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「プラチナ・トレイン」の版間の差分

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| Title = プラチナ・トレイン ~日本縦断てつどうの旅~
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2020年9月6日 (日) 08:57時点における版

プラチナ・トレイン ~日本縦断てつどうの旅~
ジャンル ボードゲーム
鉄道ゲーム
対応機種 iOS 8.0以降
Android 4.4以上
Nintendo Switch[1]
開発元 イメージサーカス (~2016年7月7日)
ジェイコンテンツ
JR西日本コミュニケーションズ
美術 森倉円[2]
人数 1人
2人~4人(オンライン対戦プレイ)
メディア ダウンロード
342MB(iOS)
60MB(Android)
393MB(Switch)
運営開始日 2016年5月16日
最新版 7.0.0(iOS 2019年10月14日)
7.0.0(Android 2019年10月15日)
7.0.0(Switch 2019年10月14日)
対象年齢 4+(iOS)
3+(Android)
CEROA(全年齢対象)(Switch)
ダウンロードコンテンツ アプリケーションダウンロード無料 + アイテム課金制
その他 クロスプラットフォーム対応
クロスプレイ対応
Switch版はコントローラー操作対応、Nintendo Switch Online加入不要でプレイ可能
テンプレートを表示

プラチナ・トレイン ~日本縦断てつどうの旅~  とは、イメージサーカスが開発し、スマートフォンおよびタブレット端末向けに提供している双六ゲームである。略称は『プラトレ』。

アプリケーションの基本ダウンロードは無料で、アイテム課金制を採用している。

概要

ジャンルは双六ゲームとRPGを融合させた「運転士成長型RPGスゴロクゲーム」。

登場するマップや鉄道車両等はJR西日本の監修[3]がなされており、JR西日本をはじめJR四国JR九州JR東海[4][注 1]JR東日本JR北海道といった旅客鉄道6社に加え、一部の第三セクター鉄道 智頭急行[5]阿佐海岸鉄道土佐くろしお鉄道松浦鉄道南阿蘇鉄道くま川鉄道[注 2]肥薩おれんじ鉄道京都丹後鉄道IRいしかわ鉄道あいの風とやま鉄道えちごトキめき鉄道の管轄駅全て[注 3]及び宇和島運輸フェリーの全港が網羅されているのが特徴[注 4] [注 5]

プレイヤーは鉄道会社「プラチナ・トレイン」に入社してきた運転士という設定になっている。


ゲームモード

ステーション物語

ストーリーを織り込んでミッションをクリアしていくモード。Rank5からプレイ可能となる。シングルプレイ専用。2019年3月20日のアップデートで、Nintendo Switchでもプレイ可能になった。

各話ごとに1話につき4つのストーリーで構成されており、ミッションの前後で1つずつ、サブミッション報酬で1つ、レアドロップで1つ入手することができる。なお入手したストーリーは、メニュー内にあるアルバムで見ることができる。

チャレンジミッション

本作のメインとなるモード。シングルプレイ専用。

指定された条件を満たしたうえでゲームを終了させるとミッション成功となり、新たなミッションが開放されるほか様々な報酬が得られる。

曜日ミッション

曜日ごとにミッションや報酬が変わるモード。シングルプレイ専用。

チャレンジミッションと同様に、指定された条件を満たしたうえでゲームを終了させるとミッション成功となり、新たなミッションが開放されるほか様々な報酬が得られる。


対戦プレイ

オンラインで最大4人までの対戦プレイが可能。

CPUプレイヤー相手に一人でプレイすることも可能。

ルールはランダムで設定される。プラチナランクがA級以上のユーザーのみ参加出来る「上級者マルチ」とランクを問わず参加出来る「誰でもマルチ」、パスワード4桁で知る者同士で対戦出来る「鍵付きルーム」がある。

iOS・Android版限定モード

プラトレソナー

スマートフォン・タブレットの位置情報サービス機能を利用した機能。GPS機能必須。現実の場所がチェックポイントとなっており、一定の距離内に入ってチェックインするとボーナスとしてアイテムが手に入る。また、複数のチェックポイントで1つのグループになっており、グループを内のチェックポイントをコンプリートするとコンプリートボーナスが貰える。

NintendoSwitch版追加モード

みんなでプラトレ

Switch1台で最大4人まで楽しめる対戦モード。 このモードはオフラインで楽しむ事が可能で、4人プレイの場合はjoy-con又は別売のProコントローラーなど4人分又は使い回してのプレイが出来る。 取得したアイテムなどはオンラインモードで持ち越す事は出来ない。

