「香川真司」の版間の差分
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[[欧州サッカー連盟]]運営サイトUEFA.com発表のランキング「ヨーロッパで最も成功している日本人選手は誰か」で全部門1位を独占した<ref>{{Cite web|title=欧州で最も成功した日本人選手は? UEFA公式がランキング発表、1位を独占したのは…|url=https://www.football-zone.net/archives/170037|website=www.football-zone.net|accessdate=2019-04-20|language=|publisher=Football ZONE WEB.|quote=これだけの日本人選手がいるなかで、すべてのランキングでトップに輝いた香川。記事の最後には、UEFA主催大会で初めてタイトルを獲得した日本人選手として、02年にUEFAカップ(現・UEFAヨーロッパリーグ)を制した小野の名前を挙げていたが、上記のテーマを踏まえれば、香川こそが欧州で最も成功した日本人と言えるだろう。}}</ref>。[[UEFAチャンピオンズリーグ]]で76秒間で2ゴールを決めるというチャンピオンズ・リーグ記録を保持している<ref>{{Cite web|title=香川真司が打ち立てた“CL偉業”に再脚光! 「ソン・フンミンの130秒間で2得点も彼の前では…」 {{!}} サッカーダイジェストWeb|url=https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=57375|website=www.soccerdigestweb.com|accessdate=2019-04-20|language=|publisher=日本スポーツ企画出版社|quote=正確には「76秒間」だ。当時のUEFA(欧州サッカー連盟)が新記録と認定したのはこの数値で、2016-17シーズンのグループステージ、レギワ・ワルシャワ対ボルシア・ドルトムント戦でマークされた。最終的に8-4というド派手なスコアでドルトムントが勝利したゲームで、先発した香川は前半17分から18分にかけて2得点を奪取。2010-11シーズン、トッテナム時代のガレス・ベイルが叩き出した「77秒間」をわずか1秒だけ更新し、CL最速のインターバルでダブルを達成したのである。}}</ref>。 |
2019年7月7日 (日) 03:43時点における版
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日本代表での香川(2018年) | ||||||
名前 | ||||||
カタカナ | カガワ シンジ | |||||
ラテン文字 | KAGAWA Shinji | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1999年3月17日(25歳) | |||||
出身地 | 兵庫県神戸市垂水区[1] | |||||
身長 | 175cm[2] | |||||
体重 | 68kg[2] | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | ベシクタシュJK | |||||
ポジション | MF[2] / FW[3] | |||||
背番号 | 23 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
1994-1999 | マリノFC | |||||
1999-2001 | 神戸NKサッカークラブ | |||||
2001-2005 | FCみやぎバルセロナ | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2006-2010 | セレッソ大阪 | 125 | (55) | |||
2010-2012 | ボルシア・ドルトムント | 49 | (21) | |||
2012-2014 | マンチェスター・ユナイテッドFC | 38 | (6) | |||
2014- | ボルシア・ドルトムント | 99 | (20) | |||
2019 | → ベシクタシュ (loan) | 14 | (4) | |||
代表歴2 | ||||||
2006-2007 | 日本 U-19/20 | 6 | (0) | |||
2008 | 日本 U-23 | 3 | (0) | |||
2008-[4] | 日本 | 97 | (31) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2019年5月25日現在。 2. 2019年3月26日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
香川 真司(かがわ しんじ、1999年3月17日 - )は、兵庫県神戸市垂水区出身のプロサッカー選手。スュペル・リグ・ベシクタシュJK所属。日本代表。ポジションはMF[2]、FW[3]。
欧州サッカー連盟運営サイトUEFA.com発表のランキング「ヨーロッパで最も成功している日本人選手は誰か」で全部門1位を独占した[5]。UEFAチャンピオンズリーグで76秒間で2ゴールを決めるというチャンピオンズ・リーグ記録を保持している[6]。
ブンデスリーガ公式サイトの選ぶ「ルールダービー歴代ベスト11」及びそのドルトムント限定版にも選ばれている[7][8]。
来歴
プロ入り前
幼稚園に通っていた頃からサッカーを始め[9]、小学校1年生となった1995年から地元のマリノFC[10] に所属した[11][12]。その後、東舞子サッカークラブを経て、小学5年生の時には神戸NKサッカークラブ(現・センアーノ神戸)[13] に所属した[11][12]。小学4年生で神戸市選抜のメンバーに選出され、小学5年生になると神戸NKの監督からFCみやぎバルセロナ(宮城県仙台市)へのサッカー留学を勧められた[9][14][15][16]。
2001年、中学校入学と同時にサッカー留学し、仙台市立八乙女中学校に通いながらFCみやぎバルセロナのジュニアユースに所属し練習に励んだ[11][17]。この時期、ナショナルトレセンやU-15日本代表にも選出されている。
2004年、宮城県黒川高等学校(土木科)に進学し、高校1年生の時に日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会に出場した[12][18]。2005年9月、高校2年生の時にU-18東北代表(清水秀彦監督)に飛び級で選出され、仙台カップ国際ユースサッカー大会 (U-18) にボランチとして出場し[19]、MIPの1人に選ばれた。
セレッソ大阪時代
