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* 打席の途中で投手が交代した場合 ―― 交代時の[[ボールカウント]](ボールを先に表記)が 2-0、2-1、3-0、3-1、3-2のいずれかで、かつ[[四球]]になったときは、前任投手の記録であるが、それ以外のすべての場合は救援投手の記録となる<ref>公認野球規則9.16(h)</ref><ref name="yakyutaro">{{Cite news |title=杉内もビックリ? カウントの途中で投手・打者が代わったら誰の三振に? 驚くべき三振のルールがあった!|newspaper=週刊野球太郎|url=http://makyu.yakyutaro.jp/post-363/ |accessdate=2017-04-04}}</ref><ref name="sponichi20170404">{{Cite news |title=なぜ?DeNA―巨人戦で”珍記録”パットンわずか1球で1奪三振 |newspaper=スポーツニッポン|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/04/04/kiji/20170404s00001173322000c.html |accessdate=2017-04-04}}</ref>。そのため、救援投手の投球数が1球でも奪三振1が記録されることがある。 |
* 打席の途中で投手が交代した場合 ―― 交代時の[[ボールカウント]](ボールを先に表記)が 2-0、2-1、3-0、3-1、3-2のいずれかで、かつ[[四球]]になったときは、前任投手の記録であるが、それ以外のすべての場合は救援投手の記録となる<ref>公認野球規則9.16(h)</ref><ref name="yakyutaro">{{Cite news |title=杉内もビックリ? カウントの途中で投手・打者が代わったら誰の三振に? 驚くべき三振のルールがあった!|newspaper=週刊野球太郎|url=http://makyu.yakyutaro.jp/post-363/ |accessdate=2017-04-04}}</ref><ref name="sponichi20170404">{{Cite news |title=なぜ?DeNA―巨人戦で”珍記録”パットンわずか1球で1奪三振 |newspaper=スポーツニッポン|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/04/04/kiji/20170404s00001173322000c.html |accessdate=2017-04-04}}</ref>。そのため、救援投手の投球数が1球でも奪三振1が記録されることがある。 |
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** 森滝義己([[東京ヤクルトスワローズ|国鉄スワローズ]]) - [[1960年]][[4月10日]]の対巨人戦で8回にのみ登板し1球1奪三振を記録<ref name="yakyutaro" /> |
** 森滝義己([[東京ヤクルトスワローズ|国鉄スワローズ]]) - [[1960年]][[4月10日]]の対巨人戦で8回にのみ登板し1球1奪三振を記録<ref name="yakyutaro" /> |
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2021年2月16日 (火) 11:55時点における版
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三振(さんしん)とは、野球、ソフトボールにおいて打者が投手からストライクを3つ取られること、またそのときの記録である。英語ではStrike Out(略記SO)といい、スコアブックではK、またはS.Oと記す。
概要
1回の打席において、打者が3回ストライクを宣告されたときの記録を三振という。このとき、第3ストライクの投球を捕手が正規に捕球するか、後述する規則により第3ストライクの宣告を受けた打者が直ちに走者となれない場合には、打者はアウトになる。ここで第3ストライクの宣告は、直ちに打者のアウトを意味するとは限らないことに注意しなければならない(→振り逃げ)。
球審は、第3ストライクを宣告する際、「ストライク・スリー」とコールする。
MLBでは1887年シーズンのみストライク4つでアウトにする四振が規則として採用された。反対が多かったのか翌シーズンには三振に戻された[1]。またチャーリー・O・フィンリーは試合短縮を狙って、ストライク2つでアウトにする二振をオープン戦で採用したことがある。
規定
2ストライク後にストライクを宣告された場合に三振が記録される(ストライクを宣告される場合については「ストライクが宣告される条件」を参照)。