登場人物

2019年3月20日のアップデートでフルボイス化された。

プレイルール

  • スコアアタック
    目的地に到着したり、路線踏破をすると点数が貰え、ゲーム終了時その点数の多い順に順位が決まるオーソドックスなルール。
  • スピードアタック
    指定された目的地2か又は3か所に最も早く到着したプレイヤーが勝利となるルール。
  • コインアタック
    マップ上に配置されたコインを最も多く集めたプレイヤーが勝利となるルール。このルールに限り目的地という概念が存在しない。

プレイの流れ

プレイヤーのターンでは、ルーレットを回すもしくは運転カードを使用するアクションが可能。

ルーレットは1・2・3・4・5・6の数字が書かれており、出た数の分だけ移動が可能。途中で移動をやめることも可能。

カードを使用しない場合、普通列車に乗車することになる。

目的地に到着するとポイントがもらえる。出目が残っていても、通過列車でない場合強制的に停車させられる。到着順位が早いほど、多くのポイントがもらえる。また、最終目的地は通常の目的地よりも高いポイントがもらえる。

なお新幹線[注 6]石勝線新夕張駅 - 新得駅間、海峡線[注 7]及び航路に関しては当該列車等の運転カードを所持していないと乗車することは不可能。

電力・オイル

電力オイルはRPGに於けるMP(マジックポイント)に相当するパラメーター。通常プレイでは、ゲームスタート時に各プレイヤーに100ポイント(kwh)ずつ与えられる[注 8][注 9]

電車電気機関車の運転カード使用時には電力エネルギーが、気動車ディーゼル機関車の運転カード使用時にはオイルエネルギーが消費される。ただし、蒸気機関車及び蒸気機関車扱いされている運転カード[注 10]に限りエネルギーを一切消費しない。

両パラメーターともに水色マスに止まったりイベントで回復させることが可能で、足りない場合は運転カードを使用すること・途中駅から乗車することが不可能となる。

運転カード

運転カードは移動効率を高める効能があり、勝利の鍵を握る重要な要素として位置付けられている。

運転カードにはS-EXP CLASS新幹線)・L-EXP CLASS特急)・EXP CLASS快速急行[注 11]LOCAL CLASS普通)の4レアリティが存在している。また、特殊な組み合わせで車両合成すると入手できる2種類の列車が組み合わさったリレーカードも存在する。

普通が最も入手しやすく、以降は快速→特急→新幹線の順に入手難易度が高くなる。

ただし、実際の列車と停車駅等が大幅に違うものが存在する。[注 12]
また、複数の鉄道事業者に乗り入れる列車の運転カードは、ゲーム中実装済みの事業者管内のみ走行する。[注 13]

編成

プレイヤーは所持している運転カードの中から最大5枚を1つのデッキに編成することが可能。

デッキに組み込んだ列車は常時使用可能で、ルーレットを回す前にデッキに組み込んだ運転カードを使用した場合、そのカードの指定駅にワープしたうえで当該列車に乗車することが可能。その際に蒸気機関車の運転カード以外は電力かオイルを消費する。

デッキに組み込んでいない列車は、その列車の当該停車駅にいる場合に限り、ルーレットを回した後に乗車することが可能。

改良

運転カードは改良を行うことが可能。カードは初期状態がLv.1となっており、通常の運転カードはLv.5まで、+カードはLv.10まで能力アップを行うことが可能。

改良を行うと消費電力やオイル消費量が減るほか、ルーレットの出た目にプラス数コマ移動することが可能となる。

改良を行うには、同レアリティの任意の運転カード1枚・改良素材・コインが必要[注 14]

車両合成

同じ運転カード同士を合成することで、スキル付きの上位カードである「+カード」にすることのできるシステム。デッキに入れることのできない普通列車のカードは、+カードにすることでデッキに入れることが可能となる。車両合成するとき、合成元と素材カードの低い方のレベルを継承する。

なお、+カード同士や発着駅等が異なる同じ車両名の運転カードの場合は車両合成できない。

また、特殊な組み合わせで車両合成すると、+カードにはならず、特殊な車両を得られる。

引退

不要な運転カードは引退させることで、コインに引き換えることが可能。

マス・イベント

マップ上のマスの色によってはイベントが発生する。

マスの色 発生イベント
何も発生しない
水色 電力・オイルを10ポイント回復させる
自身に有利なイベントを発生させる
他プレイヤーを妨害するイベントを発生させる
自身に不利な・自身に有利な・他プレイヤーを妨害するイベントを発生させる
(黄・紫マスよりも強力なイベントが出やすい)

