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「下今市駅」の版間の差分

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{{工事中}}
{{出典の明記|date=2017年5月}}
{{駅情報
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|画像説明 = リニューアルされた現駅舎<br />(2017年8月撮影
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|所属事業者 = [[File:Tōbu Tetsudō Logo.svg|32px]] [[東武鉄道]]
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}}
}}
'''下今市駅'''(しもいまいちえき)は、[[栃木県]][[日光市]]今市にある[[東武鉄道]]の[[鉄道駅|駅]]である。駅番号は'''TN 23'''。当駅には[[東武日光線|日光線]]・[[東武鬼怒川線|鬼怒川線]]の両路線が乗り入れており、鬼怒川線は当駅を起点とする。
{{Vertical_images_list

|幅= 220px
== 歴史 ==
| 1=170825 Shimo-Imaichi Station Nikko Japan01n.jpg
日光線延伸工事の進展に伴い、[[1929年]]([[昭和]]4年)[[7月7日]]の[[新鹿沼駅|新鹿沼]] - 下今市間部分開通と同時に、暫定的な終点駅として開設された<ref name="RP263_p120" />。駅名の由来は所在地自治体が「[[今市市|今市町]]」であった当時、上町・中町・下町の3つの[[小字|字]]が存在し、当駅はこのうち「下町」地内に設置されたことによるものである<ref name="tobu_web3211" />。
| 2=「[[SL大樹]]」(2017年8月)
| 3=YAGANRAILWAY SERIES6050 62102F RPD.JPG
| 4=2番線に停車中の野岩鉄道[[東武6050系電車|6050系]]100番台(2008年10月)
| 5=Tobu Railway Series6050 6168F ShimoImaichi.JPG
| 6=3番線に到着した特急連絡の6050系(2009年3月)
| 7=Tobu Railway Series100 Spacia Kinu114 ShimoImaichi.JPG
| 8=4番線に入線する[[東武100系電車|100系「スペーシア」]](2009年3月)
}}
'''下今市駅'''(しもいまいちえき)は、[[栃木県]][[日光市]]今市にある[[東武鉄道]]の[[鉄道駅|駅]]である。駅番号は'''TN 23'''。


開設当時は[[東武鬼怒川線#歴史|下野電気鉄道]]によって後に東武鬼怒川線となる同社藤原線(新今市 - [[新藤原駅|新藤原]]間)が既に開業しており<ref name="RP263_p120" />、同社が[[1920年]]([[大正]]9年)1月に東武鉄道の子会社となっていたこともあって<ref name="JTBC-R200402_p33-34" />、当駅開設と同時に藤原線[[大谷向駅|大谷向]] - 新今市間の当駅と隣接する箇所に「小倉町臨時停留場」を新設し、連絡運輸の便宜を図った<ref name="RP263_p120" />。
[[東武日光線|日光線]]と[[東武鬼怒川線|鬼怒川線]]が乗り入れている。鬼怒川線は当駅が起点であるが、多くの列車が日光線新栃木方面へ直通する。


さらに、1929年(昭和4年)[[10月1日]]には下今市 - [[東武日光駅|東武日光]]間が開通し、日光線全線が開通した<ref name="RP263_p13" />。また同年[[10月22日]]より下野電気鉄道は藤原線大谷向以南の路線経路を一部変更、従来の起点駅であった国有鉄道[[日光線]]の[[今市駅]]に隣接する新今市駅を廃止し、当駅を起点駅とするよう改めた<ref name="RP263_p120" />。ただし当時は、[[架線]][[電圧]]1,500 [[ボルト (単位)|V]]・[[軌間]]1,067 [[ミリメートル|mm]]の東武日光線に対して、下野電気鉄道藤原線は架線電圧550 V・軌間762 mmと規格が全く異なっており{{Refnest|group="*"|藤原線の下今市 - 高徳(現・[[新高徳駅|新高徳]])間は前述した経路変更と同時に1,067 mm軌間への改軌が施工されたが、架線電圧は550 Vのままであった<ref name="RP263_p120" />。そのため、改軌および架線電圧昇圧完成まで暫定的に運行系統を1,067 mm軌間の下今市 - 高徳 - [[矢板駅|矢板]]間と762 mm軌間のまま存置された高徳 - 新藤原間の2系統に分断し、下今市 - 高徳 - 矢板間には蒸気機関車牽引による客車列車が運行された<ref name="RP263_p120" />。}}、列車の直通運転は[[1931年]](昭和6年)2月の藤原線全線1,067 mm[[改軌]]および架線電圧1,500 V昇圧工事完成を待って開始された<ref name="RP263_p120" />。同時期に東武鉄道によって進められた[[鬼怒川温泉]]地区一帯の観光地化政策によって藤原線の輸送需要は年々向上し<ref name="RP263_p120" />、当初浅草方面からの直通運転は臨時団体列車の運行時に限られていたものが、[[1935年]](昭和10年)の優等列車用車両[[東武デハ10系電車|デハ10形電車]]の導入を機に週末運行の特急列車が藤原線へ直通運転を行うようになった<ref name="RP263_p123" />。
== 年表 ==

