「立花駅」の版間の差分
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* [[2000年]](平成12年)[[4月21日]] - 立花南第二地区[[都市再開発#市街地再開発事業|市街地再開発事業]]に伴い、フェスタ立花が駅南側に開業。駅コンコースと新たに建設した[[ペデストリアンデッキ]]で直結。 |
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** [[10月12日]] - エレベーターの使用を開始。 |
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2020年8月21日 (金) 09:08時点における版
立花駅 | |
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南口(2008年2月6日) | |
たちばな Tachibana | |
◄JR-A49 尼崎 (3.0 km) (2.2 km) 甲子園口 JR-A51► | |
所在地 | 兵庫県尼崎市立花町一丁目1番1号[1] |
駅番号 | JR-A50 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 東海道本線(JR神戸線) |
キロ程 |
567.1km(東京起点) 大阪から10.7 km |
電報略号 | タチ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 2面4線[1](乗降は2面2線のみ) |
乗車人員 -統計年度- |
25,008人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1934年(昭和9年)7月20日[1] |
備考 |
直営駅[1] みどりの窓口 有 |
立花駅(たちばなえき)は、兵庫県尼崎市立花町一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である[1]。駅番号はJR-A50。「JR神戸線」の愛称区間に含まれている。
神戸支社の管轄対象駅の中では最も東にあり、隣の尼崎駅は大阪支社の管轄対象となる。
歴史
- 1932年(昭和7年)7月 - 前年の電化計画発表を受け、七松・水堂地区境界部分への新駅設置を、立花村村会が鉄道省へ請願[2]。
- 1933年(昭和8年)
- 1934年(昭和9年)7月20日 - 国有鉄道東海道本線の神崎駅(現在の尼崎駅) - 西ノ宮駅(現在の西宮駅)間に新設開業[1](吹田駅 - 須磨駅間電気運転開始と同時、隣の甲子園口駅も同日に開業)。旅客扱いのみ。
- 1970年(昭和45年)10月 - 現在の橋上駅舎に改築(2代目)[1]。
- 1972年(昭和47年)2月 - 道意線が高架化。これにより、水堂踏切が廃止。バス停が高架橋上に設置され、駅コンコースに連絡通路と階段を新設。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 路線愛称の制定により、「JR神戸線」の愛称を使用開始。
- 1995年(平成7年)
- 1997年(平成9年)2月16日 - JR神戸線標準接近メロディ「さざなみ」導入。
- 2000年(平成12年)4月21日 - 立花南第二地区市街地再開発事業に伴い、フェスタ立花が駅南側に開業。駅コンコースと新たに建設したペデストリアンデッキで直結。
- 2002年(平成14年)7月29日 - JR京都・神戸線運行管理システム導入。
- 2003年(平成15年)
- 2007年(平成19年)3月18日 - 駅自動放送を更新。
- 2015年(平成27年)3月12日 - 入線警告音の見直しに伴い、接近メロディをJR神戸線標準接近メロディ「さざなみ」の音質見直し版に再び変更する[3]。
- 2018年(平成30年)3月17日 - 駅ナンバリングが導入され、使用を開始する[4]。
駅構造
島式ホーム2面4線の地上駅で、橋上駅舎を有する。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。各駅停車のみが停車するため、内側の2・3番のりばのみを使用し、外側の1・4番のりばには簡易なフェンスが設けられている。
特急・貨物列車・新快速・平日の朝ラッシュ時に運行される快速は外側(1・4番ホーム)を、それ以外の快速は普通電車が停車する2・3番ホームを通過する。ホーム間は跨線橋が結ぶ。
