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2020年7月8日 (水) 21:33時点における版
「Romanticが止まらない」 | ||||
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C-C-B の シングル | ||||
初出アルバム『すてきなビート』 | ||||
B面 | I SAY, I LOVE YOU | |||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
レーベル | ポリドール | |||
作詞・作曲 |
松本隆(作詞) 筒美京平(作曲) | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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C-C-B シングル 年表 | ||||
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「Romanticが止まらない」(ロマンティックがとまらない)は、1985年1月25日にリリースされたC-C-Bの3枚目のシングルである。
解説
- 表題曲はTBS系連続ドラマ「毎度おさわがせします」の主題歌に起用された。
- C-C-Bを代表するシングルであり、出世作として知られている。同曲はバンド解散までにリリースした全シングル曲のなかで最大のセールスを記録している(オリコンチャートにおいて)。
- バンド名を「Coconut Boys」から「C-C-B」に変更した後の第一弾シングルである。
- ドラマ主題歌起用については、前年(1984年)にヒットした同局系の連続ドラマ「うちの子にかぎって…」でチェッカーズの楽曲が主題歌及び挿入歌に起用され話題になったこともあり、「毎度おさわがせします」でも引き続き採用する予定だった。しかし、作家陣の希望でC-C-Bが抜擢されたという経緯がある[1]。
- レコーディングで唯一メンバーが演奏していない楽曲(スタジオミュージシャンが演奏している。以降の楽曲は(特殊な楽器を除いて)、全てメンバーが演奏している)。
- 本作品でヒットに恵まれなかった場合はバンド解散も辞さない覚悟で臨んだ一作である。そのメインボーカルを委ねられた笠はプレッシャーで胃痛や不眠に悩まされたという。また、何度譜面に目を通しても仮歌を聴いても歌詞が頭に入らず、メンバーの田口に協力して貰いレコーディング直前まで繰り返しデモテープを聴きこんだという。
- イントロのシンセサイザーのフレーズは、船山基紀アレンジの大谷和夫が手弾きしているが、スタジオにいた作曲の筒美京平と渡辺忠孝が気に入らず、大村雅朗にアレンジを依頼する案が出ていたが、メンバーの笠と渡辺の意見により、そのまま行くことになった。大ヒット後、筒美京平から「なんでもやってみるもんだね」と言われて、船山基紀は崩れ落ちそうになったと語っている。[3]
- TBS「ザ・ベストテン」に1985年3月7日に7位で初登場。4月4日に1位 (オリコン3位、有線2位、ラジオ2位、ハガキリクエスト5位) に到達し、放送以来通算100曲目の第1位に輝いた。5月2日に4位にランクインした後、翌週に11位に転落。計9週ランクインした。
収録曲
- Romanticが止まらない
- 編曲:船山基紀、C-C-B
- I SAY, I LOVE YOU
- 編曲:船山基紀
後年への影響
起用など
- 2005年、アサヒ飲料「WONDA ショット&ショット」「コンビニ」篇のCMソングに起用された。CMには笠浩二もコンビニ店員役で登場。
- 2005年、フジテレビ系連続ドラマ「電車男」 の挿入歌に起用され、ほぼ毎回使用された。
- 2006年公開の映画「日本沈没」の劇中で、東京都日野市に設置された一時避難所にて流れていたBGMとして使用された。
- プロボクシング・WBC世界フライ級元王者・内藤大助が入場曲として使用していた。
- PSPソフト「太鼓の達人 ぽ〜たぶる2」の曲に採用されている。
- pop'n music 14 FEVER!(CS)にCS版権曲「ロマンチック」として登場している(この曲では、ミミとおぼしき人物がC-C-Bを思わせるような格好でドラムを叩いている)。
- バラエティ番組「SMAP×SMAP」において稲垣吾郎がCCB吾郎と称し、笠の扮装をして同曲を用いたコントを披露していた。同番組の企画(稲垣にとっては罰ゲーム)で、新宿ステーションスクエアでCCB吾郎のキャラでゲリラライブを敢行。その際、サプライズゲストとしてメンバーの渡辺・関口・笠が登場、共演した(2007年10月8日放送)[4]。
- 情報番組「5時に夢中!」の“追跡!ベスト8”コーナーのオープニングに本曲のイントロ部が使用されている。
- 読売テレビドラマ『婚活刑事』 - 2015年7月2日放送、第一話タイトル『ロマンチックが止まらない 恋した人は全員犯人!?』。
- ハイポジ 1986年、二度目の青春。 - きらたかし原作の漫画「ハイポジ」が、2020年1月より『ハイポジ 1986年、二度目の青春。』のタイトルでテレビドラマ化され、第四話タイトル『ROMANTICが止まらない』(大文字表記)、及び、挿入歌に起用。
引用など
- うる星やつら - 高橋留美子の漫画。193話(単行本26巻収録)のサブタイトル「愛の襲撃!ロマンティックがとまらない!!」
- ロマンティックがとまらない - 高野葉子の少女小説。1992年4月、集英社・コバルト文庫
- 妄想恋愛(ロマンティック)がとまらない - 瀬戸口みづきの漫画。2005年11月、メディアファクトリー
