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: 2018年10月18日配信開始の[[iOS (アップル)|iOS]] / [[Android]]用アプリゲーム。本作よりグリッドマンが登場<ref>{{Cite news|url=https://app.famitsu.com/20181012_1364051/|title=『ゲシュタルト・オーディン』に『SSSS.GRIDMAN』のグリッドマンが登場決定!さらに『薄桜鬼』や『スクスト』キャラも参戦|work=ファミ通App|date=2018-10-12|accessdate=2018-11-26|publication-date=|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181125232915/https://app.famitsu.com/20181012_1364051/|archivedate=2018年11月25日}}</ref>。 |
: 2018年10月18日配信開始の[[iOS (アップル)|iOS]] / [[Android (オペレーティングシステム)|Android]]用アプリゲーム。本作よりグリッドマンが登場<ref>{{Cite news|url=https://app.famitsu.com/20181012_1364051/|title=『ゲシュタルト・オーディン』に『SSSS.GRIDMAN』のグリッドマンが登場決定!さらに『薄桜鬼』や『スクスト』キャラも参戦|work=ファミ通App|date=2018-10-12|accessdate=2018-11-26|publication-date=|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181125232915/https://app.famitsu.com/20181012_1364051/|archivedate=2018年11月25日}}</ref>。 |
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; グリッドマン アラーム -If your smile- |
; グリッドマン アラーム -If your smile- |
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: 2019年5月16日リリース。宝多六花と新条アカネのアラームアプリ。 |
: 2019年5月16日リリース。宝多六花と新条アカネのアラームアプリ。 |
2020年9月6日 (日) 09:31時点における版
SSSS.GRIDMAN | |
---|---|
ジャンル | 特撮、SF |
アニメ | |
原作 | 『電光超人グリッドマン』 |
監督 | 雨宮哲 |
脚本 | 長谷川圭一 |
キャラクターデザイン | 坂本勝 |
音楽 | 鷺巣詩郎 |
アニメーション制作 | TRIGGER |
製作 | 「GRIDMAN」製作委員会[注 1] |
放送局 | WOWOW・TOKYO MXほか |
放送期間 | 2018年10月 - 12月 |
話数 | 全12話 |
小説:SSSS.GRIDMAN NOVELIZATIONS | |
著者 | 水沢夢 |
イラスト | bun150 |
出版社 | 小学館 |
レーベル | ガガガブックス |
刊行期間 | 2019年9月19日 - 2020年2月19日 |
巻数 | 全2巻 |
小説:小説 SSSS.GRIDMAN ANOTHER LOAD | |
著者 | 皐月彩 |
イラスト | うりも |
出版社 | ホビージャパン |
発売日 | 2020年5月30日 |
巻数 | 全1巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『SSSS.GRIDMAN』(グリッドマン[2])は、2018年10月から12月にかけてWOWOW・TOKYO MXほかにて放送された日本のテレビアニメ作品。
本作品は1993年から1994年にかけて放送された円谷プロの特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』を原作とする完全新作アニメーションであり、日本アニメ(ーター)見本市で『電光超人グリッドマン boys invent great hero』を手がけたTRIGGERがアニメーション制作を担当する[3]。
2019年12月には、雨宮を始めとする主要スタッフが手がける完全新作アニメーション『SSSS.DYNAZENON』(ダイナゼノン)の製作が発表された[4]。
製作
原作 | 『電光超人グリッドマン』 |
---|---|
監督 | 雨宮哲 |
助監督 | 金子祥之 |
脚本 | 長谷川圭一 |
キャラクターデザイン | 坂本勝 |
サブキャラクターデザイン | 中村真由美 |
グリッドマンデザイン | 後藤正行 |
アシストウェポンデザイン | 野中剛 |
アレクシスデザイン | コヤマシゲト |
ジャンクデザイン | 三宮昌太 |
怪獣デザイン | 西川伸司、丸山浩 板野一郎、山口修 前田真宏 |
ヒロイック作画チーフ | 牟田口裕基 |
3DCG監督 | 宮風慎一 |
3DCG制作 | グラフィニカ |
美術監督 | 渡辺幸浩 |
美術設定 | 西海賢嗣 |
色彩設計 | 武田仁基 |
撮影監督 | 山本弥芳 |
編集 | 吉武将人 |
音楽 | 鷺巣詩郎 |
音楽制作 | ポニーキャニオン |
音響監督 | 亀山俊樹 |
音響効果 | 森川永子 |
音楽プロデューサー | 鎗水善史、田井モトヨシ |
プロデューサー | 渡部祐樹、麻生智義 小野幹雄、伊藤裕史 長澤秀尚、市井美帆 亀井博司、宇佐義大 宮城惣次、大和田智之 |
ラインプロデューサー | 竹内雅人 |
アニメーションプロデューサー | 舛本和也 |
企画協力 | 渋谷浩康 |
アニメーション制作 | TRIGGER |
製作 | 「GRIDMAN」製作委員会[注 1][7] |
企画経緯
本作の企画は、雨宮哲が『boys invent great hero』を発表する以前に、別企画で『ウルトラシリーズ』のアニメ化を円谷プロに打診したことに端を発する[6]。雨宮は当初、『ウルトラゾーン』の特撮ドラマのようなコメディや『ULTRAMAN』の映像化を考えていたが、円谷プロから『ウルトラシリーズ』のアニメ化は難しいという返答を受ける[8]。代わりに『グリッドマン』や『アンドロメロス』ならば貸し出せるという提案を受けた雨宮は、リアルタイムでの視聴経験があり、設定がアニメーション作品と親和すると考え、本作品の制作に至った[9][10]。
スタッフィング・キャスティング
スタッフには、原作で制作進行だった渋谷浩康が企画監修、音響効果だった森川永子が引き続き同役として参加する[6]。脚本には、円谷プロ側が提示した候補から長谷川圭一が選ばれた[6]。起用の経緯について雨宮は、玩具展開を視野に入れた脚本や原作のグリッドマンと構造が近い『ウルトラマンギンガ』の執筆経験があり、その要素を脚本に落とせる人物として長谷川に白羽の矢が立ったことを述べている[6][11]。
デザイン面では、グリッドマンデザインの後藤正行、怪獣デザインの西川伸司など、過去に『ウルトラシリーズ』に携わった経験のあるデザイナーが渋谷の計らいで多数起用されている[10][12]。さらに、雨宮のオファーで、玩具デザイナーの野中剛がアシストウェポンのデザイナーとして参加しているほか、TRIGGERの坂本勝がキャリア初となるキャラクターデザインを担当し[10]、主要な敵役であるアレクシスデザインとしてコヤマシゲトが起用されている[6]。
主要キャストは基本的にテープオーディションとスタジオオーディションによって選考された[13]。このうち、グリッドマン役に限っては原作と同様に緑川光に担当してもらいたいとする意見がスタッフ側から自然に生じたため、直接オファーするかたちで緑川がキャスティングされている[14]。
作風・設定
本作では、3人組の主人公グループや身近にいる敵など原作のフォーマットを継承しつつも、グリッドマン以外の登場人物やメカが原作から一新され、新たな世界観を舞台としたグリッドマンの活躍が描かれる[15][16]。全体の方向性としては、従来の特撮ファン向けのリメイクではなく、特撮を知らないアニメファンが、原作のグリッドマン、ひいては『ウルトラシリーズ』などの特撮を知る入口となる作品にすることが企画当初より重要視されている[6][17]。そのため、視聴者に受け入れてもらえるように、原作をベースにしつつも、美少女やロボット物の要素が意識的に取り込まれている[8]。
ストーリー制作は、雨宮が想定した架空のマーチャンダイジングをベースに、パワーアップ回や最終回までの流れを構想したうえで具体的な世界観作りが開始された[6][18]。玩具タイアップ番組と同様の制作方法が取られた理由としては、縛りを設けないとありきたりなアニメーション表現になる可能性を雨宮が憂慮したことによる[6]。当初、雨宮はSF色の強い物語を検討していたが、原作の特徴だった「人から生まれる怪獣」の要素が欠けていたことを受けて再検討した結果、原作の続編企画『電撃超人グリッドマンF』を活かしたプロットが新たに考案された[14]。最終的には初期案の要素や長谷川の「現実世界に見えていた世界は実は電脳世界であった。」とするアイデア、さらには原作ファンの視線も織り込むかたちで各種設定が掘り下げられた[19]。
実際の脚本書きでは、スタッフ全員が原作に精通していると作品が小ネタで埋まりかねないことを危惧し、原作と同じ重要アイテムが登場する回以外は原作を見直さないようにすることが長谷川にオーダーされている[20]。また、アニメファンが観やすいように、劇中ではグリッドマンの戦闘描写だけでなく、主人公たちの高校生活やキャラクター関係の掘り下げにも力が入れられている[11]。
