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[[1993年]]から[[援助交際]]、[[オウム真理教]]などを論じてメディアで注目され、一躍論壇の主役に躍り出た。また[[1999年]]から[[神保哲生]]が代表を務めるインターネット放送局[[ビデオニュース・ドットコム]]で、神保とともに『[[マル激トーク・オン・ディマンド]]』のホストを務めている。 |
2018年1月22日 (月) 11:43時点における版
人物情報 | |
---|---|
全名 |
宮台 真司 (みやだい しんじ) |
生誕 |
1959年3月3日(65歳) 日本・宮城県仙台市 |
学問 | |
時代 | 20世紀 - 21世紀 |
活動地域 | 日本 |
学派 | 自由主義 |
研究分野 |
人文科学 社会科学 社会学 数理社会学 |
研究機関 |
東京大学 東京外国語大学 東京都立大学 首都大学東京 青山学院大学 |
特筆すべき概念 |
終わりなき日常 まったり 島宇宙 脱社会性 根源的未規定性 <世界>/<社会> 感染 なりすまし クソ社会 感情の劣化 など |
主な業績 | 援交女子高生の発見 |
主要な作品 |
『権力の予期理論』 『サブカルチャー神話解体』 『制服少女たちの選択』 『終わりなき日常を生きろ』 『14歳からの社会学』 『日本の難点』 その他多数 |
影響を受けた人物 |
吉本隆明 高橋和巳 足立正生 若松孝二 アントニオ・グラムシ 廣松渉 小室直樹 見田宗介 ニクラス・ルーマン マルティン・ハイデッガー ノーム・チョムスキー など |
影響を与えた人物 |
鈴木謙介 西田亮介 堀内進之介 塚越健司 三坂知絵子 鈴木涼美 その他多数 |
宮台 真司(みやだい しんじ、1959年3月3日 - )は、日本の社会学者、映画批評家。学位は社会学博士(東京大学・1990年)[1][2]。首都大学東京教授[3][4]。宮城県仙台市出身。
略歴
- 1965年4月 - 東北大学附属小学校(現・宮城教育大学附属小学校)入学
- 以降、富士見市立鶴瀬西小学校(現・富士見市立つるせ台小学校)→京都市立松尾小学校→京都市立山階小学校→京都市立安朱小学校を経て
- 1971年3月 - 三鷹市立第六小学校卒業
- 1974年3月 - 麻布中学校卒業
- 1977年3月 - 麻布高等学校卒業
- 1982年3月 - 東京大学文学部社会学専修課程卒業
- 1984年3月 - 東京大学大学院社会学研究科社会学Aコース修士課程修了
- 1987年3月 - 東京大学大学院社会学研究科博士課程満期退学
- 1987年4月 - 東京大学教養学部助手(社会学教室)着任
- 1990年3月 - 東京大学大学院社会学研究科博士課程社会学博士学位取得(学位論文は「権力の予期理論〜了解を媒介にした作動形式〜」[5])
- 1991年4月 - 東京外国語大学外国語学部専任講師(社会学教室)着任
- 1993年4月 - 東京都立大学人文学部社会学科助教授(社会学教室)着任
経歴
1959年、仙台市に生まれる。父親の転勤に伴い小学生時代の大部分を埼玉県入間市と京都府京都市で、小学6年生の秋から大学生時代を東京都三鷹市と神奈川県大和市で過ごす。小学生時代、6回転校を経験した。
1971年、学園紛争で荒廃していた麻布学園に進学する。宮台はこの頃から、好んで哲学や思想の本を読むようになる[8]。また、その頃から革命家を目指し、その方法として最も効率的なのは映画だと考え、年間300本以上映画を見たという。理系から文転した際、父親に「法律家になるのか」と聞かれ「映画監督になる」と答えたら頭を叩かれるという出来事があり、「じゃあもういいや」と考え、高校3年で学業を放棄した。1977年、麻布高校卒業。同年 駿台予備学校入校。一浪後の1978年、東京大学教養学部文科III類に進学。廣松渉・小室直樹・見田宗介・吉田民人等に師事した。1980年東京大学文学部社会学科進学、1982年東京大学大学院社会学研究科入学。1984年、同大学院修士課程修了。1990年、権力関係を数理的(数理社会学)に分析する論文『権力の予期理論』[9]で、東大から戦後5人目となる社会学博士の学位を取得。
