吉田民人
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日本学士院より公表された肖像 | |
人物情報 | |
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生誕 | 1931年8月20日 |
死没 | 2009年10月27日(78歳没) |
出身校 | 京都大学文学部 |
学問 | |
研究分野 | 理論社会学 |
称号 | 東京大学名誉教授、紫綬褒章 |
影響を与えた人物 | 上野千鶴子、木村洋二、宮台真司 |
吉田 民人(よしだ たみと、1931年8月20日 - 2009年10月27日)は、日本の社会学者[1]。専門は理論社会学。日本学士院会員。第18期日本学術会議副会長。元日本社会学会会長。東京大学名誉教授。
人物
[編集]愛知県出身。京都大学文学部社会学専攻卒業。同大学大学院博士課程中退。
機能主義社会学を理論的に追求した。「情報」を社会科学的な研究対象とした先駆者の一人としても知られる。
学歴
[編集]- 1955年 京都大学文学部哲学科社会学専攻卒業
- 1957年 京都大学大学院文学研究科修士課程社会学専攻修了
職歴
[編集]- 1957年 関西大学文学部助手、のち助教授
- 1964年 大阪大学教養部助教授
- 1972年 京都大学教養部助教授
- 1975年 東京大学文学部助教授
- 1980年 東京大学文学部教授(1989年 学部長)
- 1992年 中央大学文学部教授、東京大学名誉教授
- 1992年 - 1997年 慶應義塾大学文学部客員教授
受賞等
[編集]- 1999年 紫綬褒章受章
著書
[編集]単著
[編集]- 『情報と自己組織性の理論』(東京大学出版会, 1990年)
- 『自己組織性の情報科学――エヴォルーショニストのウィーナー的自然観』(新曜社, 1990年)
- 『主体性と所有構造の理論』(東京大学出版会, 1991年)
共著
[編集]- (加藤秀俊・竹内郁郎)『社会的コミュニケーション』(培風館, 1968年)
- (北川敏男・香山健一)『情報社会科学への道』(学習研究社, 1971年)
- (野中郁次郎・恩田彰・久野誠之・大坪檀・梅澤正・井原哲夫・田中真砂子)『創造する組織の研究』(講談社, 1989年)
編著
[編集]- 『社会学』(日本評論社, 1978年)
- 『社会学の理論でとく現代のしくみ』(新曜社, 1991年)
共編著
[編集]- (安田三郎・塩原勉・富永健一)『基礎社会学(3)社会集団』(東洋経済新報社, 1981年)
- (木下冨雄)『応用心理学講座(4)記号と情報の行動科学』(福村出版, 1994年)
- (鈴木正仁)『21世紀の学問論にむけて』(ミネルヴァ書房, 1995年)
出典
[編集]- ^ “物故会員個人情報 - 吉田民人|日本学士院”. www.japan-acad.go.jp. 2024年11月11日閲覧。