デザイン
- キャラクターデザイン
- メインキャラクターのデザインは、「坂本が好きなものを入れた方がよい」というコヤマのアドバイスを受け、坂本が雨宮と共通で好きな玩具の要素をテーマカラーや体型として反映するかたちで制作されており、最終的には現代のアニメ誌に載っても不自然ではないものにデザインされた[15][21]。サブキャラクターは、雨宮が設定した詳細な人物像を元に描き起こしが行われ、実在の有名人や別のTRIGGER作品のキャラクターも参考にしつつデザインされている[22]。
- グリッドマンデザイン
- グリッドマンのデザインは、若いトリガー社員から意見を募りつつ現代風のアレンジが加えられ、最終的に胸部のトライジャスターが封印された状態ながらも、一目でグリッドマンと分かるようなデザインになるようにデザインされた[12][23][24]。カラーリングは原作を意識した配色と青系の配色の2案が提出され、最終的に前者が通常形態、後者が最適化前の姿として登場する方向となった[25]。最終回に登場する原作のグリッドマンはこの後藤のデザインから描画され、等身や各部のサイズが調整されている[26]。
- アシストウェポン・合体超人
- アシストウェポンは、雨宮のラフ画を参考に商品化を想定したデザインがなされ、玩具のような作りにしてほしいという雨宮のオーダーから、パーツのジョイント部やシールのようなカラーリングなどが省略されず描かれている特徴をもつ[27][28]。さらに合体超人は、『ウルトラシリーズ』のタイプチェンジをモデルに部位ごとの強化が念頭に置かれ、フルパワーグリッドマンのデザインから逆算する形でほかの形態やアシストウェポンが構想されている[29]。
- 怪獣デザイン
- 本作品の怪獣は、クリーチャーではなく実際の着ぐるみを意識してデザインされている[6][20]。これは、作品のコンセプトであるアニメで特撮的な絵作りを実現すると同時に、本作品の怪獣が人間の感情に由来する非生物であり、内部には人の意志が存在しているということを表現する狙いがあるとされる[14]。デザインの手順はラフ画やモチーフ、登場話数だけをデザイナーに伝え、後は各人の解釈に任すかたちで具体的な描き起こしがおこなわれている[27]。
作画・演出
本作では上述の特撮的な絵作りを実現するために、『ウルトラシリーズ』で用いられた効果やカメラワークの再現が絵コンテの段階で指示されている[30][注 2]。作画面では、通常の作画監督に加えて、電柱を専門に描く電柱作画や、戦闘の作画を専任とするヒロイック作画監督など、スタッフが細分化されている[15]。特にヒロイック作画は、チーフの牟田口裕基があらかじめ考案した手描きアニメーション用の設定をもとに、BL影やDN作画、線の省略といった『勇者シリーズ』に見られた表現技法が取り入れられており、戦闘シーンにケレン味を出す工夫が行われている[26][28]。これには、同シリーズを手がけた大張正己の作画スタイルへの憧れから、エポック的な存在である大張へのラブレター的な面も含まれている[17][注 3]。また、怪獣の作画では表情に変化を付けない、3Dモデルの関節部をあえて使わないなどの方針により、着ぐるみの動きの再現が志向されている[6]。このほかにも作画スタッフのアイディアとして、劇中の随所に原作や円谷プロの作品に関連する事物がオマージュや小物として盛り込まれている[28]。
演出はTRIGGERの若手演出スタッフが中心となって担当しており、原作放送時の演出が2018年にどこまで許容されるのか考慮しつつバランス調整が行われている[10][24]。一方、アクションパートなどの要所を押さえておけば、ドラマパートは新しい表現に挑戦することが推奨されており、他作品では行うことが難しい実験的な演出が行われている[10]。
音楽・音響
本作の劇判音楽は、円谷プロ作品に初参加となる鷲巣詩郎が担当する[18]。制作は、作品が1クールで、かつ多数のメロディを作ると視聴者の印象が取っ散らかることを考慮して、まずモチーフを3つに絞り、次いでオーケストラ調やデジタルポップ風などにアレンジする形で行われている[34]。加えて、劇中では雨宮が選曲した学校唱歌が、登場人物たちの日常生活の場となる高校の雰囲気を強める目的で使用されている[14]。また、原作の主題歌や挿入歌も使用されており、さらにはポニーキャニオンのプロデューサーが同時期放送の『ウルトラマンR/B』に携わっていた縁で同作品の楽曲も使用されている[18]。
プロモーション
2017年6月3日にロサンゼルスで開催された「AnimeExpo2017」にて、TRIGGERが新作アニメのひとつとして『グリッドマン』のアニメ化を発表[35]。同年12月2日、幕張メッセで開催された「東京コミコン2017」で正式なタイトルや主要スタッフ、放送時期、グリッドマンの声を原作から引き続き緑川光が担当することが発表された[3]。さらに翌2018年3月に東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan2018」では、残りの主要キャストが発表された[2]。
本放送終了直後には、2019年にWebアニメとして配信される運びとなった『ULTRAMAN』とのコラボレーションCMが公開された[36]。
反響・評価
ニコニコ動画が2018年秋(10月-12月)放送のアニメを対象に実施した「アニメ総選挙2018秋」では、2位にランクイン[37]。さらに2018年中に放送・配信されたアニメ作品が対象となる「アニメ総選挙2018年間大賞」では、8.98%の得票を獲得し2位となった[38]。
2019年には、第50回星雲賞メディア部門を受賞した[39]。
第23回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員会推薦作品[40]。
あらすじ
響裕太はある日、クラスメイトの宝多六花の家の前で倒れ、自分の名前を含むすべての記憶を思いだせない状態で目覚める。混乱する裕太は、六花の家が営むジャンクショップに置かれていた古いパソコンから呼びかけて来るハイパーエージェント・グリッドマンから、自身の使命を果たすように諭される。裕太は戸惑いながらも日常生活に戻るが、街に謎の怪獣が現れたとき、グリッドマンに導かれるまま彼と合体して怪獣を撃破する。かくして裕太は、六花や友人の内海将と「グリッドマン同盟」を結成し、怪獣の脅威に立ち向かう。
登場人物
グリッドマン同盟
響 裕太 ()- 声 - 広瀬裕也[41]
- 本作の主人公。ツツジ台高校1年E組に在籍する赤髪の少年。身長160センチメートル、体重52キログラム、2003年1月8日生まれで、血液型はAB型[42]。自分の名前を含むすべての記憶がない状態で目を覚まし、グリッドマンに導かれるがまま怪獣と戦うことになる。温厚かつ控えめな性格だが、戦いのなかで怪獣被害を食い止めることは自分だけしかできないと強く認識するようになり、アカネの正体やアレクシスの存在を知ってからは、アレクシスからアカネを救うべく奔走する。私生活は両親が3か月の出張中で、マンションにひとり暮らし。六花に好意を抱いているが、告白する勇気を出せずにいる[42]。
- その正体は響裕太という人物に宿ったグリッドマンの一部。アカネに刺されて昏睡状態に陥った際、そもそも記憶が存在せず、本来の裕太の人格が内で眠っていることを知覚する。覚醒後はグリッドマン同様一人称に「わたし」を使うようになり、瞳が黄色に変化するなどの変化が生じる。アレクシス封印後、グリッドマンの帰還にともないグリッドマンとしての人格も消失し、本来の人格の状態で目覚める[42]。
- グリッドマン
- 声 - 緑川光[3]
- →詳細は「§ グリッドマン」を参照
内海 将 ()- 声 - 斉藤壮馬[41]
- 裕太のクラスメイト。身長176センチメートル、体重78キログラム、2002年12月1日生まれで、血液型はO型[42]。裕太とグリッドマンが合体するところを目撃し、彼らの戦いをサポートするグリッドマン同盟を結成する[42]。
- 友達思いな性格で、裕太が記憶喪失になっても変わらず友人として接する。普段は隠しているが『宇宙船』を愛読する生粋の特撮オタクで、戦闘時は『ウルトラシリーズ』のことを口に出し、怪獣に対抗するための作戦を積極的に提案する。
- アカネに憧れと好意を抱いているが、素直に口にできずにいる。裕太がアカネに刺されてからは自分が何も役立っていないことや、グリッドマンの戦いを楽しんでいた自責からふさぎ込むも、六花の喝によって奮起し、裕太の友人として最終決戦を見届ける。
宝多 六花 ()- 声 - 宮本侑芽[41]
- 裕太のクラスメイト。身長155センチメートル、2002年12月5日生まれで、血液型はO型[42]。クールかつ気だるげな雰囲気だが、根は繊細で優しい性格。自宅前で倒れた裕太を介抱し、裕太とグリッドマンが合体するところを目撃したことで、不満を言いつつも内海とともにサポートすることとなる[42]。
- 自宅が近いアカネとは親しい間柄であり、アカネによって作り出されたレプリコンポイドのなかでも特に愛着を寄せられている。アカネが自身の創造主であることを知ってからはその事実を受け入れ、神経をすり減らしていくアカネを友人として救うべく行動する。また、偶然出会ったアンチを怪獣だと知らずに世話したことがきっかけで、アンチがグリッドマンに味方する遠因を作る。
- 『ウルトラマンタイガ』第2話には六花の名前を引用した「六花製菓」や「チョコリッカ」という名称が登場する[43]。
新世紀中学生
