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=== テレビドラマ === |
=== テレビドラマ === |
2020年8月2日 (日) 22:23時点における版
米澤 穂信 (よねざわ ほのぶ) | |
---|---|
ペンネーム | 米澤 穂信(よねざわ ほのぶ) |
誕生 |
1978年(45 - 46歳) 岐阜県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士 |
最終学歴 | 金沢大学文学部卒業 |
活動期間 | 2001年 - |
ジャンル |
ミステリ 推理小説 日常の謎 学園小説 ライトノベル |
代表作 |
『〈古典部〉シリーズ』 『さよなら妖精』 『折れた竜骨』 『満願』 『王とサーカス』 |
主な受賞歴 |
角川学園小説大賞奨励賞(2001年) 日本推理作家協会賞(2011年) 山本周五郎賞(2014年) |
デビュー作 | 『氷菓』 |
影響を受けたもの
| |
公式サイト | 汎夢殿 |
ウィキポータル 文学 |
米澤 穂信(よねざわ ほのぶ、1978年[1] - )は、日本の小説家、推理作家。岐阜県出身[2]。岐阜県立斐太高等学校[3]、金沢大学文学部卒業[4]。男性。
略歴
物心ついた頃から漠然と作家業を志すようになる。11歳でハーバート・ジョージ・ウェルズ『宇宙戦争』の続篇という形で二次創作を書き[5]、中学2年生あたりからオリジナルの小説を書き始めた。金沢大学文学部の2年生から、ウェブサイトでネット小説サイト「汎夢殿」(はんむでん)を運営し、作品を発表し始める(デビューが決まった後「汎夢殿」は一旦閉鎖され、これら作品は現在読むことが出来ない[6])。様々な種類のエンターテイメント作品を書いていたが、大学時代に北村薫の『空飛ぶ馬』、『六の宮の姫君』(東京創元社、1992年)を読み衝撃を受け、ミステリーへの方向性を決める[6][7]。
大学卒業後は、「2年間だけ小説の夢にチャレンジしたい」と両親を説得して、岐阜県高山市で書店員をしながら[8]執筆を続ける。そして2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞してデビュー。『氷菓』は「汎夢殿」で発表した作品の中で反響が大きかったのを受けて応募を決めた[9]。この賞に応募した理由として、ライトノベルとミステリーの組合せに未来を感じたこと[10]と、また別の賞の締切りに遅れてしまったこと、の2つをあげている。そして『〈古典部〉シリーズ』である『氷菓』が角川スニーカー文庫内に新たに立てられた「スニーカー・ミステリ倶楽部」の第1回配本として、続いて『愚者のエンドロール』が刊行された。
ところが、〈古典部〉シリーズ3作目にして完結編として執筆されていた『さよなら妖精』の出版がレーベルの傾向との違いにより困難となった[11]。苦境に陥ったが、推理作家の笠井潔の推薦もあって[注 1][12]、2004年、推理小説に強い東京創元社から出版される運びとなる。架空の国から、米澤の卒業論文のテーマであったユーゴスラヴィア[13]へと舞台を変え、ノンシリーズ作品として出版された本作[14][注 2]は、2005年版の『このミステリーがすごい!』(以下「このミス」、宝島社)の国内部門で20位となり、米澤穂信の名を広く世に広める結果となった。同年には〈古典部〉シリーズと同じく日常の謎を主に扱う〈小市民〉シリーズの第一作『春期限定いちごタルト事件』(創元推理文庫)を刊行した。この年の頃、岐阜から東京へ引越した。2008年に刊行した『儚い羊たちの祝宴』(新潮社)の頃からミステリの謎解き部分だけでなく物語の味わいそのものにも目配りした作品作りを心がけるようになり[15]、2010年発表のファンタジーテイストを取り入れた本格推理小説『折れた竜骨』(東京創元社)は日本推理作家協会賞を受賞した。2014年に刊行した短篇集『満願』は第27回山本周五郎賞を受賞し、また第151回直木三十五賞の候補作にもなった。
