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* [[2002年]](平成14年)[[7月20日]] - 特急「[[くろしお (列車)|くろしお]]」の一部が停車するようになる<ref>{{Cite journal|和書 |title=鉄道記録帳 |journal = RAIL FAN |date = 2002年10月号 |issue = 10 |volume = 49 |publisher = 鉄道友の会 |page = 23 }}</ref>。
* [[2002年]](平成14年)[[7月20日]] - 特急「[[くろしお (列車)|くろしお]]」の一部が停車するようになる<ref>{{Cite journal|和書 |title=鉄道記録帳 |journal = RAIL FAN |date = 2002年10月号 |issue = 10 |volume = 49 |publisher = 鉄道友の会 |page = 23 }}</ref>。
* [[2003年]](平成15年)[[11月1日]] - [[ICカード]]「[[ICOCA]]」の利用が可能となる<ref>[https://web.archive.org/web/20040803184954/www.westjr.co.jp/news/newslist/article/030820a.html 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜](インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日</ref>。
* [[2003年]](平成15年)[[11月1日]] - [[ICカード]]「[[ICOCA]]」の利用が可能となる<ref>[https://web.archive.org/web/20040803184954/www.westjr.co.jp/news/newslist/article/030820a.html 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜](インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日</ref>。
* [[2009年]](平成21年)[[10月4日]] - [[アーバンネットワーク運行管理システム#大阪環状・大和路線システム|大阪環状・大和路線運行管理システム]]導入<ref>{{Cite web
* [[2009年]](平成21年)[[10月4日]] - [[運行管理システム (JR西日本)#大阪環状・大和路線システム|大阪環状・大和路線運行管理システム]]導入<ref>{{Cite web
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* [[2010年]](平成22年)[[3月13日]] - [[ダイヤ改正]]に伴い、特急「[[はるか (列車)|はるか]]」の停車が廃止される<ref>{{Cite web |url=http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/20091218_kaisei.pdf |archiveurl=https://web.archive.org/web/20091228213139/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/20091218_kaisei.pdf |format=PDF |title=平成22年春ダイヤ改正について |work=西日本旅客鉄道プレスリリース |date=2009-12-18 |accessdate=2009-12-23 |archivedate=2009-12-28 |deadlinkdate=2011-02}}</ref>。
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2面3線の構造や[[平面交差]]が原因により、東海道本線([[JR京都線]])・大阪環状線・[[阪和線]]・[[関西本線]]([[大和路線]])の遅延が広がることが多い。大阪環状線の西半分は普通電車と速度差の大きい[[関空快速・紀州路快速]]・[[大和路快速]]といった快速列車や各種特急が頻繁に運転されているが、[[待避駅|待避可能な駅]]は当駅のみであり、列車本数の多い時間帯には待避線を使って[[優等列車]]の通過待ちなどを行う必要があり、制約が厳しい[[ダイヤグラム|ダイヤ]]編成である<ref name="RJ570_37">[[#鉄道ジャーナル570|『鉄道ジャーナル』通巻570号、p.37]]</ref>。そこでJR西日本では、野田駅から当駅の間に渡り線や信号機などの追加を行い、貨物線から天王寺方面へ向かう特急列車などを中線ではなく、大阪環状線内回りホームへ直接入線して発着できるような形を行う<ref>[https://tetsudo-ch.com/9768810.html 西九条駅の線路設備改良、ユニバーサルシティ駅改札口改良――JRゆめ咲線(桜島線)の輸送力強化・混雑緩和の取り組みを発表]</ref><ref>[https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/09/page_14937.html JRゆめ咲線(桜島線)の輸送力強化・混雑緩和] 2019年9月18日 JR西日本</ref>。完成は2020年の予定。これにより、桜島線のピーク時における運転本数が最大9本から12本まで増発、混雑の緩和及び輸送力増強が図られ、また列車遅延の軽減も期待される。
2面3線の構造や[[平面交差]]が原因により、東海道本線([[JR京都線]])・大阪環状線・[[阪和線]]・[[関西本線]]([[大和路線]])の遅延が広がることが多い。大阪環状線の西半分は普通電車と速度差の大きい[[関空快速・紀州路快速]]・[[大和路快速]]といった快速列車や各種特急が頻繁に運転されているが、[[待避駅|待避可能な駅]]は当駅のみであり、列車本数の多い時間帯には待避線を使って[[優等列車]]の通過待ちなどを行う必要があり、制約が厳しい[[ダイヤグラム|ダイヤ]]編成である<ref name="RJ570_37">[[#鉄道ジャーナル570|『鉄道ジャーナル』通巻570号、p.37]]</ref>。そこでJR西日本では、野田駅から当駅の間に渡り線や信号機などの追加を行い、貨物線から天王寺方面へ向かう特急列車などを中線ではなく、大阪環状線内回りホームへ直接入線して発着できるような形を行う<ref>[https://tetsudo-ch.com/9768810.html 西九条駅の線路設備改良、ユニバーサルシティ駅改札口改良――JRゆめ咲線(桜島線)の輸送力強化・混雑緩和の取り組みを発表]</ref><ref>[https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/09/page_14937.html JRゆめ咲線(桜島線)の輸送力強化・混雑緩和] 2019年9月18日 JR西日本</ref>。完成は2020年の予定。これにより、桜島線のピーク時における運転本数が最大9本から12本まで増発、混雑の緩和及び輸送力増強が図られ、また列車遅延の軽減も期待される。


