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また新幹線開業に際しては当駅に乗り入れる在来線2路線のうち、北陸本線の当駅を含む金沢駅 - [[直江津駅]]間が[[並行在来線]]としてJR西日本から経営分離され<ref group="N" name="mainichi-np-2015-3-15-ichijo">一條優太(2015年3月15日). “クローズアップ2015:北陸新幹線開業 首都圏客、流れ変化 「上越」減便に焦り”. [[毎日新聞]] (毎日新聞社)</ref>、当駅を含む新潟県内の[[市振駅]] - 直江津駅間は県と沿線自治体などが出資する[[第三セクター鉄道]]のえちごトキめき鉄道へ移管し、路線名を「日本海ひすいライン」に改称した<ref group="N" name="mainichi-np-2014-11-2">浅見茂晴(2014年11月2日). “えちごトキめき鉄道:新車両を公開”. [[毎日新聞]] (毎日新聞社)</ref>。一方の大糸線は新幹線開業後もJR西日本が引き続き管理・運営している。 |
2021年4月20日 (火) 11:00時点における版
糸魚川駅 | |
---|---|
日本海口(2019年8月18日撮影) | |
いといがわ Itoigawa | |
所在地 | 新潟県糸魚川市大町一丁目 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細)[N 1] えちごトキめき鉄道(駅詳細)[N 1] 日本貨物鉄道(JR貨物) |
糸魚川駅(いといがわえき)は、新潟県糸魚川市にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・えちごトキめき鉄道・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
概要
新潟県西部にある糸魚川市の中心駅・代表駅で、えちごトキめき鉄道と、JR西日本金沢支社 北陸広域鉄道部の大糸線の運行拠点が配置されている。
海岸沿いに位置し、新幹線の車内からは海が見える場所にある。
乗り入れ路線
JR西日本の北陸新幹線、大糸線と、えちごトキめき鉄道の日本海ひすいラインが乗り入れている。JR貨物は日本海ひすいラインのみ第二種鉄道事業として貨物列車を運行している。北陸新幹線開業以前はえちごトキめき鉄道に移管される前の北陸本線が所属線として乗り入れていた[1]。
2015年(平成27年)3月14日に北陸新幹線の長野駅 - 金沢駅間が延伸開業した際、当駅も停車駅の一つとなった[N 1]。
新幹線の延伸開業時に運行を開始した定期列車のうち、速達タイプの「かがやき」は当駅を通過するが、各駅停車タイプの「はくたか」計15往復(東京 - 金沢間14往復、長野 - 金沢間1往復)は全列車が停車する[2][3]。
また新幹線開業に際しては当駅に乗り入れる在来線2路線のうち、北陸本線の当駅を含む金沢駅 - 直江津駅間が並行在来線としてJR西日本から経営分離され[N 2]、当駅を含む新潟県内の市振駅 - 直江津駅間は県と沿線自治体などが出資する第三セクター鉄道のえちごトキめき鉄道へ移管し、路線名を「日本海ひすいライン」に改称した[N 3]。一方の大糸線は新幹線開業後もJR西日本が引き続き管理・運営している。
なお新幹線開業と北陸本線の移管に伴い、当駅は新潟県内で唯一のJR西日本管理の有人駅となっている[注 1]。JR西日本管理の有人駅としても最東端にあたる[注 2]。
JR糸魚川駅の事務管コードは▲541482を使用している[4]。
歴史
- 1912年(大正元年)12月16日 - 国有鉄道信越線(しんえつせん) 名立駅 - 当駅間延伸開業に伴い、終着駅として開設[5](一般駅)。
- 1913年(大正2年)4月1日 - 国有鉄道北陸本線 青海駅 - 当駅間延伸開業[5]。これに伴い、信越線の当駅 - 直江津駅間が北陸本線に編入され、当駅も北陸本線所属に変更される[5]。同時に途中駅となる[5]。
- 1932年(昭和7年)12月21日 - 大火により初代駅舎焼失。
- 1934年(昭和9年)11月14日 - 国有鉄道大糸北線 当駅 - 根知駅間開業[6]。
- 1949年(昭和24年)6月1日 - 日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
- 1957年(昭和32年)8月15日 - 中土駅 - 小滝駅間の延伸開業により大糸線が全通。大糸北線と大糸南線が統合され、路線名を大糸線に改称[7]。同日より新駅舎の運用を開始(3代目)。
- 1964年(昭和39年) - 明星セメント糸魚川工場が操業を開始する。この頃、工場への専用線の運用を開始する。
- 1965年(昭和40年)9月30日 - 北陸本線 泊駅 - 当駅間が交流電化[8]。
- 1968年(昭和43年)9月16日 - 北陸本線 姫川信号場 - 当駅間が複線化(姫川信号場は廃止)。
- 1969年(昭和44年)
- 1973年(昭和48年)12月15日 - みどりの窓口を開設[9]。
- 1977年(昭和52年)4月 - 糸魚川市による駅前整備事業が完了(現在の日本海口側)。
- 1983年(昭和58年)3月25日 - 大糸線に列車集中制御装置 (CTC) 導入。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 荷物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる[10][7]。