アーバンネットワークエリアに属しており、ICOCA及びその相互利用対象カードの利用可能駅でもある。直営駅(芦屋駅の被管理駅)。
駅西側に幹線道路(道意線)の陸橋があり、陸橋上にはバスの停留所(後述)が設置されている。ここからも直接駅舎に行くことができる。
エレベーターは北口に設置されており、南口は階段のみだが、フェスタ立花(南・北館)の営業時間中は店内のエレベーターを利用することで、ペデストリアンデッキを経由して車椅子等でも南口を利用できる。また、ホームへのエレベーターは上下線共にあり、車椅子を利用した列車への乗降は駅員が対応する。
セブン-イレブンハートインが改札外のコンコースに(6時30分~24時)出店[5]している。洋菓子のヒロタ[6]が改札内に出店していたが閉店し、2018年4月現在は待合スペースとなっている。オリエンタルベーカリーが改札向かって右側に(15時30分~19時30分)出店している。サンエトワールが北出口のところに(7:00~20:00
出店している。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 線路 | 行先 |
---|---|---|---|---|
1 | A JR神戸線 | 下り | 外側線 | (通過列車のみのため閉鎖) |
2 | JR神戸線 | 下り | 内側線 | 三ノ宮・姫路方面 |
3 | 上り | 尼崎・大阪・北新地方面 | ||
4 | A JR神戸線 | 上り | 外側線 | (通過列車のみのため閉鎖) |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
ダイヤ
日中時間帯は1時間に8本が停車する。朝ラッシュ時は本数が多くなる。
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は25,008人で、これはJR西日本の駅の中では第36位である[7]。
近年の1日平均乗車人員推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均乗車人員 | |
---|---|---|
総数 | 定期 | |
1995年(平成 | 7年)28,079 | 17,159 |
1996年(平成 | 8年)26,339 | 15,707 |
1997年(平成 | 9年)25,634 | 16,060 |
1998年(平成10年) | 25,041 | 15,734 |
1999年(平成11年) | 24,687 | 15,381 |
2000年(平成12年) | 25,215 | 15,836 |
2001年(平成13年) | 25,546 | 16,120 |
2002年(平成14年) | 25,544 | 16,263 |
2003年(平成15年) | 25,713 | 16,449 |
2004年(平成16年) | 25,655 | 16,697 |
2005年(平成17年) | 25,653 | 16,947 |
2006年(平成18年) | 26,539 | 17,580 |
2007年(平成19年) | 26,938 | 17,998 |
2008年(平成20年) | 27,065 | 18,208 |
2009年(平成21年) | 26,613 | 18,066 |
2010年(平成22年) | 26,370 | 18,030 |
2011年(平成23年) | 25,942 | 17,735 |
2012年(平成24年) | 25,723 | 17,585 |
2013年(平成25年) | 25,883 | 17,800 |
2014年(平成26年) | 25,218 | 17,425 |
2015年(平成27年) | 25,351 | 17,545 |
2016年(平成28年) | 25,302 | 17,560 |
2017年(平成29年) | 25,250 | 17,604 |
2018年(平成30年) | 25,008 |
駅周辺
周辺の再開発事業後、道路や商業施設の整備が進んだ。現在も近代的な街並みが広がる地域と、下町情緒的な街並みの融合が果たされている。尼崎市役所最寄り駅。
- 駅を中心に放射状に道が広がっている。これは立花駅開業直前に周辺の住宅を開発した名残である。北側は現在もわかりやすく残っているが、南側は再開発のため大きく変貌している。
- 駅北口は商店街となっており、アーケードが伸びている。
- 駅南口は阪神バスが発着し、以前は雑然としていたが、再開発事業によって2000年4月21日に「フェスタ立花」と称する2棟の高層マンション(高さ約100m)と商業施設の複合ビルが完成し、それら施設と駅がペデストリアンデッキで結ばれている。