2001年から[[アーバンネットワーク運行管理システム]]導入まで日本語と英語の列車入線案内放送が流れた。同システム導入後は日英2か国語で次の列車予告放送も流れている。
2001年から[[運行管理システム (JR西日本)]]導入まで日本語と英語の列車入線案内放送が流れた。同システム導入後は日英2か国語で次の列車予告放送も流れている。


==== のりば ====
==== のりば ====

2020年8月21日 (金) 09:03時点における版

西九条駅
にしくじょう
Nishikujō
地図
所在地 大阪市此花区西九条
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細
阪神電気鉄道駅詳細
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西九条駅(にしくじょうえき)は、大阪府大阪市此花区西九条にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・阪神電気鉄道である。JR西日本の駅番号は大阪環状線JR-O14桜島線(JRゆめ咲線)がJR-P14。阪神電気鉄道の駅番号はHS 45。JR西日本の駅シンボルフラワーは「チューリップ」である。JR西九条駅の事務管コードは▲61053[1]

概要

JR西日本の大阪環状線桜島線(愛称「JRゆめ咲線」)、阪神電気鉄道の阪神なんば線との乗換駅で、2001年ユニバーサル・スタジオ・ジャパン (USJ) が開業してからは、同施設の最寄り駅であるユニバーサルシティ駅へ向かう列車の乗換駅となった。大阪環状線はJRの駅の所属線[2]となっている。桜島線は当駅が起点であるが、一部列車が大阪環状線大阪駅方面へ直通している。阪神なんば線はかつて西大阪線と名乗っており、当駅を起点としていたが、2009年3月20日に現在の名称となり、大阪難波駅まで延伸開業した。

JR、阪神の駅共にICOCAおよびPiTaPaの利用エリアに含まれている。またJRの駅は、アーバンネットワークエリアおよび特定都区市内制度における「大阪市内」エリアに属する。

歴史

JR西日本

阪神電気鉄道

JR西日本

JR 西九条駅
JR西九条駅(2020年1月)
にしくじょう
Nishikujō
所在地 大阪市此花区西九条一丁目32-18
北緯34度40分57.59秒 東経135度28分0.44秒 / 北緯34.6826639度 東経135.4667889度 / 34.6826639; 135.4667889 (JR 西九条駅)座標: 北緯34度40分57.59秒 東経135度28分0.44秒 / 北緯34.6826639度 東経135.4667889度 / 34.6826639; 135.4667889 (JR 西九条駅)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 ニク
駅構造 高架駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
31,300人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1898年明治31年)10月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 O 大阪環状線
駅番号 JR-O14
キロ程 3.6 km(大阪起点)
*JR-O13 野田 (1.4 km)
(1.2 km) 弁天町 JR-O15
所属路線 P 桜島線(JRゆめ咲線)
駅番号 JR-P14
キロ程 0.0 km(西九条起点)
**(野田) (1.4 km)
(2.4 km) 安治川口 JR-P15
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
阪 大阪市内
* 福島駅で分岐する梅田貨物線新大阪方面からの直通有り(野田駅、福島駅にはホームなし)。
** 大阪環状線野田方面直通あり
テンプレートを表示