- 2000年(平成12年)2月8日 - 当駅を含む北陸本線 近江塩津駅 - 直江津駅間に列車集中制御装置 (CTC) を導入[11]。
- 2003年(平成15年)3月15日 - 当駅を発着する貨物列車の設定が廃止。
- 2005年(平成17年)6月 - 北陸新幹線、糸魚川市中心部の高架橋工事起工。
- 2011年(平成23年)11月8日 - 在来線駅舎(日本海口駅舎)の橋上化および自由通路の新設工事着工[12]。
- 2012年(平成24年)8月3日 - 北陸新幹線の糸魚川駅施設および新幹線駅舎(アルプス口駅舎)の建設工事に着工[13]。
- 2013年(平成25年)12月1日 - 日本海口駅舎の運用を開始(4代目)[N 4]。
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)
- 2017年(平成29年)3月 - 日本海ひすいライン・大糸線改札口に列車発車時刻を表示する電光掲示板(発車標)が設置される。
- 2020年(令和2年)
駅構造
JR西日本と鉄道・運輸機構、糸魚川市では新幹線開通に際し駅舎の改築と南北自由通路の新設を進め、北側の在来線橋上駅舎は2013年12月1日の始発列車から、自由通路は2014年9月14日の正午からそれぞれ供用が開始された。また糸魚川市では改築に合わせ駅舎出入口の愛称として、従前から設けられている北側を「日本海口(北口)」、新設された南側を「アルプス口(南口)」と命名した。
南北の駅舎は糸魚川市周辺の風景をモチーフとして設計されたもの。在来線の日本海口駅舎と自由通路は、中心市街地の雁木造と町屋をイメージした和風のデザインが用いられている。
新幹線のアルプス口駅舎のデザイン原案は「日本海と北アルプスに抱かれた、雄大な自然を感じさせる駅」で、市が2007年(平成19年)に鉄道・運輸機構に要望したデザイン構想を基に、同機構が2010年(平成22年)10月29日に市側へ提示した3案の中から選定された「C案」を基に設計されたもので[16][17][18]、日本海の波と北アルプス、市内の姫川流域で産出されるヒスイ、市域が指定されている「世界ジオパーク」をイメージして、外装のデザインにはヒスイを表す翠色や、地層や断層を表すストライプなどが取り入れられている。
新幹線
JR 糸魚川駅 | |
---|---|
アルプス口駅舎(2015年3月) | |
いといがわ Itoigawa | |
◄上越妙高 (37.0 km) (39.2 km) 黒部宇奈月温泉► | |
所在地 | 新潟県糸魚川市大町一丁目7-47 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 北陸新幹線 |
キロ程 |
213.9 km(高崎起点) 東京から318.9 km |
電報略号 | イト[19] |
駅構造 | 高架駅[19] |
ホーム | 2面2線[19] |
乗車人員 -統計年度- |
551[注 3]人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1912年(大正元年)12月16日 |
備考 |
直営駅 みどりの券売機プラス設置駅[15] |
JR西日本金沢支社が管理する直営駅(駅長配置)で、3階に設けられたホームはフロア全体がスノーシェルターで覆われた高架構造で、相対式ホーム2面2線を有する。
通過線が設置されていないため、ホームにはホームドアが設置されているほか、待合室と喫煙室が1箇所ずつ設置されている。
発車メロディには相馬御風作詞の『春よ、来い』を使用している。これはJR西日本が糸魚川市に対し、発車メロディの使用を提案したことを受け[N 9]、市は「御風は市を代表する文人であり、(新幹線開業年の)2015年が御風の没後65周年にあたること」や「聴く者の心を明るくし、安らぎを与えてくれる曲であること」などを選定理由として、使用楽曲の第一候補に後述の在来線ホームで春季に使用している『春よ来い』を、第二候補に同じく御風作詞の『糸魚川小唄』の2曲を推薦した。JR西日本ではその後選考等を経て、2014年(平成26年)12月9日に当駅については第一候補『春よ来い』を採用する旨を発表した[20][21]。
2階のコンコースには[19]、みどりの券売機プラス[15]・自動改札機(3通路)・化粧室などが設置されている。
改札口では全通路で新幹線eチケットサービスが利用可能[注 4]。
コンコースの自由通路沿いには売店としてセブン-イレブンが営業している。
バリアフリー対策として、改札内コンコースとホームの間にはエレベーター1基とエスカレーター上下各1基が設置されているほか、改札内コンコースのトイレにはオストメイト対応の多機能トイレが併設されている[19]。
のりば
北側から順に、下記のように配置されている。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
11 | 北陸新幹線 | 上り | 長野・東京方面 |
12 | 下り | 富山・金沢方面 |
在来線
えちごトキめき鉄道 糸魚川駅 | |
---|---|
日本海口駅舎(2013年12月) | |
いといがわ Itoigawa | |
所在地 | 新潟県糸魚川市大町一丁目7[22] |
所属事業者 |
えちごトキめき鉄道 西日本旅客鉄道 (JR西日本) |
電報略号 | イト[23] |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[23] |