グリッドマンの支援者たち。各人に設定されたアクセスコードを叫ぶことで、本来の姿である「アシストウェポン」へと変身できる。平時は黒いスーツを着た人間の姿で行動し、裕太たちを護衛するか「絢」で待機している。みずから介入しない限りは他者から認識されることはないが、ヂリバー戦以降は普通に認識されるようになる。グリッドマンと同様に不完全な状態でツツジ台へたどり着いたとされる。
- サムライ・キャリバー
- 声・演 - 高橋良輔[5][44]
- 長剣「グリッドマンキャリバー」に変身する猫背の男性。33歳。普段は寡黙でどもるような口調が特徴で、初対面時の裕太たちからは風貌も相まって、「宇宙人」や「不審者」と呼ばれるが、根底には他者を気づかう優しさをもつ[45]。普段は六花の身辺をガードしており[46]、生身での戦闘の際は、腰に帯びた4本の太刀「サムライキャリバーブレード」を駆使する[注 4][47]。
- マックス
- 声 - 小西克幸[5] / 演 - 横山真史[44]
- 大型トレーラー「バトルトラクトマックス」に変身する巨漢。マスクと甲冑、グローブが特徴。いかつい外見に似合わず新世紀中学生のなかで最も常識的な人物で、4人のまとめ役になることが多い[46]。普段は裕太の身辺を警戒している[46]。生身の戦闘では、右腕のグローブが変形した鉄球「ドラゴントゥーススパイク」を使用する[45]。
- ボラー
- 声 - 悠木碧[5] / 演 - 奥井那我人[44]
- ドリル戦車「バスターボラー」に変身するツインテールの少年[48]。幼い少女のような外見に似合わず口調は荒く、口より先に手が出る性格。特に護衛対象の内海には突っ込みの上に脛に蹴りを入れることが多い。生身の戦闘ではナイフをあつかう[45]。
- ヴィット
- 声 - 松風雅也[5] / 演 - 川隅美慎[44]
- 戦闘機「スカイヴィッター」に変身する青年。女性に紳士的である一方で男性には素っ気ない態度を取ることが多い。普段はやる気のない態度が目立ち、よく「絢」で待機しているため店番を任されることが多いが、非常時には周囲の状況を把握して要領よく行動する[46][45]。
敵対者
新条 アカネ ()- 声 - 上田麗奈[41]
- 裕太のクラスメイトにして、ツツジ台を作り上げた創造主的存在[46]。身長149センチメートル、2003年1月2日生まれで、血液型はA型[42]。ウルトラ怪獣が大好きで、カッターナイフで精巧な怪獣フィギュアを自作する特技をもつ。
- 周囲からは才色兼備な好人物として認識されているが、裏では自分の意にそぐわない人間を怪獣で殺害し、その様子に狂喜する残虐性をもつ。「絢」のとなりにある豪勢な一軒家でひとり暮らしをしているが、邸内は大量のごみ袋と怪獣フィギュアで埋め尽くされており、私生活は破綻している[42]。
- グリッドマンの登場後はその打倒に熱中するが、裕太たちの健闘によって敗北を重ね、思いどおりにならない状況に追い詰められていく。ナナシB戦後、世界の管理を放棄して裕太を刺殺しようとするも失敗。それでも自分を追ってきた六花の説得に心動かされるが、直後にアレクシスによって怪獣化させられ、アンチに助けられるも再びアレクシスに捕らわれる。しかし、グリッドマンのグリッドフィクサービームによって救助され、最終決戦後に六花に自分の過ちを涙ながらに謝罪。彼女との絆の証である定期入れを受け取り、ツツジ台を去る。その後、本編終了時にはもとの世界へ帰還したことを示唆する実写映像が挿入されており、ベッドで目覚める姿や定期入れが映っている。
- パッケージ限定エピソードのボイスドラマ(12.12回)では、アカネと姿や声が瓜二つの女子高生が登場。内海からは、アカネがツツジ台に来た際にコピーした人物ではないかと予測されている。
- アレクシス・ケリヴ
- 声 - 稲田徹[5]
- 赤いバイザーと歯のような明滅が特徴の黒ずくめの存在。アカネや敵である裕太にも紳士的にふるまう一方で、アノシラスからは「外から来たとても危険な人」と称され、用済みとなったアンチを躊躇なく消そうとする冷酷さを秘める。
- 普段はアカネのパソコンのモニターに宿り、怪獣の原型を実体化させる役目を担う。アカネの行動については全肯定しているが、怪獣の製作をたきつけては追い詰めるような言動を取ることもある。
- 最終決戦ではアカネを取り込み、剣や長槍をあつかう戦闘形態・巨大アレクシス・ケリヴとなる[46]。無限の命を持つ不死の存在が故に生じる虚無感を、アカネのような人物に取り付き、その情動を煽ることで満たしていたことを明かす[46]。新たな依り代を求めてツツジ台から離脱しようとするが、グリッドフィクサービームによってアカネの心が修復されたことで大ダメージを負い、最後はグリッドマンとの殴り合いに敗れ、封印される。
- 担当声優の稲田は、TRIGGER製作のアニメ『宇宙パトロールルル子』の登場人物であるオーバージャスティス本部長と同一人物という非公式設定があると監督の雨宮から伝えられたことを語っている[49]。
- アンチ / グリッドナイト
- 声 - 鈴村健一[5]
- →詳細は「§ アンチ」を参照
主要人物の関係者
- 六花ママ
- 声 - 新谷真弓[5]
- 六花の母で、ジャンクショップ兼喫茶店「絢」の経営者。六花との仲は良好で、裕太たちにも友好的に接する。怪しい風貌の新世紀中学生たちも客として受け入れ、その正体を知ってからも動じることなく4人を快く送り出す。
- 制作時に設定された本名は宝多織江(たからだ おりえ)[47]。
- なみこ、はっす
- 声 - 三森すずこ(なみこ[5])、鬼頭明里(はっす[5])
- 裕太のクラスメイトで六花の友人たち。よく裕太と六花の仲をからかっている。
- なみこは短髪やスポーティーな服装が特徴で、茶道部に所属する。はっすは常にマスクとブランケットを付けているのが特徴で、「はっすん」という名のYouTuberとして活動している[42]。
- アノシラス
- 声 - 高橋花林
- →詳細は「§ アノシラス」を参照
『SSSS.DYNAZENON』の登場人物
グリッドマン
ハイパーエージェントを自称するエネルギー体。普段はジャンク内でしか常駐できないが、裕太がジャンクのまえでプライマルアクセプターを介しアクセスフラッシュとコールすることで合体し、一定時間だけ実体化することができる。大きさは最大70メートルまで調整可能だが、サイズに比例して実体化出来る時間も短くなる。エネルギー残量が限界に近づくと額のビームランプが明滅する。
ツツジ台にたどり着いた瞬間にアレクシスの攻撃を受けたことで、「迫りくる危機から街を守る」という使命以外の記憶や本来の力を失い、その意識は裕太の精神やジャンクの内部、新世紀中学生たちに分裂したとされる。当初は青や紫を基調としたInitial Fighterと称される不完全状態で登場。鈍重な動きしかできないほか、裕太にしか認識できず、戦闘中もタイピングでしかコンタクトが取れない制約を受ける[51] 。しかし、サムライ・キャリバーがジャンクのハードを最適化したことで能力が向上したPrimal Fighterへと変化。メインカラーは赤・白・青のトリコロールとなり、誰とでもコンタクトをとれるようになる[46][52]。
巨大アレクシスとの最終決戦では、裕太に加えて新世紀中学生やアンチとアクセスフラッシュすることで意識を統合。アクセスコード「GRIDMAN」によって外装がはじけ飛び、本来の姿である電光超人グリッドマンとなる[注 5][46][53]。
- データ(Primal Fighter時)[51]
- 身長:50メートル(ミクロから70メートルの間で調節可能)
- 体重:4万4千トン(0から6万トンの間で調節可能)
アシストウェポン
グリッドマンの支援兵器。新世紀中学生の本来の姿であり、ジャンクのまえでアクセスコードをコールすることで、パサルートを経由し実体化する。変身後も意識は維持され、会話にも支障はない。一方、ジャンクの処理能力の限界から、すべてのアシストウェポンが出撃するとグリッドマンを含めてフリーズを起こすため、あらかじめ処理落ちしないように出力スケールを調整する必要がある。また、ジャンクが起動しないと出撃することができない制約を受ける。
- バトルトラクトマックス
- マックスが変身する装輪装甲車。アシストウェポンで一番パワーに優れる[46]。武装は車両後部の大口径光線砲タンカーキャノン2門[52]。
- 名称は原作の海外ローカライズ版『スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド』のトラクトにちなむ[52]。
- バスターボラー
- ボラーが変身するドリルタンク。武装は機体各部に備えられたミサイルとツインドリル。ミサイルは通常弾頭に加えて、ドリル基部から発射するフォレスター消火弾、操縦席の横から発射するシドニー凝固弾頭弾など、多数の種類を備える[46]。一方、極端な悪路での走行が苦手という弱点をもつ[52]。
- 名称は『スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド』のボラーにちなむ[52]。
- スカイヴィッター
- ヴィットが変身する戦闘機[54]。武装は機首にあるレーザー機銃と、機体後方から自在に偏向する追尾レーザーを無数に放つアンプレーザーサーカス[46]。
- 名称は『スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド』のヴィッターにちなむ[52]。
- 合体戦神パワードゼノン
- 全アシストウェポンが合体することで完成する巨大ロボット。バトルトラクトマックスが脚部、バスターボラーが胴体、スカイヴィッターが腕部と背部スラスターを構成し、最後にバスターグリッドマンのヘルメット後部に隠された顔が現れて完成する[55]。
合体超人
グリッドマンとアシストウェポンが合体した姿[46]。
- 剛力合体超人マックスグリッドマン
