheim | |||
Mumtaz Mahal | ||||
父の母 Singing Grass1944 栗毛 |
War Admiral | Man o'War | ||
Brushup | ||||
Boreale | Vatout | |||
Galaday | ||||
母 Bride Elect 1952 黒鹿毛 |
Big Game 1939 鹿毛 |
Bahram | Blandford | |
Friar's Daughter | ||||
Myrobella | Tetratema | |||
Dolabella | ||||
母の母 Netherton Maid1944 黒鹿毛 |
Nearco | Pharos | ||
Nogara | ||||
Phase | Windsor Lad | |||
Lost Soul F-No.21-a |
- 近親
脚注
[編集]- ^ サラブレッド101頭の死に方1 p102より
参考文献
[編集]- サラブレッド101頭の死に方(アスペクト、1996年 ISBN 4-89366-595-2)