仙北町駅
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仙北町駅 | |
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駅舎(2023年6月) | |
せんぼくちょう Sembokuchō | |
◄岩手飯岡 (3.9 km) (1.8 km) 盛岡► | |
所在地 | 岩手県盛岡市仙北2丁目[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■東北本線 |
キロ程 | 533.5 km(東京起点) |
電報略号 | セホ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
1,616人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)1月5日[1][2] |
備考 | 無人駅[3](乗車駅証明書発行機 有) |
仙北町駅(せんぼくちょうえき)は、岩手県盛岡市仙北2丁目[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅[2]。
歴史
[編集]- 1915年(大正4年)1月5日:開業する[2][4]。
- 1968年(昭和43年)9月1日:営業キロが変更され、盛岡駅方に0.1キロメートル移動する[4]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物営業を廃止[4]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱いを廃止[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[4]。
- 1990年(平成2年)3月24日:東西自由通路の供用を開始[2]。盛岡市の事業費は2.2億円。橋長109.4メートル、幅員3.8メートルの鋼桁構造で階段とスロープにより歩行者と自転車が通行可能。
- 2005年(平成17年)
- 3月10日:業務委託駅となるとともに、仙北町駅長(盛岡駅助役待遇)を廃止。
- 4月1日:「パーク&ライド」を廃止する。
- 2011年(平成23年)3月:駅にあったキオスクが閉店。
- 2015年(平成27年)7月9日:自由通路にエレベーターが設置され、供用開始[新聞 1]。
- 2023年(令和5年)5月27日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 1][報道 2]。
- 2024年(令和6年)
- 2026年(令和8年)春以降:ホーム用エレベーターおよび自由通路と跨線橋を接続するスロープの供用を開始(予定)[報道 4]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅で[2]、駅舎とホームは跨線橋で連絡している。また、盛岡市が区画整理事業に伴い1990年(平成2年)に設置した東西自由通路が跨線橋の南側にある[5][6]。同通路は橋上駅化を見据えて建設したとされるが、市やJRに対しては、駅施設の橋上化およびバリアフリー化の要望が地域団体よりなされていた[5][7]。その結果、2015年(平成27年)に自由通路へエレベーターが設置された[新聞 1]。さらに、2026年(令和8年)春以降に、ホーム用エレベーターのほか、東西自由通路と跨線橋を接続するスロープが供用される予定である[報道 4]。
盛岡駅管理の無人駅である[3]。無人化される前までは、JR東日本東北総合サービスが委託する業務委託駅で[8]、みどりの窓口と自動券売機が設置されていた[3]。駅舎には簡易Suica改札機がある。
駅の東西には、広場が設置されている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■東北本線 | 上り | 花巻・一ノ関方面[9] |
2 | 下り | 盛岡方面[9] |
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改札口と切符売り場(2023年6月)
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ホーム(2023年6月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
1日平均乗車人員推移 | ||||
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年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 1,852 | [利用客数 1] | ||
2001年(平成13年) | 1,771 | [利用客数 2] | ||
2002年(平成14年) | 1,742 | [利用客数 3] | ||
2003年(平成15年) | 1,673 | [利用客数 4] | ||
2004年(平成16年) | 1,638 | [利用客数 5] | ||
2005年(平成17年) | 1,587 | [利用客数 6] | ||
2006年(平成18年) | 1,494 | [利用客数 7] | ||
2007年(平成19年) | 1,435 | [利用客数 8] | ||
2008年(平成20年) | 1,437 | [利用客数 9] | ||
2009年(平成21年) | 1,379 | [利用客数 10] | ||
2010年(平成22年) | 1,460 | [利用客数 11] | ||
2011年(平成23年) | 1,416 | [利用客数 12] | ||
2012年(平成24年) | 350 | 1,132 | 1,482 | [利用客数 13] |
2013年(平成25年) | 344 | 1,182 | 1,526 | [利用客数 14] |
2014年(平成26年) | 355 | 1,158 | 1,514 | [利用客数 15] |
2015年(平成27年) | 349 | 1,167 | 1,516 | [利用客数 16] |
2016年(平成28年) | 368 | 1,201 | 1,570 | [利用客数 17] |
2017年(平成29年) | 389 | 1,299 | 1,688 | [利用客数 18] |
2018年(平成30年) | 389 | 1,298 | 1,687 | [利用客数 19] |
2019年(令和元年) | 386 | 1,335 | 1,721 | [利用客数 20] |
2020年(令和 | 2年)279 | 1,294 | 1,574 | [利用客数 21] |
2021年(令和 | 3年)278 | 1,279 | 1,557 | [利用客数 22] |
2022年(令和 | 4年)315 | 1,301 | 1,616 | [利用客数 23] |
駅周辺
[編集]盛岡市街地の中にある。
- マイヤタウングラン
- 栃内病院[10]
- 仙北地区活動センター、サンライフ盛岡
- 岩手県立盛岡商業高等学校
- 盛岡スコーレ高等学校
- 岩手県立盛岡第四高等学校
- 盛岡市立仙北中学校
- 盛岡市立仙北小学校
- 盛岡市立本宮小学校
- 盛岡市立向中野小学校
- 盛岡仙北町郵便局
- 岩手銀行仙北町支店
- 盛岡信用金庫仙北町支店
- 岩手県交通「仙北組町」停留所
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “駅の情報(仙北町駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月25日閲覧。
- ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 23号 盛岡駅・平泉駅・山寺駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年1月20日、24頁。
- ^ a b c d e “駅の情報(仙北町駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月29日閲覧。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、413頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 「仙北町駅の橋上化を 住民団体が盛岡市に要望」『盛岡タイムス』2009年1月24日。オリジナルの2012年11月10日時点におけるアーカイブ。2012年6月16日閲覧。
- ^ 2010年(平成22年)12月定例会(176号) 一般質問(くらしと社会)[リンク切れ] - 盛岡市議会(2011年12月9日更新、2012年6月16日閲覧)
- ^ JR仙北町駅橋上化の早期実現についての陳情書(JR仙北町駅橋上化を実現する会) - 鈴木一夫 WEB SITE(2009年4月28日付、2012年6月16日閲覧) ※鈴木は盛岡市議会議員である。
- ^ “JR東日本東北総合サービス株式会社が運営する単独受託駅一覧(2023年7月1日現在)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2024年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月29日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(仙北町駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月29日閲覧。
- ^ 盛岡市西仙北に新築移転しました栃内病院 2023年10月23日閲覧。
報道発表資料
[編集]- ^ 『2023年5月27日(土)北東北3エリアでSuicaがデビューします!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社・秋田支社、2022年12月12日。オリジナルの2022年12月12日時点におけるアーカイブ 。2022年12月12日閲覧。
- ^ 『北東北3県におけるSuicaご利用エリアの拡大について 〜2023年春以降、青森・岩手・秋田の各エリアでSuicaをご利用いただけるようになります〜』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2021年4月6日。オリジナルの2021年4月6日時点におけるアーカイブ 。2021年4月6日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月1日閲覧。
- ^ a b 『東北本線「仙北町駅」のバリアフリー化工事に着手します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社、2024年5月20日。オリジナルの2024年5月20日時点におけるアーカイブ 。2024年5月20日閲覧。
新聞記事
[編集]利用状況
[編集]- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月23日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月14日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(仙北町駅):JR東日本