ホーム | 2面4線[23] |
乗車人員 -統計年度- |
621[注 5]人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 2015年(平成27年)3月14日*[23] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■日本海ひすいライン(トキてつ) |
キロ程 |
20.5 km(市振起点) 泊から29.9 km 米原から315.0 km |
◄青海 (6.6 km) (1.6 km) えちご押上ひすい海岸► | |
所属路線 | ■大糸線(JR西日本) |
キロ程 |
105.4km(松本起点) 南小谷から35.3 km |
◄姫川 (3.2 km) | |
備考 |
共同使用駅 (えちごトキめき鉄道の管轄駅) 直営駅 ビジネスえきねっと設置 |
* 北陸新幹線開業による並行在来線の経営分離による。 |
えちごトキめき鉄道とJR西日本の共同使用駅で、えちごトキめき鉄道が管理する直営駅。
大糸線の駅業務はJR西日本金沢支社の北陸広域鉄道部から受託している。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面3線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有する[23]。
北側の単式ホームが1番のりば、南側の島式ホームが2・3番のりば、2番のりば西側(富山方)の切欠きホームが4番のりばとなっている。
コンコースには有人改札口と窓口(営業時間 7時00分 - 20時00分)のほか、タッチパネル式自動券売機が設置されている。
バリアフリー対策として、改札内と両ホームの間にはエレベーターが設置されているほか、改札内のトイレにはオストメイト対応の多機能トイレが併設されている[24]。
日本海口駅舎の西側に設置されている事務棟は1957年(昭和32年)竣工の3代目駅舎の一部を使用したもので、移管前はJR西日本金沢支社管内のうち、新潟・長野両県の区間を統括管理していた糸魚川地域鉄道部の事務所が置かれていた。
同鉄道部は移管前の当駅を直営駅(終日社員配置)として管理を行っていたほか、北陸本線の市振駅 - 谷浜駅間、大糸線の中土駅 - 姫川駅間の各駅を統括管理していた。
なお糸魚川地域鉄道部と富山地域鉄道部は新幹線開業に伴うJR金沢支社の組織再編に伴い、新幹線開業日を以って前掲の「北陸広域鉄道部」に改組された。
取り扱うきっぷについて
日本海口駅舎の窓口・券売機は、えちごトキめき鉄道の管轄となるため、普通乗車券等についてはえちごトキめき鉄道が設定する連絡運輸範囲内のみの発券となる。このため、大糸線の乗車券は、連絡運輸範囲となっている本駅から南小谷駅までの各駅分のみ取り扱い[25]、同駅から先の千国駅以南の各駅への乗車券などはアルプス口駅舎窓口・券売機での取り扱いとなる。同様に、日本海ひすいラインの市振駅 - 直江津駅間は、JR西日本金沢支社管内の特別企画乗車券「北陸おでかけパス」「北陸周遊乗車券」のフリー区間となっているが、当駅ではアルプス口駅舎のみで取り扱っている。
一方で、日本海口駅舎窓口では、JR東日本新潟支社管内の特別企画乗車券のうち、えちごトキめき鉄道の区間が含まれる「えちごツーデーパス」「しらゆきWきっぷ」の2券種に限り、JR東日本のビジネスえきねっとのシステムを用いて、8時30分 - 19時30分の間のみ取り扱っている[25]。
のりば
北側から順に、下記のように配置されている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■日本海ひすいライン | 下り | 直江津方面 | |
2 | 一部の列車 | |||
上り | 泊・富山・金沢方面 | |||
3 | ||||
■JR大糸線 | 上り | 南小谷方面 | 一部の列車 | |
4 |
列車運転指令上では、1番のりばが「下り本線」、2番のりばが「中2番線」、3番のりばが「上り本線」、4番のりばが「中3番線」となっている。この他、1番のりばと2番のりばの間と、3番のりばの山側にはホームのない待避線(前者は「中1番線」、後者は「上り1番線」)がある。
大糸線の列車は基本的に4番のりばで折り返す。また、2015年3月時点での定期列車では設定されていないが、2番のりばからも大糸線方面への発車が可能である。
上記の他、構内には側線が設けられており、車両の留置等に使用される。
ご当地メロディー
かつては在来線のうち、日本海ひすいラインの一部列車では発車メロディを使用していた。
それまでの電子ベルに代わって2000年(平成12年)1月20日から運用が開始された楽曲には、同年が糸魚川市出身の相馬御風の没後50周年にあたることから、当時のJR西日本金沢支社糸魚川地域鉄道部が、地域密着策の一環として御風作詞の曲を採用したもので、メロディは季節ごとに下記の4種類を使用していた[注 6]。
自由通路
新幹線・在来線の各コンコースは、自由通路に面する2階に設けられている。相互間の乗り換え専用通路は設けられておらず、乗り換え動線は自由通路を経由する経路のみとなる。
自由通路(糸魚川駅自由通路)は糸魚川市が管理しており、2階平面部の延長70m、階段部を含む総延長115m、幅員6mを有する。終日通行可能で、歩行者のほか自転車も通行できるが、自転車は押して徒歩で通行する必要がある。