- いつだって妄想恋愛がとまらない - 続編。2006年10月、メディアファクトリー
- ゲームセンターCX-2006年11月~12月 ミニコーナー名が「ロマンティックが止まらない」。(曲も使用されている。)
- トラベル・カルチャー誌『TRANSIT』13号 - 2011年6月24日発売、講談社、ムック本。表紙に「美しきフランス ロマンティックが止まらない」と記されている[1]。
- 手持ち花火:「ロマンティックが止まらない」 - 花火製造会社・若松屋が販売している手持ち花火のセットの名称。2010年頃から量販店などで販売。
- 女性向けファッション誌『sweet』 - 2015年3月号(2015年2月12日発売、宝島社)。表紙に「2015年春、「ロマンティック」が止まらない!」と記されている[2]。
- スローモーションをもう一度 - 加納梨衣の漫画。2017年7月発売、コミックス第4巻の帯に「Romanticが止まらない」と記されている。
その他
- THE HIT MAKER -筒美京平の世界-(2006年) - 筒美京平作曲家活動40周年記念CD-BOX。6枚組のDisc-2の8曲目に収録。
- 筒美京平HITSTORY Ultimate Collection 1967-1997 2013Edition(2014年) - 1997年に発売された筒美京平作曲家活動30周年記念CD-BOX「筒美京平HITSTORY」の新装版。作曲家活動45年分の集大成9枚組のDisc-7の1曲目に収録。
Remix Version
2005年2月23日に発売されたユーロビートバージョン。オリジナルトラックも収録されている。アサヒ飲料「WONDA ショット&ショット」タイアップ
- Romanticが止まらない(Remix Version) ※Remixed by 川名卓馬
- Romanticが止まらない(Original Version)
- Lucky Chanceをもう一度(Original Version)
- Romanticが止まらない(Remix Version)(Backing Track)
- Romanticが止まらない(Original Version)(Backing Track)
- Lucky Chanceをもう一度(Original Version)(Backing Track)
カヴァー
セルフカヴァー
- 2008年4月30日発売のアルバム「Romanticは止められない」に新録音源を収録。TBS「王様のブランチ」エンディングテーマ(2008年4 - 5月)。
他ミュージシャンによるカヴァー
- 松原朋子 - シングル『ロマンス』(1996年)に収録。
- 水戸華之介 ウィズ YOHEI - 筒美京平トリビュート・アルバム『K.T.ゴールデン・リスペクターズ〜筒美京平グレーテスト・カヴァーズ』(1997年)に収録。
- Psychedelica featuring KOMATI[5] - マキシシングル『Romanticが止まらない』(2000年)に収録。
- 及川光博(2004年) - アルバム『GOLD SINGER』に収録。
- 岸尾大輔・水島大宙 - DVD『DROPS LIVEツアー2004“センセイ!DROPSはおやつに入りますか!?ツアー”』(2004年)に収録。
- 三喜屋・野村モーター'S BAND - アルバム『WORKS』(2005年)に収録。
- shuji to masuhisa - アルバム『SUPER TRANCE BABE 〜J-Gorgeous〜』(2006年)に収録。
- W.C.D.A.(2009年) - 配信シングル『Romanticが止まらない』に収録。
- 堀江由衣 - アルバム『歌声喫茶方舟 〜アキナイチュウ〜』(2009年)に収録。アニメ『夏のあらし! 〜春夏冬中〜』挿入歌。
- LC&Romantics - 2008年に再結成したC-C-Bがプロデュースした80年代アイドルソングのコンピレーションアルバム『今度もおさわがせします』(2009年)の1曲目に収録。
- 玉置成実 - コンピレーション・アルバム『松本隆作詞活動40周年記念アルバム「松本隆に捧ぐ-風街DNA-」』(2010年)に収録。
- 小原孝 - アルバム『小原孝のピアノ詩集〜SWEET MEMORIES〜』(2011年)に収録(インストゥルメンタル)。
- PINKEY - AV女優ユニット・PINKEYの3rdシングル(2014年)。全7曲入りマキシシングルの表題曲として収録[3]。
- 太田裕美 - 筒美京平トリビュート・アルバム『tutumikko』(2014年)に収録。
その他
- 電気グルーヴ - セルフ・トリビュート・アルバム『The Last Supper』(2001年)収録曲『21世紀もモテたくて…(21st century mo motetakute)』にサンプリングされている。
関連項目
脚注
- ^ 2011年10月15日放送「お願いランキングGOLD」での笠浩二の発言より
- ^ 『食卓ON楽』アーカイブ 2011年7月1日付
- ^ 「ニッポンの編曲家 歌謡曲/ニューミュージック時代を支えたアレンジャーたち」2016年、DU BOOKS、98-99頁。ISBN-10: 4907583796。
- ^ 稲垣はSMAPのライブ『GIFT of SMAP CONCERT'2012』・『Mr.S "saikou de saikou no CONCERT TOUR"』 においてもCCB吾郎のキャラを演じている。
- ^ KOMATIは川村亜紀、五十嵐りさ、坂井優美、添田めぐみからなるイエローキャブ所属(※2000年当時)のグラビアアイドル四人組ユニット。