2012年に〈古典部〉シリーズが『氷菓』という題名で京都アニメーション制作によりアニメ化され人気を博し、米澤の名はアニメファンにも知れ渡るようになった。2013年よりミステリーズ!新人賞の選考委員を務めている。
2016年、英語圏最大の文芸誌『Granta』日本語版でGranta Best of Young Japanese Novelistsに選出される。
文学賞受賞・候補選出歴
太字が受賞したもの
- 2001年 - 『氷菓』で第5回角川学園小説大賞(ヤングミステリー&ホラー部門)奨励賞受賞。
- 2007年 - 『心あたりのある者は』で第60回日本推理作家協会賞(短編部門)候補。
- 2008年 - 『インシテミル』で第8回本格ミステリ大賞(小説部門)候補。
- 2010年 - 『追想五断章』で第63回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補、第10回本格ミステリ大賞(小説部門)候補。
- 2011年 - 『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞、第11回本格ミステリ大賞(小説部門)候補、第24回山本周五郎賞候補。
- 2014年 - 『満願』で第27回山本周五郎賞受賞[16]、第151回直木三十五賞候補[17]。
- 2015年 - 『満願』で第12回本屋大賞候補(第7位)。
- 2016年 - 『真実の10メートル手前』で第155回直木三十五賞候補、『王とサーカス』で第13回本屋大賞候補(第6位)。
ミステリ・ランキング
週刊文春ミステリーベスト10
- 2007年 - 『インシテミル』7位
- 2009年 - 『追想五断章』5位
- 2011年 - 『折れた竜骨』2位
- 2013年 - 『リカーシブル』18位
- 2014年 - 『満願』1位[17]
- 2015年 - 『王とサーカス』1位
- 2016年 - 『真実の10メートル手前』2位
- 2017年 - 『いまさら翼といわれても』8位
このミステリーがすごい!
- 2005年 - 『さよなら妖精』20位
- 2006年 - 『犬はどこだ』8位
- 2007年 - 『夏期限定トロピカルパフェ事件』10位、『ボトルネック』15位
- 2008年 - 『インシテミル』10位
- 2010年 - 『追想五断章』4位、『秋期限定栗きんとん事件』10位、『儚い羊たちの祝宴』17位
- 2012年 - 『折れた竜骨』2位
- 2014年 - 『リカーシブル』7位
- 2015年 - 『満願』1位[17]
- 2016年 - 『王とサーカス』1位
- 2017年 - 『真実の10メートル手前』3位
本格ミステリ・ベスト10
- 2005年 - 『さよなら妖精』22位
- 2006年 - 『犬はどこだ』13位、『クドリャフカの順番』21位
- 2007年 - 『夏期限定トロピカルパフェ事件』4位
- 2008年 - 『インシテミル』4位、『遠まわりする雛』14位
- 2010年 - 『追想五断章』4位、『秋期限定栗きんとん事件』11位
- 2011年 - 『ふたりの距離の概算』11位
- 2012年 - 『折れた竜骨』1位
- 2014年 - 『リカーシブル』10位
- 2015年 - 『満願』2位
- 2016年 - 『王とサーカス』3位
- 2017年 - 『真実の10メートル手前』7位
ミステリが読みたい!