日本海口・アルプス口両駅舎のコンコース正面と、日本海口側階段下の待合室、後述のジオパル内に設置されたデジタルサイネージでは、列車・路線バスの発車時刻案内をはじめ周辺の観光案内、市の広報映像などが放映されている。
なおバリアフリー対策として日本海口側、アルプス口側にはそれぞれエスカレーターとエレベーターが設置されているほか、オストメイト対応の多機能トイレは日本海口側、アルプス口側の各1階階段下のトイレと、ジオパル内「ジオラマステーション」横のトイレ(開館時間内のみ利用可)の計3箇所に併設されている。
日本海口(北口)
元々出入口が設けられていたのは日本海口側で、糸魚川市の中心市街地に面している。
駅舎東側の隣接地には交流施設「ヒスイ王国館」が所在し、1階には「糸魚川観光物産センター」と飲食店、2階には観光案内所、駅レンタカーの窓口、コミュニティホール(貸室)などがあり、2階フロアと自由通路の間は階段と前掲のエレベーターで連絡している。
また自由通路の日本海口側階段下のエレベーターホール横には待合室(開放時間 6時00分 - 21時00分)が設けられている。このほか待合室横では2015年2月28日までコンビニエンスストア「ちゃお糸魚川」が仮営業を行っていた(新幹線開業に伴い移転し、前掲のセブン-イレブン キヨスクへ転換)。
アルプス口(南口)
アルプス口は新幹線の建設に合わせて整備された出入口で、2014年9月14日の暫定供用開始以降、各施設及び設備の供用が順次開始された。
駅前広場の駅舎正面には、後述の「レンガ車庫」のモニュメントが設置されている。
ジオパル
アルプス口駅舎1階に設けられた糸魚川ジオステーション ジオパルは、観光案内所や鉄道保存展示施設等を備えた複合型交流施設である。
新幹線開業1か月前の2015年2月14日に開館した[N 8]。施設を管理する糸魚川市では、市域が認定されている「世界ジオパーク」の魅力を発信し、鉄道実車両や鉄道模型に親しみ、楽しむことができる施設として運営を行っている。
施設名は一般公募から選定のうえ決定したもので、「ジオ」は「世界ジオパーク」と鉄道模型の「ジオラマ」を表し、また英語で「友達」などを意味する「pal」を組み合わせ、ジオパークやジオラマの輪が友達や仲間に大きく広がっていく中心施設というイメージを表現しており、上越市在住の男性と東京都世田谷区在住の男性が応募した両案を折衷して命名された[26]。
ジオパル内には3つのスペースが設けられ、糸魚川市観光協会などが運営する観光案内所「ジオパーク観光インフォメーションセンター」では周辺地域の観光情報を提供しているほか、ジオパークに関する参加体験型コーナーや子供が遊べるスペースも設けられている。
かつて大糸線内を走行していたキハ52 156が静態保存された「キハ52待合室」では実車両を間近で見学できるほか、車内の座席を「待合室」として使用できる。
屋外の駅前広場の歩行者道上と、待合室内の東側壁面の一部にはレンガ車庫のモニュメントが設置されている。キハ52形は館内に格納されており、レンガ車庫の左側アーチ内に入庫した状態を再現した外観となっている[注 7]。
また土曜・休日の晴天時やイベント開催時等には車両移動機[注 8]を使用し、車両全体を駅前広場の歩行者道へ移動させて屋外展示も実施される[N 10]。
「ジオラマ鉄道模型ステーション」には糸魚川市周辺の沿線風景をテーマにした、NゲージとHOゲージのジオラマ各1セットから成る鉄道模型の展示コーナーがあり、来場者が持参した模型を実際に運転して楽しむこともできる。またタカラトミーの協力による「プラレール」の大型ジオラマコーナーも設けられており、クッションフロアでは市民やファンから寄付されたプラレールの部材を自由に組み合わせて遊ぶこともできる。
2020年8月10日には糸魚川産の杉材を外装に用いたトワイライトエクスプレスA寝台と食堂車を再現したモックアップ、10月14日には日本最後の産業用小型蒸気機関車「くろひめ号」が展示されている[27]。
ジオパルの各施設はいずれも無料で利用できる。ただし鉄道模型の持ち込みと運転操作卓の使用については利用料金が別途必要となる。なお開館時間は#外部リンクを参照。
レンガ車庫
駅南側にはかつて、総煉瓦造りの車庫が設けられていた。この「糸魚川駅機関車庫1号」、通称「レンガ車庫(赤レンガ車庫)」は1912年(大正元年)12月に竣工したもので、延床面積は812m2を有した。
両妻壁と桁下全てが純煉瓦造で、機関車・客車の2両編成が3列格納でき、出入口は三連アーチを描いていた。建設から90余年を経過してもなお筐体の損傷が少なく、且つ現役の施設として供用され続け、加えてかつて全国各地に所在した同様の車庫はほとんどが廃止・撤去されていることから、全国的にも極めて貴重な存在となっていた。しかし北陸新幹線の工事進捗に伴い、構内の一部を新幹線ホーム用地とする必要が生じ、JR西日本と鉄道・運輸機構では車庫の撤去について検討を開始した。
しかしレンガ車庫は前述のように歴史的価値が高いことから、駅舎改築後に新設される南口駅前広場へ曳家方式で移築し、ランドマークの一つとして活用することを目指して地元の有志などが保存運動を展開し、地元の建設会社などが中心となって「レンガ車庫基金実行委員会」を設立し募金活動なども行われた。糸魚川市ではこうした動きを受けてレンガ車庫の移築について検討を進めたが、曳家による移築には3億円以上の費用が必要なことから、米田徹糸魚川市長は2009年(平成21年)11月10日「曳家移築は不可能」との最終的な判断を下し計画の正式断念を発表した上で、部材の切り取り保存について引き続きJR西日本側と協議する意向を示した。