* [[1929年]]([[昭和]]4年)[[7月7日]] - 開業。
[[太平洋戦争]]勃発に伴う[[戦時体制]]への移行の影響を受け、業績が低迷した下野電気鉄道は[[1943年]](昭和18年)5月1日付で東武鉄道へ[[合併 (企業)|吸収合併]]され、同社藤原線は鬼怒川線と路線名称を変更した<ref name="RP263_p120" />。終戦後の混乱期を脱し、観光需要が回復しつつあった[[1954年]](昭和24年)5月1日より、日光線東武日光方面発着の列車と鬼怒川線新藤原方面発着の列車との併結運行が開始された<ref name="JTBC-R200402_p41-42" />。併結列車は全列車とも当駅にて分割・併合が行われ<ref name="JTBC-R200402_p41-42" />、この運行形態は[[2017年]]([[平成]]29年)現在も継承されている{{Refnest|group="*"|当初は特急・[[東武日光線#快速|快速]]とも多くの列車が併結列車として運行されたが、特急列車については[[東武1720系電車|1720系「デラックスロマンスカー」]]が6両固定編成で導入されたことに伴って分割・併合運用が不可能となり、以降は快速列車と一部の普通列車でのみ併結運用が行われた<ref name="JTBC-R200402_p41-42" />。その後、2017年(平成29年)4月21日のダイヤ改正にて快速系列車は全廃となり<ref name="tobu_press20170228" />、代替列車として新設された[[東武500系電車|500系「リバティ」]]によって運用される特急「リバティ会津」・「リバティけごん」が新たに分割・併合を行うようになった<ref name="tobu_press20170118" />。}}。
* [[2009年]]([[平成]]21年)頃 - [[発車標]]を設置。

* [[2012年]](平成24年)[[3月17日]] - '''TN 23'''の[[駅ナンバリング]]を導入。
[[2015年]](平成27年)8月、東武鉄道は2017年度を目処に鬼怒川線内において[[蒸気機関車牽引列車]](後に[[東武鬼怒川線#SL「大樹」|SL「大樹」]]と命名)の運行を開始する予定であることを発表した<ref name="tobu_press20150810" />。翌[[2016年]](平成28年)4月には運行拠点駅となる当駅の改修計画も発表され<ref name="tobu_press20160421" />、駅構内に蒸気機関車の点検・整備拠点となる[[下今市機関区]](下今市SL機関庫)を新設し<ref name="tobu_press20160118taiju" />、それら蒸気機関車関連施設の見学スペースを併せて設置するほか、駅舎については過去に蒸気機関車が運行されていた昭和時代をモチーフとするレトロ調のものへ全面改装することが決定した<ref name="tobu_press20160421" />。

2017年(平成29年)4月に駅舎の改修工事が一部完成し供用を開始<ref name="tobusl-fb437545533262792" />、以降同年5月に下今市機関区が開設されるなど順次整備が進められ<ref name="tobusl-fb441559696194709" />、同年7月には駅舎改修工事竣工および駅構内にSL展示館・[[転車台]]広場が開設され<ref name="tobusl-fb483180318699313" />、全ての工事が完了した。

=== 年表 ===
* [[1929年]](昭和4年)[[7月7日]] - 日光線新鹿沼 - 下今市間部分開通と同時に開業<ref name="RP263_p120" />。
* 1929年(昭和4年)[[10月1日]] - 日光線全線開通<ref name="RP263_p120" />。
* 1929年(昭和4年)[[10月22日]] - 下野電気鉄道藤原線が起点駅を新今市駅から当駅へ移転<ref name="RP263_p120" />。
* [[1943年]](昭和18年)[[5月1日]] - 東武鉄道が下野電気鉄道を吸収合併。同社藤原線は東武鬼怒川線となる<ref name="RP263_p120" />。
<!--* [[2009年]](平成21年)頃 - [[発車標]]を設置。-->
* [[2012年]](平成24年)[[3月17日]] - [[駅ナンバリング]]導入。当駅は「TN 23」と付番される<ref name="tobu_web3211" />。
* [[2017年]](平成29年)[[5月2日]] - 下今市機関区を開設<ref name="asahi201753">{{Cite news
* [[2017年]](平成29年)[[5月2日]] - 下今市機関区を開設<ref name="asahi201753">{{Cite news
| title = 復活のSL「大樹」披露 東武鉄道、乗員の制服も
| title = 復活のSL「大樹」披露 東武鉄道、乗員の制服も
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| page = 朝刊 栃木全県版
| page = 朝刊 栃木全県版
}}</ref>。
}}</ref>。
* 2017年(平成29年)[[7月21日]] - ホーム旧跨線橋が国の[[登録有形文化財]]に登録される<ref name="tobu_press20170721" />。
* 2017年(平成29年)[[7月23日]] - 駅舎改修工事完成、およびSL展示館・転車台広場開設<ref name="tobusl-fb483180318699313" />。