1993年から援助交際、オウム真理教などを論じてメディアで注目され、一躍論壇の主役に躍り出た。また1999年から神保哲生が代表を務めるインターネット放送局ビデオニュース・ドットコムで、神保とともに『マル激トーク・オン・ディマンド』のホストを務めている。
宮台の門下生として、鈴木謙介[10]・西田亮介[11]・鈴木弘輝らがいる。
概要
思想・活動・発言
1990年代はリベラルを名乗っていたが、2000年代になると天皇主義に基づく思想も展開する。「解放的関心の強烈な〈左〉と、条理によって条理の限界を見極める〈右〉は、論理的に両立可能」と主張する[12]。
誤った右翼思想をもつと自らが定義した政治家に特に厳しく、「政府に逆らう者は反日分子」と発言した柏村武昭に対し、このような発言をする政治家を取り除くことが真の右翼であるとした。また小池百合子をアメリカ合衆国に何も条件をつけずにテロ対策特別措置法を延長したという理由で売国政治家とした。小泉内閣に関しては、その中期までは非常に好意的であり、メディアでも度々称賛してきた[13]。ただし2006年頃から竹中平蔵の主導した市場原理主義を厳しく批判している。
日本国憲法については改憲論者である[14]。憲法改正をして、重武装化&対米中立であるべきであるとする。ここでの重武装とは対地反撃能力を中核とする抑止力としての反撃能力のことである。具体的には航続距離の長い爆撃機や長距離ミサイルを持つことで、激しい地上戦に持ち込まれないためにこそ重武装化すべきであると主張する。 「重武装化&対米中立」化のためには、
- アメリカ合衆国の機嫌を損なわないようにするにはどうするべきか
- アジア諸国の疑惑や懸念をどう取り除くか
- 憲法改正に必要な国民意思や、重武装を制御する頭脳(民度)をどう形成するか
などの障害を克服する必要があると主張する[15]。また、押し付け憲法論は誤りだと主張する[16]。
徴兵制
徴兵制について、韓国で施行されている徴兵制に対して好意を寄せている[17]。安藤美冬との対談において、宮台の教え子であるイ・ヒョンソクの「社会化→脱社会化→再社会化」という言葉を引用した上で、徴兵制を評価し、日本でも「ネット上で「許さん!」と噴き上がる」人間に対する「処方箋」として徴兵制を導入するのは有効ではないかという趣旨の発言をしている[18]。宮台は日本に徴兵制を導入するのは現実的に不可能であるとするが、徴兵制があると自分が、あるいは自分の子どもが、戦地に送られる可能性があるので、シビリアンコントロール(文民統制)のあり方をちゃんとチェックしよう、そのためにちゃんとした政治家を選ぼうという意欲が非常に強くなる。それが政治参加意欲の大きな原動力になると主張する。
倫理
自身に傾倒して自殺したファンの手記を読み、ショックで寝込んでしまったことがある。浅田彰はこの宮台の件について「僕ならそんな奴放っておいて、とっとと逃げる。ラディカルなことは、そうしないと言えない」と述べており、言論人の倫理について問いを投げた。
映画
アントニオ・グラムシの影響で映画によって革命を起こすべく映画作家を目指し、それに役立つと考えて社会学を学んだ。大学に入学してすぐに映画部に入り、映画ばかり撮って勉強をしなかったという。廣松渉、若松孝二、足立正生を尊敬している。
映画監督の園子温とは個人的にも親交があり、園監督の「紀子の食卓」(2006年)を非常に高く評価している。また「愛のむきだし」(2008年)には、新宗教の指導者の一人として出演している。「ヒミズ」(2012年)では、テレビの中で東日本大震災について語る知識人という役で出演している。「ラブ&ピース」(2015年6月27日、アスミック・エース)では、討論番組での知識人の一人として出演している。
セクシュアリティ・結婚
性風俗、セクシュアリティ、自身の性体験などについても活発に研究・発言している。売春合法化論者。援助交際を専門的に調べるきっかけは、当時付き合っていた女子高生が援助交際をやっていたからだという[19]。過去にテレクラにハマっていた時期があったが、母親に50枚の会員証が見つかり、すべて捨てられている。なお、その後も続けていた[20]。