連結

既に他プレイヤーがいる駅に停車すると、他のプレイヤーにくっついて同時に移動することが可能。ただし、新幹線及び船舶との連結は不可能。

連結した相手プレイヤーがイベントマスに停車した時、自分もイベントマスの効果を受ける。

既に連結済みの場合は自分のターンが来た場合に切り離すことも可能。

路線踏破

その路線の始発駅終着駅に停車すると「路線踏破」となり、スコアが得られる。

なお、運転カードを使用している場合に限り、当該路線の始発駅・終着駅を通過する場合でもスコアを得られる[注 15]

踏破した路線・駅は運転記録メニューから閲覧することが可能。

発券機

発券機はガチャにあたるもの。6種類の有料券売機とフレンド運転カード券売機、無料運転カード券売機があり[注 16]、運転カードをランダムに入手することが可能。

有料

仮想通貨の「IC」もしくはログインボーナスで手に入れられるゴールドチケット[注 17]を消費する。

プラチナ
仮想通貨の「IC」のうち、課金で購入した分のみを消費する。出現するカードの中には過去イベントの報酬車両やエリア跨ぎ車両も含まれる。
記念
イベントの時のみ出現する。イベント特効カードやスーパーきらめきなどの各種券売機のカードが出現する。
北海道
JR北海道車両の運転カードが出現する。
東日本
JR東日本車両の運転カードが出現する。
東海
東海地区を走る殆どの列車と北陸新幹線全区間を走る「はくたか」の運転カードが出現する。
九州近郊
九州地方を走る殆どの列車の運転カードが出現する。
四国・中国
四国地方を走る殆どの列車と中国地方を走る一部列車の運転カードが出現する。
山陽・山陰
関西圏を走る殆どの快速列車と山陽地方・山陰地方を走る列車の運転カードが出現する。
関西・新幹線
117系新快速等を含む関西圏を走る快速列車・急行列車・特急列車と新幹線の運転カードが出現する。
南紀・北陸
B快速等を含む関西圏を走る殆どの快速列車と南紀地方・北陸地方を走る列車の運転カードが出現する。
ガチャ回数 消費IC枚数
1回 3枚
11回 30枚

11回連続で引いた場合、特急の運転カードが1枚[注 18]は必ず出現する。

フレンド

フレンドポイントを消費する。

ガチャ回数 消費フレンドポイント
1回 100pt
11回 1000pt

快速・特急・新幹線の運転カードの出現確率は無料券売機より高く、有料券売機より低い。

また、JR西日本圏内全ての地方の運転カードが出現する。

無料

無料運転カード もしくは コインを消費する。ver7.0.0で東・北仕様も登場した。

ガチャ回数 消費無料運転カード枚数 消費コイン枚数
1回 3枚 300枚
11回 30枚 3000枚

殆どの場合は普通(80.00%)ばかりが出現するが、低確率(1.00%)ながら新幹線が出現することもある。

仮想通貨

このゲームには「IC」という仮想通貨が存在しており、ゲーム内報酬として得るほかにも、実際にお金を払って購入(課金)しても得られる。

用途は前述の有料ガチャのほか、カード所持枠拡張・スタミナ回復にも用いることが可能。

ボリュームディスカウントを採用しており、一度に多い単位のものを購入したほうが1枚あたりのコストが下がり、1枚ずつバラ買いするよりもおトクになる。

購入枚数 有償扱いの枚数[注 19] 価格 1枚あたりのコスト
(小数点第2位を四捨五入
1枚ずつバラ買いした際との差額
1枚 1枚 120円 120円
6枚 5枚 600円 100円 120円
12枚 9枚 1080円 90円 360円
30枚 20枚 2400円 80円 1200円
46枚 30枚 3600円 約78.3円 1920円
60枚 38枚 4600円 約76.7円 2600円
80枚 49枚 5900円 73.75円 3700円
110枚 61枚 7400円 約67.3円 5800円
150枚 81枚 9800円 約65.3円 8200円

アバター

アバターは男性・女性各8種類ずつ用意されている。後から任意で変更可能。イベント等で限定のアバターが配布されることもある。

ホーム画面レイアウト

ver2.0.0で実装。ホーム画面を自分の好きなレイアウトにすることができ、ホーム画面で走る在来線列車を運転することができる。レイアウトパーツはレイアウトショップで購入するかステーション物語やチャレンジミッションのレアドロップ、イベント報酬等で入手できる。

登場路線

一部の路線は踏破判定・停車済み駅リストが分割されている[注 20]