== 駅構造 ==
== 駅構造 ==
[[プラットホーム#形状と配置|島式ホーム]]2面4線を有する[[地上駅]]<ref name="tobu_web3211m" />。駅舎は線路の南側にあり、ホームとは[[跨線橋]]により連絡している<ref name="tobu_web3211m" />。駅舎改修に際して、1929年(昭和4年)の開設当初より存在する旧跨線橋<ref name="tobu_press20170721" />に代えて、駅舎・ホームと駅構内北側の蒸気機関車関連施設を結ぶ新跨線橋を新設した<ref name="response20170503" />。なお、旧跨線橋は2017年(平成29年)7月に国の登録有形文化財に登録されている<ref name="tobu_press20170721" />。
[[プラットホーム#形状と配置|島式ホーム]]2面4線を有する[[地上駅]]。当駅において大部分の[[東武日光線#快速|快速]]・[[東武日光線#区間快速|区間快速]]列車と一部の[[東武日光線#普通|普通]]列車の分割(下り)・併合(上り)が行われていたが、2017年4月21日ダイヤ改正ですべて消滅<ref group="注釈">快速・区間快速は当駅まで6両編成、当駅から東武日光方面は2両編成、鬼怒川温泉方面は4両編成で運転。当駅で併合する普通列車は東武日光方面、鬼怒川温泉方面からそれぞれ2両編成で運転され、当駅から4両編成で新栃木方面へ向かっていた</ref>。代わって「リバティ会津」・「リバティけごん」が当駅で分割併合を行う形がとられた。

改修後の駅舎は前述の通り昭和レトロ調の建物に刷新された<ref name="tobu_SLPJ-eki" />。駅舎入口に設置された駅名票は「&#39515;市今下」と右書きかつ旧字体で表記され、外観のみならず内装もレトロ調で統一し、改札口に隣接する待合室スペースには戦前・戦後のレトロなポスターを多数展示している<ref name="tobu_SLPJ-eki" />。


また、当駅は日光・鬼怒川を始めとする観光輸送の拠点駅であることから、駅構内の売店にて[[駅弁]]が販売されている<ref name="tobu_SLPJ-ekiben" /><ref name="response20150816" />。2015年(平成27年)まではホーム上にて立ち売り形式での販売も行われていた<ref name="tobu_SLPJ-ekiben" />。
駅舎は線路の南側にあり、ホームとは[[跨線橋]]により連絡している。駅舎は「[[SL大樹]]」運転開始に伴い、全面的に[[SL]]が走行していた時代の昭和レトロ風に外観・内装共に改修が行われた。


<gallery>
<gallery>
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=== のりば ===
=== のりば ===
{{Vertical_images_list
<!-- 2012年8月時点のコンコースの案内表記に準拠 --->
|幅= 200px
| 1=170825 Shimo-Imaichi Station Nikko Japan01n.jpg
| 2=SL「大樹」(2017年8月)
| 3=YAGANRAILWAY SERIES6050 62102F RPD.JPG
| 4=2番線に停車中の野岩鉄道[[東武6050系電車|6050系]]100番台(2008年10月)
| 5=Tobu Railway Series6050 6168F ShimoImaichi.JPG
| 6=3番線に到着した特急連絡の6050系。旧跨線橋が背景に見える(2009年3月)
| 7=Tobu Railway Series100 Spacia Kinu114 ShimoImaichi.JPG
| 8=4番線に入線する[[東武100系電車|100系「スペーシア」]](2009年3月)
}}
1番線を日光線下り列車が、2番線を鬼怒川線(一部日光線)下り列車が、3・4番線を日光線上り列車が、それぞれ使用する<ref name="tobu_web3211m" />。
{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
!番線!!路線!!方向!!行先
!番線!!路線!!方向!!行先
107行目: 124行目:
|[[新栃木駅|新栃木]]・[[東武動物公園駅|東武動物公園]]・<br /><span style="font-size:small">[[File:Tobu Skytree Line (TS) symbol.svg|15px|TS]] [[東武伊勢崎線|東武スカイツリーライン]]</span> [[北千住駅|北千住]]・[[とうきょうスカイツリー駅|とうきょうスカイツリー]]・[[浅草駅|浅草]]・<br /><span style="font-size:small">{{Color|green|■}}[[湘南新宿ライン|JR]]</span>[[新宿駅|新宿]]方面
|[[新栃木駅|新栃木]]・[[東武動物公園駅|東武動物公園]]・<br /><span style="font-size:small">[[File:Tobu Skytree Line (TS) symbol.svg|15px|TS]] [[東武伊勢崎線|東武スカイツリーライン]]</span> [[北千住駅|北千住]]・[[とうきょうスカイツリー駅|とうきょうスカイツリー]]・[[浅草駅|浅草]]・<br /><span style="font-size:small">{{Color|green|■}}[[湘南新宿ライン|JR]]</span>[[新宿駅|新宿]]方面
|}
|}
* 路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)にて表記。
*一部の下り列車は3・4番線から発車する。
*配線の都合上、鬼怒川線から日光線新鹿沼方面への直通列車は4番線から発車する。
*上記の路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。


=== 駅弁 ===
=== SL「大樹」関連施設 ===
{{See also|下今市機関区}}
観光路線の拠点であり、優等列車が停車する当駅では、ホーム上の売店およびホーム上で販売している。過去には車内での立ち売りで[[駅弁]]が販売されていた。<!--駅弁購入ガイドではないので以下の記述は除去とする-->
SL「大樹」運転開始に先立つ2017年(平成29年)5月に、蒸気機関車と後部[[補助機関車|補機]]のディーゼル機関車が配置される下今市機関区(下今市SL機関庫)が開設された<ref name="tobusl-fb441559696194709" /><ref name="response20170503" />。赤レンガ風の外観を有する機関庫と[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)より譲渡された転車台を備え、日常の運転整備を行う施設として位置付けられている<ref name="response20170503" />{{Refnest|group="*"|各種検査を伴う整備は[[南栗橋車両管区]]内に新設された南栗橋SL検修庫にて実施される<ref name="response20170503" />。}}。また、同年7月23日には検修施設の見学スペースである「転車台広場」と資料展示施設「SL展示館」が、それぞれ開設された<ref>{{Cite web|work=[[鉄道ファン (雑誌)|railf.jp(鉄道ニュース)]] |date=2017年7月23日 |url=http://railf.jp/news/2017/07/23/200500.html |title=東武鉄道下今市駅構内に「転車台広場・SL展示館」が開設される |publisher=[[交友社]] |accessdate=2017年7月28日}}</ref>。