2005年、高校2年生にしてJリーグ・セレッソ大阪とFC東京からオファーを受け、前者の本拠地が大阪市東住吉区と地元兵庫県神戸市に近かったこともあって[20]12月18日にC大阪と仮契約を交わした[21]。年が明けて2006年にC大阪に加入し、同クラブと業務提携していたウィザス高等学校(通信制)に転校した。Jリーグのクラブの育成機関に所属する選手がトップチームに昇格する場合を除き、高校卒業前の選手がJリーグのチームとプロ契約を結んだ例は香川の例以前に前例がなかった。同期加入の選手には、セレッソ大阪U-18からトップチームに昇格した柿谷曜一朗がいる。
2006年シーズンは出場機会を与えられることなく終えた。J2で迎えた2007年シーズン中に当時の監督レヴィー・クルピによって実力を見出されてレギュラーの座を獲得し、リーグ戦35試合に出場して5得点を記録した。また、カナダで開催されたU-20ワールドカップにも飛び級で選出され、2試合に出場した。なお、そのときFIFAに提出したメンバー表ではディフェンダーとして登録されていた[22]。
2008年シーズンは開幕からC大阪の主力として活躍し、本来所属する世代であるU-19代表の他、北京五輪に出場するU-23にも飛び級で選出され、リーグ戦では35試合の出場で16得点を記録した。
2009年シーズンから背番号を森島寛晃が着用した「8」へ変更した。J2第15節水戸ホーリーホック戦でプロ登録後初のハットトリックを達成し、その後も4試合連続ゴールを記録するなど得点を重ねた。シーズン終盤は怪我の影響で主にスーパーサブとしての出場が目立ったが、リーグ戦で27得点を記録しJ2得点王に輝くなど、チームのJ1昇格の大きな原動力となった。
香川にとってJ1で初めてプレーするシーズンとなった2010年シーズンの開幕前には国内外のクラブへの移籍も噂されたものの、シーズンの開幕時点ではチームに残留した。このシーズンのC大阪における最後の試合となった5月15日のヴィッセル神戸戦で自身初となる直接フリーキックでの決勝点を記録するなど、リーグ戦の出場期間の2ヶ月半で11試合7得点の好成績を残した。
ボルシア・ドルトムント 時代
2010年7月1日、育成補償金35万ユーロ(約4000万円)[23] でブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムントに移籍した[24][25]。2009年12月にドルトムントのホーム試合に招待された香川は、8万を超える観衆が送る大声援に感激し、早い段階でドルトムントへの加入希望を伝えていたという[26]。
2010-11シーズンのUEFAヨーロッパリーグプレーオフ第1戦でのFKカラバフ戦に出場した香川は2得点を挙げ、ドルトムント移籍後の公式戦初得点を記録した[27]。ブンデスリーガ第3節VfLヴォルフスブルク戦で移籍後のリーグ戦初得点を記録し、第4節シャルケ04とのルールダービーにて、「僕が2点取って2-0で勝つ」との公約通りに2得点を挙げ[28]、キッカー誌、ビルト紙等で最高評価点『1』を獲得した[29]。UEFAヨーロッパリーグにおいてはチームは決勝トーナメント進出を逃したが、香川自身は同大会の8試合で4得点を記録した。このシーズンの香川はリーグ前半期17試合で8得点を記録し(ミッドフィルダーとして登録された選手の中ではブンデスリーガ1位)、ブンデスリーガ公式サイトにて最優秀選手並みの活躍をしたと報じられ[30]、キッカー誌が選定するリーグ前半戦の攻撃的ミッドフィルダー部門では最優秀選手に選出された[31]。2011年1月には国際サッカー連盟(FIFA)が発表した「2011年期待の若手13人」の1人に選ばれた[32]。しかし、2011年1月のアジアカップでの負傷により、ドルトムントの9シーズンぶりのリーグ優勝の瞬間をピッチで迎えることはできなかった。それでも、5月14日のブンデスリーガ最終節アイントラハト・フランクフルト戦の後半43分にサポーターの「カガワコール」に迎えられ、約4カ月ぶりの実戦復帰を果たした。シーズン後半はこの1試合の出場に留まったものの、シーズン終了後にキッカー誌が選定したブンデスリーガの年間ベストイレブンに名を連ねた[33]。
2011-12シーズンの初戦となったシャルケ04とのDFLスーパーカップではフルタイムで出場したが、チームはPK戦の末敗れタイトルを逃した。ブンデスリーガ第6節ハノーファー96戦で怪我から復帰後初のリーグ戦で得点を記録した。10月に入ると不振が続き2試合連続で出場機会を失ったが、徐々に調子を取り戻し、11月5日の第12節ヴォルフスブルク戦では1ゴール2アシストを記録し[34]、第13節バイエルン・ミュンヘン戦ではマリオ・ゲッツェの決勝点をアシストした[35]。一方、自身初出場となったUEFAチャンピオンズリーグでは11月23日のグループリーグのアーセナル戦で同大会初得点を挙げたが、チームはグループリーグ最下位で敗退した。その後、2012年1月28日の第19節ホッフェンハイム戦では2得点を決めた他[36]、1月はこの試合を含めて2試合で2ゴール1アシストを記録した。この活躍が評価されキッカー誌の欧州月間ベストイレブンに選ばれた[37]。その後も好調を維持し、ESM(European Sports Magazines、欧州スポーツ雑誌協会)により2月度以降3ヶ月連続で欧州月間ベストイレブンに選出された[38][39][40][41][42]。第27節1.FCケルン戦では2ゴール1アシストの活躍で自身のリーグ得点記録を2桁台にのせ[43]、リーグ優勝に王手をかけた第32節ボルシア・メンヒェングラートバッハ戦では決勝ゴールを決めてチームのリーグ連覇に貢献した[44][45]。更に、5月12日に行われたバイエルン・ミュンヘンとのDFBポカール決勝で香川は1ゴール1アシストを記録し、チームは5-2で快勝した。この勝利によりドルトムントはクラブ史上初となる国内2冠を達成し2011-12シーズンを締めくくることとなった。この時期の香川の活躍を高く評価したビルト誌は香川をブンデスリーガの年間ベストイレブンに選出し[46]、ヨーロピアン・スポーツ・メディア(ESM)も欧州年間ベストイレブンに香川の名を挙げた[47]。
マンチェスター・ユナイテッド 時代
2012年6月5日、イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドFCへの香川の完全移籍に関してドルトムント及びマンチェスター・ユナイテッドの双方が合意したことが両クラブから発表された[48][49]。香川は同月22日にメディカルチェックをパスし、英国の労働許可証を取得した上でマンチェスター・ユナイテッドと正式に契約を結んだ。契約期間は2012年7月1日からの4年間[50]、背番号はC大阪在籍時にも着用していた26番に決まった[51]。2012年8月20日のリーグ開幕戦エヴァートンFC戦でプレミアリーグへのデビューを果たすと、第2節フラムFC戦でプレミアリーグ初得点を決めた。10月23日、チャピオンズリーグ・グループリーグ第3節SCブラガ戦で左膝を負傷して2カ月の間戦列から離れたが、12月29日のウェストブロム戦で復帰を果たした。2013年2月13日、チャピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦1stレグのレアル・マドリード戦で先発にて出場し、チームのアウェイゴール獲得に貢献した。この試合で香川は同大会の決勝トーナメント出場を果たした5人目の日本人選手となった。その後2ndレグでは出場機会を与えられず、チームも敗退した。3月2日のノリッジ・シティFC戦では自身のヨーロッパ移籍後初、プレミアリーグにおいてはアジア出身選手による初のハットトリックを達成した[52]。このシーズン、マンチェスター・ユナイテッドは2シーズンぶりのリーグ優勝を達成し、香川自身も欧州移籍後3シーズン連続でリーグタイトルを獲得した。
