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|style="text-align:center"|第10回||1961年1月3日||中山||2000m||ヤマニンモアー||牡4||2:05.8||[[藤本勝彦]]||藤本冨良||土井宏二
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|style="text-align:center"|第11回||1962年1月3日||中山||2000m||[[オンスロート (競走馬)|オンスロート]]||牡5||2:03.3||[[山岡つとむ|山岡忞]]||[[中村広]]||荒木政司
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|style="text-align:center"|第12回||1963年1月3日||中山||2000m||カネツセーキ||牡4||2:03.4||[[伊藤竹男]]||[[久保田金造]]||清水正紀
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2020年9月14日 (月) 23:07時点における版

中山金杯
2011年中山金杯
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 中山競馬場
創設 1952年1月20日
2020年の情報
距離 芝2000m
格付け GIII
賞金 1着賞金4100万円
出走条件 サラ系4歳以上(国際)(特指)
負担重量 ハンデキャップ
出典 [1][2]
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中山金杯(なかやまきんぱい)は、日本中央競馬会 (JRA) が中山競馬場で施行する中央競馬重賞競走 (GIII) である。競馬番組表での名称は「日刊スポーツ賞 中山金杯(にっかんスポーツしょう なかやまきんぱい)」と表記している。

正賞は日刊スポーツ新聞社[1][2]

概要

1952年に、5歳(現4歳)以上の馬による重賞として「金杯」の名称で創設[3]。1966年から1995年までは京都競馬場でも同名の競走(現・京都金杯)が行われていた[4]が、1996年より東西の金杯を区別するため現名称に変更された。

負担重量は別定とされた1954年から1960年を除き、ハンデキャップで行われている[3]。施行場は幾度かの変更を経た後、1980年から中山競馬場で定着[3]。創設時の施行距離は芝2600mだったが、1961年より芝2000mに短縮されている[3]。施行時期も1961年から新年最初の節で行われるようになり、新年度の中央競馬の開幕を飾る重賞として定着した[3]

外国産馬は1994年から、外国馬は2006年から、地方競馬所属馬は2020年からそれぞれ出走可能になった[3]

競走条件

以下の内容は、2020年現在[1][2]のもの。

出走資格:サラ系4歳以上

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで)
  • 外国調教馬(9頭まで、優先出走)

負担重量:ハンデキャップ

賞金

2017年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円[1][2]

歴史

  • 1952年 - 5歳以上の馬によるハンデキャップの重賞競走「金盃」の名称で創設、中山競馬場の芝2600mで施行[3]
  • 1954年 - 負担重量を別定に変更[3]
  • 1961年 - 負担重量をハンデキャップに変更[3]
  • 1966年 - 名称を「日刊スポーツ賞 金盃」に変更[3]
  • 1971年 - 名称を「日刊スポーツ賞 金杯」に変更[3]
  • 1972年 - 馬インフルエンザ流行の影響で4月に福島競馬場の芝2000mと変更されたが、厩務員のストライキでさらに2週延期された[5]
  • 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 1]に格付け。
  • 1994年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[3]
  • 1996年 - 名称を「日刊スポーツ賞 中山金杯」に変更。
  • 2001年 - 馬齢表記を国際基準へ変更したことに伴い、競走条件を「4歳以上」に変更。
  • 2006年 - 国際競走に指定、外国調教馬が4頭まで出走可能となる[3]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が8頭に拡大[3]
  • 2015年 - 外国馬の出走枠を9頭に変更。
  • 2020年 - 特別指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能になる。

歴代優勝馬

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。

競走名は第1回から第44回まで「金杯」[3]

