コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「消費者問題に関する特別委員会」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
88行目: 88行目:
| 3 || [[生方幸夫]] ||2010年10月1日 - [[2011年]][[5月13日]]|| 民主党
| 3 || [[生方幸夫]] ||2010年10月1日 - [[2011年]][[5月13日]]|| 民主党
|-
|-
| 4 || [[石毛えい子]] ||2011年5月13日 - [[2011年]][[9月13日]]|| 民主党
| 4 || [[石毛子]] ||2011年5月13日 - [[2011年]][[9月13日]]|| 民主党
|-
|-
| 5 || [[青木愛 (政治家)|青木愛]] ||2011年9月13日 - 2011年7月10日|| 民主党
| 5 || [[青木愛 (政治家)|青木愛]] ||2011年9月13日 - 2011年7月10日|| 民主党

2020年7月11日 (土) 21:25時点における版

消費者問題に関する特別委員会(しょうひしゃもんだいにかんするとくべついいんかい)は、日本衆議院及び参議院に設置されている特別委員会国会法第45条の規定に基づき設置されている。

概要

消費者問題に関する特別委員会は、衆議院と参議院に置かれている特別委員会である。消費者問題に関する特別委員会が国会に最初に置かれたのは、第171回国会2009年平成21年)1月5日召集)である。現在まですべての国会で設置されている。 消費者問題に関する特別委員会は、消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策の樹立を目的に設置されている。

委員の選任は、すべて議長の指名によって行われる(衆議院規則37条・参議院規則30条1項)。実際には、各議院運営委員会において、各会派の議席数に応じて各委員会の委員の員数も配分され、個別の人事は配分された員数の範囲内で各会派によって行われる。

委員長は、委員の互選(国会法45条)で選任されると定められているが、投票によらないで動議によって選出されることがほとんどである。委員長の選挙は年長者が主催することになっている(衆議院規則101条・参議院規則80条)。事前に各会派間で協議された特別委員長各会派割当てと会派申出の候補者に基づいておこなわれる。なお、委員長に事故があった場合は理事が職務を行うことになっている(衆議院規則38条2項・参議院規則31条3項)。

理事の選任は委員の互選(衆議院規則38条1項・参議院規則31条)となっているが、委員会設置以来すべて委員長の指名により行われている。理事の員数および各会派割当ては議院運営委員会で決定した基準により、選挙など会派の構成が大きく変わった際に見直される。

衆議院

  • 衆議院における委員の選任は、総選挙後初めて召集される会期の始めに行われる(国会法第42条および衆議院委員会先例集9号)か、国会法または衆議院規則の改正により必要となったとき(衆議院委員会先例集10号)のみであり、その他の場合は異動とみなし、委員の辞任と補欠選任で対処することになっている。
  • 多くの会派は、総選挙後の国会と毎年に召集される臨時国会の冒頭で各委員の構成を見直すことを例としていることから、実際に委員の構成が大きく変わるのはその際である。
  • 委員の会派割当数は所属議員の比率により議院運営委員会において決定される(国会法第46条および衆議院委員会先例集12号)。

組織

衆議院消費者問題に関する特別委員会の員数は40人である(衆議院規則100条)。委員長1名、理事8名が選出または指名される。

衆議院消費者問題に関する特別委員会の組織
2020年(令和2年)1月20日現在

所管事項

衆議院消費者問題に関する特別委員会の所管事項は次の通り。

  1. 消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策の樹立

国政調査案件

  1. 消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する事項

参議院

組織

参議院消費者問題に関する特別委員会の員数は30人である(参議院規則78条)。委員長1名、理事5名が選出または指名される。

参議院消費者問題に関する特別委員会の組織
2019年(平成31年)1月28日現在

所管事項

参議院消費者問題に関する特別委員会の所管事項は以下の通り。

  1. 消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策の樹立

国政調査案件

  1. 消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する事項

所管国務大臣等

委員会が審査又は調査を行うときは、政府に対する委員の質疑は、国務大臣又は内閣官房副長官副大臣若しくは大臣政務官に対して行う(参議院規則42条の2)。どの国務大臣等に対して出席を求めるかは、各議院の委員会において、委員長及び理事の協議で決定される。消費者問題に関する特別委員会において出席を求められる主な国務大臣等は、以下の通り。

  • 以上の国務大臣の下に置かれる内閣官房副長官、副大臣、大臣政務官など。

歴代委員長

衆議院消費者問題に関する特別委員長
1 船田元 2009年1月5日 - 2009年7月21日 自由民主党
2 末松義規 2009年9月18日 - 2010年10月1日 民主党
3 生方幸夫 2010年10月1日 - 2011年5月13日 民主党
4 石毛鍈子 2011年5月13日 - 2011年9月13日 民主党
5 青木愛 2011年9月13日 - 2011年7月10日 民主党
6 阿久津幸彦 2012年7月10日 - 2012年11月16日 民主党
7 吉川貴盛 2012年12月27日 - 2013年10月15日 自由民主党
8 山本幸三 2013年10月15日 - 2014年9月29日 自由民主党
10 鴨下一郎 2014年9月29日 - 2016年1月4日 自由民主党
11 江崎鉄磨 2016年1月4日 - 2017年1月20日 自由民主党
12 原田義昭 2017年1月20日 - 2017年9月28日 自由民主党
13 桜田義孝 2017年11月2日 - 2018年7月22日 自由民主党
14 土屋品子 2018年10月24日 - 現職 自由民主党
参議院消費者問題に関する特別委員長
1 草川昭三 2009年4月22日 - 2009年10月26日 公明党
2 山本香苗 2009年10月26日 - 2010年7月30日 公明党
3 谷合正明 2010年7月30日 - 2011年9月13日 公明党
4 山本博司 2011年9月13日 - 2012年10月29日 公明党
5 加藤修一 2012年10月29日 - 2013年7月28日 公明党
6 寺田典城 2013年8月7日 - 2013年1月24日 みんなの党
7 行田邦子 2014年1月24日 - 2014年9月29日 みんなの党
8 佐藤ゆかり 2014年9月29日 - 2014年11月21日 自由民主党
8 石井みどり 2014年12月24日 - 2015年1月26日 自由民主党
10 西田昌司 2015年1月26日 - 2016年1月4日 自由民主党
11 熊谷大 2016年1月4日 - 2017年1月20日 自由民主党
12 石井みどり 2017年1月20日 - 2017年9月28日 自由民主党
13 三原じゅん子 2017年9月28日 - 2018年10月24日 自由民主党
14 宮沢洋一 2018年10月24日 - 現職 自由民主党

外部リンク