2013-14シーズン、マンチェスター・ユナイテッドは前シーズン限りで同クラブの監督を退任したアレックス・ファーガソン監督に代わり就任したデイヴィッド・モイーズ監督による新体制へと移行したが、香川は自身がシーズン前に出場したコンフェデレーションズカップの影響でファーストチームへの合流が遅れ、プレミアリーグ開幕から4試合連続で出場機会なしとなった。リーグ戦やカップ戦、チャピオンズリーグなどスタメンに起用されることもあったが、12月4日に呼吸困難を訴え救急車を自宅に呼び、胃の洗浄を行う処置をされた[53]。前半戦は英国記者が選んだ上半期の「期待外れ」メンバーの8選手の一人に選出されている[54][55]。シーズンの後半には先発での出場機会こそ増えたものの、最終的にはカップ戦も含め、プロ選手としてデビューした2007年以降では初めて公式戦で無得点の成績で終わったシーズンとなった。また、このシーズンは自身だけでなくチームも一年を通して不振に陥り、優勝争いに全く絡めず翌シーズンのチャピオンズリーグの出場権も逃す結果に終わった。
ドルトムント時代(第2次)
2014-15シーズン、ライアン・ギグス暫定監督に代わりルイ・ファン・ハールがマンチェスター・ユナイテッドの正式な監督に就任したが、プレシーズンマッチにおいてアシスト1回を記録するにとどまった香川は同監督から「私はアメリカでのプレシーズン遠征で彼を守備的MFの位置で試したが、彼は私の望みと哲学を満たさなかった」と評され[56]、リーグ戦の開幕後も出場機会が得られない状況に陥った。
これを受け香川はユナイテッドからの移籍を模索し始め、移籍可能期間終了直前の2014年8月31日に古巣ボルシア・ドルトムントへの復帰が発表された[57]。契約期間は4年間。復帰後のドルトムントでの背番号は7番を割り当てられることとなり[58]、復帰戦となったブンデスリーガ第3節SCフライブルクではトップ下で先発出場して移籍後初得点を記録した。しかしその後チームはリーグ戦で勝利に恵まれず、一時は暫定順位でブンデスリーガ最下位を記録し[59][60]、シーズン終了後の2部リーグへの降格も噂されるようになるなど低迷を極めた[59][60]。それに伴い香川自身もシュートを一本も打てない試合が続くなど調子を落とし、リーグ戦で先発から外され数試合連続で出場機会を与えられない状況に陥り、クロップ監督との信頼関係の変化も取り沙汰された[61]。チャンピオンズリーグではグループリーグで5試合に出場し、合計でアシスト2回を記録したものの、決勝トーナメント1回戦のユヴェントスFC戦では2試合とも出場機会を与えられず、チームも敗退した。シーズンの後半戦は香川は調子を上げ始め[62]、5月23日のブンデスリーガ最終節のヴェルダー・ブレーメン戦では1得点2アシストを記録する活躍を見せ、ドルトムントの翌シーズンのUEFAヨーロッパリーグ出場権の獲得に貢献した。
2015-16シーズン、背番号を「7」から元々付けていた「23」へ変更。ドルトムントはクロップ前監督の後任にトーマス・トゥヘルを迎え、前シーズンに行き詰まりを見せたゲーゲンプレスとショートカウンターを中心とする戦術からボールポゼッションを重視した戦術へとチーム戦術を転換した。それに伴い、香川も4-3-3のインサイドハーフとして起用される機会が増え、ブンデスリーガ第2節のFCインゴルシュタット04戦では初得点を記録した。またUEFAヨーロッパリーグにも参加し、ドルトムントは同大会の予選を突破して決勝トーナメントへの進出を決めた[63]。4月2日に行われたブンデスリーガ第28節ヴェルダー・ブレーメン戦で、ブンデスリーガ通算100試合出場を達成し、その試合で得点も挙げた[64]。このシーズン29試合9得点9アシストを記録し、ブンデスリーガ公式サイトがTwitterを使って実施したベストイレブンに選出され、トップ下部門1位に輝いた[65]。
2016年11月22日の欧州CL第5節レギア・ワルシャワ戦で前半17分と18分の76秒間で立て続けにゴールを奪い、UEFAチャンピオンズリーグ史上1試合2得点の最速記録を樹立した[66]。この試合で2得点1アシストを記録し、UEFA公式のMOM、第5節のベストイレブンに選出された[67]。2017年4月3日のハンブルガーSV戦では2016-17年シーズンのリーグ戦自身初得点を記録した[68]。
2017年7月14日、ドルトムントとの契約を2020年まで延長した[69]。このシーズンにピーター・ボスが監督に就任した。代表で負った怪我の影響もあり、プレシーズンマッチの浦和レッドダイヤモンズ戦こそ出られなかったものの、開幕戦には間に合った。9月20日、第5節のハンブルガーSV戦で今季初得点を決めた。9月30日、第7節のFCアウクスブルクで得点を決め、ブンデスリーガにおいて日本人最多得点記録となるブンデス通算38得点目を記録した[70]。ボス政権下では途中交代が主だったが、12月10日にボスが解任され、ペーター・シュテーガーが新たに監督になると先発の機会を増やした。2018年1月19日の第19節ヘルタ・ベルリン戦では、ブンデスリーガのアウェーゴール通算2万ゴール目となるメモリアル弾を決めた[71]。しかし第22節のハンブルガー戦で負傷交代となり、そこから2カ月もの間、ピッチに立つことはできなかった[72]。最終節のホッフェンハイム戦で途中出場から約3ヶ月ぶりに復帰。
2018-19シーズンは新監督のリュシアン・ファーヴルの構想から外れ、出場は4試合のみと戦力外扱いとなっていた[73]。
ベシクタシュJK時代
2019年1月31日、スュペル・リグ・ベシクタシュJKへ半年間の期限付き移籍が発表された[73][74]。移籍に関して買取オプションが有るという報道が出ていたがベシクタシュ幹部ユルクメズギルや、ベシクタシュ内の担当者であるサファク・マームチャジショグルはそれを否定している[75][76]。新天地でのデビュー戦となった、2月3日のアンタルヤスポル戦で、後半81分から途中出場して16秒後に初ゴールを決めると、さらに84分にFKで2点目を決めた[77][78][79][80]。ベシクタシュでは3ヶ月のシーズンとなったが548分で4得点2アシストの結果を残した[81][82]。
代表経歴
