伝法駅
伝法駅 | |
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駅舎 | |
でんぽう Dempo | |
◄HS 46 千鳥橋 (0.7 km) (1.5 km) 福 HS 48► | |
所在地 | 大阪市此花区伝法三丁目14-50 |
駅番号 | HS47 |
所属事業者 | 阪神電気鉄道 |
所属路線 | 阪神なんば線 |
キロ程 | 4.9 km(尼崎起点) |
駅構造 | 地上駅(盛土駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年次- |
7,954人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1924年(大正13年)1月20日 |
伝法駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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伝法駅(でんぽうえき)は、大阪府大阪市此花区伝法三丁目にある、阪神電気鉄道阪神なんば線の駅。駅番号はHS 47。
阪神なんば線が伝法線として開業した当初、7か月間だけ終着駅であった。
かつて伝法駅の駅名のローマ字表記は「DEMPO」ではなく、「DENPO」となっていた[1]。しかし、2009年1月から2月にかけて新たな意匠の駅名標が新設・更新され、同時に小文字混じりの「Dempo」という表記に改められた。
歴史
[編集]- 1924年(大正13年)
- 1964年(昭和39年)5月20日:伝法線が西大阪線に改称。
- 2009年(平成21年)3月20日:西大阪線が阪神なんば線に改称。
- 2014年(平成26年)4月1日:駅番号導入。
- 2026年(令和8年)度:下りホームを高架に切り替える予定[2]。
- 2029年(令和11年)度:上りホームを高架に切り替える予定[2]。
駅構造
[編集]盛土上に相対式ホーム2面2線を有する地上駅。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。1階が改札、2階がホームとなっている。バリアフリー化工事が実施されたことで、2010年3月27日からは改札内に各ホームと連絡するエレベーターが新設され、トイレも工事前は男性用が難波方面ホーム上に、女性用・男女兼用多機能トイレが1階に設置されていたのを、1階に集約している。現在の駅舎は2010年2月頃に完成したもので、以前の駅舎は難波よりの道路に面したところより神戸方面側の奥にあった。
改札口は1か所のみで、ホームの難波寄り端に通じている。
ホームの有効長は128mで、19m級の阪神車両の6両編成と21m級の近畿日本鉄道車両6両編成に対応している。
2029年度完成を目指し高架の新駅が建設中である。阪神の高架化では仮線・仮駅を使って同じ箇所に高架駅が建設されることが多いが、当駅では仮線を設けない淀川至近のため北西側に移設となる。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■阪神なんば線 | 上り | 大阪難波方面 |
2 | 下り | 尼崎方面 |
※実際には構内に上記ののりば番号表記はないが、公式サイトの構内図ならびにスマートフォン向けアプリ「阪神アプリ」の行先表示機能では、上りホームが1番線、下りホームが2番線とされている。
-
改札口
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難波方面ホーム
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尼崎方面ホーム
利用状況
[編集]2022年(令和4年)次の1日平均乗降人員は8,034人である。また、2023年(令和5年)11月の1日平均乗降人員は7,954人で、阪神電気鉄道の駅では大物駅に次いで37位[3][注 1]。
近年の1日平均乗降・乗車人員数は下表の通り。
年次 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
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1995年 | 7,941 | 4,144 | [4] |
1996年 | 7,567 | 3,877 | [5] |
1997年 | 7,086 | 3,631 | [6] |
1998年 | 6,886 | 3,528 | [7] |
1999年 | 6,619 | 3,391 | [8] |
2000年 | 6,509 | 3,343 | [9] |
2001年 | 6,103 | 3,159 | [10] |
2002年 | 5,761 | 2,963 | [11] |
2003年 | 5,723 | 2,925 | [12] |
2004年 | 6,176 | 3,188 | [13] |
2005年 | 5,605 | 2,837 | [14] |
2006年 | 5,460 | 2,787 | [15] |
2007年 | 5,709 | 2,918 | [16] |
2008年 | 5,964 | 3,015 | [17] |
2009年 | 5,780 | 2,940 | [18] |
2010年 | 6,642 | 3,364 | [19] |
2011年 | 6,691 | 3,389 | [20] |
2012年 | 7,087 | 3,623 | [21] |
2013年 | 7,389 | 3,790 | [22] |
2014年 | 7,447 | 3,804 | [23] |
2015年 | 7,617 | 3,921 | [24] |
2016年 | 7,719 | 3,945 | [25] |
2017年 | 8,044 | 4,110 | [26] |
2018年 | 8,286 | 4,266 | [27] |
2019年 | 8,389 | 4,315 | [28] |
2020年 | 6,891 | 3,531 | [29] |
2021年 | 7,585 | 3,872 | [30] |
2022年 | 8,034 | 4,178 | [31] |
2023年 | 7,954 | 4,075 | [3] |
駅周辺
[編集]バス路線
[編集]最寄停留所は伝法となる。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバスにより運行されている。
隣の駅
[編集]- 阪神電気鉄道
- 阪神なんば線
- ※福駅までは駅間キロが1.5キロメートル離れている。これは主に駅間が短い阪神全線の中で最も駅間距離が長い。同じ阪神では阪神本線の姫島-千船間と同距離であるが、両駅区間共に川幅が大きい川(本線は神崎川、なんば線は淀川)を挟むことが共通している。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 鉄道の駅名標や道路の地名や人名の場合は、ヘボン式を基準とした表記を行っており、それに従う場合、B、M、Pの前に来るNはMになるのが基本的となっている。詳細は「ローマ字#表記法」を参照。
- ^ a b 大阪市建設局「福町十三線立体交差事業(阪神なんば線)」(PDF)『令和4年度 第2回 大阪市建設事業評価有識者会議』議事録、2022年11月、11頁。2023年4月26日閲覧。
- ^ a b ハンドブック阪神(PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和3年)(PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和4年)(PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和5年)(PDF)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 伝法駅(路線図・駅情報) - 阪神電気鉄道