当駅は管理駅長が配置された直営駅であり、管理駅として大阪環状線の福島駅野田駅弁天町駅の3駅と、桜島線内のすべての駅を管轄している。

駅構造

島式ホーム2面3線を有する高架駅を有する。駅構内には、みどりの窓口・タッチパネル式自動券売機・自動改札機などが設置されている。

ホームは基本的に外側の2線(1・4番のりば)を大阪環状線、両ホームに挟まれた中央の1線(2・3番のりば)を桜島線(JRゆめ咲線)および新大阪方面からの通過列車が使用している[8]。このほか、1番のりばの北側にはホームのない貨物線が2本あり、北側の貨物線を東海道本線支線(梅田貨物線)と桜島線を直通する貨物列車が、南側の貨物線を新大阪駅方面へ向かう通過列車が使用している[8]

大阪環状線の当駅から福島駅までは、旅客線の他に単線の貨物線が並走する3線区間となっており、貨物線は同駅からそのまま東海道本線支線(梅田貨物線)として新大阪駅方面へ分岐する[8]。実際の線路の分岐は福島駅ではなく当駅であるため、当駅 - 福島駅間の貨物線も梅田貨物線に含めて扱われることもある。特急くろしお」「はるか」などの新大阪駅発着列車はこの貨物線を経由するため、大阪駅は経由しない。なお、運賃計算では大阪駅を経由した営業キロを算出し、また大阪環状線の天王寺駅 - 大阪駅間を通過する場合は経路特定区間の特例が適用されるため、同区間の営業キロは当駅経由ではなく距離の短い反対側の鶴橋駅経由で計算される。

2面3線の構造や平面交差が原因により、東海道本線(JR京都線)・大阪環状線・阪和線関西本線大和路線)の遅延が広がることが多い。大阪環状線の西半分は普通電車と速度差の大きい関空快速・紀州路快速大和路快速といった快速列車や各種特急が頻繁に運転されているが、待避可能な駅は当駅のみであり、列車本数の多い時間帯には待避線を使って優等列車の通過待ちなどを行う必要があり、制約が厳しいダイヤ編成である[9]。そこでJR西日本では、野田駅から当駅の間に渡り線や信号機などの追加を行い、貨物線から天王寺方面へ向かう特急列車などを中線ではなく、大阪環状線内回りホームへ直接入線して発着できるような形を行う[10][11]。完成は2020年の予定。これにより、桜島線のピーク時における運転本数が最大9本から12本まで増発、混雑の緩和及び輸送力増強が図られ、また列車遅延の軽減も期待される。

2001年から運行管理システム (JR西日本)導入まで日本語と英語の列車入線案内放送が流れた。同システム導入後は日英2か国語で次の列車予告放送も流れている。

のりば

のりば 路線 行先 備考
1 O 大阪環状線(外回り) 大阪京橋方面 一部2番のりば
A JR京都線(特急) 新大阪京都方面
2・3 P JRゆめ咲線 ユニバーサルシティ桜島方面 一部4番のりば
W きのくに線(特急) 白浜新宮方面 3番のりばのみ乗降可能
4 I 大阪環状線(内回り) 新今宮天王寺方面
S 関西空港線 関西空港方面
R 阪和線 鳳・和歌山方面 各駅停車は天王寺駅で乗り換え
Q 大和路線 王寺奈良方面 各駅停車は天王寺駅で乗り換え
  • 上表の路線名は旅客案内上の愛称で表記している。
  • 中線である2・3番のりばは、1線を2つのホームで共有している。

大阪環状線とJRゆめ咲線の直通列車は、両方向とも原則として2・3番のりば(中央ホーム)を使用するが、時間帯により上りは環状外回りホーム、下りは環状内回りホームから発車する列車がある。一時期、日中の上り直通列車は環状外回りホームからの発車が基本となっていたが、2011年3月12日のダイヤ改正で大阪環状線およびJRゆめ咲線はダイヤパターンが大幅に変更され、再び中央ホームへの停車を基本とするパターンに戻った。