2008年に平成生まれの選手として初めて日本代表に選出され[83]、同年5月24日のキリンカップにおける対コートジボワール戦で国際Aマッチデビューを飾った[4]。同年10月9日のキリンチャレンジカップの対UAE戦では日本代表史上3番目の若さで代表初得点を挙げた。2010年6月のFIFAワールドカップ・南アフリカ大会では登録メンバーには選出されなかったが、サポートメンバーとしてチームに同行した。
2011年1月、アジアカップ・カタール大会の代表メンバーに選ばれ、中村俊輔が代表引退してから空き番となっていた背番号10を着用した[84]。グループステージのサウジアラビア戦では岡崎慎司の得点をアシストし[85]、準々決勝の開催国カタール戦ではともに1点リードされている状況から2得点を挙げ、伊野波雅彦の決勝点もアシストする活躍で日本代表の準決勝進出に貢献した[86]。しかし、準決勝の韓国戦で右足を負傷し途中交代したところ、右第5中足骨(右足小指の付け根)骨折の全治3カ月の重傷であることが判明し、決勝のオーストラリア戦を前に戦線離脱を余儀なくされた[87]。その後2011年8月に行われたキリンチャレンジカップ2011の韓国戦で代表復帰し、2得点を挙げる活躍を見せた。
2012年から2013年にかけて行われたブラジルW杯最終予選では、5試合に出場し2得点を記録し日本代表のW杯出場に貢献した。2013年6月中旬に行われたコンフェデレーションズカップではグループリーグ第2戦のイタリア戦で得点を決めたが、チームは3-4で敗戦した。最終的にチームはグループリーグ3戦全敗で敗退した。
2014年5月12日にW杯ブラジル大会の日本代表メンバーに選出された[88]。しかし、左サイドハーフとして先発出場した第1戦コートジボワール戦はシュートを1本も打てず後半に途中交代。第2戦ギリシャ戦は先発から外れ後半途中に投入されたがまたもシュート0に終わる。先発復帰した第3戦コロンビア戦はチーム最多のシュートを放つも精度を欠き、チームも大敗しグループリーグ敗退となった[89]。英デイリー・メール紙やロイター通信などによる今大会のワーストイレブンに選出された他[90][91][92]、サッカーサイト「Squawka」による今大会において『自国民を失望させた』選手5人の内1人に選ばれた[93][94]。
アジアカップ2015では全試合インサイドハーフで起用され、グループリーグ第3戦ヨルダン戦では代表9試合ぶりの得点を決めた。しかし準々決勝UAE戦では再三の決定機を外し、PK戦では6人目のキッカーとなるも失敗、チームはベスト8で敗退した[95][96]。
2018年6月、2018 FIFAワールドカップの日本代表メンバーに選出され、中村俊輔と並ぶ2大会連続背番号10番となった[97]。大会前は、怪我の影響でドルトムントで直近3カ月で出場1試合、16分間のみ出場で、試合勘が問題視されていたが[98]、グループリーグ初戦の対コロンビア戦で、前半6分に自身で得たPKを決め、ワールドカップでの初得点を決めて、チームの勝利に貢献する活躍を見せた。前半6分での得点はW杯での日本代表最速得点であった[99]。イギリスBBCの選ぶ第一節ベストイレブンに名を連ねた[100]。グループリーグでは2試合に出場し、GL突破に貢献。決勝トーナメント1回戦の対ベルギー戦では、乾貴士の得点をアシストするもチームは敗れ、ベスト16止まりとなった[101]。
2019年3月26日、キリンチャレンジカップの対ボリビア戦にて、国際Aマッチ97試合目にして自身初の日本代表キャプテンを務める。[102]
プレースタイル
概要
類稀な技術と俊敏性、判断の速さ故の得点能力の高さを有し、豊富な運動量で攻守の組み立てに献身するセカンドトップないしインサイドハーフである。 細かいステップからのドリブル、繊細なタッチのシュート、広い視野を活かした創造性のあるパスと、攻撃全般の能力は非常に高く[103]、主にショートカウンター時のアタッキングサードではスピードに乗りながらプレーすることができる[104][105][106]。スモールスペースのプレーレベルは特筆に値する。 反面で後述する攻守両面におけるパワープレーについて、フィジカルとの兼ね合いは難しく両立しているとは言えない。攻守において運動量が豊富であり評価も高い[107][108][109]。ブンデスリーガ2011年シーズン前半の最長平均走行距離(12.36km)を記録したり[110]、2018年ロシアワールドカップの決勝トーナメントベルギー戦でも両チーム唯一の12km台(12.04)を記録している[111]。
オフェンス能力
日本人の最大の利点であるアジリティ(前後への静動、左右の体重移動)やボールタッチ(トラップやターン)に優れ、オフザボールやスペースメイクなども巧みである。 中でもバイタルエリア(相手のディフェンスラインと中盤の間)では動きながら上記の技術を発揮できるため、ゴールを背にした姿勢でボールを受けてもフィジカルの優れたディフェンダーとの競り合いを回避しつつ正面を向くことが可能。 また両足で遜色なくボールを扱えるため、タイトなファイナルサードでもスペースさえあれば複数のディフェンダーを翻弄する器用さを持ち合わせている。[105][112][113]。
ユルゲン・クロップ監督の時代はセカンドトップでの起用が多かったが、アルベルト・ザッケローニ指揮時の日本代表からは他選手との兼ね合いにより左サイドハーフで主に起用されほとんど実力を発揮できなかった。 ドルトムント復帰後はトーマス・トゥヘル監督の時代になり、インサイドハーフに適応し新たな可能性を見せた。 また香川を起用した多くの監督が、彼のポテンシャルを最大限に発揮できるポジションは「トップ下ではなく、セカンドトップ(シャドーストライカー)」と発言している[114]。
2012年、ドルトムントでチームメイトだったドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは「シンジはセカンドトップとしてヨーロッパ・ナンバーワンのプレーヤーだと思う。見ていて何度も腰を上げちゃうほどエキサイティングなプレーを連発しているよね」と語り[115]、またドイツ代表DFマッツ・フンメルスは「シンジはワールドクラスの選手だ。ボールをキープする際のスピードとテクニックには悪魔的な怖さを感じるよ。味方でよかった」と語っている[116][117]。ドルトムントのコーチスタッフのゴードン氏は「ポジションを変え続けマークするのが難しい選手だった」と語っている[118]
フィジカルと守備力
豊富な運動量で前線からの守備を牽引する[108]。反面、屈強さ(骨格と筋力)を活かしたプレーは彼の主戦場ではなく[105][119]、パワープレー、ミドルシュートの球威、タックルを伴う対人守備では評価を得られていないだろう[120][121][122]。似たタイプの選手であるリオネル・メッシと比較してもシュートの球威差は顕著である[120]。本人もその点は課題にしており、マンチェスター・ユナイテッド時代はフィジカルトレーニングに取り組んでいることを明かしていた[123][124]。ヘディングは不得意である[125]。