- 住宅も多く、尼崎駅よりも乗降客数が多い時代が続いていた。JR東西線の開業後に逆転されたが、当駅の乗降客数は新快速・快速通過駅にもかかわらず依然高い水準にある。
- 以前は「駅前放置自転車全国ワースト3」とされるほど自転車だらけで、テレビにも取り上げられた駅前だった。フェスタ立花完成などによる再開発のおかげで自転車置き場が増設された結果、北側および南側の放置自転車はかなり減少した。
- タクシー乗り場は北口と南口の両方にある。
駅南側の主な商業施設
- フェスタ立花[1]
- 立花ジョイタウン
- 南立花商店街
駅北側の主な商業施設
- 立花商店街
- 立花東通商店街
- 立花西商店街
- 立花市場
- サンエトワール
- コープこうべ
- スーパーマルハチ
- ココカラファイン
- フラウネイル
- コジマ×ビックカメラ
- ジャンボカラオケ広場
金融機関
- 尼崎信用金庫立花支店 (南口・立花ジョイタウン2階) 立花北支店(北口)
- 三井住友銀行立花支店 (北口・立花商店街)
- 関西みらい銀行立花支店 (北口)
- 北おおさか信用金庫立花支店 (北口)
- 立花郵便局 (北口)
公的機関・大規模病院
- 尼崎市役所 (南口徒歩約12分、または阪神バスで約4分「市役所」バス停下車)
- 市政情報センター (阪神バス「橘公園」バス停下車)
- 尼崎市保健所 (フェスタ立花南館5階、南口からペデストリアンデッキで直結)
- 尼崎南警察署七松交番 (南口すぐ、レディースサポート交番)
- 尼崎北警察署立花駅前交番 (北口、道意線の高架下)
- 神戸地方裁判所尼崎支部・神戸家庭裁判所尼崎支部・尼崎簡易裁判所 (北口徒歩約10分、または阪神バスで約3分「裁判所」バス停下車)
- 尼崎税務署 (南口徒歩約12分、または阪神バス約5分「七松小学校」バス停下車)
- 関西労災病院 (阪神バスで約7分「労災病院」バス停下車)
- 立花病院 (北口徒歩約3分)
観光
- 七松八幡神社 (南口徒歩約10分)織田信長によって荒木村重の家臣やその家族ら634名が処刑された「七松の荒木郎党処刑」の慰霊碑がある。また、尼子騒兵衛作の「七松小平太之絵馬」も、参拝者向けに用意されている。
バス路線
のりばは、道意線の陸橋上にあるJR立花(上)の1・2番のりばと、南口ロータリーにあるJR立花(下)の3・4・5番のりばに分かれる。伊丹立花線[10]を除きすべての路線が尼崎市内線[11]。一部の尼崎市内線の路線は尼崎交通事業振興への委託路線である。
- 1番のりば(上)
- 2番のりば(上)
- 3番のりば(下)
- 43・43-2番 - 阪神尼崎 (北) 行 (市役所、水道局、尼崎総合医療センター、東難波町3丁目経由)
- 49番 - 阪神出屋敷 行 (市役所、西難波中経由)
- 50番 - JR尼崎 (南) 行 (市役所、水道局、尼崎総合医療センター、東難波町3丁目、波洲橋経由)
- 50-2番 - 阪神杭瀬 行(JR尼崎 (南)まで50番と同じ。以遠、工業高校経由、平日のみ運行)
- 4番のりば(下)
- 5番のりば(下)
- 60番 - 末広町[13] 行(※到着は(上)1番のりば)(リサーチコア前経由、平日のみ運行)
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f g h i 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、15頁。ISBN 9784343006028。
- ^ 図説 尼崎の歴史 新しい住宅地の形成 - 尼崎市立地域研究史料館・園田学園女子大学(2008年)
- ^ 琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・大阪環状線の駅のホームで使用している「入線警告音」の音質を見直します
- ^ 近畿エリアの12路線 のべ300駅に「駅ナンバー」を導入します!
- ^ 「JR神戸線(塚本-灘間)」の店舗情報 - ジェイアール西日本デイリーサービスネット
- ^ かつて、ヒロタの本社工場が当駅と甲子園口駅の間の線路沿いに設置されており、当駅が最寄り駅であった。
- ^ データで見るJR西日本:JR西日本
- ^ 兵庫県統計書
- ^ 尼崎市統計書
- ^ 後乗り前降り・運賃後払い。
- ^ 旧・尼崎市交通局の路線。前乗り後降り・運賃先払い。
- ^ a b c 尼崎交通事業振興委託運行
- ^ 2014年2月まではパナソニックPDP前と称した。同社工場閉鎖により改称。