公式記録の上で状況による区別はないが、特に目的をもって記録をつけている者はその目的に応じてしばしば区別して記録する。
- 3ストライク目が空振りである場合、空振り三振という。
- 打者が打とうとしなかった投球がノーバウンドでストライクゾーンを通過することを見逃しといい、3ストライク目が見逃しである場合、見逃し三振という。
- 2ストライク後にバントをした打球がファウルボールになった場合、スリーバント失敗と呼ばれる。なお、この場合三振だが、ファウルボールであるためボールデッドとなり、振り逃げ(下記)はできない。
打者の打席の途中で投手や打者が交代した場合に誰に奪三振や三振の記録が付くかは、公認野球規則に定められている。
- 打席の途中で投手が交代した場合 ―― 交代時のボールカウント(ボールを先に表記)が 2-0、2-1、3-0、3-1、3-2のいずれかで、かつ四球になったときは、前任投手の記録であるが、それ以外のすべての場合は救援投手の記録となる[2][3][4]。そのため、救援投手の投球数が1球でも奪三振1が記録されることがある。
- 打席の途中で打者が交代(代打)した場合 ―― 第2ストライクが記録された時に打席に立っていた打者に三振が記録される(複数の代打があった場合も同じ)。[7][3]
1人の打者に対するすべての投球がストライクとなり、3球の投球でその打者から三振を奪うことを俗に「三球三振」という。
無死または一死で、かつ一塁には走者がいない場合、もしくは二死の場合、第3ストライクにあたる投球を捕手が正規に捕球できないと、打者はアウトではなく、打者走者となって一塁に走らなければならない。これを振り逃げといい、この打者走者をアウトにするためには、内野ゴロ同様に、守備側は打者走者または一塁に触球しなければならない。それまでに打者走者が一塁に到達すれば、打者走者は一塁に生きることができる。振り逃げの成否に関わらず、打者には三振が、投手には奪三振が記録される(これにより、1イニングで4つ以上の三振が記録される場合がある。詳細は、振り逃げを参照)。
バットを掠めた投球を捕手が正規捕球(ファウルチップ)したものが第3ストライクに該当した場合も三振が記録される。打者にバットを振る意思があったかどうかは関係ない。[8]
三振で打者がアウトになった直後に塁上の走者が盗塁に失敗、または離塁が大きかったために触球されてアウトになることを、俗に「三振ゲッツー(三振併殺)」という。この場合、打者には三振が記録されるが併殺打は記録されない。
Kの表記について
スコアブック上で三振をKと表記する理由は諸説あり、今も明確にはなっていない。
- 「struck」の末尾の「K」を採ったとする説
- スポーツライターのヘンリー・チャドウィックによって考案された。頭文字の「S」をそのまま表記してしまうと、「Sacrifice(犠打)」と重複するためだとされる。[9]
- 「Knockout」のKを採ったとする説
- 「kill(ed)」のKを採ったとする説
- 日本語で「一死」などと言うように、「アウト」は「死」を意味する。つまり、「三振する」→「打者は死ぬ」→「投手は打者を殺した (killed)」
- 「単なる偶然」説
- ルールブック編集者がアウトにする方法を適当に箇条書きした上で、アルファベットを一文字ずつ振っていき、その結果、偶然にも三振のところに「K」が振られたとする。ただし、公認野球規則において三振になった打者がアウトになることを規定しているのは、同規則6.05のうち(b)(c)(j)[10]である。
打数 / 三振比率 (At Bats per Strikeout : AB/K)
メジャーリーグの野球記録では、打者に対する「三振のしにくさ」を評価する数値として、打数を三振数で割った係数が用いられる。この係数の特徴は打数を分子とすることで、四死球や犠打、失策の要素が影響せず、その打者の打撃がどれほど確実に投球を打ち返すかを表現している点である。 数値が大きいほどその打者は三振しにくい。評価基準は概ね、7.8ほどで良好、10を上回ると優秀であるとされている。また実際は打者の打率の高さともある程度の相関を持ち、いわゆる「アベレージヒッター」ほど高い数値を示す。
奪三振
奪三振(だつさんしん)は、投手が打者を三振に仕留めることで、投手に与えられる記録である。
上記の要領で打者に三振が記録されると同時に、投手には奪三振が記録される。対戦打者の三振と対戦投手の奪三振は必ず同数になる。
- 上記の通り、振り逃げが成功すれば投手には奪三振が記録されるものの打者はアウトにならないことから、理論上は1イニングの間に何個でも奪三振を記録できることになる。
- 投手にとって三振を取ることは、打者の狙いを完全に外すことであり、投手対打者の対戦において投手の完勝と言える。特に奪三振の多い投手は「ドクターK」などと呼ばれ、強打者との対戦がクローズアップされるなど注目度が高い。なお、ミスターKと呼ぶと三振男(三振の多い打者)というニュアンスになるため、用いられない。
