「君に、胸キュン。」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
KantoDetectiveBot (会話 | 投稿記録) m Bot作業依頼による編集: 楽曲カテゴリの改名差し戻し2 using AWB |
m Bot作業依頼: 楽曲カテゴリの改名差し戻し3 (Category:細野晴臣が制作した楽曲) - log |
||
73行目: | 73行目: | ||
[[Category:イエロー・マジック・オーケストラの楽曲]] |
[[Category:イエロー・マジック・オーケストラの楽曲]] |
||
[[Category:松本隆が作詞した楽曲]] |
[[Category:松本隆が作詞した楽曲]] |
||
[[Category:細野晴臣が作 |
[[Category:細野晴臣が制作した楽曲]] |
||
[[Category:坂本龍一が制作した楽曲]] |
[[Category:坂本龍一が制作した楽曲]] |
||
[[Category:高橋幸宏が制作した楽曲]] |
[[Category:高橋幸宏が制作した楽曲]] |
2020年7月8日 (水) 21:17時点における版
「君に、胸キュン。」 | ||||
---|---|---|---|---|
YMO の シングル | ||||
初出アルバム『浮気なぼくら』 | ||||
B面 | ケイオス・パニック (Chaos Panic) | |||
リリース | ||||
ジャンル | テクノ | |||
レーベル | ¥EN/ アルファレコード | |||
作詞・作曲 |
作詞:松本隆 作曲:細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏 | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
YMO シングル 年表 | ||||
| ||||
「君に、胸キュン。」(きみに、むねキュン。)は日本のバンド、イエロー・マジック・オーケストラの7枚目のシングル。1983年3月25日にアルファレコード( ¥ENレーベル)よりリリースされた。
解説
- YMOのオリジナルアルバム『浮気なぼくら』の先行シングルとしてリリースしたテクノ歌謡。YMOのシングルとしては一番売れた楽曲で、表題曲はカネボウ化粧品のCMソングに使用された。
- 「かわいいおじさんたち」というコンセプトで発表され、今までの無機質なイメージとは全く違う、アイドルのような爽やかないでたちの3人がパフォーマンスを披露した。立花ハジメが監督したPVでも3人が振り付けをつけて踊っていることも含め、それまでの路線と大きく一線を画した。
- 作詞は細野晴臣のかつてのバンドはっぴいえんどのメンバーの松本隆が担当。CMのキャッチ・コピーである「胸キュン」というキーワードをそのまま使用した。
- このシングルで、オリコンチャートや『ザ・ベストテン』などの歌番組などでランキング1位の獲得を目指したが、オリコンチャートでは最高位2位、『ザ・ベストテン』では最高位3位という結果であった。なお、同時期にオリコンで1位であったのは細野晴臣が楽曲を提供した松田聖子の「天国のキッス」。TVやライヴでは高橋幸宏はドラムではなく、ギターを持つ(演奏はしない)。ドラムパートは打ち込み機材(LM-2)をそのままTVスタジオに持ち込んで使用していた。
- テレビCMとこの曲のヒットにより、「胸キュン」という単語が世間一般で使用されるようになった。
- 当時、YMOは休止状態であったが、タイアップの話があって急遽録音を行った。同時にアルバムを作る必要があるという雰囲気となり『浮気なぼくら』の作成へとつながった。
- ベストアルバムでは作曲も「YMO」と記されるが、シングル盤では下記の通りに3人の名前で記されている。ただし、実際には作曲はイントロとAメロが坂本、Bメロとサビは高橋が担当。サビを聞いた細野が「地中海サウンドだね」と発言したのを聞いた坂本がイントロをあっという間に作り上げた[1]。なお坂本は『欽ちゃんのどこまでやるの!?』にゲスト出演した際に大部分を自身が作曲していると発言していた。[要検証 ]
