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「WJBL 2010-11」の版間の差分

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'''リーダーズ'''
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2020年12月20日 (日) 10:25時点における版

WJBL 10-11レギュラーリーグ、富士通デンソーとどろきアリーナ
WJBL 10-11レギュラーリーグ、トヨタシャンソン、増田体育館。

WJBL 2010-11(第12回Wリーグ)は、2010年10月8日から2011年3月まで、日本各地で行われたバスケットボールリーグ。今大会は直前に行われる2010年女子バスケットボール世界選手権に日本代表が出場するため2008-09以来2年ぶりとなる10月開幕となった。

参加チーム

2010年の国際ルール改正に伴い、今シーズンからWJBLも新ルールを採用。Wリーグは審判3人制、W1リーグは審判2人制。

WJBL 10-11レギュラーリーグ WI、トヨタ紡織三菱電機秋田県立体育館

Wリーグ

W1リーグ

試合方式

レギュラーリーグ

  • W、W1とも4回戦総当たりのリーグ戦を戦う。
  • 1月は全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)による中断を経て、15日に再開。アジア大会のため11月にも中断期間あり。
  • Wリーグは上位4チームがプレーオフに進出する。W1リーグはレギュラーリーグのみで順位を決定する。
  • Wリーグ最下位とW1リーグ1位は入れ替え戦を戦う。

プレーオフ(Wリーグのみ)

  • レギュラーリーグ1位と4位、2位と3位の組み合わせで3戦2先勝方式のセミファイナルを戦い、勝者は5戦3先勝方式のファイナルに進む。

入れ替え戦

  • 国立代々木競技場第二体育館にて3戦2先勝方式で行い、勝者は来季Wリーグ、敗者はW1リーグに属する。

結果

WJBL 10-11レギュラーリーグ、日本航空富士通秋田県立体育館

Wリーグ

レギュラーリーグ順位

順位 チーム名 成績 勝率
1 JXサンフラワーズ 26勝2敗 .929
2 トヨタ自動車アンテロープス 22勝6敗 .786
3 デンソーアイリス 19勝9敗 .679
4 富士通レッドウェーブ 15勝13敗 .536
5 日本航空JALラビッツ 12勝16敗 .429
6 シャンソン化粧品シャンソンVマジック 11勝17敗 .393
7 アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス 4勝24敗 .143
8 日立ハイテク クーガーズ 3勝25敗 .107

プレーオフ

WJBL 10-11プレーオフ・セミファイナル、トヨタデンソー代々木第二体育館
WJBL 10-11プレーオフ・セミファイナル、富士通JX代々木第二体育館

セミファイナル

勝者 スコア 敗者 会場
1 JX
(レギュラーリーグ1位)
67 - 58 富士通
(同4位)
ALSOKぐんまアリーナ
2 73 - 68 代々木第二体育館
1 トヨタ自動車
(同2位)
41 - 66 デンソー
(同3位)
ALSOKぐんまアリーナ
2 62 - 61 代々木第二体育館
3 71 - 66 代々木第二体育館

ファイナル

勝者 スコア 敗者 会場
1 JX 76 - 65[注] トヨタ自動車 船橋アリーナ
2 中止 郡山市総合体育館
3 中止 代々木第二体育館
4 中止 代々木第二体育館
5 中止 代々木第二体育館
  • [注]ファイナル第1戦は実施されたものの、東北地方太平洋沖地震により2戦以降が中止となり、第1戦も不成立とされた。

最終順位

順位 チーム名
1 JXサンフラワーズ
2 トヨタ自動車アンテロープス
3 デンソーアイリス
4 富士通レッドウェーブ
5 日本航空JALラビッツ
6 シャンソン化粧品シャンソンVマジック
7 アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス
8 日立ハイテク クーガーズ
  • 最終順位はセミファイナルの結果で確定した。

W1リーグ

WJBL 10-11入れ替え戦、三菱電機日立ハイテク代々木第二体育館
順位 チーム名 成績 勝率
1 三菱電機コアラーズ 13勝3敗 .813
2 トヨタ紡織サンシャインラビッツ 9勝7敗 .563
3 エバラヴィッキーズ 7勝9敗 .438
4 山梨クィーンビーズ 6勝10敗 .375
5 ビッグブルー東京 5勝11敗 .313

入れ替え戦

勝者 スコア 敗者
1 三菱電機
(W1リーグ1位)
72 - 48 日立ハイテク
(Wリーグ8位)
2 75 - 77
3 83 - 66

三菱電機コアラーズは次シーズンWリーグに昇格、日立ハイテク クーガーズはW1リーグに降格

WJBLアウォード

Wリーグ

部門 受賞者 チーム
レギュラーシーズンMVP 渡嘉敷来夢 JX
ルーキー・オブ・ザ イヤー 渡嘉敷来夢 JX
コーチ・オブ・ザ・イヤー 内海知秀 JX

ベスト5

ポジション 受賞者 チーム
ガード 大神雄子 JX
ガードフォワード 岩村裕美 日本航空
フォワード 櫻田佳恵 トヨタ自動車
センターフォワード 渡嘉敷来夢 JX
センター 髙田真希 デンソー

リーダーズ

部門 受賞者 チーム 記録
得点 高田真希 デンソー 20.14点
アシスト 小畑亜章子 デンソー 7.32本
リバウンド 矢代直美 日本航空 11.54本
スティール 久手堅笑美 トヨタ 2.80本
ブロックショット 渡嘉敷来夢 JX 2.25本
フィールドゴール成功率 諏訪裕美 JX 55.08%
フリースロー成功率 諏訪裕美 JX 87.88%
3P成功率 三谷藍 富士通 42.67%

W1リーグ

部門 受賞者 チーム
MVP 橋本和子 三菱電機
ルーキー・オブ・ザ・イヤー 金原沙織 山梨

ベスト5

ポジション 受賞者 チーム
ガード 橋本和子 三菱電機
ガードフォワード 宮元美智子 三菱電機
フォワード 松元裕依子 山梨
センターフォワード 長部沙梨 トヨタ紡織
センター 藤井香苗 三菱電機

リーダーズ

部門 受賞者 チーム 記録
得点 長部沙梨 トヨタ紡織 16.56点
アシスト 橋本和子 三菱電機 4.69本
リバウンド 松元裕依子 山梨 10.94本
スティール 新本庸子 トヨタ紡織 2.00本
ブロックショット 新本庸子 トヨタ紡織 1.08本
フィールドゴール成功率 橋本和子 三菱電機 51.72%
フリースロー成功率 橋本和子 三菱電機 91.30%
3P成功率 稲本聡子 エバラ 43.86%

備考

  • 3ポイントラインは国際ルール改正に従い今シーズンから50cm外側に広がった。
  • 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震のため、バスケットボール女子日本リーグ機構は3月17日にプレーオフ・ファイナルの中止を決定、すでに決勝戦は第1試合(JX勝利)は消化済みであったが、決勝の残り試合を取りやめにしたため第1戦の記録も抹消となり、セミファイナルの結果で順位を確定。JXの優勝とみなした[1][2]

参照

関連項目