- 2008年 - 『インシテミル』13位
- 2010年 - 『追想五断章』3位、『儚い羊たちの祝宴』7位、『秋期限定栗きんとん事件』13位
- 2012年 - 『折れた竜骨』1位
- 2014年 - 『リカーシブル』15位
- 2015年 - 『満願』1位[17]
- 2016年 - 『王とサーカス』1位
- 2017年 - 『真実の10メートル手前』1位
作風
推理小説の中でも青春ミステリと呼ばれるジャンルにおいて、「日常の謎」を扱った作品を主に発表している。作風が地味だという声もあったが、その端正な文体と登場人物に対する巧みなキャラクター設定により、特に若い世代に支持を広げている[要出典]。米澤は自著について、これらの作品群に通底するテーマは「全能感」であり、思春期における全能感の揺れ動き、変化していく過程を書いてきたと述べている[18]。このテーマは8冊目となる長編『ボトルネック』で一次決算をむかえることになる。
9冊目である新本格へのオマージュをテーマにした長編『インシテミル』を皮切りに、『儚い羊たちの祝宴』『追想五断章』など青春小説の枠を外した作品も発表するようになった。
作品
〈古典部〉シリーズ
- 氷菓(2001年11月 角川スニーカー文庫 / 2006年 角川文庫)
- 愚者のエンドロール(2002年8月 角川スニーカー文庫 / 2007年 角川文庫)
- クドリャフカの順番(2005年6月 角川書店 / 2008年5月 角川文庫)
- 遠まわりする雛(2007年10月 角川書店 / 2010年7月 角川文庫)
- ふたりの距離の概算(2010年6月 角川書店 / 2012年6月 角川文庫)
- いまさら翼といわれても(2016年11月 角川書店 / 2019年6月 角川文庫)
〈小市民〉シリーズ
- 春期限定いちごタルト事件(2004年12月 創元推理文庫)
- 夏期限定トロピカルパフェ事件(2006年4月 創元推理文庫)
- 秋期限定栗きんとん事件(2009年3月 創元推理文庫【上・下】)
- 巴里マカロンの謎(2020年1月 創元推理文庫)
〈ベルーフ〉シリーズ
- 王とサーカス(2015年7月 東京創元社 / 2018年8月 創元推理文庫)
- 真実の10メートル手前(2015年12月 東京創元社 / 2018年3月 創元推理文庫)
- 真実の10メートル手前 / 正義漢 / 恋累心中 / 名を刻む死 / ナイフを失われた思い出の中に / 綱渡りの成功例
- 「正義漢」は「失礼、お見苦しいところを」を改題したものである。
- 真実の10メートル手前 / 正義漢 / 恋累心中 / 名を刻む死 / ナイフを失われた思い出の中に / 綱渡りの成功例
その他の小説
- さよなら妖精(2004年2月 東京創元社ミステリ・フロンティア / 2006年6月 創元推理文庫 / 2016年10月 東京創元社【新装版】)
- 本作の派生として、作中人物の太刀洗万智を探偵役に据えた〈ベルーフ〉シリーズが発表されている。
- 犬はどこだ(2005年7月 東京創元社ミステリ・フロンティア / 2008年2月 創元推理文庫)
- 本作は〈S&R〉シリーズの1作目として位置づけられている。
- ボトルネック(2006年8月 新潮社 / 2009年9月 新潮文庫)
- インシテミル(2007年8月 文藝春秋 / 2010年6月 文春文庫)
- 儚い羊たちの祝宴(2008年11月 新潮社 / 2011年7月 新潮文庫)
- 追想五断章(2009年8月 集英社 / 2012年4月 集英社文庫)
- 折れた竜骨(2010年11月 東京創元社ミステリ・フロンティア / 2013年7月 創元推理文庫【上・下】)
- リカーシブル(2013年1月 新潮社 / 2015年6月 新潮文庫)
- 満願(2014年3月 新潮社 / 2017年7月 新潮文庫)
- 本と鍵の季節(2018年12月 集英社)
- Iの悲劇(2019年9月 文藝春秋)
単行本・文庫本未収録作品
〈古典部〉シリーズ