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1952年1月20日 中山 2600m サチフサ 牡4 2:46 2/5 蛯名武五郎 藤本冨良 (株)東北牧場
第2回 1953年1月18日 中山 2600m アサトモ 牡4 2:47 2/5 古山良司 望月与一郎 手塚栄一
第3回 1954年1月17日 中山 2600m ガイセイ 牡4 2:53 4/5 保田隆芳 尾形藤吉 岩崎利明
第4回 1955年1月16日 中山 2600m ハクリヨウ 牡5 2:45 2/5 保田隆芳 尾形藤吉 西博
第5回 1956年1月22日 中山 2600m クリチカラ 牡6 2:57 2/5 森安弘明 尾形藤吉 栗林友二
第6回 1957年1月20日 中山 2600m ホマレモン 牡4 2:44 1/5 山本勲 尾形藤吉 永田雅一
第7回 1958年1月19日 中山 2600m オンワードゼア 牡4 2:48 1/5 野平好男 二本柳俊夫 樫山純三
第8回 1959年1月18日 中山 2600m トサオー 牡4 2:47 3/5 野平祐二 松山吉三郎 溝本儀三男
第9回 1960年1月17日 中山 2600m カネチカラ 牡4 2:48.1 森安弘明 阿部正太郎 金指吉昭
第10回 1961年1月3日 中山 2000m ヤマニンモアー 牡4 2:05.8 藤本勝彦 藤本冨良 土井宏二
第11回 1962年1月3日 中山 2000m オンスロート 牡5 2:03.3 山岡忞 中村広 荒木政司
第12回 1963年1月3日 中山 2000m カネツセーキ 牡4 2:03.4 伊藤竹男 久保田金造 清水正紀
第13回 1964年1月3日 中山 2000m トースト 牝5 2:04.1 保田隆芳 尾形藤吉 永田雅一
第14回 1965年1月3日 中山 2000m アサホコ 牡5 2:04.2 加賀武見 藤本冨良 手塚栄一
第15回 1966年1月3日 東京 2000m ヤマドリ 牡5 2:03.8 森安弘明 森末之助 清水友太郎
第16回 1967年1月3日 中山 2000m ヒガシソネラオー 牡5 2:06.1 伊藤竹男 久保田金造 坂本清五郎
第17回 1968年1月3日 中山 2000m オンワードヒル 牡5 2:04.8 牧野三雄 中村広 樫山純三
第18回 1969年1月5日 中山 2000m ハクセツ 牝4 2:04.4 岡部幸雄 高橋英夫 中村勝五郎
第19回 1970年1月4日 東京 2000m スイートフラッグ 牝6 2:03.8 野平祐二 野平省三 和田共弘
第20回 1971年1月5日 東京 ダート2100m コウジョウ 牡5 2:12.0 吉永正人 松山吉三郎 佐藤守宏
第21回 1972年4月30日 福島 2000m コーヨー 牡4 2:01.6 川上征雄 川上武一 佐藤欣治
第22回 1973年1月7日 東京 2000m クリイワイ 牡4 2:04.8 郷原洋行 大久保勝之 栗林友二
第23回 1974年1月6日 東京 2000m イナボレス 牡5 2:01.4 宮田仁 大久保末吉 稲富稜人
第24回 1975年1月6日 東京 2000m ウエスタンダッシュ 牡4 2:03.1 伊藤正徳 尾形藤吉 西川商事(株)
第25回 1976年1月5日 東京 2000m アイフル 牡5 2:03.1 菅原泰夫 仲住芳雄 藤本義昭
第26回 1977年1月5日 東京 2000m ハーバーヤング 牡5 2:02.0 岡部幸雄 稲葉秀男 (株)ハーバー
第27回 1978年1月5日 東京 ダート2100m シマノカツハル 牡5 2:09.7 小島太 古山良司 高橋勝治
第28回 1979年1月5日 東京 2000m シービークロス 牡4 2:00.6 吉永正人 松山吉三郎 千明牧場
第29回 1980年1月5日 中山 2000m ヨシノスキー 牡4 2:08.4 的場均 佐藤征助 吉沢操子
第30回 1981年1月5日 中山 2000m ドロッポロード 牡4 2:02.0 中野栄治 荒木静雄 瀧村修蔵
第31回 1982年1月5日 中山 2000m エイティトウショウ 牝4 2:04.4 中島啓之 奥平真治 トウショウ産業(株)
第32回 1983年1月5日 中山 2000m ヨロズハピネス 牡4 2:02.2 伊藤正徳 尾形充弘 (株)アイ・ケイ・テイ・オーナーズ
第33回 1984年1月5日 中山 2000m ドウカンヤシマ 牡4 2:01.8 大塚栄三郎 田中朋次郎 新井興業(株)
第34回 1985年1月6日 中山 2000m スズパレード 牡4 2:00.4 田村正光 富田六郎 小紫芳夫
第35回 1986年1月5日 中山 2000m クシロキング 牡4 2:01.6 岡部幸雄 中野隆良 阿部昭
第36回 1987年1月5日 中山 2000m トチノニシキ 牝5 2:02.6 蛯沢誠治 栗田博憲 早乙女光男
第37回 1988年1月5日 中山 2000m アイアンシロー 牡6 2:01.9 蓑田早人 森末之助 西山正行
第38回 1989年1月5日 中山 2000m ニシノミラー 牡5 2:00.7 武藤善則 佐藤全弘 西山正行
第39回 1990年1月5日 中山 2000m メジロモントレー 牝4 2:00.4 横山典弘 奥平真治 (有)メジロ牧場