- バトルトラクトマックスと合体した超剛腕破砕戦闘型合体形態[53]。縦に二分割したバトルトラクトマックスが、タンカーキャノンの付属した巨大な腕部を形成し、近接格闘戦能力が強化される[46]。前腕部の車輪は補助スラスターとして機能し、跳躍時の軌道補正やパンチの威力強化、短時間の飛行を可能にする。
- 武装合体超人バスターグリッドマン
- バスターボラーと合体した超火力制圧砲撃戦型合体形態[53]。バスターボラー本体は胴体の追加装甲、キャタピラー部は6銃身のガトリングビームガンと6連装ミサイルランチャーを備える射撃兵装となり、長距離からの砲撃戦闘能力が強化される[46]。両肩部のツインドリルは、無限軌道で高速走行しながら敵を直接攻撃するドリラーモードと、パラボラビーム砲に展開するバスターモードに使い分けることが可能[46][56]。
- 大空合体超人スカイグリッドマン
- スカイヴィッターと合体した超高度超高速空戦型合体形態[53]。テール部分およびエンジン部は脚部パーツ、前翼部は背部スラスター、コクピット部はヘッドパーツとなる。高出力レーザー砲や欺瞞装備を武装し、高速空対空戦闘能力や索敵能力が強化される[46]。
- 超合体超人フルパワーグリッドマン
- 全アシストウェポンと合体した姿。バトルトラクトマックス、バスターボラー、スカイヴィッターとそれぞれ合体した後、グリッドマンキャリバーから分離したアックスブレードが胸部のプレートとして合体し、最後に角が展開したバスターグリッドマンのヘルメットを装着することで完成する[57]。ジャンクの処理落ちを防ぐため、通常時のグリッドマンと同じ大きさになるように出力サイズが調整されている[46]。
必殺技
必殺技を使用する際は、体表を走るサイバーラインが水色に発光する特徴がある[23]。
- グリッドマン
-
- グリッドビーム
- 左腕のアクセプターに全身のエネルギーを収束させて撃ち出す必殺光線[46]。
- グリッドキャリバーエンド
- 敵を特殊空間内に捕らえた後、スラスターで突進しながらすれ違いざまにグリッドマンキャリバーで空間ごと両断する[46]。
- グリッドライトセイバースラッシュ
- アクセプターから発生させた光の刃で敵を両断する[46]。
- 覚醒後に使用した際は「スラッシュ」の部分は発音しない。
- グリッドキネシス
- 念動力によって、精神攻撃を仕掛ける怪獣に干渉する[51]。
- スパークビーム
- 覚醒後に使用。グランアクセプターから光弾を放つ[46]。
- ネオ超電導キック
- 覚醒後に使用。赤化した両足で蹴りを放つ[46]。
- グリッドフィクサービーム
- 覚醒後に使用。解放された胸部のトライジャスターより発射する光線。破壊されたツツジ台、ひいては街を作り出したアカネの心を修復する効果をもつ[46]。
- マックスグリッドマン
- バスターグリッドマン
- スカイグリッドマン
-
- ラッキースモークスクリーン
- 背部スラスターから煙幕弾を発射する[46]。
- フルパワーグリッドマン
- パワードゼノン
登場怪獣
本作品の怪獣は、ツツジ台が作られる以前から存在した生命体と、アカネがツツジ台のレプリコンポイドを管理する目的で生み出す非生物に分類される。後者はアカネが模型用粘土から製作した怪獣人形に「バロック」と呼ばれる歪んだ真珠を埋め込んだ後、アレクシスが「インスタンス・アブリアクション」と唱えることにより、実体化する[30][42]。出現した怪獣は、おもにアカネが負の感情を抱いた対象を狙って暴れ回る習性があり、憎しみの深さに比例して強さを増していく性質をもつ。また、怪獣の攻撃で死亡した人物は、毒煙怪獣によって襲撃以前に別の要因で死亡したことになる。
ナナシ戦後、それまでグリッドマンたちに撃破された怪獣が再生産怪獣軍団としてアレクシスによって復活する。外見上の変化として、全怪獣の赤い色をしていた瞳の色や発光部位が黒や灰色、もしくは空洞状に変化している。
怪獣の鳴き声は基本的にアカネ役の上田麗奈の声を加工したものが使われ、アンチが作ったヂリバーのみアンチ役の鈴村健一の声が使用されている[注 6][18]。
- 霧の怪獣[58][46]
- 第1回より登場。ツツジ台のインフラを管理する13体の怪獣[注 7]たち。管理と修復を担う街の基盤であり、戦闘は行えない。アカネが最初に作り出した怪獣であり、ツツジ台の世界とそこで暮らす住人たちを生み出した。その姿は住人には見えておらず、グリッドマンの影響下にいる関係者しか認識できない。ツツジ台の各所に屹立し、背中と肩から噴き出される神経性の毒ガスの霧により、街の修復のほか、人々の記憶や各種記録から怪獣被害を改変・消去する役割を担う[58]。
- ナナシBにより、すべての個体が首を切断されて破壊された[58]後も死体はそのまま残っていたが、グリッドフィクサービームによる街の修復と共に消滅する。
- 外見が原作のベノラに酷似しているのは、ベノラが15歳の少年少女の心から等しい姿で生み出される怪獣と雨宮が設定したことによる[52]。
- 気炎万丈怪獣 グールギラス[59]
- 第1回、第11回に登場。アカネが同級生のバレー部員・問川さきる(声 - 湯浅かえで[61])への怒りから作り上げた怪獣。問川にボールをぶつけられた日の内に急造したため、指や角の部分の針金が露出した状態になっており、粘土が乾燥しきっていない首の部分に剥離が生じている[60]。攻撃手段は口から放つ火炎で、バレーボールのようにバウンドする性質を利用して広範囲に被害を与える[60]。
- 出現と同時に街を蹂躙し、問川や、彼女の友達である戸井田光(声 - 飯田里穂)、毛苗村里香(声 - 宮崎綸)、土居ハコ、高良奈々を殺害。登場したグリッドマンも火炎弾で圧倒するが、首の綻びを内海に見抜かれ、それを知ったグリッドマンにより首を切断される。最後はグリッドビームによって残った胴体を攻撃され、爆散する。
- 復活した際はデバダダンとともにグリッドナイトと戦うが、投げ飛ばされた直後にグリッドナイトストームでデバダダン諸共倒される。
- デザインは西川伸司が担当。雨宮によるフェミゴン型怪獣のラフ画をもとに、蛇腹の意匠を採用することで、本作が円谷プロの作品であることを強調している[52]。
- 捲土重来怪獣 メカグールギラス[59]
- 第8回、第11回に登場。グリッドマンとツツジ台高校の学園祭を同時に潰すために、アカネが作り上げたグールギラスの強化体。脆かった首を始め、全身が機械化されており、特に首全体と尻尾はドリルとして機能する改造が行われている。火力も増強されており、口からはプラズマ熱線、背面の砲塔からは強化光弾を発射する[52]。
- 学園祭当日、学校にいる人々を避難させようと先に出現したグリッドマンに激怒したアカネの指示を受けて出現。アシストウェポンの攻撃をものともせず強化された火力で迎え撃つが、グリッドマンがフルパワーグリッドマンになると攻撃も通用せず、再び首を切断され、最後はグリッドフルパワーフィニッシュによって撃破される。
- 復活した際はヂリバーと連携してグリッドナイトを追い込むが、駆け付けたフルパワーグリッドマンのグリッドフルパワーフィニッシュとグリッドナイトのナイト爆裂光波弾によって再び倒される。
- デザインは西川伸司が担当。アカネが機械に明るくないとする想定から先鋭的なデザインは避けられ、キングジョーを彷彿とさせる機械部やシャンパンゴールドのカラーリングが取り入れられている[52]。
- 因果応報怪獣 デバダダン[59]
- 第2回、第11回に登場。アカネが歩きスマホでぶつかってきた担任教師の野崎(声 - 間島淳司)に対する報復から作り上げた怪獣。グリッドマンとの戦闘を想定し、グリッドビームを吸収・増幅して反射できる鏡面状の体表を持つ。攻撃手段は胸部の突起物から放つ光線[46]。
- 街を破壊しながら野崎を付け狙い、現れたグリッドマンもグリッドビームを無力化して追い詰めるが、グリッドマンキャリバーを手にしたグリッドマンのグリッドキャリバーエンドによって両断され、撃破される。
- 復活した際は、グリッドナイトのグリッドナイトストームでグールギラスと同時に倒される。
- デザインは西川伸司が担当。ウルトラ怪獣的なグールギラスとは対照的に本作品ならではの姿をした怪獣としてデザインされている[52]。頭部は深海魚のデメニギスがモチーフとなっている[62]。
- 臥薪嘗胆怪獣 アンチ[59]
- 第3回より登場。アカネが対グリッドマン用に造り上げた、人間と同じ意思をもつオートインテリジェンス怪獣。普段は白髪と赤い瞳が特徴の少年の姿をしており、グリッドマンが現れると青い怪獣の姿に変身する。戦闘では全身の発光器官から放つ光弾や光線、超高速移動能力を駆使し、人間体では丸鋸状の武器「アンチサーキュラー」を使用する。また、グリッドマンやアシストウェポンの力をコピーする能力をもち、グリッドマンとの初戦で、グリッドマンキャリバーを模した刀状の爪を習得する。一方で、エネルギー切れ寸前になると額の発光器官が点滅し始め、やがてアンチの意志とは関係なく人間体に戻る[52]。
- 初戦でグリッドマンを敗退させるまではアカネに可愛がられていたが、再戦で敗北して以降は八つ当たりの対象として邪険に扱われる。裕太がグリッドマンだと知ってからは、変身前の裕太を付け狙うが、あくまでグリッドマンを倒すことが目的であるため、追い詰めてもグリッドマンを出すよう脅迫しかできず、ヂリバー戦後、アレクシスの提案にアカネが乗る形でアレクシスが襲撃し、逃亡。
- 右目を傷つけられる重傷を負いながらも「絢」へとたどり着き、新世紀中学生や六花ママの厚意を受ける。その後もグリッドマンとの戦いを熱望するが、グリッドマンから心をもった生き物として認識され、敵として見られなくなったことを知る。アカネからも失敗作と断言され、自由に生きるよう告げられるが、考えた末に与えられた命の意味を探すことを決意。グリッドナイトへの変身能力を獲得し、グリッドマン陣営の味方となる。
- 最終決戦では怪獣化したアカネを救い出した直後にアレクシスによって背後から貫かれるが、意識を失う直前にアクセスフラッシュすることで本物のグリッドマンの一部となる。アレクシスとの戦闘後はアノシラスたちによって一命をとりとめ、右目が青色に変化する。