- 虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人(角川書店『米澤穂信と古典部』2017年10月)
その他の連載
- 11人のサト(毎日新聞社)
- フリーペーパー『まんたんブロード』で連載されていた連作ショートショート。全12回。挿絵をTAGROが担当した。
- 左利きのLady(まんたんブロード23号 2006年4月)
- 脊髄少女(まんたんブロード24号 2006年5月)
- それが非常識(まんたんブロード25号 2006年6月)
- 夏爆弾(まんたんブロード26号 2006年7月)
- Back-up you(まんたんブロード27号 2006年8月)
- Blue sky as if drawn picture(まんたんブロード28号 2006年9月)
- 供犠(まんたんブロード29号 2006年10月)
- パロボファ記念館(まんたんブロード30号 2006年11月)
- 予言者(前編)(まんたんブロード31号 2006年12月)
- 予言者(後編)(まんたんブロード32号 2007年1月)
- Red sky as if drawn picture(まんたんブロード33号 2007年2月)
- 11人のサト(まんたんブロード34号 2007年3月)
その他の作品
- Do you love me?(東京創元社『ミステリーズ!extra《ミステリ・フロンティア》特集』2004年11月)
- 本作の登場人物の一部は『ボトルネック』にも登場している。
- 音楽がなければ生きられない(『読売新聞夕刊』2007年11月10日発行号)
- ショートショート。挿絵を西島大介が担当した。
- 川越にやってください(早川書房『ミステリマガジン』2008年1月号)
- 青田買い(『ビッグイシュー日本版』2009年1月15日発行号)
- ショートショート
- リカーシブル――リブート(『Story Seller Vol.2』2009年4月 新潮社『小説新潮』別冊)
- 本作は、『リカーシブル』(2013年1月 新潮社)の一部を短編として凝縮したものとなっている。
- 馬辺里探訪(新潮社『小説新潮』2011年1月号)
- ショートショート
- 茄子のよう(文藝春秋『オール讀物』2011年7月号)
- 怪盗Xからの挑戦状(『探偵Xからの挑戦状! 3』2012年5月 小学館文庫)
- テレビドラマ『探偵Xからの挑戦状!』用に書き下ろされた短篇。
- 下津山縁起(文藝春秋『別册文藝春秋』2012年7月号)
- ほたるいかの思い出(新潮社『小説新潮』2014年7月号)
- 竹の子姫(早川書房『GRANTA JAPAN with 早稲田文学』第3号 2016年2月)
- 物語のみなもと(角川書店『文芸カドカワ』2016年4月号)
- 2016年1月10日に岐阜県図書館にて開かれた講演会の草稿をもとに書き下ろされた講演録。
- 野風(青土社『ユリイカ』2016年7月号)
- 千年紀の窓(書肆侃侃房 『文学ムック たべるのがおそい vol.5』2018年4月)
- 安寿と厨子王ファーストツアー(東京創元社『ミステリーズ!』vol.89 2018年6月)
- 白木の箱(小学館『STORY BOX』2018年6月号)
- ショートショート
- 守株(新潮社『小説新潮』2018年7月号)
- 雪夜灯籠(角川書店『文芸カドカワ』2019年2 - 3月号)
- わたしキャベンディッシュ(文藝春秋『オール讀物』2019年8月号)
- 龍軸経(文藝春秋『オール讀物』2020年1月号)
- 花影手柄(角川書店『カドブンノベル』2020年1 - 3月号)
- 遠雷念仏(角川書店『カドブンノベル』2020年6月号)
編纂
アンソロジー(収録)
「」内が米澤穂信の作品
ザ・ベストミステリーズ 推理小説年鑑
- ザ・ベストミステリーズ 2006(2006年7月 講談社)「シャルロットだけはぼくのもの」
- 【分冊・改題】 セブンミステリーズ ミステリー傑作選(2009年4月 講談社文庫)
- ザ・ベストミステリーズ 2007(2007年7月 講談社)「心あたりのある者は」