最初に自慰をしたのは小学3年生あたりで、対象にした漫画のキャラクターは『サイボーグ009』に登場するフランソワーズ・アルヌール。この時の妄想は、自分自身がフランソワーズになりきって拷問されるというシチュエーションだという[21]。
中学高校時代、空手道部に所属していた新入部員のときに先輩から愛撫の仕方などを学んだとして次のように自著で書いている[22] 。「先輩に全身なめられて、 『宮台君はアドレナリンの匂いがするね。感じてるよ。チンチン勃ってるじゃないか』」と、全身を愛撫されたあと、言われたという[22]。また、中学時代には中央線でよく男の痴漢にあったとして、「触ってくるのが 男でも、あの年代はすぐに変な気分になってチンチンが勃ちます(笑)。 しかも男が男に触られてるんだと恥ずかしくて、女の子みたいに 『この人痴漢です!』って言えないじゃないですか。だから触られ放題で、ずいぶん感じさせられました」と自身の体験について発言している[22]。
宮台が最初に結婚したのは、イタズラ好きな友人からもらった水を垂らすだけで陽性反応と同じサインを示すエイズ検査のダミーキットを、それとは知らずに、当時交際していた女性と自分の唾液を混ぜて使ったところが、エイズの陽性反応が出たと思い込んだことがきっかけであるが[23]、その後にテレクラ問題の報道などが要因となり、離婚に至る[24]。
現在の伴侶は、東京大学名誉教授佐伯胖の娘であるが、過去に佐伯の教育論を大批判しており、結婚を決めた女性がその佐伯の娘であるとは知らず、両親に挨拶するのに困ったという[25]。なお、結婚に反対しなかったのは佐伯だけで、結婚の際に言われたのは「うちはカトリックですよ、離婚はできませんよ」の一言だけだという。
人物
2015年12月9日には憲政記念館において、辻元清美議員の「政治活動20年へ、感謝と飛躍の集い in 東京」という政治資金規正法に基づく政治資金パーティーに参加している[26]。
批評家たちとの関係
宮崎哲弥との関係
1995年、宮崎が自身が構成するオウム特番に宮台を呼んだ際、代々木公園で対面したのが初対面であったという[27]。その後、「M2」としてよく対談する仲になる。宮台は、「生涯の恩人」と述べている[27]。
小林よしのりとの関係
宮台は当初は小林よしのりを罵倒していたが、後に小林とは「共闘関係が可能」と称するまでになり、小林の著作「沖縄論」に関しては「大変面白かった」と評し、「私も沖縄を左翼や似非保守から奪還する計画だ」と同調するまでになった。その関係の変遷について宮台は「私や小林氏のどちらかが変わったのではなく、小林氏の主張が時代を経て純化し、夾雑物が削ぎ落とされ(つまりここでは「新しい歴史教科書をつくる会」的な物を意味しますが)、優先順位がはっきりしてきたためだ。」と説明した。
石原慎太郎との関係
PHP研究所の雑誌「Voice」2007年9月号の石原慎太郎東京都知事との対談で「ポピュリズムと揶揄されるものとは別次元の感染力であり、都知事選ではメディア効果も手伝って人の凄さの違いが際立つのを実感した」と発言した[28]。ほか、主に教育については考え方に一致点が多い。また石原は「首都大学に面白い社会学者が居る」として一目置いている。
浅田彰との関係
浅田を、宮台は天才を認めつつもあまり高く評価していない。浅田は臆病なスタイリストと書籍に書いている。浅田は宮台に対して、「『終わりのない日常を生きろ』か、『終わりなき日常を生きよ』のどちらかにしてもらいたい」と批判した[29]。
その他
- 幼少時から霊感が強く、神秘的な経験を多く体験しており、不可解に思っていたが、現在では社会的に理解できる現象だという見解を持っているようである[30]。
- 早期教育として英会話を習ったが、おかげで幼少期は英語嫌いになってしまったという。
- 妻やその一家がクリスチャンであるためか、文語訳聖書を愛読している。
- 2017年6月9日のTBSラジオ、ザ・ボイスの中で自分はクリスチャンであると述べている。
- 本人は自分について、左翼・右翼ともどちらとも取られるのが好ましいと述べている。
評価
政治学者の姜尚中は「宮台さんこそ、現代における丸山眞男のもっとも卓越した後継者」と評価している[31]。
著作
単著