=== SL大樹関連施設 ===
2017年8月10日の「SL大樹」運転開始に合わせ、SLと後補機のDLが配置される[[下今市機関区]]が開設され、それに付属する設備として「転車台広場・SL展示館」が2017年7月23日に正式オープンとなった<ref>{{Cite web|work=[[鉄道ファン (雑誌)|railf.jp(鉄道ニュース)]] |date=2017年7月23日 |url=http://railf.jp/news/2017/07/23/200500.html |title=東武鉄道下今市駅構内に「転車台広場・SL展示館」が開設される |publisher=[[交友社]] |accessdate=2017年7月28日}}</ref>。


== 利用状況 ==
== 利用状況 ==
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== 駅周辺 ==
== 駅周辺 ==
当駅は旧・[[今市市]]市域の中心部に位置することもあり、日光市役所本庁(旧・今市市役所)・日光市立今市図書館・[[今市郵便局]]など、主要施設が駅近辺に点在している<ref name="nikko-city201603" />。その他、[[日光杉並木]]や[[二宮尊徳]]の墓所である[[報徳二宮神社 (日光市)|今市報徳二宮神社]]など史跡も各所に存在する<ref name="nikko-kanko1052" />。
[[広場#交通広場と駅前広場|駅前広場]]に無料の飲み水が湧き出ている。

* 日光市役所本庁(旧・[[今市市]]役所)
今市地区の中心街には商業ビル「ショッピングプラザ日光」が建つが、同ビルを敷地内駐車場内に新築移転し、複合商業施設「日光ランドマーク(仮称)」として再オープンする計画が進行中である<ref name="shimotsuke20170824m" />。新ビルは地上3階建てとし、屋上には直径20 mで12台のゴンドラを備える[[観覧車]]を新設する予定とされ、2020年4月の完成を見込んでいる<ref name="shimotsuke20170824m" />。
* 日光市立今市図書館

* 日光市歴史民俗資料館
なお、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)[[日光線]]の[[今市駅]]は当駅より南西方向に約700 m離れた位置に立地する<ref name="nikko-city201603" />。
* 日光市今市中央コミュニティセンター
* 栃木県今市健康福祉センター
* [[今市郵便局]]
* 下今市郵便局
* 今市市役所通郵便局
* [[栃木県道118号下今市停車場線]]
* [[東日本旅客鉄道]](JR東日本)[[日光線]][[今市駅]] - 南西約700m。
* [[国道119号]]
* [[国道121号]]
* [[報徳二宮神社 (日光市)|今市報徳二宮神社]] - [[二宮尊徳]]の墓がある。


== 路線バス ==
== 路線バス ==
254行目: 258行目:
::: (日光線 東武日光方面) - '''下今市駅 (TN 23)''' - 大谷向駅 (TN 51)
::: (日光線 東武日光方面) - '''下今市駅 (TN 23)''' - 大谷向駅 (TN 51)


※特急「リバティきぬ」「リバティ会津」に下今市 - 鬼怒川温泉、会津田島方向へ乗車する場合に限り、乗車券のみで乗車可能。し、座席の指定は行わない。
※特急「リバティきぬ」「リバティ会津」に下今市 - 鬼怒川温泉、会津田島方向へ乗車する場合に限り、乗車券のみで乗車可能。ただし、座席の指定は行わない<ref name="tobu_revaty-transit" />