- 【分冊・改題】 Ultimate Mystery 究極のミステリー、ここにあり ミステリー傑作選(2010年4月 講談社文庫)
- ザ・ベストミステリーズ 2011(2011年7月 講談社)「満願」
- 【分冊・改題】 Guilty 殺意の連鎖 ミステリー傑作選(2014年4月 講談社文庫)
- ザ・ベストミステリーズ 2012(2012年7月 講談社)「死人宿」
- 【分冊・改題】 Junction 運命の分岐点 ミステリー傑作選(2015年4月 講談社文庫)
本格ミステリ作家クラブ・編
- 本格ミステリ06(2006年5月 講談社)「シェイク・ハーフ」
- 【改題】珍しい物語のつくり方(2010年1月 講談社文庫)
- 本格ミステリ07(2007年5月 講談社)「心あたりのある者は」
- 【改題】法廷ジャックの心理学(2011年1月 講談社文庫)
- 本格ミステリ08(2008年5月 講談社)「身内に不幸がありまして」
- 【改題】見えない殺人カード(2012年1月 講談社文庫)
Story Seller
- Story Seller(2008年4月 新潮社『小説新潮』別冊 / 2009年1月 新潮文庫)「玉野五十鈴の誉れ」
- Story Seller Vol.2(2009年4月 新潮社『小説新潮』別冊 / 2010年1月 新潮文庫)「リカーシブル――リブート」
- Story Seller Vol.3(2010年4月 新潮社『小説新潮』別冊 / 2011年1月 新潮文庫)「満願」
- Mystery Seller(2012年1月 新潮文庫)「柘榴」
- Story Seller annex(2014年1月 新潮文庫)「万灯」
その他
- 犯人は秘かに笑う ユーモアミステリー傑作選(2007年1月 光文社文庫)「Do you love me?」
- 不思議の足跡(2007年10月 光文社カッパ・ノベルス / 2011年4月 光文社文庫)「Do you love me?」
- きみが見つける物語 休日編(2008年7月 角川文庫)「シャルロットだけはぼくのもの」
- 蝦蟇倉市事件2(2010年2月 東京創元社ミステリ・フロンティア)「ナイフを失われた思い出の中に」
- 【改題】街角で謎が待っている がまくら市事件(2014年12月 創元推理文庫)
- 暗闇を見よ(2010年10月 光文社カッパ・ノベルス / 2015年4月 光文社文庫)「身内に不幸がありまして」
- オールスイリ(2010年11月 文藝春秋)「軽い雨」
- きみが見つける物語 あこがれのハイスクールライフ!(2011年6月 角川つばさ文庫)「手作りチョコレート事件」
- 探偵Xからの挑戦状! 3(2012年5月 小学館文庫)「怪盗Xからの挑戦状」
- いつか、君へ Boys(2012年6月 集英社文庫)「913」
- 驚愕遊園地(2013年11月 光文社 / 2016年5月 光文社文庫)「913」
- 謎の放課後 学校のミステリー(2013年11月 角川文庫)「おいしいココアの作り方」
- ミステリマガジン700 国内篇(2014年4月 ハヤカワ・ミステリ文庫)「川越にやってください」
- 時の罠(2014年7月 文春文庫)「下津山縁起」
- 悪意の迷路(2016年11月 光文社/ 2019年5月 光文社文庫)「綱渡りの成功例」
- 短編学校(2017年6月 集英社文庫)「913」
- 短編ベストコレクション 現代の小説2019(2019年6月 徳間文庫)「守株」
- 時代小説 ザ・ベスト2019(2019年6月 集英社文庫)「安寿と厨子王ファーストツアー」
- 妖し(2019年12月 文春文庫)「わたしキャベンディッシュ」
メディア・ミックス作品
映画
- インシテミル 7日間のデス・ゲーム(2010年10月16日公開、配給:ワーナー・ブラザース映画、監督:中田秀夫、主演:藤原竜也)
- 氷菓(2017年11月3日公開、配給:KADOKAWA、監督:安里麻里、主演:山﨑賢人)
テレビドラマ
- 怪盗Xからの挑戦状(2011年5月5日、NHK『探偵Xからの挑戦状!』で放送)