そして協議の結果「事業主体を市とすること」「切り取り保存の費用は市が負担すること」「切り取り保存工事が新幹線建設に支障を及ぼさないこと」の3点を条件に、JR西日本が市から工事を受託して計116 m2分の壁面を切り取り、市に無償譲渡することで合意に至り、米田市長は2010年(平成22年)2月25日の定例記者会見で、車庫西側の列車出入口全面と南側の壁面の一部を切り取り保存する方針を正式に表明し、新年度予算案に解体工事費1億円を盛り込んだ。こうしてレンガ車庫は同年3月のダイヤ改正を以って用途廃止となり、3月21日にJR西日本金沢支社主催の記念イベント「さよならコンサート」が開催された後に閉鎖され、4月中旬に切り取り保存の工程を実施した後、残存部は解体撤去された。なお撤去費用そのものは鉄道・運輸機構が全額を負担し、解体された煉瓦やレールなどの構造物はJR西日本から市に譲渡され、市ではこれらを後述の糸魚川市立糸魚川小学校敷地内のポケットパークの整備に際し再利用したほか、一部は記念品として加工のうえ、鉄道ファンや市民に向けて販売した[N 11]。
この出入口面の外壁はアルプス口駅前広場のデザインに組み込まれる形で駅舎正面での復元再築が決まり、併せてアルプス口駅舎1階には前掲の「糸魚川ジオステーション ジオパル」の開設が決定、かつて大糸線を走行していたキハ52形気動車が静態保存されることになり、市に無償譲渡された同車両は廃車後に補修を受けた上で金沢総合車両所で屋内にて保管された後、アルプス口駅舎の建設進捗に伴い2014年(平成26年)11月26日に搬入された。
またレンガ車庫基金は部分保存という形で当初の目的を果たし、2014年春までに全国から約150万円を集めて募金活動を終了した。集まった基金はレンガ車庫の歴史や魅力を発信する映像ソフトの制作等に活用する目的で同年4月7日に市へ寄贈され、米田市長は「駅の魅力が高められるよう総合的な観点で検討し、行政としてできる範囲で生かしたい」との意向を明らかにした[28]。
駅前広場に復元再築されたモニュメントは、裏面に設置された鉄骨の支柱によって自立しており、基礎部分や煉瓦の結着などに使用したコンクリートは駅西側に事業所を置く明星セメントが提供した。
貨物取扱
JR貨物の駅は現在、車扱貨物の臨時取扱駅となっている。しかし、駅に接続する専用線や貨物取扱設備は全く無く、貨物列車の発着も無くなっている。かつては専用線発着車扱貨物の取扱駅であり、当駅に接続する専用線が存在していた。
最後まで使用されていた専用線は、明星セメントが保有するものであった。同線は当駅から北陸本線の南に沿って西進、国道148号の高架橋下を通った後、南に方向を変え、明星セメント糸魚川工場へ至っていた。全長1.9kmでセメントの発送に使用されていたが、2003年(平成15年)3月15日限りで廃止された。
利用状況
2019年(令和元年)度の糸魚川駅全体の1日平均乗車人員は1,172人である[29]。
各年度の1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | JR西日本[注 9] | えちご トキめき[注 10] |
---|---|---|
1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗車人員[30] | |
2004年 | 1,268 | 未 開 業 |
2005年 | 1,263 | |
2006年 | 1,183 | |
2007年 | 1,120 | |
2008年 | 1,093 | |
2009年 | 1,078 | |
2010年 | 1,021 | |
2011年 | 972 | |
2012年 | 949 | |
2013年 | 939 | |
2014年 | 865 | |
2015年 | 482 | 692[31] |
2016年 | 498 | 707[32] |
2017年 | 536 | 674[33] |
2018年 | 557 | 653[34] |
2019年 | 551 | 621[35] |
駅周辺
駅周辺は糸魚川市の中心部であり、市街地が広がっている。駅前広場には日本海口側、アルプス口側ともタクシーがほぼ終日にわたって待機している。
日本海口(北口)側
日本海口側には駅前広場が整備されており、路線バスの発着点となっている。
駅から日本海へは直線で約400mと近接しており、北陸・上越両新幹線沿線各駅を通じて最も近い。この立地条件から糸魚川市では「日本海に一番近い新幹線駅」と銘打って、新幹線開業に向けて観光誘客や交流人口の拡大を図る施策を進めている[36]。
駅前広場には相馬御風の歌碑が建立されている。日本海口から糸魚川バイパスの寺町交差点に至る、延長約450mの駅前通り(一般県道糸魚川停車場線)には1990年(平成2年)11月、「ヒスイロード」という愛称が命名され、同交差点までの自転車歩行者道沿いには左手に宝玉を掲げる奴奈川姫の像、ヒスイの原石、勾玉のモニュメント、市域で採取された岩石、海望公園(旧糸魚川市庁舎跡地)の奴奈川姫と建御名方命の母子像など、ヒスイやジオパークに関する200種類に及ぶストリートファニチャーが配置されている。また同交差点先の日本海展望台からは、好天時には北側は佐渡島や能登半島、南側は北アルプスの山々を望むことができる。
このヒスイロードの西側は2016年の糸魚川市大規模火災の焼失地域であり、復興の取り組みとして駅北広場「キターレ」[N 12]や市民公園が整備された。
- 新潟県道154号糸魚川停車場線(駅前通り・ヒスイロード)
- 国道8号(糸魚川バイパス)
- 糸魚川海水浴場