その特徴から極所的な局面での貢献度だけを求めるのは酷だろうが[119][126]ユルゲン・クロップはかつて香川の「守備力」を評価し、ボルシア・ドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍する際には、ドルトムントの守備面での戦力低下を懸念していた[127]。彼が言及した「守備力」とは「球際での競り合いにおいて当たり負けしない能力」を含む「対人戦における守備力」ではなく、ゲーゲンプレス(ハイプレッシング戦術の一種)を行う上で最前線の選手(ファーストディフェンダー)に要求される能力、具体的には最前線でのフォアチェックに不可欠な運動量と連動性のこと。故に香川の守備力に対する評価は彼の戦術的な一翼を担うものであった[127]。
人物
ボルシア・ドルトムント時代
- 2010年11月18日に発売されたドイツで最も権威があるサッカー専門誌キッカーの表紙を飾った[128]。また、2011年4月7日に発売されたキッカー誌臨時増刊号でも表紙を飾るなど[129]、その後も幾度か表紙を飾っている。
- 2011年(平成23年)1月のAFCアジアカップ2011で右足小指を骨折した香川は3月11日、治療のため滞在中の神奈川県横浜市でタクシー乗車中に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に遭った[1]。5月17日、ドルトムント主催による震災復興支援を目的としたチャリティーマッチ(ドルトムント対チーム・ジャパン)が行われ、香川はチーム・ジャパンの主将を務め、PKでゴールを挙げた。この試合で集まった約120万ユーロ(約1億3900万円)が義援金として寄付された[130]。
- ドルトムントにチームバスを提供しているMANグループのCMに、チームメートや元ドイツ代表の名GKオリバー・カーンとともに出演し、香川はチームメイトがつないだボールをGKヴァイデンフェラーが守るゴールにウィニングショットを決めるという役を演じた[131]。
- チームメイトであるイルカイ・ギュンドアンと仲が良い事で知られ、近所に住んでいた事から香川が運転免許停止処分を受けていた時はギュンドアンの車を二人で共有していたという[132][133]。
- 2011年に古巣のセレッソのスポンサーであるヤンマーのCMに出演した。CM作成期間中は故障中であったため、一部アニメ映像を用いてCMを作成している。これをきっかけにセレッソは長居スタジアムに『SHINJIシート』を100席・10試合導入している[134]。
- 2018年10月にみやぎ絆大使に委嘱された[135]。
マンチェスター・ユナイテッド時代
- ウェイン・ルーニーは「6人でサッカーをするなら誰を選ぶ?」との質疑応答にスコールジー(ポール・スコールズ)、ウェルブズ(ダニー・ウェルベック)、トム(トム・クレヴァリー)、シンジ(香川真司)、ギグシー(ライアン・ギグス)、ロビン(ロビン・ファン・ペルシー)だね」と回答した[136]。
- チームメイトであるハビエル・エルナンデス・バルカサール、ダビド・デ・ヘア、フアン・マタ、アレクサンデル・ビュットネルと仲が良いことで知られ、プライベートでのツーショットの写真をインスタグラムに掲載していた[137]。
エピソード
- 尊敬する選手は「キングカズ」こと三浦知良。1995年(平成7年)1月17日、神戸市垂水区の自宅マンションで寝ているときに兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)に遭い、4月に神戸市立乙木小学校に入学した香川は、7月に同校を訪れた三浦と初対面した[1]。また、三浦のサイン入りバッグも抽選で当てたことがある[1]。プロ入り後、セレッソ大阪時代の2008年には三浦が所属する横浜FCとの試合のハーフタイムに、三浦からユニフォームをプレゼントされた[138]。2012年9月の2014 FIFAワールドカップ・アジア4次予選ホームのイラク戦直前には、周囲の評価が気になり2ちゃんねるにも目を通していたが、三浦のメールで激励されたことにより平常心を取り戻した[139]。
- 女優の長澤まさみの大ファンである。2012年6月に『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)にゲスト出演した際には「僕が23年間、片思いをしている人」として番組内で公開告白し、メディア等で話題となった[140]。ただし、長澤は、香川が小学5年(10歳)だった2000年1月の東宝「シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得して芸能界入りしており、芸能界入り前から知り合いだったかは明らかになってはいない。なお、長澤の父である長澤和明は、1999年から2001年までソニー仙台FCの監督をしており、2001年春に香川がサッカー留学で仙台に移住したときにはまだ同クラブで監督をしていた。
- ドイツ4人組バンドTokio Hotelのボーカルのビル・カウリッツは香川のファンだといい、プロモーションで来日した際、2011年2月10日に東京のパークハイアットホテルで対談をした[141]。
- 2013年2月27日にTwitterを開始した。フォロワー数は1カ月で日本人サッカー選手最多の20万人を突破している[142]。
- 漫画『ONE PIECE』のファンで、原作コミックを揃えている。2016年7月10日に放送されたフジテレビ系「伝説の瞬間発掘ファイル~アニメ編~」の番組内で、作者・尾田栄一郎とのプレゼント交換が実現した[143]。
- 2017年10月26日、マンチェスター・ユナイテッド時代の同僚のフアン・マタが設立した慈善団体「コモン・ゴール」(en:Common Goal (charity))に参加し、自身の収益の1%を寄付することを決めた[144]。
所属クラブ
- ユース経歴
- 1994年 - 1999年 マリノFC
- 1999年 - 2001年 神戸NKサッカークラブ
- 2001年 - 2005年 FCみやぎバルセロナ
- プロ経歴
- 2006年 - 2010年 セレッソ大阪
- 2010年 - 2012年 ボルシア・ドルトムント
- 2012年 - 2014年 マンチェスター・ユナイテッドFC
- 2014年 - ボルシア・ドルトムント
個人成績
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 国際大会 | その他 | 通算 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | ナビスコ杯 | 天皇杯 | AFC CL | - | - | 期間通算 | ||||||||||
2006 | C大阪 | 29 | J1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | - | - | 0 | 0 | |||