- 上記の通り、ある打者の打席途中で投手が交代した上でその打者が三振した場合は、第3ストライクを取った投手に奪三振が記録される。よって「奪三振1を記録するために必要な最少投球数」は「1球」ということになる。
- 1試合のプロ野球記録としては1952年5月13日にマイナーリーグのクラスD級において、ロン・ネッチアイ投手が回を追うごとに増す胃潰瘍による胃の痛みに耐え、9回で奪三振27という記録を達成している(同時にノーヒットノーランも達成している)。[11]
奪三振率
奪三振率とは投手が1試合(9イニング)完投したと仮定した場合の平均奪三振数であり、次の計算式により求められる。
- 奪三振率=奪三振数×9÷投球回
この値は投手の能力を評価する指標の一つであり、高ければ自力でアウトに取る能力が高い投手と認識される。BABIPとの関わりから奪三振率の高い投手は被打率が低くなりやすいというメリットがある。評価基準は、7.5から8.0であれば高い部類に入り9.0を超えると典型的な、三振を取る投手となる。年代別に見ると、奪三振率はMLBにおいては全体的に上昇する傾向にある[12]。近年では奪三振を被打者数で割ったK%による評価が主流となりつつある。
シーズンを通しての日本プロ野球記録(規定投球回到達者)は2019年の千賀滉大の11.33(投球回180.1、奪三振227)。MLB記録は2019年のゲリット・コールの13.82(投球回212.1、奪三振326)。シーズン401奪三振を記録した1968年の江夏豊は10.97(投球回329)。
三振数に関する記録
日本プロ野球
通算記録
順位 | 選手名 | 三振数 |
---|---|---|
1 | 清原和博 | 1955 |
2 | 谷繁元信 | 1838 |
3 | 中村剛也 | 1800 |
4 | 山﨑武司 | 1715 |
5 | 秋山幸二 | 1712 |
6 | 金本知憲 | 1703 |
7 | 新井貴浩 | 1693 |
8 | 中村紀洋 | 1691 |
9 | T.ローズ | 1655 |
10 | 衣笠祥雄 | 1587 |
順位 | 選手名 | 三振数 |
---|---|---|
11 | 広澤克実 | 1529 |
12 | 門田博光 | 1520 |
13 | 小久保裕紀 | 1516 |
14 | 野村克也 | 1478 |
15 | 大島康徳 | 1462 |
村田修一 | ||
17 | 池山隆寛 | 1440 |
18 | 松田宣浩 | 1428 |
19 | 福留孝介 | 1427 |
20 | 田中幸雄 | 1416 |
- 記録は2020年シーズン終了時点[13]
シーズン記録
順位 | 選手名 | 所属球団 | 三振数 | 記録年 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | R.ブライアント | 近鉄バファローズ | 204 | 1993年 | パ・リーグ記録 |
2 | R.ブライアント | 近鉄バファローズ | 198 | 1990年 | |
3 | R.ブライアント | 近鉄バファローズ | 187 | 1989年 | |
4 | 村上宗隆 | 東京ヤクルトスワローズ | 184 | 2019年 | セ・リーグ記録 |
5 | R.ブライアント | 近鉄バファローズ | 176 | 1992年 | |
6 | 岩村明憲 | ヤクルトスワローズ | 173 | 2004年 | |
7 | 中村剛也 | 埼玉西武ライオンズ | 172 | 2015年 | |
8 | B.エルドレッド | 広島東洋カープ | 169 | 2014年 | |
9 | M.ゴメス | 阪神タイガース | 166 | 2014年 | |
10 | O.デストラーデ | 西武ライオンズ | 165 | 1990年 |
- 記録は2020年シーズン終了時点[14]
メジャーリーグベースボール
通算記録
順位 | 選手名 | 三振数 | 打席 |
---|---|---|---|
1 | レジー・ジャクソン | 2597 | 11,418 |
2 | ジム・トーミ | 2548 | 10,313 |
3 | アダム・ダン | 2379 | 8,328 |
4 | サミー・ソーサ | 2306 | 9,896 |
5 | アレックス・ロドリゲス | 2287 | 12,207 |
6 | アンドレス・ガララーガ | 2003 | 8,916 |
7 | ホセ・カンセコ | 1942 | 8,129 |
8 | ウィリー・スタージェル | 1936 | 9,027 |
9 | マーク・レイノルズ | 1927 | 6,243 |
10 | カーティス・グランダーソン | 1916 | 8,306 |
順位 | 選手名 | 三振数 | 打席 |
---|---|---|---|
11 | マイク・キャメロン | 1901 | 7,884 |
12 | マイク・シュミット | 1883 | 10,062 |