2・3番のりば発着の列車については、到着後最初の数分間は2・3番のりばの両ホームの扉が開くが、その後(おおむね発車1 - 2分前くらいから)は、上り列車(大阪方面に向かう列車)は3番のりば側、下り列車(JRゆめ咲線方面に向かう列車)は2番のりば側の扉を閉める。また、新大阪発の列車は3番のりば側のみから乗降可能で、2番のりば側の扉は開かない。この時、2番のりばの発車標には『通過』と表示される。

特急は「くろしお」の一部列車が停車する(「はるか」も一部停車していたが2010年3月13日改正以降全列車通過)。特急の停車はUSJ開業後に始まったものである。

発車メロディ

「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として、2014年3月15日からフランク・W・ミーチャム作曲の「アメリカン・パトロール」が1・4番のりばの発車メロディとして使用されている[12]。当駅がUSJ方面へ向かうJRゆめ咲線との乗換駅であることに因んでいる。また、同プロジェクトの一環で現在、駅の全面改装工事が行われている。

配線図

西日本旅客鉄道(JR西日本) 西九条駅 鉄道配線略図
↑ 大阪環状線
新今宮天王寺 方面

大阪環状線
大阪京橋 方面
梅田貨物線
新大阪京都 方面
西日本旅客鉄道(JR西日本) 西九条駅 鉄道配線略図
桜島線
桜島 方面
凡例
出典:* 以下を参考に作成。
** 湯川徹二、「図-2 西九条駅構内進路」、「大阪環状線 探検」、『鉄道ピクトリアル』、
電気車研究会、第59巻6号(通巻第819号)、2009年6月、43頁。

※ 桜島線△は非常時の双単線運用での入線可能方向。


ギャラリー

阪神電気鉄道

阪神 西九条駅
東口駅舎(2009年3月)
にしくじょう
Nishikujo
HS 46 千鳥橋 (0.8 km)
(1.3 km) 九条 HS 44
所在地 大阪市此花区西九条三丁目15-13
駅番号 HS 45
所属事業者 阪神電気鉄道
所属路線 阪神なんば線
キロ程 6.3 km(尼崎起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年次-
36,738人/日
-2018年-
開業年月日 1964年昭和39年)5月21日
テンプレートを表示

阪神西九条駅
配線図

九条駅

STRg STRf
leer
leer
leer STR+BSr STR+BSl leer
leer STR+BSr STR+BSl leer
KRWg+l KRWgr
STRg STRf

千鳥橋駅

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する高架駅。建設当初より将来の難波方面への延伸を予定していたことから、大阪環状線・桜島線の高架橋を乗り越せる高さで建設された。延伸開業時には千鳥橋駅寄りに設置されていた折り返し用の両渡り線が撤去され、代わりに片渡り線が設置された。これは当駅からの大阪難波・近鉄線方面が不通の場合やダイヤ乱れの場合に尼崎方からの列車が当駅で折り返す際に使用される。このため、2番線には阪神車用、近鉄車用ともに折り返し用の停止位置目標が設置されている。この駅から奈良方面は鶴橋まで快速急行は各駅に停車する。

有効長は、19m車体の阪神列車4両編成分(約80m)しかなく、JRの手前で行き止まりになっていた。2009年3月20日の大阪難波駅延伸開業後はJRを跨いで延伸し、21m車体の近鉄列車10両編成分(約215m)まで対応できるようになった。

開業以来、尼崎方面のりばとして使用されてきた2番線(西側)ホームに対し、1番線(東側)ホームはほとんど使用されることがなかった。かつて、1965年から1974年まで西大阪線特急が運転されていた時期にはどちらかを特急用のりばとする形で両方とも使われていた他、1994年 - 1995年に実施された2番線ホームのエレベーター・エスカレーター(下り用)新設工事においても代替のりばとして使用されたことがある。その後、1番線ホームは阪神なんば線に関連する改良工事の進捗により2008年に再び代替のりばとして使用され、2009年1月23日から2月23日までの1か月間、延伸線の試運転時において降車専用ホームとして使用された。そして、3月20日の阪神なんば線開業時から、1番線ホームは大阪難波・近鉄奈良方面のりばとして本格的な使用が始まった。なお、従来1番線ホームにはエレベーターが設置されていなかったが、同線開業とともにホーム延伸部に新設された東改札側に設置された。東改札側の駅舎のデザインテーマは「懐かしさと新しさの融合」である。阪神なんば線延伸後は、1番線ホームの西改札側、そして西改札側コンコースとJRコンコースとの間[13]にもエレベーターが設置された。