- 相馬御風旧宅
- ホテルゑびや
- ホテルジオパーク
-
駅前風景
アルプス口(南口)側
2014年9月14日に供用が開始されたアルプス口側の周辺は住宅地となっている。糸魚川市役所へはこちら側が至近である。
- 新潟県道222号西中糸魚川線
- 糸魚川市役所
- 糸魚川市民会館
- 糸魚川市民図書館
- 糸魚川歴史民俗資料館(相馬御風記念館)
- 玉翠園
- 上越信用金庫 糸魚川支店
- 明星セメント 糸魚川工場
- 新潟県立糸魚川白嶺高等学校
- 糸魚川市立糸魚川小学校
- 同校敷地の市道沿いに所在する「C12 SLパーク」には、かつて大糸線内を走行していたC12形蒸気機関車(C12 88)が静態保存されている。市では新幹線建設に伴う駅周辺整備の一環として車両の再塗装やポケットパーク化を実施し、前掲の赤レンガ車庫の構造物がオブジェとして活用されている。
路線バス
糸魚川市中心部を発着する路線バスは頸城自動車グループの糸魚川バスが、日本海口側駅前広場近くの「糸魚川駅日本海口」バス停留所を起点として全線を運行している。また頸城自動車は高速バス糸魚川線を1日2往復運行している。
日本海口側の一般路線バスは駅前広場ロータリー内の停留所から発着、高速バスはヒスイ王国館北側の市道沿いの高速バスのりば発(到着はロータリー内)となっている。2014年12月15日のダイヤ改正から一部路線バスのアルプス口への乗り入れが開始され、同時に日本海口側の停留所も「糸魚川駅前」から現名称に改称された。
糸魚川駅日本海口(北口)
糸魚川駅日本海口停留所
- 01 青海糸魚川・能生糸魚川線
- 押上一丁目方面 糸魚川総合病院・能生駅前・西飛山ゆき
- 横町五丁目・姫川大橋方面 青海大沢・横町五丁目ゆき
- 02 おうみ巡回線
- 南寺町一丁目・糸魚川高校方面 糸魚川総合病院ゆき
- 横町五丁目・青海駅前方面 青海大沢ゆき
- 03 青海通り線
- 南寺町一丁目・糸魚川駅アルプス口・糸魚川市役所・糸魚川高校方面 糸魚川総合病院ゆき
- 横町五丁目・今村新田入口方面 青海大沢ゆき
- 04 今井線
- 糸魚川小学校前方面 一部糸魚川中学校またはショッピングセンター入口経由 中谷内ゆき
- 05 根知線
- 糸魚川小学校前方面 一部ショッピングセンター入口経由 別所ゆき
- 06 道平経由 来海沢
- 一部は糸魚川総合病院経由
- 07 糸魚川総合病院・梶屋敷駅前経由 焼山温泉・笹倉温泉
- 08 駅アルプス口・蓮台寺入口経由 糸魚川総合病院
- 09 【糸魚川市街地巡回バス】(循環) 糸魚川総合病院・蓮台寺入口・駅アルプス口・横町・駅日本海口
- 東廻り(総合病院先回り)4本、西廻り(駅アルプス口先回り)3本を運行
- 10 【糸魚川街めぐりバス】(循環)フォッサマグナミュージアム→翡翠園→谷村美術館→相馬御風宅→駅日本海口
- 土曜・休日運行、循環は一方向のみ
糸魚川駅前停留所
- 【高速】新潟駅前
糸魚川駅アルプス口(南口)
糸魚川駅アルプス口停留所
- 07 糸魚川総合病院・梶屋敷駅前経由 焼山温泉・笹倉温泉
- 08 蓮台寺入口経由 糸魚川総合病院
- 08 中央二丁目・駅日本海口経由 大沢・青海駅前
- 09 【糸魚川市街地循環バス】(循環)蓮台寺入口・糸魚川総合病院・蓮台寺入口・寺町・駅日本海口
- 18 【白馬岳登山バス】 平岩駅前経由 蓮華温泉
- 7月中旬から8月中旬の間の毎日、早朝1本を運行
物販
アルプス口駅舎2階、新幹線コンコースの自由通路沿いには「セブン-イレブン キヨスク」が出店している。同店はジェイアール西日本デイリーサービスネットグループのうち、JR西日本金沢支社管内の駅店舗の運営管理を手掛けるジェイアールサービスネット金沢が運営を行っており、JR西日本DSNグループが運営する駅店舗としては新潟県内唯一である。
かつては駅弁も販売されていたが、業者が撤退したため販売は終了している。また、日本海口駅前「ヒスイ王国館」1階の「糸魚川観光物産センター」で販売されていた、糸魚川市蒲池(根知地区)に所在する「九郎右ェ門」が調製した「笹すし」も廃業により販売は終了した[37]。
隣の駅
※新幹線の停車駅は各列車記事を参照
- えちごトキめき鉄道
- ■日本海ひすいライン
- 青海駅 - 糸魚川駅 - えちご押上ひすい海岸駅
- ※1日2往復のみ運転されるあいの風とやま鉄道線からの直通列車は、えちご押上ひすい海岸方面には入らない。
脚注
注釈
- ^ 移管前においては当駅のほか、北陸本線の青海駅と能生駅、筒石駅の3駅が委託駅として営業していたが、社員配置の直営駅は当駅のみであった。また大糸線のJR西日本管内の途中駅はすべて無人駅である。類似の例として、三重県内で唯一のJR西日本管理の直営駅である伊賀上野駅、滋賀県内で唯一のJR東海管理の直営駅である米原駅、京都府内および大阪府内で唯一のJR東海管理駅である京都駅、新大阪駅などがある。なお北陸新幹線の上越妙高駅以西の区間はJR西日本金沢支社の管内だが、同駅はJR東日本新潟支社が管理を行っている。
- ^ 無人駅を含めると大糸線の中土駅がJR西日本管理で最東端駅にあたる。
- ^ JR大糸線の利用者を含む
- ^ 北陸新幹線では、2015年春の延伸開業区間を含む全区間で「モバイルSuica特急券」のサービスが行われており、同サービス終了後は新幹線eチケットサービスが利用可能になっている。
- ^ JR大糸線の利用者は含まない
- ^ 発車メロディの運用開始当初は『夏の雲』のみを使用していたが、その後メロディが順次追加され、季節ごとに曲目が変更されていく。 糸魚川市では、糸魚川地域の防災行政無線の午後5時の時報として、季節ごとにこの4曲が演奏される