タイトル | 出版社 | 出版年月 | ISBN | 備考 および文庫版 |
---|---|---|---|---|
『権力の予期理論 了解を媒介にした作動形式』 |
勁草書房 | 1989年 | ISBN 432610077X | |
『制服少女たちの選択』 | 講談社 | 1994年 | ISBN 4062053543 | 朝日文庫 ISBN 4022615214 |
『終わりなき日常を生きろ オウム完全克服マニュアル』 |
筑摩書房 | 1995年 | ISBN 4480857206 | ちくま文庫 ISBN 4480033769 |
『まぼろしの郊外 成熟社会を生きる若者たちの行方』 |
朝日新聞社 | 1997年 | ISBN 4022571918 | 朝日文庫 ISBN 4022612908 |
『透明な存在の不透明な悪意』 | 春秋社 | 1997年 | ISBN 4393331753 | 酒鬼薔薇聖斗事件について |
『世紀末の作法 終ワリナキ日常ヲ生キル知恵』 |
メディアファクトリー | 1997年 | ISBN 4889914617 | |
『これが答えだ! 新世紀を生きるための100問100答』 |
飛鳥新社 | 1998年 | ISBN 4870313286 | 『(同上)108問108答』に改題。 朝日文庫 ISBN 4022613777 |
『野獣系でいこう!!』 | 朝日新聞社 | 1999年 | ISBN 4022573287 | 朝日文庫 ISBN 4022613580 |
『自由な新世紀――不自由なあなた』 | メディアファクトリー | 2000年 | ISBN 4889919074 | |
『援交から革命へ 多面的解説集』 |
ワニブックス | 2000年 | ISBN 4847013549 | |
『援交から天皇へ Commentaries 1995-2002』 |
朝日文庫 | 2002年 | ISBN 4022613920 | 『援交から革命へ』を大幅増補したもの。 |
『絶望から出発しよう』 | ウェイツ | 2003年 | ISBN 4901391305 | |
『絶望 断念 福音 映画 「社会」から「世界」への架け橋』 |
メディアファクトリー | 2004年 | ISBN 4840111308 | |
『亜細亜主義の顛末に学べ 宮台真司の反グローバライゼーション・ガイダンス』 |
実践社 | 2004年 | ISBN 491604374X | |
『宮台真司interviews』 | 世界書院 | 2005年 | ISBN 4792720788 | |
『宮台真司ダイアローグズ1』 | イプシロン出版企画 | 2006年 | ISBN 490314500X | |
『14歳からの社会学 これからの社会を生きる君に』 |
世界文化社 | 2008年 | ISBN 4418082182 | ちくま文庫 ISBN 4480430261 |
『〈世界〉はそもそもデタラメである』 | メディアファクトリー | 2008年 | ISBN 4840126143 | |
『日本の難点』 | 幻冬舎新書 | 2009年 | ISBN 4344981219 | |
『中学生からの愛の授業』 | コアマガジン | 2010年 | ISBN 4862527361 | |
『宮台教授の就活原論』 | 太田出版 | 2011年 | ISBN 4778312775 | ちくま文庫 ISBN 4480432086 |
『きみがモテれば、社会は変わる。』 | イースト・プレス | 2012年 | ISBN 4781690319 | |
『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』 | 幻冬舎 | 2014年 | ISBN 4344025326 |
共著
タイトル | 共著者 | 出版社 | 出版年月 | ISBN | 備考 および文庫版 |
---|---|---|---|---|---|
『サブカルチャー神話解体 少女・音楽・マンガ・性の30年とコミュニケーションの現在』 |
石原英樹 大塚明子 |