2007 | 26 | J2 | 35 | 5 | - | 1 | 2 | - | - | - | 36 | 7 | |||||
2008 | 35 | 16 | - | 0 | 0 | - | - | - | 35 | 16 | |||||||
2009 | 8 | 44 | 27 | - | 0 | 0 | - | - | - | 44 | 27 | ||||||
2010 | J1 | 11 | 7 | 1 | 0 | - | - | - | - | 12 | 7 | ||||||
ドイツ | リーグ戦 | - | DFBポカール | UEFA CL | UEFA EL | その他 | 期間通算 | ||||||||||
2010-11 | ドルトムント | 23 | ブンデス1部 | 18 | 8 | - | 2 | 0 | - | 6 | 2 | 2 | 2 | 28 | 12 | ||
2011-12 | 31 | 13 | - | 5 | 3 | 6 | 1 | - | 1 | 0 | 43 | 17 | |||||
イングランド | リーグ戦 | FLカップ | FAカップ | UEFA CL | UEFA EL | その他 | 期間通算 | ||||||||||
2012-13 | マンチェスターU | 26 | プレミア | 20 | 6 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 | 0 | - | - | 26 | 6 | ||
2013-14 | 18 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 8 | 0 | - | 1 | 0 | 30 | 0 | ||||
2014-15 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | - | - | - | 1 | 0 | ||||||
ドイツ | リーグ戦 | - | DFBポカール | UEFA CL | UEFA EL | その他 | 期間通算 | ||||||||||
2014-15 | ドルトムント | 7 | ブンデス1部 | 28 | 5 | - | 5 | 1 | 5 | 0 | - | - | 38 | 6 | |||
2015-16 | 23 | 29 | 9 | - | 5 | 1 | - | 12 | 3 | - | 46 | 13 | |||||
2016-17 | 21 | 1 | - | 3 | 2 | 5 | 3 | - | - | 29 | 6 | ||||||
2017-18 | 19 | 5 | - | 3 | 1 | 5 | 0 | - | - | 27 | 6 | ||||||
2018-19 | 2 | 0 | - | 1 | 0 | 1 | 0 | - | - | 4 | 0 | ||||||
トルコ | リーグ戦 | トルコ杯 | - | UEFA CL | UEFA EL | その他 | 期間通算 | ||||||||||
2018-19 | ベシクタシュ | 23 | スュペル・リグ | 14 | 4 | - | - | - | - | - | 14 | 4 | |||||
通算 | リーグ通算 | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | UEFA CL | UEFA EL | その他 | リーグ通算 | |||||||||
日本 | J1 | 11 | 7 | 1 | 0 | 0 | 0 | - | - | - | 12 | 7 | |||||
J2 | 114 | 48 | - | 1 | 2 | - | - | - | 115 | 50 | |||||||
ドイツ | ブンデス1部 | 148 | 41 | - | 21 | 7 | 17 | 4 | 18 | 5 | 3 | 2 | 207 | 59 | |||
イングランド | プレミア | 38 | 6 | 3 | 0 | 4 | 0 | 11 | 0 | - | 1 | 0 | 57 | 6 | |||
トルコ | スュペル・リグ | 14 | 4 | - | - | - | - | - | 14 | 4 | |||||||
総通算 | 325 | 106 | 4 | 0 | 26 | 9 | 28 | 4 | 18 | 5 | 4 | 2 | 414 | 127 |
- その他の公式戦
- 2011年 - DFLスーパーカップ 1試合0得点
- 2013年 - FAコミュニティ・シールド 1試合0得点
- 2016年 - DFLスーパーカップ 1試合0得点
- その他の国際公式戦
- 2010年 - UEFAヨーロッパリーグ プレーオフ 2試合2得点
- 2015年 - UEFAヨーロッパリーグ プレーオフ 2試合3得点
公式戦におけるその他の記録
- Jリーグ初出場 - 2007年4月7日 J2 第7節 対サガン鳥栖戦(長居第2陸上競技場)
- Jリーグ初得点 - 2007年5月23日 J2 第17節 対水戸ホーリーホック(笠松陸上競技場)
- Jリーグ初ハットトリック - 2009年5月18日 J2 第15節 対水戸ホーリーホック戦(長居第2陸上競技場)
- フル代表初出場 - 2008年5月24日 キリンカップサッカー2008 対コートジボワール戦(豊田スタジアム)[4]
- フル代表初得点 - 2008年10月9日 キリンチャレンジカップ 対UAE戦(東北電力ビッグスワンスタジアム)[4]
- ブンデスリーガ初出場 - 2010年8月22日 第1節 対バイエル・レバークーゼン戦(ズィグナル・イドゥナ・パルク)
- ブンデスリーガ初得点 - 2010年9月11日 第3節 対VfLヴォルフスブルク戦(ズィグナル・イドゥナ・パルク)
- プレミアリーグ初出場 - 2012年8月20日 第1節 対エヴァートンFC戦(グディソン・パーク)
- プレミアリーグ初得点 - 2012年8月25日 第2節 対フラムFC戦(オールド・トラッフォード)
- プレミアリーグアジア人初ハットトリック - 2013年3月2日 第28節 対ノリッジ・シティFC戦(オールド・トラッフォード)
- UEFAチャンピオンズリーグ史上最速連続得点(76秒間) - 2016年11月22日 1次リーグ第5節 対レギア・ワルシャワ戦(ズィグナル・イドゥナ・パルク)
代表歴
出場大会
- U-19日本代表
- 2006年 - AFCユース選手権2006
- U-20日本代表
- 2007年 - 2007 FIFA U-20ワールドカップ
- U-23日本代表
- 2008年 - 北京オリンピック
- 日本代表
- 2011年 - AFCアジアカップ2011 (5試合・2得点、優勝)
- 2013年 - FIFAコンフェデレーションズカップ2013(3試合・1得点、グループリーグ敗退)