13 | フレッド・マグリフ | 1882 | 10,174 |
14 | トニー・ペレス | 1867 | 10,861 |
15 | クリス・デービス | 1852 | 5,630 |
16 | ライアン・ハワード | 1843 | 6,531 |
17 | ジャスティン・アップトン | 1841 | 7,230 |
18 | ボビー・アブレイユ | 1840 | 10,081 |
デレク・ジーター | 12,602 | ||
19 | デーブ・キングマン | 1803 | 8,395 |
- 記録は2020年シーズン終了時点[15]
シーズン記録
順位 | 選手名 | 所属球団 | 三振数 | 記録年 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | マーク・レイノルズ | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 223 | 2009年 | ナ・リーグ記録 |
2 | アダム・ダン | シカゴ・ホワイトソックス | 222 | 2012年 | ア・リーグ記録 |
3 | クリス・デービス | ボルチモア・オリオールズ | 219 | 2016年 | |
4 | ヨアン・モンカダ | シカゴ・ホワイトソックス | 217 | 2018年 | |
5 | クリス・カーター | ヒューストン・アストロズ | 212 | 2013年 | |
6 | マーク・レイノルズ | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 211 | 2010年 | |
ジャンカルロ・スタントン | ニューヨーク・ヤンキース | 2018年 | |||
8 | クリス・デービス | ボルチモア・オリオールズ | 208 | 2015年 | |
アーロン・ジャッジ | ニューヨーク・ヤンキース | 2017年 | 新人記録 | ||
10 | ジョーイ・ギャロ | テキサス・レンジャーズ | 207 | 2018年 |
- 記録は2020年シーズン終了時点[16]
奪三振数に関する記録
日本プロ野球
最多奪三振
通算記録
順位 | 選手名 | 奪三振数 |
---|---|---|
1 | 金田正一 | 4490 |
2 | 米田哲也 | 3388 |
3 | 小山正明 | 3159 |
4 | 鈴木啓示 | 3061 |
5 | 江夏豊 | 2987 |
6 | 梶本隆夫 | 2945 |
7 | 工藤公康 | 2859 |
8 | 稲尾和久 | 2574 |
9 | 三浦大輔 | 2481 |
10 | 村田兆治 | 2363 |
順位 | 選手名 | 奪三振数 |
---|---|---|
11 | 山本昌 | 2310 |
12 | 村山実 | 2271 |
13 | 小野正一 | 2244 |
14 | 杉内俊哉 | 2156 |
15 | 石井一久 | 2115 |
16 | 槙原寛己 | 2111 |
17 | 川口和久 | 2092 |
18 | 西口文也 | 2082 |
19 | 山田久志 | 2058 |
20 | 平松政次 | 2045 |
- 記録は2020年シーズン終了時点[17]
シーズン記録
順位 | 選手名 | 所属球団 | 奪三振数 | 記録年 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 江夏豊 | 阪神タイガース | 401 | 1968年 | セ・リーグ記録 |
2 | 稲尾和久 | 西鉄ライオンズ | 353 | 1961年 | パ・リーグ記録 |
3 | 金田正一 | 国鉄スワローズ | 350 | 1955年 | |
4 | 江夏豊 | 阪神タイガース | 340 | 1970年 | |
5 | 杉浦忠 | 南海ホークス | 336 | 1959年 | |
6 | 稲尾和久 | 西鉄ライオンズ | 334 | 1958年 | |
7 | 梶本隆夫 | 阪急ブレーブス | 327 | 1956年 | |
8 | 稲尾和久 | 西鉄ライオンズ | 321 | 1959年 | |
9 | 杉浦忠 | 南海ホークス | 317 | 1960年 | |
10 | 金田正一 | 国鉄スワローズ | 316 | 1956年 |
1試合記録
選手名 | 所属球団 | 奪三振数 | 記録日 | 対戦相手 |
---|---|---|---|---|
野田浩司 | オリックス・ブルーウェーブ | 19 | 1995年4月21日 | 千葉ロッテマリーンズ |
1イニング記録
- 4奪三振 - 幸田優、野村貴仁、工藤公康、西口文也、岡島秀樹、ドナルド・レモン、斉藤和巳、杉内俊哉、金澤健人、松坂大輔、前田幸長、涌井秀章、ウィルフィン・オビスポ、澤村拓一、千賀滉大(2度)、高橋聡文、平田真吾、八木亮祐、藤浪晋太郎、石田健大、松井裕樹、田口麗斗、ブランドン・ディクソン、上茶谷大河、ライデル・マルティネス