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注釈"}}
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=== 出典 ===
=== 出典 ===
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<ref name="JTBC-R200402_p33-34">[[#JTBC-R200402|『東武デラックスロマンスカー』 pp.33 - 34]]</ref>
<ref name="JTBC-R200402_p41-42">[[#JTBC-R200402|『東武デラックスロマンスカー』 pp.41 - 42]]</ref>
<ref name="RP263_p13">[[#RP263_p11-18|「東武鉄道の系譜」 (1972) p.13]]</ref>
<ref name="RP263_p120">[[#RP263_p118-123|「下野電気鉄道」 (1972) p.120]]</ref>
<ref name="RP263_p123">[[#RP263_p118-123|「下野電気鉄道」 (1972) p.123]]</ref>
<ref name="tobu_web3211">[http://railway.tobu.co.jp/guide/station/info/3211.html 下今市駅] - 東武鉄道 2017年9月17日閲覧</ref>
<ref name="tobu_web3211m">[http://railway.tobu.co.jp/guide/station/insidemap/3211.html 下今市駅 構内マップ] - 東武鉄道 2017年9月17日閲覧</ref>
<ref name="tobu_revaty-transit">[http://railway.tobu.co.jp/special_express/transit_fare/revaty/ 特急リバティの特急料金] - 東武鉄道 2017年9月17日閲覧</ref>
<ref name="tobu_SLPJ-eki">[http://www.tobu.co.jp/sl/trip/enjoy/shimoimaichi-eki/ 下今市駅] - 東武鉄道SL復活運転プロジェクトサイト 2017年9月17日閲覧</ref>
<ref name="tobu_SLPJ-ekiben">[http://www.tobu.co.jp/sl/trip/enjoy/ekiben/ 駅弁] - 東武鉄道SL復活運転プロジェクトサイト 2017年9月17日閲覧</ref>
<ref name="tobu_press20150810">{{PDFlink|[http://www.tobu.co.jp/file/pdf/600f37f037a7d2fbc1d0fe205c15e469/150810.pdf 蒸気機関車(SL)の復活を目指します(2017年度目途)] - 東武鉄道(2015年8月10日配信) 2017年9月17日閲覧}}</ref>
<ref name="tobu_press20160421">{{PDFlink|[http://www.tobu.co.jp/file/pdf/b1aa63bbdbbedc2f1f8e1b16523e14e7/160421_3.pdf 蒸気機関車(SL)復活運転の車両・施設計画概要について] - 東武鉄道(2016年4月21日配信) 2017年9月17日閲覧}}</ref>
<ref name="tobu_press20160118taiju">{{PDFlink|[http://www.tobu.co.jp/file/pdf/7bf111d6f69b03dc6942d94a799be133/170118-2.pdf 東武鬼怒川線で復活するSL「大樹」の営業運転開始日を2017年8月10日(木)に決定!]}} - 東武鉄道(2017年1月18日配信) 2017年9月17日閲覧</ref>
<ref name="tobu_press20170118">{{PDFlink|[http://www.tobu.co.jp/file/pdf/b71449315c885fe96933bd12d8f48b8a/170118_1.pdf 2017年4月21日(金)ダイヤ改正を実施! 東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・東武アーバンパークライン【特急列車概要】]}} - 東武鉄道(2017年1月18日配信) 2017年9月17日閲覧</ref>
<ref name="tobu_press20170228">{{PDFlink|[http://www.tobu.co.jp/file/pdf/812bccf06a3e6c3655e33c92ab2f9031/170228_4.pdf 2017年4月21日(金)ダイヤ改正を実施! 東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・東武アーバンパークライン【特急列車以外の一般列車】]}} - 東武鉄道(2017年2月28日配信) 2017年9月17日閲覧</ref>
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<ref name="tobusl-fb437545533262792">{{Facebook post|tobusl|437545533262792|【下今市駅の駅舎のリニューアル工事が一部完了いたしました!】}} 東武鉄道SL復活運転プロジェクト 2017年4月21日</ref>
<ref name="tobusl-fb441559696194709">{{Facebook post|tobusl|441559696194709|【火入れ式、下今市機関区開設式を行いました‼︎】}} 東武鉄道SL復活運転プロジェクト 2017年5月2日</ref>
<ref name="tobusl-fb483180318699313">{{Facebook post|tobusl|483180318699313|【7/23 SL展示館と転車台広場のオープンに合わせてイベントを行います‼︎】}} 東武鉄道SL復活運転プロジェクト 2017年7月21日</ref>
<ref name="nikko-city201603">{{PDFlink|[https://www.city.nikko.lg.jp/toshikeikaku/gyousei/shisei/machizukuri/documents/chuushinshigaichikasseikakihonkeikaku_genpon.pdf 日光市中心市街地活性化基本計画]}} - 日光市(2016年3月) 2017年9月17日閲覧</ref>
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<ref name="shimotsuke20170824m">[http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20170824/2792428 今市中心部に新商業施設、屋上には観覧車 2020年オープン予定] - [[下野新聞]](2017年8月24日朝刊) 2017年9月17日閲覧</ref>
<ref name="response20150816">[https://response.jp/article/2015/08/16/257967.html 「東武のSL復活」でヒートアップ!? 下今市で新旧駅弁がガチンコ対決] - [[Response.]](2015年8月16日配信) 2017年9月17日閲覧</ref>
<ref name="response20170503">[https://response.jp/article/2017/05/03/294283.html 東武SL拠点、下今市機関区 開設…引上線や機回線を行くカマの動きが見えた] - [[Response.]](2017年5月3日配信) 2017年9月17日閲覧</ref>
}}

==== 統計資料 ====
==== 統計資料 ====
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== 参考文献 ==
=== 書籍 ===
* {{Anchor|JTBC-R200402|[[花上嘉成]] 『東武デラックスロマンスカー』 [[JTBパブリッシング]] 2004年2月 ISBN 4-533-05170-7}}

=== 雑誌記事 ===
* 『[[鉄道ピクトリアル]]』 [[電気車研究会|鉄道図書刊行会]]
** {{Anchor|RP263_p11-18|[[中川浩一]] 「東武鉄道の系譜」 1972年3月臨時増刊号(通巻263号) pp.11 - 18}}
** {{Anchor|RP263_p118-123|小林茂 「下野電気鉄道」 1972年3月臨時増刊号(通巻263号) pp.118 - 123}}