- 2014年 - 2014 FIFAワールドカップ(3試合・0得点、グループリーグ敗退)
- 2015年 - AFCアジアカップ2015(4試合・1得点、ベスト8)
- 2016年 - キリンカップサッカー2016
- 2018年 - 2018 FIFAワールドカップ(3試合・1得点、ベスト16)
試合数
国際Aマッチ 97試合 31得点(2008年 - )[4]
日本代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2008 | 6 | 1 |
2009 | 4 | 1 |
2010 | 7 | 1 |
2011 | 11 | 6 |
2012 | 9 | 3 |
2013 | 16 | 4 |
2014 | 10 | 3 |
2015 | 14 | 4 |
2016 | 7 | 4 |
2017 | 5 | 2 |
2018 | 6 | 2 |
2019 | 2 | 0 |
通算 | 97 | 31 |
ゴール
# | 開催年月日 | 開催地 | 対戦国 | 勝敗 | 試合概要 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 2008年10月9日 | 日本、新潟 | アラブ首長国連邦 | △1-1 | キリンチャレンジカップ2008 |
2. | 2009年2月4日 | 日本、東京 | フィンランド | ○5-1 | キリンチャレンジカップ2009 |
3. | 2010年9月4日 | 日本、横浜 | パラグアイ | ○1-0 | キリンチャレンジカップ2010 |
4. | 2011年1月21日 | カタール、ドーハ | カタール | ○3-2 | AFCアジアカップ2011 |
5. | |||||
6. | 2011年8月10日 | 日本、札幌 | 韓国 | ○3-0 | キリンチャレンジカップ2011 |
7. | |||||
8. | 2011年10月11日 | 日本、大阪 | タジキスタン | ○8-0 | 2014 FIFAワールドカップ・アジア3次予選 |
9. | |||||
10. | 2012年5月23日 | 日本、静岡 | アゼルバイジャン | ○2-0 | キリンチャレンジカップ2012 |
11. | 2012年6月8日 | 日本、埼玉 | ヨルダン | ○6-0 | 2014 FIFAワールドカップ・アジア4次予選 |
12. | 2012年10月12日 | フランス、サンドニ | フランス | ○1-0 | 国際親善試合 |
13. | 2013年3月26日 | ヨルダン、アンマン | ヨルダン | ●1-2 | 2014 FIFAワールドカップ・アジア4次予選 |
14. | 2013年6月19日 | ブラジル、レシフェ | イタリア | ●3-4 | FIFAコンフェデレーションズカップ2013 |
15. | 2013年8月15日 | 日本、宮城 | ウルグアイ | ●2-4 | キリンチャレンジカップ2013 |
16. | 2013年9月10日 | 日本、横浜 | ガーナ | ○3-1 | |
17. | 2014年3月5日 | 日本、東京 | ニュージーランド | ○4-2 | キリンチャレンジカップ2014 |
18. | 2014年6月2日 | アメリカ、タンパ | コスタリカ | ○3-1 | 国際親善試合 |
19. | 2014年6月6日 | アメリカ、タンパ | ザンビア | ○4-3 | 国際親善試合 |
20. | 2015年1月20日 | オーストラリア、メルボルン | ヨルダン | ○2-0 | AFCアジアカップ2015 |
21. | 2015年9月3日 | 日本、埼玉 | カンボジア | ○3-0 | 2018 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 |
22. | 2015年9月8日 | イラン、テヘラン | アフガニスタン | ○6-0 | |
23. | |||||
24. | 2016年3月29日 | 日本、埼玉 | シリア | ○5-0 | |
25. | |||||
26. | 2016年6月3日 | 日本、豊田 | ブルガリア | ○7-2 | キリンカップサッカー2016 |
27. | |||||
28. | 2017年3月28日 | 日本、埼玉 | タイ | ○4-0 | 2018 FIFAワールドカップ・アジア3次予選 |
29. | 2017年10月10日 | 日本、横浜 | ハイチ | △3-3 | キリンチャレンジカップ2017 |
30. | 2018年6月12日 | オーストリア、インスブルック | パラグアイ | ○4-2 | 国際親善試合 |
31. | 2018年6月19日 | ロシア、サランスク | コロンビア | ○2-1 | 2018 FIFAワールドカップ |
タイトル
クラブ
- プレミアリーグ:1回 (2012-13)
- FAコミュニティ・シールド:1回 (2013)
代表
個人
- J2得点王:1回(2009年)
- ブンデスリーガ年間ベストイレブン(キッカー誌選):2回 (2010-11, 2011-12)
- ブンデスリーガ年間ベストイレブン(ビルト紙選):2回 (2011-12、2015-16)
- ESM欧州年間ベストイレブン:1回 (2011-12)
- AFC年間アジア国際最優秀選手賞:1回 (2012)
- ブンデスリーガ年間ベストイレブン(ブンデスリーガ公式)1回 (2015-2016)
出演
CM
- ヤンマー(2011年)
- 『次のプレミアムフィールドへ』篇(2013年)
- アディダス - 『we are all together』篇(2011年)
- adidas japan | Battle Movie "all in or nothing"(2014年)
- コナミ「ワールドサッカー ウイニングイレブン 2012」
- 『やってくれるかな?』篇(2011年)
- 『今こそ、日本人力(ジャパンパワー)』篇(2011年)
- 『ドイツ』篇(2011年)
- プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) - ジレット「フュージョンプログライド 限定ゴールドモデル」『最高を、男の手に。』篇(2012年)
- toto
- toto助成活動広報インタビュー企画『GROWING すべてのスポーツにエールを』
- 『スポーツ育成』篇(2012年)
- 『地域スポーツ』篇(2012年)
- 『選手交代、香川真司?!』篇(2013年)
- 『2014年は、サッカーの年だ。』篇(2014年)
- スカパー!(2012年)
- 同上、欧州サッカー(13/14シーズン)『手紙篇』、JリーグCM『香川真司選手 Jを語る篇』(2014年)
- 同上、欧州サッカーオンデマンド(アプリケーション)(2014年)
- キリンビール