- 怪獣体のデザインは西川伸司が担当。初期稿から原作のシノビラーがモチーフとなっており、怪獣然としつつも現代の男子に受けるように調整されている[52]。
- バスターアンチ
- バスターグリッドマンをコピーした砲撃形態[60]。腹部が巨大な顎に変化し、牙状のミサイルを発射する[46]。
- スカイアンチ
- スカイグリッドマンをコピーした飛行形態[60]。脚部が巨大なスラスターに変化し、敵の攻撃を躱すためのデコイを生み出す能力を得る[46]。
- グリッドナイト[63]
- 第10回より登場。グリッドマンと戦うために彼を助ける選択をしたアンチが、グリッドマンのすべてをコピーした姿。アンチの体色や意匠を残しつつ、グリッドマンに近いフォルムへと変化している。名称はナナシBとの戦闘後、裕太たちによって名付けられる。
- 必殺技は、円を描くようにして発生させる切断光線グリッドナイトサーキュラー、グリッドビームと非対称のモーションから右腕より放つグリッドナイトストーム、逆手持ちのグリッドナイトキャリバーから発生させた光刃で相手を切り裂くナイトキャリバーエンド、胸の前に生み出した光弾を撃ち出すナイト爆裂光波弾[46]。
- デザインは後藤正行が担当。アンチが隻眼になっていることから、バイザーがモノアイにも見えるようにデザインされている[23]。
- 朝雲暮雨怪獣 ゴングリー[59]
- 第4回、第11回に登場。六花から裕太とグリッドマンのことを探ろうとしたアカネが、大学生のYouTuber集団「Arcadia」によって探索を妨害されたことにいらだちを覚えて造り上げた怪獣。足に近い箇所に口が位置しているフォルムが特徴。行動する際は周囲に霧が発生し、グリッドマンに気づかれずに対象を襲撃する。戦闘では身体の至る所から発光する触手を生み出し、攻撃や捕縛・捕食に用いる[60]。
- 夜中に霧に紛れて「Arcadia」のタカト(声 - 榎木淳弥)、今井(声 - 熊谷健太郎)、有井(声 - 鈴木崚汰)を次々に殺害。翌日、残り1人となったやまと(声 - 伊東健人)を襲撃するが、グリッドマンに阻止され、そのままグリッドマンや乱入してきたアンチと戦闘になる。最後は、マックスグリッドマンの超電撃キックによって撃破される。
- 復活した際は、グリッドナイトが投げ飛ばしたナナシAの下敷きになり、グリッドナイトサーキュラーによって撃破される。
- デザインは丸山浩が担当[46][64]。足の幅を狭くしたり、わざと手が入っているように途中で折れた触手など、あたかも人が入っているように見せている[64]。
- 多事多難怪獣 ゴーヤベック[59]
- 第5回、第11回に登場。土や森林、岩石で構成され、これまでの怪獣とは比較にならないほどの巨体とパワーを持つ。攻撃手段は背中の火山に溜まったマグマを撃ち出す火炎弾[46][60]。
- アカネの指示を受けたアレクシスによって、裕太たちが校外学習で訪れた山間部付近に出現。質量の差でグリッドマンを圧倒するが、バスターグリッドマンの火力に圧倒され始め、最後はツインバスターグリッドビームによって身体を粉砕され、撃破される。
- 復活した際は満身創痍のグリッドナイトを追い詰めるが、駆けつけたフルパワーグリッドマンのツインバスターグリッドビームで再び撃破される。
- デザインは山口修が担当[46]。約300メートルの山をイメージしたデザインがなされており、制作の際には線画の上に背景を描くハーモニー処理によって描画されている[65]。
- 怪獣少女 アノシラス(2代目)[59]
- 第6回より登場[注 8]。パーカーを着た小学生くらいの少女の姿をしており、自身をツツジ台が作られる以前から世界に存在すると称する。任意で身体の大きさを変えることができる[58]。
- 自分の先代が世話になった恩返しとして裕太と接触し、アカネやツツジ台の真実を伝える。巨大アレクシスとの決戦後は、親とともにアンチの前に現れ、重傷を負った彼を助ける[58]。
- デザインは坂本勝が担当。名称は当初「アノシラス三世」となる予定だったが、原作との関連性を明示するために台本では「アノシラスJr.」と表記され[注 9][46]、最終的にJr.は男児につけるものであるとの指摘から、2代目に落ち着いた経緯がある[29]。
- 幽愁暗恨怪獣 ヂリバー[59]
- 第7回、第11回に登場。アンチがグリッドマンを呼び出すために作り出した銀色の怪獣。浮遊能力を有し、四肢末端から伸ばした誘導レーザー光によって、光の球体と複数の円錐で構成されたUFOを超高速で遠隔操作できる[60]。UFOはヂリバー本体を倒さない限り、撃破されても球体を中心に何度も再生する。
- 劇中ではまずUFOのみが姿を現し、再生能力と体当たり攻撃によってグリッドマンを翻弄するが本体の存在を看破され、上空でアンチとともにスカイグリッドマンと交戦する。最後はグリッドライトセイバースラッシュによって両断され、撃破される。
- 復活した際はメカグールギラスと連携するが、グリッドナイトのナイトキャリバーエンドで再び撃破される。
- UFOを含めてデザインは板野一郎が担当しており、「怪獣の考えた怪獣」というコンセプトを元に、アカネの怪獣とは異なるデザインがなされている[68][46]。
- 有象無象怪獣 バジャック[59]
- 第9回、第11回に登場。アカネがグリッドマン同盟の3人を直接攻撃するために作り上げた怪獣。光の翼と2つの口を持つ。相手を夢の世界へと閉じ込め、各人の記憶に基づきつつも、アカネのことを好きになる夢を見続けさせることができる[46][注 10]。また、実体がないゆえに街への被害をもたらさない一方、外部からの干渉や攻撃を受けない性質を持つ。
- ツツジ台に突如出現し、裕太たちに夢を見続けさせる。しかし、裕太たちが夢であることを知覚したうえ、グリッドキネシスで干渉してきたグリッドマンに両翼をもがれたことにより、実体化する。出撃したパワードゼノンを上の口から放つ放電攻撃で迎撃するも通用せず、ジャンボセイバースラッシュによって撃破される。
- 復活した際は、グリッドナイトのグリッドナイトサーキュラーで撃破される。
- デザインは丸山浩が担当[64]。グワームやドレンゲランのような怪獣にすることがオーダー時から決められており、先例を意識した四足歩行型の怪獣としてデザインされている[52][64]。着ぐるみではできない後ろ足をデザイン的に処理しており、決定稿となった四足歩行型の怪獣のほかに複数の爪を並べたものや車のシャーシのようなディテールを入れたメカ系のものがあり、ともに前後の足は同じ形状にしている[64]。メカ系のものの宙に浮いた状態の目はデスフェイサーでやれなかった案である[64]。四足歩行型の怪獣に複数の爪を並べたものを合わせ、二つ口を付け、翼の収納部分の側面に凹モールドを入れたものが決定稿となった[64]。
- ****怪獣 ナナシ[52]
- 第10回、第11回に登場。スランプの末にアカネが適当に作り出した怪獣。着ぐるみのようなナナシAと、その内部に潜んだ一つ目の「中の人」・ナナシBの2つの姿を持ち、アンチからはアカネの心そのものと評される[46]。
- 初戦では泣いているような喚き声を発しながらフルパワーグリッドマンと戦うが、ブレストスパークを受けて沈黙する。翌日、Aの死体からアカネの意思と関係なく外皮を引き裂くようにして姿を現したBが街中の霧の怪獣を殺害したうえ、笑い声のような奇声を上げながらフルパワーグリッドマンを予測不能な動きと胸からの破壊光線で翻弄し、アシストウェポンを無理やり引きはがして敗北寸前にまで追い詰める。しかし、介入したアンチがグリッドナイトに変身した後は彼に動きを読まれ、グリッドナイトサーキュラーによって撃破される。
- 復活した際はナナシAの姿で出現し、口から稲妻状の破壊光線を吐く能力を見せるが、グリッドナイトのグリッドナイトサーキュラーで再び撃破される。
- デザインは坂本勝が担当[46]。Aは『ウルトラファイト』を彷彿とさせる着ぐるみ、Bは生理的嫌悪を抱きやすいように針金や貝類がイメージとしてそれぞれ取り入れられている[52]。
- 自縄自縛怪獣 ゼッガー[52]
- 第12回に登場。アレクシスによってアカネが怪獣化した姿[46]。蕾のような強靭な分厚い外殻で構成された巨躯に、トゲが生えた4本の触手、長い顔に6つに割ける口という異形の姿を持つ。口のなかには白い人面が存在し、その中心部にアカネが無数の手によって捕縛されている。攻撃手段は、触手に加えて鳴き声とともに放つ衝撃波や放電攻撃などがある。
- 再生産怪獣軍団全滅後に出現し、駆けつけたグリッドナイトと交戦した後は無理やり口を開けさせられてアンチの侵入を許し、アカネが引き出されたことによって活動を停止する。その後、グリッドマンが巨大アレクシスを封印したと同時に発生した衝撃波とともに光と化し、消滅する。
- デザインは前田真宏が担当[46]。ガタノゾーアやタッコングのような怪獣というオーダーをもとに、アカネの内面をイメージしたデザインが行われている。
用語
ツール
- ジャンク
- グリッドマンが宿ったパソコン[46]。「絢」の売り物として店に陳列されており、山間部でのゴーヤベック戦では現地に運ぶために新世紀中学生によって購入されたが、戦闘後、再び店に買い戻される。
- グリッドマンと連動しており、彼がピンチやエネルギー切れ寸前になると、備え付けのパトライトが明滅してサイレンが鳴り響き、火花や煙が噴出する。また、強制終了すると、出撃中のグリッドマンや新世紀中学生は強制的にジャンクのまえに呼び戻される。
- ナナシB戦直後、アカネによって破壊されるが、新世紀中学生が「絢」の商品のパーツで修復したことで再起動。グリッドマンと新世紀中学生が作中世界を去ると同時に「絢」の店内から姿を消す。