第40回 1991年1月5日 中山 2000m カリブソング 牡5 2:00.4 柴田政人 加藤修甫 (株)荻伏牧場レーシング・クラブ
第41回 1992年1月5日 中山 2000m トウショウファルコ 牡6 1:59.6 柴田政人 新関力 トウショウ産業(株)
第42回 1993年1月5日 中山 2000m セキテイリュウオー 牡4 2:00.5 田中勝春 藤原敏文 (株)新元観光
第43回 1994年1月5日 中山 2000m ヒダカハヤト 牡7 2:00.7 大塚栄三郎 森安弘昭 清峰殖産(株)
第44回 1995年1月5日 中山 2000m サクラローレル 牡4 2:00.5 小島太 境勝太郎 全尚烈
第45回 1996年1月5日 東京 2000m ベストタイアップ 牡4 1:59.3 横山典弘 松山康久 吉田照哉
第46回 1997年1月5日 中山 2000m ベストタイアップ 牡5 2:01.5 岡部幸雄 松山康久 吉田照哉
第47回 1998年1月5日 中山 2000m グルメフロンティア 牡6 2:01.4 岡部幸雄 田中清隆 石井政義
第48回 1999年1月5日 中山 2000m サイレントハンター 牡6 2:00.8 吉田豊 大久保洋吉 臼田浩義
第49回 2000年1月5日 中山 2000m ジョービッグバン 牡5 2:01.4 山田和広 坪正直 上田けい子
第50回 2001年1月5日 中山 2000m カリスマサンオペラ 牝4 2:01.2 中舘英二 崎山博樹 畔柳年言
第51回 2002年1月5日 東京 2000m ビッグゴールド 牡4 1:59.0 柴田善臣 中尾正 (有)ビッグ
第52回 2003年1月5日 中山 2000m トーホウシデン 牡6 2:00.0 田中勝春 田中清隆 東豊物産(株)
第53回 2004年1月5日 中山 2000m アサカディフィート 騸6 1:59.2 中舘英二 鶴留明雄 浅川吉男
第54回 2005年1月5日 中山 2000m クラフトワーク 牡5 1:59.0 横山典弘 後藤由之 (有)サンデーレーシング
第55回 2006年1月5日 中山 2000m ヴィータローザ 牡6 1:59.4 柴山雄一 橋口弘次郎 (有)サンデーレーシング
第56回 2007年1月6日 中山 2000m シャドウゲイト 牡5 2:02.4 田中勝春 加藤征弘 飯塚知一
第57回 2008年1月5日 中山 2000m アドマイヤフジ 牡6 2:00.7 川田将雅 橋田満 近藤利一
第58回 2009年1月4日 中山 2000m アドマイヤフジ 牡7 1:58.5 川田将雅 橋田満 近藤利一
第59回 2010年1月5日 中山 2000m アクシオン 牡7 2:00.8 藤田伸二 二ノ宮敬宇 中田徹
第60回 2011年1月5日 中山 2000m コスモファントム 牡4 1:59.8 松岡正海 宮徹 (有)ビッグレッドファーム
第61回 2012年1月5日 中山 2000m フェデラリスト 牡5 1:59.4 蛯名正義 田中剛 (有)社台レースホース
第62回 2013年1月5日 中山 2000m タッチミーノット 牡7 1:59.5 横山典弘 柴崎勇 吉田照哉
第63回 2014年1月5日 中山 2000m オーシャンブルー 牡6 2:00.1 F.ベリー 池江泰寿 青芝商事(株)
第64回 2015年1月4日 中山 2000m ラブリーデイ 牡5 1:57.8 F.ベリー 池江泰寿 金子真人ホールディングス(株)
第65回 2016年1月5日 中山 2000m ヤマカツエース 牡4 2:01.2 池添謙一 池添兼雄 山田和夫
第66回 2017年1月5日 中山 2000m ツクバアズマオー 牡6 2:00.6 吉田豊 尾形充弘 荻原昭二
第67回 2018年1月6日 中山 2000m セダブリランテス 牡4 1:59.8 戸崎圭太 手塚貴久 (有)シルクレーシング
第68回 2019年1月5日 中山 2000m ウインブライト 牡5 1:59.2 松岡正海 畠山吉宏 (株)ウイン
第69回 2020年1月5日 中山 2000m トリオンフ 騸6 1:59.5 M.デムーロ 須貝尚介 (有)桑田牧場

脚注・出典

注釈

  1. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典

  1. ^ a b c d 重賞競走一覧(レース別・関東)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 1. 2017年1月6日閲覧。
  2. ^ a b c d 平成29年第1回中山競馬番組” (PDF). 日本中央競馬会. 2017年1月6日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o レースについて:中山金杯 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2017年1月10日閲覧。
  4. ^ レースについて:京都金杯 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2017年1月10日閲覧。
  5. ^ 優駿』1972年6月号、70,86頁。 

各回競走結果の出典

関連項目

外部リンク