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「品井沼駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 01:37時点における版

品井沼駅
駅舎(2005年7月)(現在改装工事中)
しないぬま
Shinainuma
愛宕 (4.4 km)
(5.0 km) 鹿島台

地図

品井沼駅の位置(宮城県内)
品井沼駅
品井沼駅
品井沼駅位置図(宮城県)
所在地 宮城県宮城郡松島町幡谷字鹿渡37
北緯38度25分53.31秒 東経141度4分56.38秒 / 北緯38.4314750度 東経141.0823278度 / 38.4314750; 141.0823278 座標: 座標オプションが認識できません
座標: 北緯38度25分53.31秒 東経141度4分56.38秒 / 北緯38.4314750度 東経141.0823278度 / 38.4314750; 141.0823278 座標: 座標オプションが認識できません
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 東北本線
キロ程 381.6 km(東京起点)
電報略号 シナ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
296人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1932年昭和7年)12月26日
備考 簡易委託駅
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品井沼駅
しないぬま
Shinainuma
松島 (5.4 km)
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 東北本線(山線)
キロ程 381.1 km(東京起点)
廃止年月日 1962年(昭和37年)4月20日
備考 (旧)松島 - 当駅間廃止より廃止。
テンプレートを表示
南東から見た品井沼駅(2005年7月)

品井沼駅(しないぬまえき)は、宮城県宮城郡松島町幡谷字鹿渡(はたやあざしかわたし)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線である。

歴史

  • 1918年大正7年)8月16日:幡谷信号場設置。
  • 1932年昭和7年)12月26日:信号場から昇格、品井沼駅として開業。
  • 1944年(昭和19年)11月15日陸前山王駅 - 当駅間の海線ルート開業。
  • 1962年(昭和37年)4月20日:山線ルートの松島駅 - 当駅間廃止。
    • 東北本線は、開業当初岩切駅 - 当駅間で、利府駅を経由するルートであった。1944年(昭和19年)に、線路増設と勾配改良のため、陸前山王駅経由のルートが開業し、新線が海線、旧線が山線と呼ばれるようになった。その後の線路改良に際して海線が選択され、山線は岩切駅 - 利府駅を残し廃止されることになった。山線跡は現在、農道・町道として、旧松島駅舎は公民館として利用されており、廃線跡を辿ることができる。
  • 1984年(昭和59年)12月1日:無人化。その後、駅業務を品井沼ステーションサービス(1985年3月12日設立[1])に簡易委託。
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 2003年平成15年)10月26日ICカードSuica」の利用を開始。
  • 2020年令和2年)3月1日:新駅舎の使用を開始[2]

駅名の由来

当駅から南へ3キロほど向かったところにある水田が、かつて品井沼と呼ばれる吉田川の遊水池だった。元禄10年(1697年)に干拓が計画され、元禄潜穴(げんろくせんけつ)が作られる。また、明治の末には、品井沼周辺の洪水松島湾に流すため、新たに明治潜穴を作った。現在はない。現在も駅より自転車で15分程度のところに元禄潜穴の入口が残されており、保存のために流木の除去等も行われている。

駅構造

単式ホーム2面2線を持つ地上駅である。もとは単式・島式ホーム2面3線であったが、中線(旧2番線)は横取線となり、ホームは柵で仕切られている。互いのホームは跨線橋で連絡している。1番線ホーム西側に面して駅舎がある。駅東側に出るためには、駅の北にあるトンネルを潜るか、南の踏み切りを渡る。2020年3月1日使用開始の駅舎は、鉄骨造1階建て延べ床面積約65平方メートルで、高さの違う2枚の屋根で品井沼地域の山並みや大地の起伏を表現し、江戸時代に品井沼干拓のために掘られた元禄潜穴をイメージした石材やレンガ調のデザインを待合室内装に採用している[2]

松島海岸駅管理の簡易委託駅(品井沼ステーションサービスに委託)で日中のみの駅員が配置されている。 簡易Suica改札機・POS端末設置。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 東北本線 下り 小牛田方面
3 上り 仙台方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況

JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は296人である[利用客数 1]

近年の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 481 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 446 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 422 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 402 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 381 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 387 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 387 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 380 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 392 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 364 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 335 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 327 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 333 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 341 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 334 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 343 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 338 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 324 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 296 [利用客数 1]

駅周辺

駅舎がある西側に古くからの小さな集落があり、近年、小学校の裏手に住宅が広がっている。以前は棚田と松島第五幼稚園があったが、宅地開発のため取り壊され、幼稚園は小学校校舎を利用している。駅前に商店、公民館、郵便局がある。駅の南300 - 400mほど行ったところに交番、元禄潜穴がある。周辺に大きな店、コンビニエンスストアなどは特にない。駅の東は水田、南は林に覆われた丘陵である。大郷町、大崎市(鹿島台町)、東松島市(鳴瀬町)の境目に位置しており、大郷町からの利用者も多い。 また、近年では住宅地として品井沼駅周辺地域の田園住宅整備及び開発が進められている。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
東北本線
愛宕駅 - 品井沼駅 - 鹿島台駅

かつて存在した路線

日本国有鉄道
東北本線(山線)
(旧)松島駅 - 品井沼駅

脚注

記事本文

  1. ^ 208(18/36)ページ8行目参照
  2. ^ a b "磐越東線「菅谷駅」、東北本線「南福島駅」、「品井沼駅」が新しくなります" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道仙台支社. 31 January 2020. 2020年2月1日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月1日閲覧

利用状況

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月11日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月7日閲覧。

関連項目

外部リンク