Parco出版局 | 1993年 | ISBN 4891943602 | ちくま文庫増補版 ISBN 4480423079 |
『新世紀のリアル』 | 中森明夫 藤井良樹 |
飛鳥新社 | 1997年 | ISBN 4870313197 | |
『学校を救済せよ 自己決定能力養成プログラム』 |
尾木直樹 | 学陽書房 | 1998年 | ISBN 431363035X | |
『学校的日常を生きぬけ 死なず殺さず殺されず』 |
藤井誠二 | 教育史料出版会 | 1998年 | ISBN 4876523371 | |
『性の自己決定原論 援助交際・売買春・子どもの性』 |
速水由紀子 他 | 紀伊国屋書店 | 1998年 | ISBN 4314008210 | |
『ポップ・カルチャー』 | 松沢呉一 | 毎日新聞社 | 1999年 | ISBN 4620312851 | |
『美しき少年の理由なき自殺』 | 藤井誠二 | メディアファクトリー | 1999年 | ISBN 4889919341 | |
『居場所なき時代を生きる子どもたち』 | 三沢直子 保坂展人 |
学陽書房 | 1999年 | ISBN 4313630414 | |
『戦争論妄想論』 | 姜尚中他 | 教育史料出版会 | 1999年 | ISBN 4876523665 | |
『買売春解体新書 近代の性規範からいかに抜け出すか』 |
上野千鶴子 | 柘植書房新社 | 1999年 | ISBN 4806804185 | |
『サイファ覚醒せよ! 世界の新解読バイブル』 |
速水由紀子 | 筑摩書房 | 2000年 | ISBN 448086329X | ちくま文庫 ISBN 4480422595 |
『リアル国家論』 | 宮崎哲弥他 | 育史料出版会 | 2000年 | ISBN 4876523908 | |
『少年たちはなぜ人を殺すのか』 | 香山リカ | 創出版 | 2001年 | ISBN 4924718416 | ちくま文庫 ISBN 4480426248 |
『「脱社会化」と少年犯罪』 | 藤井誠二 | 創出版 | 2001年 | ISBN 4924718424 | |
『憲法対論 転換期を生きぬく力』 |
奥平康弘 | 平凡社新書 | 2002年 | ISBN 4582851649 | |
『学校が自由になる日』 | 藤井誠二 内藤朝雄 |
雲母書房 | 2002年 | ISBN 4876721041 | |
『不純異性交遊マニュアル』 | 速水由紀子 | 筑摩書房 | 2002年 | ISBN | |
『挑発する知 国家、思想、そして知識を考える』 |
姜尚中 | 双風舎 | 2003年 | ISBN 4480863435 | ちくま文庫 ISBN 4480423877 |
『不安の正体! メディア政治とイラク戦後の世界』 |
金子勝 藤原帰一 A・デウィット |
筑摩書房 | 2004年 | ISBN 4480863583 | |
『日常・共同体・アイロニー 自己決定の本質と限界』 |
仲正昌樹 | 双風舎 | 2004年 | ISBN 4902465043 | |
『限界の思考 空虚な時代を生き抜くための社会学』 |
北田暁大 | 双風舎 | 2005年 | ISBN 490246506X | |
『私たちが住みたい都市』 | 伊東豊雄他 | 平凡社 | 2006年 | ISBN 4582544312 | |
『「麻原死刑」でOKか?』 | 野田正彰他 | ユビキタ・スタジオ | 2006年 | ISBN 4877585036 | |
『幸福論 〈共生〉の不可能と不可避について』 |
鈴木弘輝 堀内進之介 |
NHK出版 | 2007年 | ISBN 414091081X | |
『計算不可能性を設計する ITアーキテクトの未来への挑戦』 |
神成淳司 | ウェイツ | 2007年 | ISBN 4901391801 | |
『生きる意味を教えてください』 | 田口ランディ他 | バジリコ | 2008年 | ISBN 4862380727 | |
『映画「靖国」上映中止をめぐる大議論』 | 森達也 鈴木邦男他 |
創出版 | 2008年 | ISBN 4924718882 | |