新幹線

JR西日本

西日本・北陸・甲信越地方第三セクター

JR四国・四国地方第三セクター

JR九州・九州地方第三セクター

JR東海

JR東日本

関東・甲信越地方

東北地方

JR北海道

削除された路線

コラボレーション

水間鉄道
貝塚駅水間観音駅でプラトレソナーを使用すると1000形および水間観音駅駅舎のレイアウトパーツが入手できたほか、4月21日 - 24日・27日・30日にヘッドマーク掲載車両が運行された。
パックマン
1周年記念イベント、2017年のハロウィンイベントおよび2周年記念イベントで登場。パックマンイベントではパックマンのルールでスコアが加算される。
スマートフォンアプリ「iFreeタッチ」
2020年バレンタインイベントで登場。「iFreeタッチ」内で条件を満たし応募すると、全員に923形ドクターイエロー(のぞみ検測:東京→博多)がプレゼントされた。また、バレンタインイベント内にもiFreeタッチのキャラクター「リーナ」が登場した。

脚注

注釈

  1. ^ マップ上には伊勢鉄道伊勢線も収録はされているが、伊勢鉄道の駅はVer 6.1.0時点では未実装。そのため、みえ南紀等の運転カードを使用しないと通り抜けることが出来ない。サービス開始当初の智頭急行線と同じ措置。
  2. ^ 人吉温泉駅人吉駅として扱われている。
  3. ^ 偕楽園駅津島ノ宮駅バルーンさが駅といった臨時駅津軽湯の沢駅といった冬季休業駅、赤岩駅といった休止駅を含む。
  4. ^ サービス開始当初、JR西日本と直通運転する第三セクター鉄道路線の一部(智頭急行・IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道の3社)は実装されていたが、JR西日本との乗り換え駅以外は実装されていなかった(智頭急行は智頭駅佐用駅上郡駅、IRいしかわ鉄道は金沢駅津幡駅、あいの風とやま鉄道は高岡駅富山駅)。
  5. ^ この他道南いさりび鉄道青い森鉄道平成筑豊鉄道などの第三セクター鉄道も線路は用意されているが、ver7.0.0時点では一部区間が特定の運転カードで走行できるのを除き進入することはできない。
  6. ^ 博多南線及びガーラ湯沢支線内はコマ(アバター)が新幹線であるが、旅客営業上は在来線扱いのため運転カードが無くても乗車可能。
  7. ^ 路線一覧には記載無し
  8. ^ オイルの具体的な数値はゲーム画面に表示されないが、実際には電力と同様に100ポイントが与えられている。
  9. ^ ただし一部のミッションでは初期電力・オイル量が通常より少ない
  10. ^ 922形など
  11. ^ 本来であればこの表記は急行を意味するが、ゲーム上は快速列車もこのカテゴリに統一されている。
  12. ^ 例としてJR東海エリア実装前に登場した急行たかやまの運転カードは、史実では彦根駅近江八幡駅石山駅大津駅に停車しているがゲーム中では通過している。
  13. ^ 例としてJR九州エリア実装前の彗星京都駅下関駅間のみ実装された。後に南宮崎駅までフルに走行する運転カードが登場した。
  14. ^ +カードやエネルギー消費フリー等の一部の運転カードは、通常の運転カードに比べて多くの改良素材やコインが必要となる。
  15. ^ 例として、京都駅敦賀駅を普通列車で移動した場合、本来であれば湖西線の起点・終点である山科駅近江塩津駅の両方でターンを終えないと湖西線の踏破スコアを得られないが、サンダーバード等で京都駅~敦賀駅間を途中無停車で通過した場合は山科駅・近江塩津駅に停車せずに湖西線の踏破スコアを得られる。
  16. ^ その他に期間限定の記念運転カード券売機もある。
  17. ^ ガチャ1回分の効力。獲得から1時間で権利が消滅する。
  18. ^ プラチナ発券機は新幹線の運転カードが1枚、特急の運転カードが5枚。
  19. ^ この分のみプラチナ発券機に使用可能
  20. ^ その例として、鹿児島本線は九州新幹線部分開業時に一部が肥薩おれんじ鉄道となったため分断。リストも2つに分かれている。
  21. ^ 2018年3月31日の営業終了に先立ち、同年3月15日のメンテナンスで削除された。

出典

  1. ^ 鉄道スゴロクアプリ「プラチナ・トレイン」がNintendo Switchダウンロード専用ソフトとして無料配信開始『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2017年12月26日
  2. ^ https://twitter.com/ptrain_official/status/1183785899030544388
  3. ^ JR西日本エリアを舞台にした鉄道ゲームアプリ「PLATINUM TRAIN」配信開始のお知らせ:西日本旅客鉄道ニュースリリース 2016年5月17日
  4. ^ 「プラトレダイヤ改正2019」予告!
  5. ^ "西日本エリアを舞台にしたスマートフォン向けゲームアプリ「PLATINUMTRAIN(プラチ ナ・トレイン)」に「スーパーはくと」など智頭急行の車両や駅が登場します。" (PDF) (Press release). 智頭急行株式会社. 21 November 2016. 2016年12月4日閲覧

外部リンク