- 曲中の「キュン!」は3人の声を合わせたもの。最初は「YMOと言えばシンセだろう」ということで、坂本がアープ・オデッセイ、細野がコルグ・PS-3100を使って「キュン!」を口まねしながら作っていたが、結局あきらめている[1]。
- よく聞くとリズムが独特で、バスドラムだけを聞くと、ドン・ドン・ドドストドンという日本人がお祭りで踊れるようになっている。高橋がこのパターンをリンドラムに打ち込みながら、細野が「フフッ」と笑っていたのが印象的だったと、当時録音に携わっていた藤井丈司が語っている[1]。
- 2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』でこの曲が使用されている。
- 初回プレスのみ、本人達のサインや本人たち直筆のイラストなどが用いられた特製ステッカーが封入された。
- 「ひょうきんベストテン」では島崎俊郎とコント赤信号が79年の人民服姿で登場し小宮孝泰が松武秀樹を担当した。歌は口パクで小宮はコンピュータから煙や水を浴びせられる。島崎が高橋、ラサール石井が細野、渡辺正行が坂本を担当した。
収録曲
全編曲:YMO
- 君に、胸キュン。
- ケイオス・パニック ( Chaos Panic )
- 作詞:細野晴臣/訳詞:ピーター・バラカン/作曲:細野晴臣
- オリジナルアルバム未収録曲。ヴォーカルなしバージョンがアルバム『浮気なぼくら (インストゥルメンタル)』に納められている。
カバー
カバー盤は全てイタリア語の部分がカットされている。
- ヒューマン・リーグ - 1993年のアルバム『YMO versus THE HUMAN LEAGUE』に収録。
- B.C.G. - 小室哲哉プロデュースの女性グループ。1993年のシングル「This Is The Joy」のカップリングとして収録。
- 槇原敬之 - 1998年のアルバム『Listen To The Music』に収録。
- SUGIURUMN - 2002年のトリビュート・アルバム『TRIBUTE TO YMO』に収録。「featuring 曽我部恵一」名義。
- 土岐麻子 - 2006年のアルバム『WEEKEND SHUFFLE』に収録。
- Jackson vibe - 2007年のシングル「あなたの顔が見たい」のカップリングとして収録。
- 天の妃少女合唱団(真田アサミ、小林ゆう、井上麻里奈) - 2009年のテレビアニメ『まりあ†ほりっく』エンディングテーマ。
- KREVA - 2009年4月8日の大阪城ホールにて開催されたによるライブでファンからのリクエストによりカバーされ、同年7月8日発売のシングル「赤」のカップリング曲として収録。
- 安藤裕子 - 2009年のシングル「Paxmaveiti [ ラフマベティ ] -君が僕にくれたもの-」のカップリングとして収録。
- 高野寛 - 2011年のアルバム『カメレオン・ポップ』に収録。
- school food punishment - 2011年のシングル「How to go」のカップリングとして収録。
- 住岡梨奈 - 2017年のダブルミニアルバム「colors」の「Disc 2 cover side」で収録。
- 吉田羊・鈴木梨央 - 2020年6月6日から大塚製薬「ポカリスエット」のCM「ポカリ、のまなきゃ。」シリーズ第13弾のCM曲として、CMシリーズで母娘を演じる吉田羊・鈴木梨央の2人でカバー。尚、曲のアレンジ・プロデュースには高橋幸宏が参加している[2][3][4]。
脚注
- ^ a b c 『YMOのONGAKU』より ISBN 978-4865592023
- ^ “ポカリ、のまなやきゃ。”. ポカリスエット (大塚製薬). (2020年6月) 2020年6月12日閲覧。
- ^ “吉田羊と鈴木梨央がポカリCMで「君に、胸キュン。」カバー、アレンジは高橋幸宏”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2020年6月4日) 2020年6月12日閲覧。
- ^ “吉田羊と鈴木梨央がポカリCMでYMO「君に、胸キュン。」をカヴァー 高橋幸宏がアレンジ担当”. amass (amass.jp). (2020年6月4日) 2020年6月12日閲覧。
関連項目
- 風街図鑑〜松本隆 作詞活動30周年記念 - 作詞家活動30周年記念CD-BOX、「君に、胸キュン。」収録。