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==

2017年9月24日 (日) 01:35時点における版

下今市駅
リニューアルされた現駅舎
(2017年8月撮影)
しもいまいち
Shimo-imaichi
所在地 栃木県日光市今市1110
北緯36度43分32.0秒 東経139度41分31.9秒 / 北緯36.725556度 東経139.692194度 / 36.725556; 139.692194座標: 北緯36度43分32.0秒 東経139度41分31.9秒 / 北緯36.725556度 東経139.692194度 / 36.725556; 139.692194
駅番号 TN 23
所属事業者 東武鉄道
電報略号 イマ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
2,381人/日
-2015年-
開業年月日 1929年昭和4年)7月7日
乗入路線 2 路線
所属路線 TN 日光線
キロ程 87.4 km(東武動物公園起点)
TN 22 明神 (6.1 km)
(1.0 km) 上今市 TN 24
所属路線 TN 鬼怒川線
キロ程 0.0 km(下今市起点)
(0.8km) 大谷向 TN 51►
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下今市駅(しもいまいちえき)は、栃木県日光市今市にある東武鉄道である。駅番号はTN 23。当駅には日光線鬼怒川線の両路線が乗り入れており、鬼怒川線は当駅を起点とする。

歴史

日光線延伸工事の進展に伴い、1929年昭和4年)7月7日新鹿沼 - 下今市間部分開通と同時に、暫定的な終点駅として開設された[1]。駅名の由来は所在地自治体が「今市町」であった当時、上町・中町・下町の3つのが存在し、当駅はこのうち「下町」地内に設置されたことによるものである[2]

開設当時は下野電気鉄道によって後に東武鬼怒川線となる同社藤原線(新今市 - 新藤原間)が既に開業しており[1]、同社が1920年大正9年)1月に東武鉄道の子会社となっていたこともあって[3]、当駅開設と同時に藤原線大谷向 - 新今市間の当駅と隣接する箇所に「小倉町臨時停留場」を新設し、連絡運輸の便宜を図った[1]

さらに、1929年(昭和4年)10月1日には下今市 - 東武日光間が開通し、日光線全線が開通した[4]。また同年10月22日より下野電気鉄道は藤原線大谷向以南の路線経路を一部変更、従来の起点駅であった国有鉄道日光線今市駅に隣接する新今市駅を廃止し、当駅を起点駅とするよう改めた[1]。ただし当時は、架線電圧1,500 V軌間1,067 mmの東武日光線に対して、下野電気鉄道藤原線は架線電圧550 V・軌間762 mmと規格が全く異なっており[* 1]、列車の直通運転は1931年(昭和6年)2月の藤原線全線1,067 mm改軌および架線電圧1,500 V昇圧工事完成を待って開始された[1]。同時期に東武鉄道によって進められた鬼怒川温泉地区一帯の観光地化政策によって藤原線の輸送需要は年々向上し[1]、当初浅草方面からの直通運転は臨時団体列車の運行時に限られていたものが、1935年(昭和10年)の優等列車用車両デハ10形電車の導入を機に週末運行の特急列車が藤原線へ直通運転を行うようになった[5]

太平洋戦争勃発に伴う戦時体制への移行の影響を受け、業績が低迷した下野電気鉄道は1943年(昭和18年)5月1日付で東武鉄道へ吸収合併され、同社藤原線は鬼怒川線と路線名称を変更した[1]。終戦後の混乱期を脱し、観光需要が回復しつつあった1954年(昭和24年)5月1日より、日光線東武日光方面発着の列車と鬼怒川線新藤原方面発着の列車との併結運行が開始された[6]。併結列車は全列車とも当駅にて分割・併合が行われ[6]、この運行形態は2017年平成29年)現在も継承されている[* 2]

2015年(平成27年)8月、東武鉄道は2017年度を目処に鬼怒川線内において蒸気機関車牽引列車(後にSL「大樹」と命名)の運行を開始する予定であることを発表した[9]。翌2016年(平成28年)4月には運行拠点駅となる当駅の改修計画も発表され[10]、駅構内に蒸気機関車の点検・整備拠点となる下今市機関区(下今市SL機関庫)を新設し[11]、それら蒸気機関車関連施設の見学スペースを併せて設置するほか、駅舎については過去に蒸気機関車が運行されていた昭和時代をモチーフとするレトロ調のものへ全面改装することが決定した[10]

2017年(平成29年)4月に駅舎の改修工事が一部完成し供用を開始[12]、以降同年5月に下今市機関区が開設されるなど順次整備が進められ[13]、同年7月には駅舎改修工事竣工および駅構内にSL展示館・転車台広場が開設され[14]、全ての工事が完了した。

年表

駅構造

島式ホーム2面4線を有する地上駅[17]。駅舎は線路の南側にあり、ホームとは跨線橋により連絡している[17]。駅舎改修に際して、1929年(昭和4年)の開設当初より存在する旧跨線橋[16]に代えて、駅舎・ホームと駅構内北側の蒸気機関車関連施設を結ぶ新跨線橋を新設した[18]。なお、旧跨線橋は2017年(平成29年)7月に国の登録有形文化財に登録されている[16]

改修後の駅舎は前述の通り昭和レトロ調の建物に刷新された[19]。駅舎入口に設置された駅名票は「驛市今下」と右書きかつ旧字体で表記され、外観のみならず内装もレトロ調で統一し、改札口に隣接する待合室スペースには戦前・戦後のレトロなポスターを多数展示している[19]

また、当駅は日光・鬼怒川を始めとする観光輸送の拠点駅であることから、駅構内の売店にて駅弁が販売されている[20][21]。2015年(平成27年)まではホーム上にて立ち売り形式での販売も行われていた[20]