- 満願(2018年8月14日 - 16日、NHK『ミステリースペシャル』、主演:西島秀俊、安田顕、高良健吾、原作:万灯・夜警・満願『満願』所収)
テレビアニメ
漫画
- 春期限定イチゴタルト事件(作画:饅頭屋餡子、2007年 - 2009年、スクウェア・エニックス、全2巻)
- 夏期限定トロピカルパフェ事件(構成:山崎風愛、作画:おみおみ、2010年 - 2011年、スクウェア・エニックス、全2巻)
- 氷菓(作画:タスクオーナ、キャラクター原案:西屋太志、2012年 - 、角川書店)
- Do you love me?(作画:結賀さとる、2010年6月、スクウェア・エニックス、『月刊Gファンタジー8月号増刊 Gファンタジー++』収録)
- 折れた竜骨(作画:佐藤夕子、2015年3月 - 、KADOKAWA/エンターブレイン)
参考文献
- 笠井潔、滝本竜彦、斎藤環他「特集*米澤穂信」『ユリイカ:詩と批評』第39巻第4号、青土社、2007年
- おーちようこ、恩田陸、よしだもろへ他「総力特集 ぼくたちの米澤穂信」『野性時代』第6巻第7号通巻第56号、角川書店、2008年6月
- 米澤穂信「巻頭特集 米澤穂信」『活字倶楽部』第14巻第61号、雑草社、2011年6月
- 米澤穂信、綾辻行人、他「作家特集 わたし、米澤穂信が気になります」『野性時代』第11巻第120号、角川書店、2013年、ISBN 978-4041300473。
脚注
注釈
出典
- ^ “会員名簿 米澤穂信”. 日本推理作家協会. 2017年10月14日閲覧。
- ^ “米澤穂信|著者プロフィール”. 新潮社. 2018年11月4日閲覧。
- ^ 奥飛騨だより | 株式会社ユアソフト
- ^ クドリャフカの順番: 本|カドカワストア|オリジナル特典,本,関連グッズ,Blu-Ray/DVD/CD|KADOKAWA公式オンラインショップ
- ^ 米澤穂信、綾辻行人、他 2013, p. 18.
- ^ a b 「Long Interview:豊穣の地で学びたい」『野性時代』7月号(vol.56)、角川書店、2008年6月、p.18
- ^ 米澤穂信、綾辻行人、他 2013, p. 20.
- ^ “「ボトルネック」を書いた:米澤穂信(よねざわ・ほのぶ)さん”. 北海道新聞 (北海道新聞社). オリジナルの2007年2月19日時点におけるアーカイブ。 2013年6月14日閲覧。
- ^ 米澤穂信、綾辻行人、他 2013, p. 29.
- ^ 畢生の十周年企画 100の質問「Q25:ミステリの第一線で活躍なされている米澤先生ですが、なぜライトノベル系列の新人賞に応募されたのですか?」[リンク切れ]
- ^ 「米澤穂信のできるまで」『ユリイカ』2007年4月号、青土社、2007年3月、143頁。
- ^ a b 「米澤穂信、笠井潔対談「ミステリという方舟の向かう先:「第四の波」を待ちながら」『ユリイカ』2007年4月号、青土社、2007年3月、92頁。
- ^ 米澤穂信、綾辻行人、他 2013, p. 22.
- ^ 米澤穂信、綾辻行人、他 2013, p. 13.
- ^ 米澤穂信、綾辻行人、他 2013, p. 23.
- ^ “確かな筆力・強度で「満願」…山本周五郎賞・米澤穂信さん”. YOMIURI ONLINE. (2014年7月2日). オリジナルの2014年12月9日時点におけるアーカイブ。 2016年8月14日閲覧。
- ^ a b c d 村田雅幸 (2014年12月10日). “米澤穂信さんの『満願』ミステリーランキング3冠達成”. 産経ニュース 2014年12月10日閲覧。
- ^ 「米澤穂信、笠井潔対談「ミステリという方舟の向かう先:「第四の波」を待ちながら」」『ユリイカ』2007年4月号、青土社、2007年3月、77頁。
外部リンク
- 汎夢殿 - 公式サイト
- 米澤穂信 (@honobu_yonezawa) - X(旧Twitter)
- 『折れた竜骨』米澤穂信インタビュー - Webミステリーズ!
- ブックショート米澤穂信インタビュー