- ^ この場合、前掲のインフォメーションセンターと後述のジオラマステーションの間の館内動線はキハ52形の車内を通り抜ける経路となる。階段の歩行が困難な場合は、いったん館外に出て駅前広場の歩行者道を経由する経路で移動できる
- ^ アント工業製ANT15W型(『Rail Magazine』2015年5月号(No.380) p.146より)。アント車両移動機のうちウエイト搭載型では最初期の機種。現存事例としてこちらも貴重である。
- ^ JR大糸線の乗車人員も含む
- ^ JR大糸線の乗車人員は含まない
出典(新聞・ニュース)
- ^ a b c d e 浅見茂晴、山本愛、板鼻幸雄(2015年3月15日). “北陸新幹線:開業 上越に変革、期待背負い”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ 一條優太(2015年3月15日). “クローズアップ2015:北陸新幹線開業 首都圏客、流れ変化 「上越」減便に焦り”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ a b 浅見茂晴(2014年11月2日). “えちごトキめき鉄道:新車両を公開”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ “JR西日本の糸魚川駅、12月1日から橋上化…翌日は北陸新幹線試験列車の歓迎イベント”. Response.. (2013年11月12日) 2013年12月6日閲覧。
- ^ “自由通路開通、南北往来でにぎわい”. 上越タイムス (上越タイムス社). (2014年9月14日) 2014年9月15日閲覧。
- ^ “糸魚川駅に南北2つの出口つなぐ自由通路”. 読売新聞 (読売新聞社). (2014年9月15日) 2014年9月15日閲覧。
- ^ 浅見茂晴(2014年9月17日). “JR糸魚川駅:南・北口、自由通路渡り初め”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ a b 浅見茂晴(2015年2月16日). “北陸新幹線:周辺整備、糸魚川駅で完工式典 ジオパル、オープンも祝う”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ “新潟)上越妙高駅と糸魚川駅に発車メロディー”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2014年9月26日) 2014年9月26日閲覧。
- ^ “「糸魚川ジオステーション ジオパル(キハ52 待合室)」オープン”. 鉄道ホビダス RMニュース (ネコ・パブリッシング). (2015年2月16日) 2015年3月4日閲覧。
- ^ 糸魚川で14日「鉄道祭り」、レンガ車庫記念品を販売 新潟日報 2012年10月11日付 上越地域版
- ^ “糸魚川復興 にぎわいの拠点完成 「キターレ」4月1日オープン”. 新潟日報. (2020年3月26日)
出典(その他)
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ "北陸新幹線 長野〜金沢間開業に伴う運行計画の概要について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 27 August 2014. 2014年8月27日閲覧。
- ^ "北陸新幹線 長野〜金沢間開業に伴う運行計画の概要について" (Press release). 西日本旅客鉄道. 27 August 2014. 2014年8月27日閲覧。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ a b c d 『歴史でめぐる鉄道全路線』13号 21頁
- ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線』9号 10頁
- ^ a b 『歴史でめぐる鉄道全路線』9号 11頁
- ^ a b 『歴史でめぐる鉄道全路線』13号 22頁
- ^ 『糸魚川市史 昭和編 年表・索引』(2007年3月31日、糸魚川市発行)38ページ。
- ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線』13号 23頁
- ^ 『JR気動車客車編成表』'00年版 ジェー・アール・アール (1998年) ISBN 4-88283-121-X
- ^ 地域活性化につながる糸魚川駅 - 建築支店糸魚川駅作業所 - 大鉄工業・事業情報(2014年5月21日閲覧)
- ^ "北陸新幹線、糸魚川駅 安全祈願について" (PDF) (Press release). 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構. 20 July 2012. 2014年11月29日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年12月16日閲覧。
- ^ [リンク切れ]“糸魚川駅自由通路 もうすぐ開通”. 糸魚川市 (2014年8月25日). 2014年8月31日閲覧。