連続打者奪三振記録
選手名 | 所属球団 | 記録 | 記録日 | 対戦相手 |
---|---|---|---|---|
梶本隆夫 | 阪急ブレーブス | 9 | 1957年7月23日 | 南海ホークス |
土橋正幸 | 東映フライヤーズ | 1958年5月31日 | 西鉄ライオンズ | |
岩尾利弘 | 埼玉西武ライオンズ | 2015年4月12日 - 22日 | (試合跨ぎ) |
メジャーリーグベースボール
最多奪三振
通算記録
順位 | 選手名 | 奪三振数 |
---|---|---|
1 | ノーラン・ライアン | 5714 |
2 | ランディ・ジョンソン | 4875 |
3 | ロジャー・クレメンス | 4672 |
4 | スティーブ・カールトン | 4136 |
5 | バート・ブライレブン | 3701 |
6 | トム・シーバー | 3640 |
7 | ドン・サットン | 3574 |
8 | ゲイロード・ペリー | 3534 |
9 | ウォルター・ジョンソン | 3504 |
10 | グレッグ・マダックス | 3371 |
順位 | 選手名 | 奪三振数 |
---|---|---|
11 | フィル・ニークロ | 3342 |
12 | ファーガソン・ジェンキンス | 3192 |
13 | ペドロ・マルティネス | 3154 |
14 | ボブ・ギブソン | 3117 |
15 | カート・シリング | 3116 |
16 | CC・サバシア | 3093 |
17 | ジョン・スモルツ | 3084 |
18 | ジャスティン・バーランダー | 3013 |
19 | ジム・バニング | 2855 |
20 | ミッキー・ロリッチ | 2832 |
- 記録は2020年シーズン終了時点[20]
シーズン記録
- 1901年以降を対象
順位 | 選手名 | 所属球団 | 奪三振数 | 記録年 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ノーラン・ライアン | カルフォルニア・エンゼルス | 383 | 1973年 | ア・リーグ記録 |
2 | サンディ・コーファックス | ロサンゼルス・ドジャース | 382 | 1965年 | ナ・リーグ記録 |
3 | ランディ・ジョンソン | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 372 | 2001年 | |
4 | ノーラン・ライアン | カルフォルニア・エンゼルス | 367 | 1974年 | |
5 | ランディ・ジョンソン | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 364 | 1999年 | |
6 | ルーブ・ワッデル | フィラデルフィア・アスレチックス | 349 | 1904年 | |
7 | ボブ・フェラー | クリーブランド・インディアンス | 348 | 1946年 | |
8 | ランディ・ジョンソン | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 347 | 2000年 | |
9 | ノーラン・ライアン | カルフォルニア・エンゼルス | 341 | 1977年 | |
10 | ランディ・ジョンソン | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 334 | 2002年 |
- 19世紀の記録
- 513 - マット・キルロイ(1886年)
- 499 - トード・ラムゼイ(1886年)
- 483 - ヒュー・デイリー(1884年)
- 451 - デュピー・ショー(1884年)
- 441 - チャールズ・ラドボーン(1884年)
- 417 - チャーリー・バフィントン(1884年)
- 385 - ガイ・ヘッカー(1884年)
1試合記録
選手名 | 所属球団 | 奪三振数 | 記録日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
トム・チェニー | ワシントン・セネタース | 21 | 1962年9月12日 | 延長16回 |
ロジャー・クレメンス | ボストン・レッドソックス | 20 | 1986年4月29日 | |
1996年9月18日 | ||||
ケリー・ウッド | シカゴ・カブス | 1998年5月6日 | ||
ランディ・ジョンソン | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 2001年5月8日 | 降板後に延長戦 | |
マックス・シャーザー | ワシントン・ナショナルズ | 2016年5月11日 |
- 2020年シーズン終了時点
- 19奪三振は延べ12回、18奪三振以下は多数
- 継投による20奪三振は7回[21]