- デザインは原作の造形を再現するようにオーダーされたことを受け、原作撮影時の写真をもとに、見えない部分を補うようにして行われている。また、ジャンクをキャラクターと捉える雨宮の方針から、メインでないカットでも一貫してセル画で描かれている[69]。
- プライマルアクセプター
- グリッドマンから裕太に与えられたブレスレット型アイテム[46]。平時はリストバンドによって隠されており、怪獣が出現するとGコールで裕太に存在を知らせる。
- アレクシスとの最終決戦ではグリッドマンの覚醒にともない、本来の形状であるアクセプターに変化。新世紀中学生やアンチの腕にも装着され、全員でアクセスフラッシュを行う。
場所・地名
ツツジ台 ()- 本作の舞台となる東京都ネリマ市に存在する街[42]。
- その実態はアカネによってコンピュータ・ワールドに作られた世界[70] 。住人は全員アカネを好きになるように設定された人工生命体レプリコンポイドであり、アカネの思い通りにならなくなった存在はイレギュラーとして怪獣に抹殺され、被害はベノラによって修復される[70]。街の外には何もなく、住人は外に出ようとするとガスに巻かれて眠くなる。学校行事などでアカネが止むを得ず外に出る場合は専用の場所が作られ、用が済めば破壊される。街のはるか上空には、蛍光色のラインが走った建造物群が上下逆さになって存在する。
- 街を管理していた毒煙怪獣の死亡後は記憶のリセットや修復が行われなくなり、街の外周を覆っていた霧も晴れた状態となる。アレクシスとの最終決戦の最中でグリッドマンが放ったグリッドフィクサービームにより、破壊された建造物は修復され、街の外も含めた地球そのものが形成される。
絢 ()- 六花ママが経営するジャンクショップ。店内には喫茶店が併設されており、グリッドマン同盟や新世紀中学生の行動拠点となっている。
主題歌
- 「UNION」[71]
- OxTによるオープニングテーマ。作詞・作曲は大石昌良、編曲はTom-H@ck。第1・3・8・12回では劇中曲として使用。
- 「youthful beautiful」[72](第1回 - 第11回)
- 内田真礼によるエンディングテーマ。第12回を除く全話で使用。作詞・作曲はRIRIKO、編曲は白戸佑輔。
- 劇中曲
-
- 「Believe」
- 第1・4・9・11・12回で使用。作詞・作曲は杉本竜一。
- 「心の瞳」
- 第1・10回で使用。作詞は荒木とよひさ、作曲は三木たかし。
- 「あなたへ―旅立ちに寄せるメッセージ」
- 第2・6回で使用。作詞・作曲は筒井雅子。
- 「夢飛行」
- 第4・8回で使用。作詞はしほり、作曲は光増ハジメ、編曲はEFFY、歌は三森すずこ。
- 「ふたつの勇気」
- 第4回で使用。原作の挿入歌で、カラオケ楽曲を使用[73]。作詞は相田毅、作曲は戸塚修。
- 「夢のヒーロー」
- 原作のオープニングテーマ。第6回ではピアノソロを、第12回では原曲のテレビサイズを使用。作詞は大津あきら、作曲は鈴木キサブロー、編曲は岩本正樹、歌は坂井紀雄。
- 「若い翼は」
- 第7・9回で使用。作詞はきくよしひろ、作曲は平吉毅州。
- 「もっと君を知れば」
- 原作のエンディングテーマ。第12回でピアノソロを使用。作詞は大津あきら、作曲は鈴木キサブロー、編曲は岩本正樹。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ヒロイック作画監督 | 総作画監督 |
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第1回 | 覚・醒 | 雨宮哲 | 宮島善博 | 斉藤健吾 | 牟田口裕基 | 坂本勝 |
響裕太は、自身の名前を含めあらゆる記憶を喪失した状態で、宝多六花の家であるジャンクショップで目を覚ます。そして裕太は、店に陳列された古いパソコンに宿ったグリッドマンなる存在から、自分の使命を果たすように促される。翌日、同級生の内海将や新条アカネに助けられながら日常を送る裕太だったが、放課後、突如として怪獣グールギラスが街に現れる。裕太はグリッドマンに導かれるがまま彼と合体。実体化したグリッドマンは六花が送った内海の指示によってグールギラスを撃破する。 | ||||||
第2回 | 修・復 | 雨宮哲 | 中園真登 |
| 牟田口裕基 | - |
グールギラスを倒した翌日、裕太たちは被害を受けたはずの学校が修復され、さらに同級生の問川ら数名のクラスメイトがいないことに疑問を抱く。裕太たちはサムライ・キャリバーを名乗る男とクラスメイトの家を周り、問川たちが既に亡くなっていることを知る。一方、怪獣を生み出した張本人であるアカネは、今度は学級担任を殺すためにアレクシス・ケリヴと共に怪獣デバダダンを作り出す。裕太は被害を抑えるため、最適化されたグリッドマンと合体。グリッドマンは光線を弾くデバダダンに苦戦するが、サムライ・キャリバーが変身したグリッドマンキャリバーを用いることで勝利を収める。 | ||||||
第3回 | 敗・北 | げそいくお | 高嶋宏之 |
| 牟田口裕基 | - |
デバダダン戦から1週間が経過した雨の日、授業をさぼった六花は謎の少年と出会うが、少年は六花を無視し、アカネの指示を受けて怪獣アンチへと姿を変える。裕太とグリッドマンはアンチに立ち向かうが、人語を話すアンチを人間と思った裕太が攻撃を躊躇した結果、アンチに敗北する。意気消沈する内海と六花だったが、翌日、彼らの前にサムライ・キャリバーの仲間であるマックス、ボラー、ヴィットが現れ、呼応するようにグリッドマンも待機状態から復活する。アンチと再戦するグリッドマンは、バトルトラクトマックスと合体してマックスグリッドマンとなり、アンチをエネルギー切れまで持ち込むことに成功する。 | ||||||
第4回 | 疑・心 | 藤井辰己 | 西川将貴 | 牟田口裕基 | 斉藤健吾 | |
ある日、六花とアカネは、なみことはっすが知り合ったユーチューバー集団「Arcadia」と合コンすることとなる。気になった裕太は内海らと彼女たちを尾行し、裕太はその中で六花への好意を自覚する。一方、アカネは六花にグリッドマンや裕太について探りを入れようとするが、「Arcadia」の面々に邪魔されて失敗し、その怒りで怪獣ゴングリーを作り出す。翌日、「Arcadia」のメンバーが減ったことに気づいた六花は怪獣の存在に気づき、残ったメンバーを助けようとするが、そこにゴングリーが出現する。裕太とグリッドマンは、窮地に陥った六花たちを救出。アンチの乱入やジャンクのフリーズに見舞われながらも、ゴングリーを撃破する。 | ||||||
第5回 | 挑・発 | 大嶋博之 | 金子祥之 |
| 牟田口裕基 | - |
裕太たちのクラスは、校外学習の一環で山間部でラフティングを体験する。そのなかでアカネは、裕太との会話から彼がグリッドマンに関係していると確信し、その近くに巨大な怪獣ゴーヤベックを出現させる。裕太は内海、六花のサポートで、ジャンクを運搬してきた新世紀中学生と合流。グリッドマンは、バスターボラーと合体したバスターグリッドマンとなり、アンチの介入をものともせずに強化された火力でゴーヤベックを撃破する。 | ||||||
第6回 | 接・触 | 宮島善博 |
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裕太は校外学習でのアカネの問いかけから、彼女が怪獣の記憶を持っているのではないかと推察するも、周囲に相談する機会を逃し悶々としていた。そんな折、裕太は怪獣を名乗る少女と遭遇し、押し切られる形で行動を共にすることとなる。裕太は少女から街の外には何もないこと、怪獣を生み出す人物がアカネで、彼女が世界の創造主であることを告げられる。一方、グリッドマンが裕太であることをアカネから知らされたアンチは、少女と別れた直後の裕太を襲撃するが、サムライ・キャリバーとマックスによって阻まれる。アンチは彼らに裕太を殺すとグリッドマンを倒せなくなる矛盾を指摘され、やむを得ず撤退する。 | ||||||
第7回 | 策・略 | 大塚健 | 中園真登 |
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裕太は怪獣少女から告げられた真相を内海や六花に話すが一笑に付される。放課後、裕太は本人に直接話を聞こうと決心するが、その矢先に自室に侵入したアカネと邂逅。アカネから手を組むように勧誘され、アレクシスの存在を知る。そんな時、アレクシスがアンチの頼みで生み出したUFOが夜の街に現れる。グリッドマンはいくら倒しても現れるUFOに苦戦するが、スカイヴィッターと合体したスカイグリッドマンになることで、空中でUFOを操る怪獣ヂリバーとアンチを発見し、2体を撃退する。戦闘後、内海たちはグリッドマンが戦闘中に見た上空の街の存在から裕太の話を信じることとなり、裕太はただ街を救うだけが使命でないと自覚する。一方、アンチは用済みと判断され、アレクシスに処分されかける。 | ||||||
第8回 | 対・立 | 久場良忠 | 高嶋宏之 |
| - | |
裕太たちはアカネがアレクシスに利用されてる可能性を話し合うが、そんな彼らにアカネは自ら正体を明かし、メカグールギラスを学園祭に出現させると告げる。学園祭が迫るなか、徹底抗戦を主張する内海と話し合いによる解決を求める六花は対立し、2人はそれぞれアカネの説得を試みるが、アカネは聞く耳をもたない。裕太はお互いに気まずくなった2人や新世紀中学生たちと被害を避けつつ怪獣を倒す策を練る。学園祭当日、グリッドマンは怪獣が暴れるより先に高校に出現することで生徒たちを避難させ、その後全てのアシストウェポンと合体したフルパワーグリッドマンとなることでメカグールギラスを撃破する。 | ||||||
第9回 | 夢・想 | 五十嵐海 | 金子祥之 |
| 牟田口裕基 | - |