のりば

SL「大樹」(2017年8月)
SL「大樹」(2017年8月)
2番線に停車中の野岩鉄道6050系100番台(2008年10月)
2番線に停車中の野岩鉄道6050系100番台(2008年10月)
3番線に到着した特急連絡の6050系。旧跨線橋が背景に見える(2009年3月)
3番線に到着した特急連絡の6050系。旧跨線橋が背景に見える(2009年3月)
4番線に入線する100系「スペーシア」(2009年3月)
4番線に入線する100系「スペーシア」(2009年3月)

1番線を日光線下り列車が、2番線を鬼怒川線(一部日光線)下り列車が、3・4番線を日光線上り列車が、それぞれ使用する[17]

番線 路線 方向 行先
1 TN 日光線 下り 東武日光方面
2 下り 東武日光方面
TN 鬼怒川線 下り 鬼怒川温泉野岩鉄道線 会津高原尾瀬口
会津鉄道線 会津田島方面
3・4 TN 日光線 上り 新栃木東武動物公園
TS 東武スカイツリーライン 北千住とうきょうスカイツリー浅草
JR新宿方面
  • 路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)にて表記。

SL「大樹」関連施設

SL「大樹」運転開始に先立つ2017年(平成29年)5月に、蒸気機関車と後部補機のディーゼル機関車が配置される下今市機関区(下今市SL機関庫)が開設された[13][18]。赤レンガ風の外観を有する機関庫と西日本旅客鉄道(JR西日本)より譲渡された転車台を備え、日常の運転整備を行う施設として位置付けられている[18][* 3]。また、同年7月23日には検修施設の見学スペースである「転車台広場」と資料展示施設「SL展示館」が、それぞれ開設された[22]

利用状況

2015年度の一日平均乗降人員2,381人である[統計 1]

近年の一日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。

年度別一日平均乗降・乗車人員
年度 一日平均
乗降人員[統計 2]
一日平均乗車人員[統計 3]
日光線 鬼怒川線
1998年(平成10年) 3,680
1999年(平成11年) 3,474
2000年(平成12年) 3,356
2001年(平成13年) 3,184
2002年(平成14年) 2,991
2003年(平成15年) 2,933
2004年(平成16年) 2,775
2005年(平成17年) 2,794
2006年(平成18年) 2,686
2007年(平成19年) 2,589
2008年(平成20年) 2,560 1,027 300
2009年(平成21年) 2,559 1,020 306
2010年(平成22年) 2,494 1,006 270
2011年(平成23年) 2,442 990 239
2012年(平成24年) 2,523 1,021 228
2013年(平成25年) 2,526 1,021 228
2014年(平成26年) 2,420
2015年(平成27年) 2,381

駅周辺

当駅は旧・今市市市域の中心部に位置することもあり、日光市役所本庁(旧・今市市役所)・日光市立今市図書館・今市郵便局など、主要施設が駅近辺に点在している[23]。その他、日光杉並木二宮尊徳の墓所である今市報徳二宮神社など史跡も各所に存在する[24]

今市地区の中心街には商業ビル「ショッピングプラザ日光」が建つが、同ビルを敷地内駐車場内に新築移転し、複合商業施設「日光ランドマーク(仮称)」として再オープンする計画が進行中である[25]。新ビルは地上3階建てとし、屋上には直径20 mで12台のゴンドラを備える観覧車を新設する予定とされ、2020年4月の完成を見込んでいる[25]

なお、東日本旅客鉄道(JR東日本)日光線今市駅は当駅より南西方向に約700 m離れた位置に立地する[23]

路線バス

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
下今市駅 鬼怒川線 JR今市駅大谷向駅前、新高徳駅鬼怒川温泉駅 鬼怒川公園駅 日光交通
下今市線 JR今市駅、ゴルフ場前、東武日光駅 JR日光駅 日光市営バス 日光交通に運行委託
高速バス 東京~日光・鬼怒川線 (直行) 東京駅日本橋口 東北急行バス
東武下今市駅 小百線 JR今市駅、大谷向、小百 穴沢 日光市営バス 関東自動車に運行委託
大渡線 JR今市駅、大谷向駅前、芹沼本田 大渡
温泉線 今市中学校前、今市工業高校前、大室公民館前 温泉保養センター
下野大沢線 日光市役所前、土沢十文字、大沢地区センター JR下野大沢駅
下野大沢線 JR今市駅、上今市 今市車庫
温泉線 JR今市駅 日光市役所前
小百線、大渡線   日光市役所前
小来川地区デマンドバス     日光線通運に運行委託
東武下今市駅入口 下小林線 今市中学校前、大室十字路、塩野室 下小林 日光市営バス 関東自動車に運行委託
上今市 今市車庫

隣の駅

東武鉄道
TN 日光線
急行
新鹿沼駅 (TN 18) - 下今市駅 (TN 23) - 東武日光駅 (TN 25)
区間急行・普通
明神駅 (TN 22) - 下今市駅 (TN 23) - 上今市駅 (TN 24)
快速「AIZUマウントエクスプレス
(鬼怒川線 新藤原方面) - 下今市駅 (TN 23) - 上今市駅 (TN 24)

※特急「リバティけごん」に下今市 - 東武日光間のみ乗車する場合に限り、乗車券のみで乗車可能。但し、座席の指定は行わない。

TN 鬼怒川線
区間急行・普通
(日光線 新栃木方面) - 下今市駅 (TN 23) - 大谷向駅 (TN 51)
快速「AIZUマウントエクスプレス」
(日光線 東武日光方面) - 下今市駅 (TN 23) - 大谷向駅 (TN 51)