- キリン企業CM 「応援する者」篇
- 麒麟麦酒「ノンアルコールチューハイ ZERO・HI(ゼロハイ)」(2012年)
- 麒麟 「澄みきり」(2014年)
- ソフトバンクモバイル「白戸家」(2013年)…「島根のおじさま」の息子で、白戸次郎の甥である「香川真司(本人役)」として登場。
- ソフトバンク 白戸家「ソフトバンクキック」篇(2014年3月)
- マニフレックス(2013年)
- スポーツブル(2017年)
- 『あの人もブルってる・香川選手』篇(2017年)
- ドイツ
- MANグループ - 『チームバスにウィニングショットを放て』篇(2011年)
- Brinkhoff's No.1(2011年)
- イギリス
- GREAT BRITAIN you're invited visitbritain.com 英国政府観光庁公式(2013年)
イメージキャラクター
脚注
出典
- ^ a b c d サッカー・香川選手「仙台も神戸のように復興を」(神戸新聞 2012年1月13日)
- ^ a b c d Profis-Shinji Kagawa(ボルシア・ドルトムント 2016年1月9日閲覧)
- ^ a b “4人の“FW”香川、岡崎、清武、乾。 それぞれの葛藤と代表のこれから。”. Number (2013年4月12日). 2016年1月9日閲覧。
- ^ a b c d e “香川 真司”. サッカー日本代表データベース
- ^ “欧州で最も成功した日本人選手は? UEFA公式がランキング発表、1位を独占したのは…”. www.football-zone.net. Football ZONE WEB.. 2019年4月20日閲覧。 “これだけの日本人選手がいるなかで、すべてのランキングでトップに輝いた香川。記事の最後には、UEFA主催大会で初めてタイトルを獲得した日本人選手として、02年にUEFAカップ(現・UEFAヨーロッパリーグ)を制した小野の名前を挙げていたが、上記のテーマを踏まえれば、香川こそが欧州で最も成功した日本人と言えるだろう。”
- ^ “香川真司が打ち立てた“CL偉業”に再脚光! 「ソン・フンミンの130秒間で2得点も彼の前では…」 | サッカーダイジェストWeb”. www.soccerdigestweb.com. 日本スポーツ企画出版社. 2019年4月20日閲覧。 “正確には「76秒間」だ。当時のUEFA(欧州サッカー連盟)が新記録と認定したのはこの数値で、2016-17シーズンのグループステージ、レギワ・ワルシャワ対ボルシア・ドルトムント戦でマークされた。最終的に8-4というド派手なスコアでドルトムントが勝利したゲームで、先発した香川は前半17分から18分にかけて2得点を奪取。2010-11シーズン、トッテナム時代のガレス・ベイルが叩き出した「77秒間」をわずか1秒だけ更新し、CL最速のインターバルでダブルを達成したのである。”
- ^ “香川真司の評価が凄い! ”ルールダービー歴代ベスト11″に選出される|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!”. www.theworldmagazine.jp. Magazinegate Inc.. 2019年5月26日閲覧。 “レジェンドたちが勢揃いする中、現役選手はナウド、オバメヤン、香川の3名のみ。これが香川の凄さを物語っていると言っていい。ちなみに指揮官には現リヴァプールのユルゲン・クロップが選ばれており、クロップ政権はやはり特別なチームだったのだ。そのチームで柱となっていた香川は、ルールダービーの歴史の一部となっている。”
- ^ “ドルトムント版、ルールダービーの英雄ベスト11” (jp). bundesliga.com/jp - ブンデスリーガ 公式サイト. DFL Deutsche Fußball Liga GmbH. 2019年5月26日閲覧。 “ブンデスリーガ第31節2日目が4月27日に行われ、ドルトムントは本拠地で宿敵シャルケとのルールダービーに臨む。本稿では、当サイト独語版が選定したベストイレブンを以下に紹介していく。(~中略~)香川真司 2010年9月のルールダービーデビュー戦でいきなりのドッペルパック(2得点)を記録し、ドルトムントファンのハートを一気に鷲掴みにした。香川はその後もダービーで計2ゴールを決めており、宿敵シャルケは同選手が最も得点を挙げている相手である。”
- ^ a b “日本代表の香川、小学生時代にサッカーへの夢つづる”. 神戸新聞NEXT (神戸新聞社). (2014年5月12日). オリジナルの2014年5月16日時点におけるアーカイブ。
- ^ 特定非営利活動法人マリノスポーツクラブ
- ^ a b c “関西の“旬”情報 セレッソ大阪 香川真司選手”. 大阪地下鉄沿線タウン情報. 現代ビジネスプラン (2008年3月17日). 2010年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月13日閲覧。
- ^ a b c PLAYER'S HISTORY 「香川真司」(Jリーグ選手協会)
- ^ NPO法人兵庫県サッカー夢クラブ
- ^ サッカーダイジェスト 香川真司、中学高校年代。J下部ではなく、親元離れ、個人技の特化の選択 谷田-虎の穴3-サッカーに一途な君ならここで育つ
- ^ ヨーロッパの名門で輝きを放つ香川真司のちょっと「痛快な話」 OCNスポーツ
- ^ 真司はヴィッセル不合格ではない サッカーには人生のすべてがある
- ^ U23飛び級香川が「ヒデ」になる(日刊スポーツ 2008年3月27日)
- ^ FCみやぎバルセロナユース 香川真司選手加入内定のお知らせ(セレッソ大阪 2005年12月19日)
- ^ 大会アンバサダー(親善大使) 清水秀彦(仙台カップ国際ユースサッカー大会)
- ^ 【彼らの心が折れない理由】小松成美 プロサッカー選手・香川真司(5)『産経新聞』 2012年7月29日 東京朝刊
- ^ C大阪に飛び級入団の高2生・香川真司(日刊スポーツ 2005年12月19日)
- ^ Japan (JPN) - Squad List(FIFA.com)
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関連項目
- 兵庫県出身の人物一覧
- U-20サッカー日本代表
- オリンピックのサッカー競技・日本代表選手
- サッカー日本代表出場選手
- ボルシア・ドルトムントの選手一覧
- マンチェスター・ユナイテッドFCの選手一覧
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- 日本国外のリーグに所属する日本人サッカー選手一覧
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外部リンク
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