『民主主義が一度もなかった国・日本』 | 福山哲郎 | 幻冬舎新書 | 2009年 | ISBN 4344981529 | |
『父として考える』 | 東浩紀 | NHK生活人新書 | 2010年 | ISBN 4140883243 | |
『原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治にむけて』 | 飯田哲也 | 講談社現代新書 | 2011年 | ISBN 4062881128 | |
『愚民社会』 | 大塚英志 | 太田出版 | 2011年 | ISBN 4778312910 | |
『脱原発とデモ: そして、民主主義』 | 飯田哲也他 | 筑摩書房 | 2012年 | ISBN 4480864199 | |
『踊ってはいけない国、日本』 | 磯部涼編著 | 河出書房新社 | 2012年 | ISBN 430924601X | |
『排除社会の現場と暴対法の行方』 | 宮崎学他 | 同時社時代 | 2012年 | ISBN 488683728X | |
『おどろきの中国』 | 橋爪大三郎 大澤真幸 |
講談社現代新書 | 2013年 | ISBN 4062881829 | |
『宮台真司・愛のキャラバン』 | 高石宏輔 公家シンジ他 |
Amazon Kindle版 | 2013年 | ASIN B00ECHGFDI | |
『小室直樹の世界-社会科学の復興をめざして』 | 盛山和夫 橋爪大三郎 志田基与師 今田高俊 山田昌弘 大澤真幸 伊藤真[要曖昧さ回避] 副島隆彦 渡部恒三 関口慶太 村上篤直 |
ミネルヴァ書房 | 2013年 | ISBN 4623067033 | |
『「絶望の時代」の希望の恋愛学』 | 高石宏輔 公家シンジ他 |
KADOKAWA/中経出版 | 2013年 | ISBN 404600116X | |
『これが沖縄の生きる道』 | 仲村清司 | 亜紀書房 | 2014年 | ISBN 4750514152 | |
『戦争する国の道徳 安保・沖縄・福島』 | 小林よしのり 東浩紀 |
幻冬舎新書 | 2015年 | ISBN | |
『Music for Urbanism (CD+BOOK)』 | Merzbow | murmur records | 2015年 | EAN 4532813841311 |
「M2」単行本シリーズ
宮崎哲弥との共著
- 『M2われらの時代に』(朝日新聞社、2002年)
- 『ニッポン問題。M2:2』(インフォバーン、2003年)
- 『エイリアンズ――論壇外知性体による「侵犯」的時評'03-'04』(インフォバーン、2004年)
- 『M2:思考のロバストネス』(インフォバーン、2006年)
- 『M2:ナショナリズムの作法』(インフォバーン、2007年)
マル激単行本シリーズ
神保哲生との共著
- 『漂流するメディア政治――情報利権と新世紀の世界秩序』(春秋社、2002年)
- 『アメリカン・ディストピア――21世紀の戦争とジャーナリズム』(春秋社、2003年)
- 『ネット社会の未来像』(春秋社、2006年)
- 『天皇と日本のナショナリズム』(春秋社、2006年)
- 『中国――隣りの大国とのつきあいかた』(春秋社、2007年)
- 『教育をめぐる虚構と真実』(春秋社、2008年)
- 『沖縄の真実、ヤマトの欺瞞』(春秋社、2010年)
- 『地震と原発 今からの危機』(春秋社、2011年)
- 『増税は誰のためか 』(扶桑社、2012年)
- 『経済政策の射程と限界』(扶桑社、2013年)
「人生の教科書」シリーズ
藤原和博との共著
- 『人生の教科書「よのなか」』(筑摩書房、1998年)
- 『人生の教科書「ルール」』(筑摩書房、1999年)
- 2005年に、1つの文庫本にまとめた『人生の教科書「よのなかのルール」』がちくま文庫より出版されている。
編著
- 『教育「真」論――That's Japan special:連続シンポジウムの記録』(ウェイツ、2004年)
- 『サブカル「真」論――That's Japan special:連続シンポジウムの記録』(ウェイツ、2005年)
- 『統治・自律・民主主義―パターナリズムの政治社会学』(現代位相研究所、2012年)