連続打者奪三振記録
選手名 | 所属球団 | 記録 | 記録日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
トム・シーバー | ニューヨーク・メッツ | 10 | 1970年4月22日 | |
エリック・ガニエ | ロサンゼルス・ドジャース | 2003年5月17日 - 21日 | 試合跨ぎ | |
ミッキー・ウェルチ | ニューヨーク・ジャイアンツ | 9 | 1884年8月28日 | 初回先頭打者から |
ジェイク・ピービー | サンディエゴ・パドレス | 2007年4月25日 | ||
リッキー・ノラスコ | フロリダ・マーリンズ | 2009年4月13日 | ||
アーロン・ハラング | ロサンゼルス・ドジャース | 2012年4月13日 | ||
ダグ・フィスター | デトロイト・タイガース | 2012年9月27日 | ||
マックス・シャーザー | ワシントン・ナショナルズ | 2015年10月3日 | ||
タイラー・アレクサンダー | デトロイト・タイガース | 2020年8月2日 | 中継ぎ |
その他の記録
- 1試合両チーム三振数
- 2017年5月7日、シカゴ・カブス対ニューヨーク・ヤンキース戦で両チーム合わせて48三振(カブスは22個、ヤンキースは26個)を記録した[22]。従来の記録は1971年7月9日、オークランド・アスレチックス対ロサンゼルス・エンゼルス戦の43個だった。
マイナーリーグベースボール
1試合記録
選手名 | 所属球団 | 奪三振数 | 記録日 | 対戦相手 |
---|---|---|---|---|
ロン・ネッチアイ | ブリストル・ツインズ(クラスD級) | 27 | 1952年5月13日 | ウェルチ・マイナーズ |
比喩
「三振」という語は、三度目の有罪判決で罪状に関係なく最大の量刑が課せられるという三振法や、新司法試験の3回しかない受験機会の全てで不合格だった者を指す三振博士のように、野球を離れて比喩的に用いられることがある。
脚注
- ^ 伊東一雄. メジャーリーグこそ我が人生:パンチョ伊東の全仕事. サンケイスポーツ. p. 169-171. ISBN 978-4594041175
- ^ 公認野球規則9.16(h)
- ^ a b c “杉内もビックリ? カウントの途中で投手・打者が代わったら誰の三振に? 驚くべき三振のルールがあった!”. 週刊野球太郎 2017年4月4日閲覧。
- ^ a b c “なぜ?DeNA―巨人戦で”珍記録”パットンわずか1球で1奪三振”. スポーツニッポン 2017年4月4日閲覧。
- ^ “ヤクルト近藤 史上初!1球奪三振セーブ「複雑」笑みなし”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2017年7月1日) 2017年7月4日閲覧。
- ^ “巨人大江が珍記録”. ライブドアニュース. (2020年8月29日) 2020年8月29日閲覧。
- ^ 公認野球規則9.15(b)
- ^ 日本プロ野球でバットのグリップエンドを投球が掠めて三振した打者の例には、山田哲人(2016年5月24日)、高橋周平(2018年9月13日)などがある。
- ^ “In baseball scoring, why is a strikeout marked with a K?”. Thestraightdope.com. December 20, 2005閲覧。
- ^ 2015年まで。2016年以降の5.09(a)の(2)(3)(10)(14)に該当する。
- ^ “Kid K5” (英語). Sports Illustrated.com. 2014年3月18日閲覧。
- ^ “ナショナルリーグ全体の投手成績”. 2009年11月9日閲覧。
- ^ NPB 通算三振記録 - NPB.jp 日本野球機構
- ^ NPB シーズン三振記録 - NPB.jp 日本野球機構
- ^ MLB 通算三振記録 - Baseball Reference.com
- ^ MLB シーズン三振記録 - Baseball Reference.com
- ^ NPB 通算奪三振記録 - NPB.jp 日本野球機構
- ^ NPB シーズン奪三振記録 - NPB.jp 日本野球機構
- ^ https://full-count.jp/2017/05/26/post69932/2/
- ^ MLB 通算奪三振記録 - Baseball Reference.com
- ^ “White Sox tie MLB record with 20 Ks vs. Tigers” (英語). ESPN (2019年4月29日). 2020年8月10日閲覧。
- ^ [https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/1820166.html カブス上原登板試合で両軍48三振のメジャー新記録]