「九戸郡」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集 |
m Bot作業依頼: pathnavboxクラスのテンプレート移行 (insource:/class=[" ]*pathnavbox/) - log |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{Pathnavbox| |
|||
<div class="pathnavbox"> |
|||
*{{Pathnav|令制国一覧|東山道|陸中国}} |
*{{Pathnav|令制国一覧|東山道|陸中国}} |
||
*{{Pathnav|日本|東北地方|岩手県}} |
*{{Pathnav|日本|東北地方|岩手県}} |
||
}} |
|||
</div> |
|||
[[ファイル:Iwate_Kunohe-gun.png|frame|岩手県九戸郡の範囲(1.軽米町 2.野田村 3.九戸村 4.洋野町 薄橙:後に他郡に所属した区域)]] |
[[ファイル:Iwate_Kunohe-gun.png|frame|岩手県九戸郡の範囲(1.軽米町 2.野田村 3.九戸村 4.洋野町 薄橙:後に他郡に所属した区域)]] |
||
'''九戸郡'''(くのへぐん)は、[[岩手県]]([[陸奥国]]・[[陸中国]])の[[郡]]。 |
'''九戸郡'''(くのへぐん)は、[[岩手県]]([[陸奥国]]・[[陸中国]])の[[郡]]。 |
2021年9月6日 (月) 03:30時点における版
人口29,708人、面積763.56km²、人口密度38.9人/km²。(2024年11月1日、推計人口)
以下の2町2村を含む。
郡域
九戸郡(第1次)
1878年(明治11年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記2町2村のほか、久慈市および岩手郡葛巻町の大部分(田部を除く)にあたる。
九戸郡(第2次)
1897年(明治30年)に行政区画として発足した当時の郡域は、第1次九戸郡全域にあたる。
九戸郡(第1次)
- 寛永11年(1634年)の陸奥国糠部郡の4分割(二戸郡・三戸郡・九戸郡・北郡)にともない成立。
- 幕末時点では陸奥国に所属した。「旧高旧領取調帳」に記載されている明治初年時点の支配は以下の通り。(58村)
知行 | 村数 | 村名 | |
---|---|---|---|
藩領 | 陸奥八戸藩 | 47村 | 軽米村、小軽米村、上館村、円子村、蛇口村、雪谷村、長倉村、狄塚村、山屋村、高家村、晴山村、山内村、江刺家村、長興寺村、小倉村、伊保内村、荒谷村、山根村、戸田村、葛巻村、江刈村、水沢村、帯島村、阿子木村、大野村、中野村、有家村、小子内村、種市村(後の北九戸郡)、霜畑村、小国村、日野沢村、川井村、繋村、荷軽部村、戸呂町村、小久慈村、夏井村、早坂村、閉伊口村、鳥谷村、黒沼村、大崎村、門前村、長久寺村、長内村、大川目村(後の南九戸郡) |
陸奥盛岡藩 | 10村 | 白前村(後の北九戸郡)、野田村、玉川村、宇部村、端神村、細野村、深田村、木売内村、下戸鎖村、上戸鎖村(後の南九戸郡) | |
八戸藩・盛岡藩 | 1村 | 侍浜村(後の北九戸郡) |
- 明治元年12月7日(1869年1月19日)
- 明治2年8月7日(1869年9月12日) - 盛岡県(第1次)の区域をもって江刺県を設置。
- 明治4年7月14日(1871年8月19日) - 廃藩置県により、藩領が八戸県(第2次)となる。
- 明治4年11月2日(1871年12月13日) - 第1次府県統合により、全域が盛岡県(第3次)の管轄となる。
- 明治5年1月8日(1872年2月16日) - 盛岡県(第3次)が岩手県に改称。
- 明治11年(1878年)侍浜村のうち旧・八戸藩領が南侍浜村、旧・盛岡藩領が北侍浜村に分村。(59村)
- 明治11年(1878年)11月26日 - 郡区町村編制法の岩手県での施行により、行政区画としての九戸郡が発足。
- 明治12年(1879年)1月4日 - 分割され、大目川村ほか27村の区域をもって南九戸郡が、軽米村ほか32村の区域をもって北九戸郡がそれぞれ発足。同日九戸郡(第1次)廃止。
九戸郡(第2次)
- 明治30年(1897年)4月1日 - 郡制の施行により、南九戸郡・北九戸郡の区域をもって、九戸郡(第2次)が発足。郡役所が久慈町に設置。(1町19村)
- 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