※特急「リバティきぬ」「リバティ会津」に下今市 - 鬼怒川温泉、会津田島方向へ乗車する場合に限り、乗車券のみで乗車可能。ただし、座席の指定は行わない[26]

脚注

注釈

  1. ^ 藤原線の下今市 - 高徳(現・新高徳)間は前述した経路変更と同時に1,067 mm軌間への改軌が施工されたが、架線電圧は550 Vのままであった[1]。そのため、改軌および架線電圧昇圧完成まで暫定的に運行系統を1,067 mm軌間の下今市 - 高徳 - 矢板間と762 mm軌間のまま存置された高徳 - 新藤原間の2系統に分断し、下今市 - 高徳 - 矢板間には蒸気機関車牽引による客車列車が運行された[1]
  2. ^ 当初は特急・快速とも多くの列車が併結列車として運行されたが、特急列車については1720系「デラックスロマンスカー」が6両固定編成で導入されたことに伴って分割・併合運用が不可能となり、以降は快速列車と一部の普通列車でのみ併結運用が行われた[6]。その後、2017年(平成29年)4月21日のダイヤ改正にて快速系列車は全廃となり[7]、代替列車として新設された500系「リバティ」によって運用される特急「リバティ会津」・「リバティけごん」が新たに分割・併合を行うようになった[8]
  3. ^ 各種検査を伴う整備は南栗橋車両管区内に新設された南栗橋SL検修庫にて実施される[18]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 「下野電気鉄道」 (1972) p.120
  2. ^ a b 下今市駅 - 東武鉄道 2017年9月17日閲覧
  3. ^ 『東武デラックスロマンスカー』 pp.33 - 34
  4. ^ 「東武鉄道の系譜」 (1972) p.13
  5. ^ 「下野電気鉄道」 (1972) p.123
  6. ^ a b c 『東武デラックスロマンスカー』 pp.41 - 42
  7. ^ 2017年4月21日(金)ダイヤ改正を実施! 東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・東武アーバンパークライン【特急列車以外の一般列車】 (PDF) - 東武鉄道(2017年2月28日配信) 2017年9月17日閲覧
  8. ^ 2017年4月21日(金)ダイヤ改正を実施! 東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・東武アーバンパークライン【特急列車概要】 (PDF) - 東武鉄道(2017年1月18日配信) 2017年9月17日閲覧
  9. ^ 蒸気機関車(SL)の復活を目指します(2017年度目途) - 東武鉄道(2015年8月10日配信) 2017年9月17日閲覧 (PDF)
  10. ^ a b 蒸気機関車(SL)復活運転の車両・施設計画概要について - 東武鉄道(2016年4月21日配信) 2017年9月17日閲覧 (PDF)
  11. ^ 東武鬼怒川線で復活するSL「大樹」の営業運転開始日を2017年8月10日(木)に決定! (PDF) - 東武鉄道(2017年1月18日配信) 2017年9月17日閲覧
  12. ^ 【下今市駅の駅舎のリニューアル工事が一部完了いたしました!】 - Facebook 東武鉄道SL復活運転プロジェクト 2017年4月21日
  13. ^ a b 【火入れ式、下今市機関区開設式を行いました‼︎】 - Facebook 東武鉄道SL復活運転プロジェクト 2017年5月2日
  14. ^ a b 【7/23 SL展示館と転車台広場のオープンに合わせてイベントを行います‼︎】 - Facebook 東武鉄道SL復活運転プロジェクト 2017年7月21日
  15. ^ 梶山天 (2017年5月3日). “復活のSL「大樹」披露 東武鉄道、乗員の制服も”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 栃木全県版 
  16. ^ a b c 鬼怒川線の橋梁、跨線橋や駅プラットホーム等建造物7件が国の登録有形文化財(建造物)に登録決定 (PDF) - 東武鉄道(2017年7月21日配信) 2017年9月17日閲覧
  17. ^ a b c 下今市駅 構内マップ - 東武鉄道 2017年9月17日閲覧
  18. ^ a b c d 東武SL拠点、下今市機関区 開設…引上線や機回線を行くカマの動きが見えた - Response.(2017年5月3日配信) 2017年9月17日閲覧
  19. ^ a b 下今市駅 - 東武鉄道SL復活運転プロジェクトサイト 2017年9月17日閲覧
  20. ^ a b 駅弁 - 東武鉄道SL復活運転プロジェクトサイト 2017年9月17日閲覧
  21. ^ 「東武のSL復活」でヒートアップ!? 下今市で新旧駅弁がガチンコ対決 - Response.(2015年8月16日配信) 2017年9月17日閲覧
  22. ^ 東武鉄道下今市駅構内に「転車台広場・SL展示館」が開設される”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2017年7月23日). 2017年7月28日閲覧。
  23. ^ a b 日光市中心市街地活性化基本計画 (PDF) - 日光市(2016年3月) 2017年9月17日閲覧
  24. ^ 日光・鬼怒川の分岐点”今市”を散策しよう 今市まちなか散策コース - 日光市観光協会 2017年9月17日閲覧
  25. ^ a b 今市中心部に新商業施設、屋上には観覧車 2020年オープン予定 - 下野新聞(2017年8月24日朝刊) 2017年9月17日閲覧
  26. ^ 特急リバティの特急料金 - 東武鉄道 2017年9月17日閲覧

統計資料

参考文献

書籍

雑誌記事

関連項目

外部リンク