阪神なんば線開業前までは発車メロディ(西浦達雄作曲・編曲)が使用されていたが、開業後は中間駅となったため使用されなくなり、到着放送で番線が放送されなくなった(芦屋駅と同じ形式)。ただし、発車メロディの代わりに阪神本線の主要駅で使用されている発車ベルが使用される場合がある。

ホーム延伸部に新設された東口駅舎には、コンビニエンスストア書店が入居している。

西口(未成)跡

現在西口となっている駅出入口は、開設以来九条方面へのホーム延伸がなされるまで当駅唯一の駅出入口であった。

当駅開設時には、この駅出入口を東口とし、尼崎寄りのホーム端に階段を設けて西口(もしくは北口)とする計画があり、実際にホームと地上を結ぶコンクリート製の階段が準備されていた。これは、当時営業していた大阪市電西野田桜島線との乗り換えを想定したものであったが、ほどなく市電は廃止となり、西口を設ける計画も中止となった。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 阪神なんば線 上り ドーム前難波奈良方面
2 下り 尼崎神戸三宮山陽明石山陽姫路方面

ギャラリー

利用状況

  • JR西日本 - 2018年度の1日平均乗車人員は31,300人で、同社の駅の中で第25位である[JR 1]
  • 阪神電気鉄道 - 2018年次の1日平均乗車人員は18,173人、乗降人員は36,738人で、阪神なんば線内では尼崎駅に次いで2番目に多い。

各年度の1日平均乗車・乗降人員数は下表の通り。

年度 (JR)
年次(阪神)
JR西日本 阪神電気鉄道 出典
乗車人員 乗降人員 乗車人員
1997年(平成09年) 27,178 21,133 10,432 [* 1]
1998年(平成10年) 26,208 20,543 10,140 [* 2]
1999年(平成11年) 25,099 19,786 9,763 [* 3]
2000年(平成12年) 24,873 19,271 9,421 [* 4]
2001年(平成13年) 24,838 19,460 9,659 [* 5]
2002年(平成14年) 23,669 19,380 9,612 [* 6]
2003年(平成15年) 23,603 18,919 9,352 [* 7]
2004年(平成16年) 23,279 19,380 9,499 [* 8]
2005年(平成17年) 23,151 19,280 9,611 [* 9]
2006年(平成18年) 23,723 19,552 9,644 [* 10]
2007年(平成19年) 23,985 20,104 9,941 [* 11]
2008年(平成20年) 24,556 20,634 10,118 [* 12]
2009年(平成21年) 22,892 21,361 10,555 [* 13]
2010年(平成22年) 22,920 22,715 11,352 [* 14]
2011年(平成23年) 23,491 22,874 11,429 [* 15]
2012年(平成24年) 24,329 24,502 12,033 [* 16]
2013年(平成25年) 25,486 26,291 13,058 [* 17]
2014年(平成26年) 26,355 29,079 14,304 [* 18]
2015年(平成27年) 28,217 31,528 15,551 [* 19]
2016年(平成28年) 29,535 32,053 15,921 [* 20]
2017年(平成29年) 31,037 33,214 16,513 [* 21]
2018年(平成30年) 31,300 36,738 18,173 [* 22]

駅周辺

阪神なんば線安治川橋梁。この下に安治川トンネルがある。橋の両端はトンネル入口の建物。(2007年8月1日)
  • 西野田労働基準監督署
  • 西九条公園
  • 朝日橋公園・西九条コミュニティ広場
  • クレオ大阪西(大阪市立男女共同参画センター西部館)
  • 此花スポーツセンター
  • 此花屋内プール
  • 大阪市此花消防署西九条出張所
  • 安治川トンネル
  • 此花西九条郵便局
教育機関
法人・店舗

バス路線

大阪シティバスが運行している。最寄りバス停留所西九条停留所であり、主に此花区内各方面への路線バスが発着する。1998年10月の調査結果では、同停留所の一日乗車人員(平日)は3,943人である。これは、大阪シティバスの停留所中7位である。

