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2018年6月29日 (金) 00:04時点における版
碧南駅* | |
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駅舎 (2014年5月) | |
へきなん HEKINAN | |
◄MU10 碧南中央 (1.6km) | |
所在地 | 愛知県碧南市中町五丁目48 |
駅番号 | MU 11 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 三河線 |
キロ程 |
39.8km(猿投起点) 知立から18.5 km(知立起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
3,823人/日 -2016年[1]- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)2月5日 |
備考 |
無人駅(駅集中管理システム導入駅) *1954年大浜港から改称 |
碧南駅(へきなんえき)は愛知県碧南市中町にある、名鉄三河線の南側終着駅。駅番号はMU11。manacaが使用可能である。
歴史
- 1914年(大正3年)2月5日 - 三河鉄道の大浜港駅として開業[2]。当初は終着駅。
- 1915年(大正4年)11月29日 - 大浜臨港線(後の大浜口支線)延伸開業。途中駅となる[3]。
- 1926年(大正15年)9月1日 - 当駅 - 神谷駅(後の松木島駅)間延伸開業(吉良吉田までの延伸は、1928年8月25日)。
- 1941年(昭和16年)6月1日 - 三河鉄道が名古屋鉄道に合併。同社三河線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)12月7日 - 昭和東南海地震により駅舎被災[4]。
- 1946年(昭和21年)8月1日 - 大浜口支線廃止[3]。
- 1947年(昭和22年)6月 - 2代目駅舎竣工[2]。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 碧南駅に改称[2]。
- 1977年(昭和52年)5月25日 - 貨物営業廃止、側線3線と碧南方の貨物ホームを撤去[2]。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 当駅・吉良吉田駅間廃止に伴い終着駅となる[2]。廃止区間に代替バス(ふれんどバス)が運行開始。
- 2005年(平成17年)
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
-
初代駅舎
(昭和10年代)
駅構造
島式1面2線ホームを持つ地上駅。駅舎とホームは構内踏切で連絡している。終着駅であるにも拘らず駅集中管理システムによる無人駅となっており、知立駅から遠隔管理されている。保線員やパートの清掃員は昼間時間帯は居る。駅南側のかつての本線部分を含めて留置線があり、車両の夜間滞泊や入換え、増解結が行われている。そのため、無人駅であるが、運転要員は常駐している。また、当駅に到着した電車の開扉をするのも運転要員の役目である。
ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | MU 三河線(海線)[5][6][注釈 1] | 知立ゆき[8] |
-
駅舎内部
(2014年5月) -
プラットホーム
(2005年8月)
配線図
← 刈谷・ 知立方面 |
→ 吉良吉田方面 (廃止) |
|
凡例 出典:[9] |
利用状況
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は3,701人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中116位、 三河線(23駅)中10位であった[10]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は2,883人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中146位、 三河線(38駅)中14位であった[11]。
- 愛知県の統計によれば、1日平均の乗車人員は2006年度1,674人、2007年度1,678人である。
駅周辺
碧南市発足前の旧・大浜町に所在。碧南市の中心街からは南西に位置している。
バス路線
大浜口支線
大浜口支線は碧南駅 - 玉津浦駅間にあった三河線の貨物支線で、支線終点の大浜口駅は源氏橋西側付近に位置していた。駅は掘川に面しており、衣浦港の船運と東海道本線(三河線経由で刈谷駅連絡)とを結ぶ中継拠点となっていたが、貨物量の減少に伴い1946年(昭和21年)に廃止された[3]。
なお、大浜口支線は大浜臨港線とも呼び、玉津浦駅から分岐する貨物側線(大浜臨港線運送専用線)としばしば混同される[12]。
-
大浜口駅があった場所。碧南以南廃線以前より痕跡は残っていなかった。
-
同地点に整備された碧南レールパーク「大浜口広場」
-
碧南レールパークにある大浜口支線の説明図
隣の駅
現存区間
- 名古屋鉄道
- MU 三河線(海線)
- 碧南中央駅 - 碧南駅
廃止区間
- 名古屋鉄道
- 三河線(海線)
- 碧南駅 - 玉津浦駅
- 三河線大浜口支線
- 碧南駅 - 大浜口駅
脚注
注釈
出典
- ^ “碧南市の統計情報 平成29年版 7 運輸・通信 市内各駅乗降客の状況”. 碧南市. 2018年5月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g 新實守『写真で見る三河線誕生百年』新實守、2015年、123頁。
- ^ a b c “棚尾の歴史を語る会 テーマ81 「名鉄臨港線大浜口駅」 - 第50回 棚尾の歴史を語る会 次第” (PDF). 碧南市. 2016年3月27日閲覧。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、970頁。
- ^ 清水武「名古屋鉄道各線相互の直通運転」『鉄道ピクトリアル』第246巻、電気車研究会、1971年1月、64頁。
- ^ 太田貴之「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、38頁。
- ^ 碧南駅 - 電車のご利用案内、2018年2月24日閲覧
- ^ 駅時刻表:名古屋鉄道・名鉄バス、2018年2月24日閲覧
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ “棚尾の歴史を語る会 テーマ82 「大浜臨港線運送株式会社」 - 第50回 棚尾の歴史を語る会 次第” (PDF). 碧南市. 2016年3月27日閲覧。