アカネが生み出した怪獣バジャックによって深い眠りに落ちた裕太、内海、六花は、それぞれアカネを好きになる夢を見続ける。実体がなく、アンチの攻撃も受けつけないバジャックになすすべもない新世紀中学生だったが、グリッドマンのグリッドキネシスによって裕太たちがそれぞれ夢であることを認識したことでバジャックが実体化する。好機を逃さずアシストウェポンとなって出撃した新世紀中学生は、合体戦神パワードゼノンとなって怪獣を撃破する。戦闘後、夢でも裕太たちを懐柔できなかったアカネは茫然自失となり、アンチもグリッドマンが自分と戦う気が無いことを知る。 | ||||||
第10回 | 崩・壊 | 佐竹秀幸 |
| 牟田口裕基 |
| |
バジャック戦後、スランプに陥ったアカネは怪獣ナナシを作り出すが、フルパワーグリッドマンに容易く倒される。一方、アンチも人間に近づきすぎたがゆえに生物に近い存在になったことに苦悩する。そんな中、残ったままの死体から本来のナナシが現れ、グリッドマンを読めない動きで追い詰める。そこへ命の意味を探す決意をしたアンチが助けに入り、グリッドマンのすべてをコピーしたグリッドナイトとなってナナシを撃破する。戦闘後、裕太たちはアカネと邂逅するが、アカネは説得を試みる裕太をカッターで刺す。 | ||||||
第11回 | 決・戦 | 中園真登 |
| 浅野元 | 坂本勝 | |
昏睡状態となった裕太をよそに、ナナシ戦の被害と記憶がリセットされない街には、アレクシスによってこれまで倒された怪獣たちが次々出現する。アンチは六花たちに助けられた礼としてグリッドナイトに変身し、出撃できない新世紀中学生たちに代わって怪獣たちと戦う。一方、裕太は夢でグリッドマンと邂逅し、自身が響裕太という人物に宿ったグリッドマンの一部であることに気づく。ジャンクの再起動によって昏睡状態から目覚めた裕太は、引き留める内海を振り払ってアシストウェポンとともに戦闘に介入し、すべての怪獣を撃破する。アレクシスはアカネのもとに現れ、彼女を怪獣化させる。 | ||||||
第12回 | 覚醒 |
| 宮島善博 |
| 牟田口裕基 | 坂本勝 |
怪獣ゼッガーと化したアカネを止めるため、アンチはゼッガーの内部からアカネを助け出す。しかしそこに現れたアレクシスによってアンチは重傷を負い、アレクシスはアカネを取り込んで自ら巨大化する。一方、六花や内海と合流した裕太は、全ての決着をつけるために新世紀中学生やアンチとアクセスフラッシュを敢行。戦闘コード「GRIDMAN」によってグリッドマンは本来の姿へと覚醒する。無限の命をもつアレクシスにグリッドマンはエネルギー切れ寸前まで追い詰められるが、自らに命を直す力があることを思い出して放ったグリッドフィクサービームによってアカネの心を救い出し、アレクシスの封印に成功する。戦闘後、アカネは六花に自分の非道を詫び、元の世界へ帰還。裕太から分離したグリッドマンと新世紀中学生たちも、内海と六花に別れを告げてハイパーワールドに帰還する。 |
放送局・配信元
プロジェクト:放送または配信の番組#放送に基づき、本放送期間内の放送局および配信サイトのみを記載しています。 |
- 放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [75] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2018年10月7日 - 12月23日 | 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) | WOWOWプライム | 日本全域 | BS/CS放送 / 『アニメプレミア』枠 / リピート放送あり |
日曜 1:00 - 1:30(土曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | ||
BS11 | 日本全域 | 製作参加 / BS放送 / 『ANIME+』枠 | ||
日曜 2:08 - 2:38(土曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 製作参加 / 字幕放送 / 『アニメシャワー』第1部 |
- ネット配信
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2018年10月7日 - 12月23日 | 日曜 12:00 更新 | |
2018年10月14日 - 12月30日 | 日曜 23:30 - 月曜 0:00 | ニコニコ生放送 |
2018年10月15日 - 12月31日 | 月曜 0:00 更新 |
BD / DVD
巻 | 発売日[76] | 収録話 | 規格品番 | ||
---|---|---|---|---|---|
BD | DVD | きゃにめ特装版 | |||
1 | 2018年12月19日 | 第1回 - 第3回 | PCXP-50621 | PCBP-53731 | SCXP-00081 |
2 | 2019年1月16日 | 第4回 - 第6回 | PCXP-50622 | PCBP-53732 | SCXP-00082 |
3 | 2019年2月20日 | 第7回 - 第9回 | PCXP-50623 | PCBP-53733 | SCXP-00083 |
4 | 2019年3月20日 | 第10回 - 第12回 | PCXP-50624 | PCBP-53734 | SCXP-00084 |
関連メディア
Webラジオ
Webラジオ『アニメGRIDMAN ラジオ とりあえずUNION』が音泉にて2018年10月5日から2020年7月10日まで配信された[77]。2018年内は毎週金曜に更新だったが、放送終了後の2019年以降は第25回までが隔週金曜、第26回から最終回までが毎月第2金曜日に更新された。パーソナリティは響裕太役の広瀬裕也と宝多六花役の宮本侑芽。
ボイスドラマ
YouTubeにて本編放送直後から1週間限定で配信された、雨宮哲描き下ろしのボイスドラマ。当初はTsuburaya Prod. Official Channelより配信されたが、途中よりぽにきゃんの公式チャンネルにて配信された。限定エピソードを含めて、映像ソフトの各巻特典CDに収録される。
話数 | サブタイトル | 登場人物 |
---|---|---|
第1.1回 | 教室じゃ話しにくい | 宝多六花、なみこ、はっす |
第2.2回 | この人、空気に乗らない人 | 響裕太、グリッドマン、内海将、サムライ・キャリバー、六花ママ |
第2.9回[注 11] | 私の命令は絶対だからね | 新条アカネ、アレクシス・ケリヴ、アンチ |
第3.3回 | でもでも本当は | 響裕太、宝多六花、内海将、なみこ、はっす |
第4.4回 | 順番 | 宝多六花、六花ママ |
第5.5回 | グリッドマンは悪くない | 響裕太、グリッドマン、内海将、サムライ・キャリバー、マックス、ボラー、ヴィット |
第6.6回 | 新世紀中学生って何ですか? | 響裕太、内海将、宝多六花、マックス、ボラー |
第6.n回[注 11] | だまされやすいね | 内海将、新条アカネ |
第7.7回 | 罰としてリュック開けよう | なみこ、はっす |
第8.8回 | 学園祭で口喧嘩してる親子 | 宝多六花、ヴィット、六花ママ |
第9.9回 | 反省します反省しました | サムライ・キャリバー、マックス、ボラー、ヴィット、六花ママ |
第9.9999999回[注 11] | あの日のこと | 響裕太、新条アカネ |
第10.10回 | だるい絡まれ方 | 響裕太、内海将、なみこ、はっす |
第11.11回 | 怪獣が居る街で | 内海将、宝多六花 |
第12.12回[注 11] | 帰ってきたアカネ | 内海将、宝多六花、新条アカネ? |
漫画
下記作品のほか、新条アカネとアレクシス・ケリヴを題材とした風上旬による作品の制作が予定されている[78]。また、連載に先駆けてアンソロジー本が発売されている。
- SSSS.GRIDMAN 姫とサムライ
- 『月刊コミックアライブ』2019年12月号より連載中[79]。作画は戸流ケイ。ツツジ台に来る前のサムライ・キャリバーと
久月姫 ()という少女の交流を描く作品。 - SSSS.GRIDMAN 新世紀中学生日記
- 『月刊コミックアライブ』2019年12月号より連載中[79]。作画はあり子。新世紀中学生たちの日常を描くコメディ作品。
- SSSS.GRIDMAN[80]
- 『少年ジャンプ+』で2019年11月30日より配信される本編コミカライズ作品。作画は今野ユウキ。
- 戦国グリッドマン[81]
- 『月刊少年チャンピオン』2020年6月号より連載中。作画は田村ゆうき。他の漫画とは異なり、戦国時代を舞台とした物語が展開される。
- 新世紀中学生の執事カフェ[81]
- 『月刊少年チャンピオン』2020年6月号より連載中。作画は迫ミサキ。執事カフェになった「絢」を舞台に、宝多六花と新世紀中学生を中心としたコメディが描かれる。
書誌情報
いずれも原作は『SSSS.GRIDMAN』。
- 今野ユウキ 『SSSS.GRIDMAN』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、既刊2巻(2020年5月13日現在)
- 2020年3月4日発売[82]、ISBN 978-4-08-882246-4
- 2020年5月13日発売[83]、ISBN 978-4-08-882286-0
- 戸流ケイ 『SSSS.GRIDMAN 姫とサムライ』 KADOKAWA〈MFコミックス アライブシリーズ〉、既刊1巻(2020年5月23日現在)
- 2020年5月23日発売[84]、ISBN 978-4-04-064628-2
- あり子 『SSSS.GRIDMAN 新世紀中学生日記 1』 KADOKAWA〈MFコミックス アライブシリーズ〉、既刊1巻(2020年5月23日現在)