共編著
- (門脇厚司)『「異界」を生きる少年少女』(東洋館出版社、1995年)
- (鈴木弘輝)『21世紀の現実――社会学の挑戦』(ミネルヴァ書房、2004年)
- (高岡健)『こころ「真」論:連続シンポジウムの記録』(ウェイツ、2006年)
- (辻泉・岡井崇之)『「男らしさ」の快楽――ポピュラー文化からみたその実態』(勁草書房、2009年)
共訳書
- (大澤真幸)G・スペンサー=ブラウン『形式の法則』(朝日出版社、1987年)
出演番組
その他
- TEPCOインターカレッジデザイン選手権審査委員
- 第27期東京都青少年問題協議会 委員[32]
脚注
- ^ 学位論文要旨
- ^ 公式ブログより
- ^ 首都大学東京教員紹介「宮台眞司」
- ^ 公式ブログより
- ^ 学位論文要旨
- ^ 公式ブログより
- ^ 首都大学東京教員紹介「宮台眞司」
- ^ 「現代を生き抜くためのワンポイント社会学」仕事を楽しむためのWebマガジン、B-plus(ビープラス)
- ^ VIDEO NEWS出演者紹介
- ^ 「鈴木謙介/Suzuki Kensuke インタビュー」ストリートファッション マーケティング ウェブマガジン ACROSS(アクロス)2008年2月15日
- ^ 「コミュニティ観察とクリエイティビティ ――西田亮介さんロングインタビュー」荻上式BLOG 2009年3月1日
- ^ 宮台真司・宮崎哲弥(2004年)『M2われらの時代に』、朝日文庫、391頁
- ^ 『M2われらの時代に』 朝日文庫 2004年 ISBN 4022614471 宮崎哲弥との共著
- ^ 東京新聞 【試される憲法】 対米自立には重武装化が必要です。反撃を予想した敵に攻撃を控えさせるべく、弾道ミサイルなどによる対地攻撃を軸とした反撃能力が要るのです。それには集団的自衛権を超えた憲法改正が必要となり、「周辺国の国民の感情的手当て」と「文民の戦略的外交能力」も求められます。
- ^ 『日本の難点』179-181頁
- ^ 憲法についてのアンケートに答えました。800字制限でしたのでタイヘンでした。MIYADAI.com Blog 2013年9月22日
- ^ 宮台ゼミの留学生でもあったイ・ヒョンソクが原作者の漫画『軍バリ!』の帯や書評・原作者との対談。
- ^ 2012年12月30日「宮台真司 × 安藤美冬 【第2回】 フラグを立て、価値を発信せよ 「どんなゲームにも順応できるのがノマド的な人です」」 - なお、この対談の中で宮台は「徴兵制以外にも、同じような機能を有している戸塚ヨットスクールでも良い」という趣旨の発言を行っている。
- ^ 『これからの多様な性・家族』(宮台本人の発言)
- ^ 『マンガ・エロティクス・エフ』(2011年3月8日)
- ^ ビデオニュース・ドットコム マル激 第236回猿でもわかるオタク入門), ビデオニュース・ドットコム, (2005-09-30)
- ^ a b c 宮台真司『これが答えだ!新世紀を生きるための108問108答』朝日文庫,2002年、pp.19-20.
- ^ 宮台真司ロングインタビューvol.6「受け手を見るということ」の起源
- ^ 本人Twitterでの発言 2010年05月14日
- ^ 『博士も知らないニッポンのウラ』(教育のウラ 宮台真司)
- ^ 辻元清美 政治活動20年へ、感謝と飛躍の集い in 東京
- ^ a b 宮台真司・宮崎哲弥(2004年)『M2われらの時代に』、朝日文庫、393頁
- ^ 「Voice」PHP研究所2007年9月号影を潜めた破壊者ぶり 石原・宮台対談
- ^ 『憂国呆談リターンズ 長野が動く、日本が動く』(ダイヤモンド社, 2002年)
- ^ 『ビデオニュース・ドットコム』(超常体験が絶対性や超越性を信じるきっかけ)
- ^ 『挑発する知』2003年、p242
- ^ 委員名簿 (PDF)
外部リンク
- MIYADAI.com Blog
- 宮台真司 (@miyadai) - X(旧Twitter)
- ビデオニュース・ドットコム (神保哲生と毎週放送するインターネット放送)
- 首都大学東京教員紹介
- メールマガジン