西九条駅西側のりば

  • 82号:高見一丁目 行

西九条駅北側(市道福島桜島線)のりば

その他

京阪中之島線中之島駅から当駅付近を通って此花区の新桜島までの延伸を計画しており、2004年の近畿地方交通審議会答申第8号では、「中期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線」として中之島線を中之島駅から当駅を経て新桜島および夢洲方面へ延伸する案が示されている。京阪としてはまだなにわ筋線の建設目処が立たないことから、JRや阪神と連絡ができる西九条駅までの延伸を希望している。

その後、2017年7月に京阪ホールディングスの加藤好文社長は、「夢洲へのIR誘致が決まれば、中之島駅から南西に進んで地下鉄中央線九条駅につなげる」との考えを明らかにした。当駅から九条駅への変更について加藤社長は「九条駅で中央線とつなげば、京都とIRのある夢洲が結ばれる」と説明した[14]

隣の駅

西日本旅客鉄道
O 大阪環状線
大和路快速・関空快速・紀州路快速・快速
福島駅 (JR-O12) - 西九条駅 (JR-O14) - 弁天町駅 (JR-O15)
区間快速・直通快速・普通
野田駅 (JR-O13) - 西九条駅 (JR-O14) - 弁天町駅 (JR-O15)
P JRゆめ咲線(桜島線)
普通(シャトル列車含む)
野田駅 (JR-O13)(大阪環状線) - 西九条駅 (JR-O14/JR-P14) - 安治川口駅 (JR-P15)
梅田貨物線(東海道本線貨物支線・大阪環状線、旅客列車は特急のみ経由)
新大阪駅 (JR-A46) - (梅田信号場) - 福島駅(乗降設備なし) - 西九条駅 (JR-O14)(- 天王寺方面)
  • 新大阪駅 - 福島駅間は東海道本線貨物支線を、福島駅 - 当駅間は大阪環状線の貨物専用線を経由。
阪神電気鉄道
阪神なんば線
快速急行
尼崎駅 (HS 09) - 西九条駅 (HS 45) - 九条駅 (HS 44)
準急・区間準急・普通
千鳥橋駅 (HS 46) - 西九条駅 (HS 45) - 九条駅 (HS 44)

脚注

注釈

出典

  1. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  2. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  3. ^ 昭和18年5月29日付官報(第4911号) 鉄道省告示第百三十五号
  4. ^ 「鉄道記録帳」『RAIL FAN』第49巻第10号、鉄道友の会、2002年10月号、23頁。 
  5. ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
  6. ^ JR西日本 : プレスリリース一覧>大阪環状・大和路線運行管理システムの使用開始について”. 西日本旅客鉄道 (2009年9月28日). 2009年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年12月27日閲覧。
  7. ^ 平成22年春ダイヤ改正について” (PDF). 西日本旅客鉄道プレスリリース (2009年12月18日). 2009年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年12月23日閲覧。
  8. ^ a b c 『鉄道ジャーナル』通巻570号、p.28
  9. ^ 『鉄道ジャーナル』通巻570号、p.37
  10. ^ 西九条駅の線路設備改良、ユニバーサルシティ駅改札口改良――JRゆめ咲線(桜島線)の輸送力強化・混雑緩和の取り組みを発表
  11. ^ JRゆめ咲線(桜島線)の輸送力強化・混雑緩和 2019年9月18日 JR西日本
  12. ^ 「大阪環状線改造プロジェクト」進行中! 平成26年3月15日(土曜日)ダイヤ改正に合わせて森ノ宮駅・京橋駅・西九条駅に発車メロディを導入し、賑わいを創出します! - 西日本旅客鉄道プレスリリース、2014年3月7日。
  13. ^ 阪神電鉄・JR西日本、両社線でご利用いただいている 西九条駅がEVで結ばれます ~7月13日(金)から~” (PDF). 阪神電気鉄道 (2018年7月9日). 2018年7月22日閲覧。
  14. ^ 変貌なるか夢洲 京阪、京都に直通 近鉄、海遊館移転 IR・万博誘致にらむ 再開発を検討(日本経済新聞 2017年7月21日)

統計資料

データで見るJR西日本
大阪府統計年鑑

参考文献

  • 鶴通孝「大阪環状線の現在そしてこれから」『鉄道ジャーナル』第570号、鉄道ジャーナル社、2014年4月、22 - 37頁。 

関連項目

外部リンク