- 2020年5月23日発売[85]、ISBN 978-4-04-064631-2
- 『SSSS.GRIDMAN ANTHOLOGY』2019年2月8日発売、ISBN 978-4-04-065550-5
- 『SSSS.GRIDMAN コミックアンソロジー SIDE:新条アカネ』2019年4月27日発売、ISBN 978-4-04-912505-4
- 『SSSS.GRIDMAN コミックアンソロジー SIDE:宝多六花』2019年4月27日発売、ISBN 978-4-04-912504-7
小説
- SSSS.GRIDMAN NOVELIZATIONS
- ガガガブックス(小学館)より刊行。物語はテレビアニメの第8話から第9話の間を舞台としており、本編では描かれなかった戦いが描かれる。
- 水沢夢(著) / bun150(イラスト)、小学館〈ガガガブックス〉、全2冊
- 『SSSS.GRIDMAN NOVELIZATIONS Vol.1 〜もう一人の神〜』2019年9月19日発売[86]、ISBN 978-4-09-461126-7
- 『SSSS.GRIDMAN NOVELIZATIONS Vol.2 〜世界終焉の怪獣〜』2020年2月19日発売[87]、ISBN 978-4-09-461135-9
- 小説 SSSS.GRIDMAN ANOTHER LOAD
- ホビージャパンより刊行。ボラーとヴィットを主人公としており、本編以前にあったかもしれない物語が描かれる。
- 皐月彩(著) / うりも(イラスト)、ホビージャパン
- 『小説 SSSS.GRIDMAN ANOTHER LOAD』2020年5月30日発売[88]、ISBN 978-4-09-461126-7
登場怪獣(小説)
- 黒アカネ
- 『NOVELIZATIONS』に登場。アカネと五感を共有するというコンセプトで製作されたが、実際はアカネが創造物に報復される不安から作成された経緯をもつ。そのため、黒髪で眼鏡を着用している点を除けばアカネと同じ容姿に擬態している。
- 完成直後は実体化しなかったため失敗作として処理されるが、アカネがメカグールギラス戦後に自信を喪失したことを感知して自動的に起動。ツツジ台にいる者たちの記憶と日付を裕太がグリッドマンと出会った日まで改変すると、アレクシスの助力を得てこれまで出現した怪獣をグリッドマン同盟に差し向け、次第にアカネの性格を習得し始める。
- 覆水不返怪獣 ガイヤロス
- 黒アカネが生み出した植物の怪獣。一度目は種子の状態で登場。しかし黒アカネが完全にアカネになりきれていなかったため中身がなく、ほかの怪獣とセットで登場する。二度目は赤錆色の「ガイヤロスα」と青錆色の「ガイヤロスσ」が登場し、形状も種子から五芒星状の花弁を開いた花の形状となる。
- ガイヤロス∞
- 三度目の戦いでガイヤロスαとσが合体した姿。その名の通りメビウスの帯を想起させる形状となる。
舞台
脚本は水沢夢、脚本および演出は松崎史也[44]。2020年5月より東京および大阪にて上演予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で公開延期となった[89]。
雑誌企画
雑誌『電撃G's magazine』にて発表される円谷プロの公認企画『ウルトラ怪獣擬人化計画』で、グールギラス、デバダダン、ゴングリー、バジャックの擬人化イラストが掲載された[90][91][92][93]。
アプリ
- ゲシュタルト・オーディン
- 2018年10月18日配信開始のiOS / Android用アプリゲーム。本作よりグリッドマンが登場[94]。
- グリッドマン アラーム -If your smile-
- 2019年5月16日リリース。宝多六花と新条アカネのアラームアプリ。
- プロジェクト東京ドールズ
- 2019年5月15日から6月3日まで期間限定で本作とのコラボレーションガチャ、コラボイベント、ログインボーナスを開催。
- 戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED
- 2019年5月31日から6月13日まで期間限定で本作とのコラボレーションガチャ、コラボイベント、ログインボーナスを開催。
関連商品
アクションフィギュア
- メガハウス[95]
- アクティビルダー SSSS.GRIDMAN グリッドマン - 2019年3月21日発売。
- アクティビルダー SSSS.GRIDMAN DX アシストウェポン セット - 2019年3月21日発売。
- グッドスマイルカンパニー
- バンダイキャンディ事業部
- アゾンインターナショナル
完成品フィギュア
- プルクラ[101]
- SSSS.GRIDMAN 1/6スケール 「新条アカネ」
- SSSS.GRIDMAN 1/6スケール 「宝多六花」
- バンダイキャンディ事業部
- SSSS.GRIDMAN STYLING 新条アカネ&宝多六花セット[102] - 2019年8月発売。
ソフトビニール人形
その他
- FineΦClover[95]
- SSSS GRIDMAN ラバーマスコットVol.1/ Vol.2 - 2018年12月発売。
- グッドスマイルカンパニー
- UNION MUSIC VIDEO/Making of UNION - 2019年3月20日発売。のOP主題歌「UNION」のミュージックビデオとメイキングを収録。雨宮哲監督企画・協力によるドラマパートも収録されている。
脚注
注釈
- ^ a b 円谷プロダクション、フィールズ、ポニーキャニオン、ドコモ・アニメストア、MBS、ウルトラスーパーピクチャーズ、クロックワークス、BS11[1]。
- ^ 雨宮は、アニメではビルを細かく壊すのがお金がなく難しいため、そのままビルを倒すなどのカットを入れたという[31]。
- ^ こういった方針に対し、第1回については大張から本人のTwitterにて感謝の旨が述べられた[32]。その後、大張はフルパワーグリッドマンのフィギュアのパッケージ画を担当している[33]。
- ^ 太刀は鞘から抜き放つと刀身が変化し、2本ずつ合体させることで1対のブレードソードになる。
- ^ 英語表記は、Special Signature to Save a Soul GRIDMAN。
- ^ 具体的には、ベノラが「死ね」、デバダダンが「殺す」、ゴングリーが「キモい」、ゴーヤベックが「帰りたい」、ヂリバーが「倒す」と「憎い」、メカグールギラスが「うふふ」という笑い声、バジャックが「行かないで」、ナナシAが泣き声、ナナシBが爆笑、ゼッガーが「嫌」となっている[30]。
- ^ 設定画では「ベノラタイプ十三神将」と記載されている。それぞれ、顔と左足に00 - 12とナンバリングがなされている。
- ^ 第1回からモブキャラとして描かれていたが、声付きで登場するのは第6回が初となる[66]
- ^ このため、原作で翔直人を演じて第6回にゲスト出演した小尾昌也が公開したアフレコ台本では、「Jr.」と表記されている[67]。
- ^ 裕太は記憶喪失になる以前から彼女だったアカネと付き合う夢、内海は怪獣好きという共通項から一緒に買い物に行く夢、六花は入学した時期からアカネの家に招かれるほど親密な友人関係を築く夢をそれぞれ見る。
- ^ a b c d パッケージ限定エピソード。
出典
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参考文献
- ムック本
- 『エンターテインメントアーカイブ 電光超人グリッドマン』ネコ・パブリッシング、2018年4月17日。ISBN 978-4-7770-2130-7。
- 宇宙船(ホビージャパン)
- 『宇宙船』vol.162(2018.秋)、2018年10月1日、ISBN 978-4-7986-1786-2。
- 『宇宙船』vol.163(2019.冬)、2018年12月29日、ISBN 978-4-7986-1842-5。
- 「宇宙船vol.164特別付録 宇宙船YEARBOOK 2019」『宇宙船』vol.164(SPRING 2019.春)、ホビージャパン、2019年4月1日、ISBN 978-4-7986-1916-3。
- 『宇宙船別冊 SSSS.GRIDMAN』〈ホビージャパンMOOK〉2019年2月1日。ISBN 978-4-7986-1859-3。
- 『フィギュア王』No.248、ワールドフォトプレス、2018年10月24日、ISBN 978-4-8465-3185-0。
- てれびくんデラックス愛蔵版(小学館)
- 『SSSS.GRIDMAN 超全集』〈てれびくんデラックス愛蔵版〜超全集〉2019年4月23日。ISBN 978-4-09-105163-9。
- 『ウルトラマンタイガ超全集』構成・間宮尚彦 執筆・大石真司、小学館〈てれびくんデラックス 愛蔵版〉、2020年3月30日。ISBN 978-4-09-105167-7。
- 『丸山浩特撮デザインワークス』洋泉社、2019年12月6日。ISBN 978-4-8003-1684-4。
- 雑誌
- 映像ソフト特典(ポニーキャニオン)
- 映像ソフト『SSSS. GRIDMAN 1』特典ブックレット
- 映像ソフト『SSSS. GRIDMAN 2』特典ブックレット
外部リンク
- TVアニメ「SSSS.GRIDMAN」公式サイト
- TVアニメ「SSSS.GRIDMAN」 | MBS毎日放送 - 毎日放送による番組サイト
- 「SSSS.DYNAZENON」公式サイト
- SSSS.DYNAZENON公式アカウント (@SSSS_PROJECT) - X(旧Twitter)
- SSSS.GRIDMAN (@SSSS.GRIDMAN) - Instagram
- 舞台「SSSS.GRIDMAN」公式サイト
- 舞台GRIDMAN (@stage_gridman) - X(旧Twitter)