- 大正14年(1925年)1月1日 - 軽米村が町制施行して軽米町となる。(2町18村)
- 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
- 昭和15年(1940年)12月25日 - 葛巻村が町制施行して葛巻町となる。(3町17村)
- 昭和17年(1942年)7月1日 - 「九戸地方事務所」が久慈町に設置され、本郡を管轄。
- 昭和23年(1948年)7月1日 - 葛巻町・江刈村の所属郡が岩手郡に変更。(2町16村)
- 昭和26年(1951年)4月1日 - 種市村が町制施行して種市町となる。(3町15村)
- 昭和27年(1952年)6月1日 - 長内村が町制施行して長内町となる。(4町14村)
- 昭和29年(1954年)11月3日 - 久慈町・長内町・宇部村・大川目村・侍浜村・夏井村・山根村が合併して久慈市が発足し、郡より離脱。(2町9村)
- 昭和30年(1955年)
- 1月1日 - 軽米町・小軽米村・晴山村が合併し、改めて軽米町が発足。(2町7村)
- 2月11日 - 種市町・中野村が合併し、改めて種市町が発足。(2町6村)
- 4月1日 - 伊保内村・江刺家村・戸田村が合併して九戸村が発足。(2町4村)
- 平成18年(2006年)
- 1月1日 - 種市町・大野村が合併して洋野町が発足。(2町3村)
- 3月6日 - 山形村が久慈市と合併し、改めて久慈市が発足、郡より離脱。(2町2村)
変遷表
自治体の変遷
旧郡 | 明治29年3月29日 | 明治29年 - 昭和20年 | 昭和21年 - 昭和28年 | 昭和29年 - 昭和63年 | 平成元年 - 現在 | 現在 |
---|---|---|---|---|---|---|
北九戸郡 | 葛巻村 | 昭和15年12月25日 町制施行 葛巻町 |
昭和23年7月1日 岩手郡 葛巻町 |
昭和30年7月15日 岩手郡 葛巻町 |
岩手郡 葛巻町 |
岩手郡 葛巻町 |
江刈村 | 江刈村 | 昭和23年7月1日 岩手郡 江刈村 | ||||
軽米村 | 大正14年1月1日 町制施行 軽米町 |
軽米町 | 昭和30年1月1日 軽米町 |
軽米町 | 軽米町 | |
小軽米村 | 小軽米村 | 小軽米村 | ||||
晴山村 | 晴山村 | 晴山村 | ||||
種市村 | 種市村 | 昭和26年4月1日 町制施行 種市町 |
昭和30年2月11日 種市町 |
平成18年1月1日 洋野町 |
洋野町 | |
中野村 | 中野村 | 中野村 | ||||
大野村 | 大野村 | 大野村 | 大野村 | |||
伊保内村 | 伊保内村 | 伊保内村 | 昭和30年4月1日 九戸村 |
九戸村 | 九戸村 | |
江刺家村 | 江刺家村 | 江刺家村 | ||||
戸田村 | 戸田村 | 戸田村 | ||||
侍浜村 | 侍浜村 | 侍浜村 | 昭和29年11月3日 久慈市 |
平成18年3月6日 久慈市 |
久慈市 | |
南九戸郡 | 久慈町 | 久慈町 | 久慈町 | |||
長内村 | 長内村 | 昭和27年6月1日 町制施行 長内町 | ||||
宇部村 | 宇部村 | 宇部村 | ||||
大川目村 | 大川目村 | 大川目村 | ||||
夏井村 | 夏井村 | 夏井村 | ||||
山根村 | 山根村 | 山根村 | ||||
山形村 | 山形村 | 山形村 | 山形村 | |||
野田村 | 野田村 | 野田村 | 野田村 | 野田村 | 野田村 |
行政
- 九戸郡長(第1次)
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 明治11年(1878年)11月26日 | 明治12年(1879年)1月3日 | 分割により九戸郡廃止 |
- 九戸郡長(第2次)
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 明治30年(1897年)4月1日 | |||
大正15年(1926年)6月30日 | 郡役所廃止により、廃官 |
脚注
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 3 岩手県、角川書店、1985年2月7日。ISBN 4040010302。
- 旧高旧領取調帳データベース
先代 糠部郡 |
行政区の変遷 1634年 - 1879年 (第1次) |
次代 南九戸郡・北九戸郡 |
先代 南九戸郡・北九戸郡 |
行政区の変遷 1897年 - (第2次) |
次代 (現存) |