- ^ a b c d "北陸初! みどりの券売機プラスの導入日が決定しました" (PDF) (Press release). 西日本旅客鉄道. 20 November 2020. 2020年11月24日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年11月24日閲覧。
- ^ “新幹線糸魚川駅のデザイン案が示されました(1ページ目)” (PDF). 広報いといがわ 2010年11月号(第68号) (糸魚川市). (2010年11月10日) 2015年3月5日閲覧。
- ^ “新幹線糸魚川駅のデザイン案が示されました(2ページ目)” (PDF). 広報いといがわ 2010年11月号(第68号) (糸魚川市). (2010年11月10日) 2015年3月5日閲覧。
- ^ “新幹線糸魚川駅 駅舎デザイン案を選定” (PDF). 広報いといがわ 2011年2月号(第71号) (糸魚川市). (2011年2月10日) 2015年3月5日閲覧。
- ^ a b c d e 新潟県鉄道全駅、p.21。
- ^ "北陸新幹線 発車メロディの決定について" (Press release). 西日本旅客鉄道. 9 December 2014. 2014年12月27日閲覧。
- ^ 北陸新幹線糸魚川駅の発車メロディーが「春よ来い」に(糸魚川市)(2015年2月17日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ “沿線ガイド(糸魚川駅)<日本海ひすいライン”. えちごトキめき鉄道. 2020年4月6日閲覧。
- ^ a b c d e 新潟県鉄道全駅、p.250。
- ^ “ご利用案内 | えちごトキめき鉄道株式会社”. www.echigo-tokimeki.co.jp. 2019年3月1日閲覧。
- ^ a b “えちごトキめき鉄道のご利用方法について” (PDF). えちごトキめき鉄道 (2015年2月13日). 2015年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月7日閲覧。
- ^ 北陸新幹線糸魚川駅高架下施設の愛称決定!(糸魚川市)(2014年11月10日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ トピックス一覧 2020年4月~2021年3月 - 糸魚川市
- ^ “基金150万円を糸魚川市に寄贈(トップページ トピックスより)”. 後藤組 (2014年4月18日). 2014年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月11日閲覧。
- ^ “統計いといがわ 令和2年度 統計要覧” (PDF). 糸魚川市. p. 54. 2020年11月21日閲覧。
- ^ えちごトキめき鉄道ご利用状況
- ^ “平成27年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2016年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “平成28年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2017年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “平成29年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “2018年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2019年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “2019年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2020年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “すぐそこに!夢の新幹線(第2回) 広報いといがわ No.99(平成25年6月号)13頁” (PDF). 糸魚川市 (2013年6月10日). 2014年4月22日閲覧。
- ^ “廃業のお知らせ”. 根知谷笹すし総本舗 九郎右ェ門. 2020年12月16日閲覧。
参考文献
- 鉄道友の会新潟支部『新潟県鉄道全駅 増補改訂版』新潟日報事業社、2015年6月30日。ISBN 9784861326066。
- 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 13号 北陸本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年10月11日。
- 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 9号 大糸線・飯山線・篠ノ井線・越後線・弥彦線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年10月11日。
関連項目
外部リンク
- 糸魚川駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- 糸魚川駅 - えちごトキめき鉄道
- 北陸新幹線 - 糸魚川市
- 北陸新幹線糸魚川駅 平成27年春開業 - 北陸新幹線糸魚川駅開業記念事業実行委員会 - ウェイバックマシン(2016年3月6日アーカイブ分)
- 糸魚川ジオステーション ジオパル - 糸魚川ジオパーク