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新大平下駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新大平下駅
東口駅舎(2021年9月)
しんおおひらした
Shin-ohirashita
TN 09 静和 (2.8 km)
(4.8 km) 栃木 TN 11
地図
所在地 栃木県栃木市大平町富田571-2
北緯36度20分19.01秒 東経139度42分5.23秒 / 北緯36.3386139度 東経139.7014528度 / 36.3386139; 139.7014528座標: 北緯36度20分19.01秒 東経139度42分5.23秒 / 北緯36.3386139度 東経139.7014528度 / 36.3386139; 139.7014528
駅番号 TN10
所属事業者 東武鉄道
所属路線 日光線
キロ程 40.1 km(東武動物公園起点)
電報略号 オヒ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
[東武 1]2,452人/日
-2023年-
開業年月日 1931年昭和6年)11月1日
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西口(2024年3月)

新大平下駅(しんおおひらしたえき)は、栃木県栃木市大平町富田にある東武鉄道日光線である。駅番号TN 10

歴史

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駅構造

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島式ホーム2面4線を有する地上駅。東口・西口の双方に駅舎があり、各ホームとは跨線橋(階段のみ)により連絡している。PASMO対応自動改札機設置駅。トイレは西口駅舎の改札内に男女別の水洗式トイレが設置されているが、多目的トイレは設置されていない。かつては東口跨線橋下に男女共用の汲み取り式トイレが、各ホーム東武日光方に男女別の汲取り式トイレが設置されていたが、いずれも撤去されたため現存しない(ホーム上のトイレ跡地には基礎が残されているが、東口のトイレ跡地は更地となっている)。

1970年頃まで日立製作所栃木工場に直接引き込まれていた貨物専用線の一部を再利用したごく短い留置線が4番線の外側(東口駅舎側)にあり、工事用機械などが留置される。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1・2 TN 日光線 下り 新栃木東武日光TN 鬼怒川線 鬼怒川温泉
TN 宇都宮線 東武宇都宮方面
3・4 上り 南栗橋東武動物公園
TS 東武スカイツリーライン 北千住とうきょうスカイツリー浅草方面
  • 上記の路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。
  • 2・3番線が本線、1・4番線が待避線である。
  • 一部の普通と上り区間急行は、当駅で特急の通過待ちを行う。 
  • 下り新栃木寄りに上り線から下り線への片渡り線がある。非常時は上りホームから当駅で下り方面への折返しも可能である。1988年(昭和63年)10月ダイヤ改正以前は、当時の日立製作所栃木工場の通勤利用が多かったことから、宇都宮線から直通する当駅折返しの列車が設定されていた。
  • 2017年4月21日のダイヤ改正で、当駅から東武動物公園・北千住・浅草方面を乗換なしで結ぶ列車が消滅した。そのため、当駅 - 東武動物公園駅・東武スカイツリーラインおよび半蔵門線・日比谷線方面を行き来する場合は、必ず南栗橋駅で乗り換えとなる。

利用状況

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開業当初は利用者の少ない駅であったが、駅前に日立製作所栃木工場ができたことで利用者が増加した[1]。これにより快速列車が停車するようになり、通勤の利便性から大平町がベッドタウン化する契機となった[1]。2023年度の1日平均乗降人員2,452人である[東武 1]。朝夕の通勤時間帯は日立グローバルライフソリューションズ栃木事業所への通勤客による利用が多い。

近年の1日平均乗降人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降人員[2][東武 2]
年度 1日平均
乗降人員
出典
1932年(昭和07年) 145 [3]
   
1974年(昭和49年) 5,422 [4]
1975年(昭和50年) 5,150 [4]
1976年(昭和51年) 4,910 [4]
1977年(昭和52年) 5,066 [4]
1978年(昭和53年) 5,158 [4]
1979年(昭和54年) 5,310 [4]
   
1998年(平成10年) 3,558  
1999年(平成11年) 3,397  
2000年(平成12年) 3,276  
2001年(平成13年) 3,100  
2002年(平成14年) 2,828  
2003年(平成15年) 2,720  
2004年(平成16年) 2,609  
2005年(平成17年) 2,545  
2006年(平成18年) 2,487  
2007年(平成19年) 2,464  
2008年(平成20年) 2,456  
2009年(平成21年) 2,363  
2010年(平成22年) 2,382  
2011年(平成23年) 2,335  
2012年(平成24年) 2,457  
2013年(平成25年) 2,560  
2014年(平成26年) 2,613  
2015年(平成27年) 2,738  
2016年(平成28年) 2,666  
2017年(平成29年) 2,669  
2018年(平成30年) 2,796  
2019年(令和元年) 2,722  
2020年(令和02年) 2,039 [東武 3]
2021年(令和03年) 2,284 [東武 4]
2022年(令和04年) 2,426 [東武 5]
2023年(令和05年) 2,452 [東武 1]

駅周辺

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バス路線

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東口ロータリーに設置されている「東武新大平下駅・プラッツおおひら」停留所にて、ふれあいバスの路線が発着する。

隣の駅

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東武鉄道
TN 日光線
急行
板倉東洋大前駅(TN 07) - 新大平下駅(TN 10) - 栃木駅(TN 11)
普通
静和駅(TN 09) - 新大平下駅(TN 10) - 栃木駅(TN 11)

脚注

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  1. ^ a b c d 大平町教育委員会 1982, p. 552.
  2. ^ レポート”. 関東交通広告協議会. 2024年10月14日閲覧。
  3. ^ 大平町教育委員会 1982, p. 554.
  4. ^ a b c d e f 大平町教育委員会 1982, p. 556.
東武鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、7頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240518015737/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2023.pdf#page=7 
  2. ^ 駅情報(乗降人員)”. 東武鉄道. 2024年10月13日閲覧。
  3. ^ 駅一覧」『東武会社要覧2021』(PDF)(レポート)東武鉄道、67頁。オリジナルの2022年4月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220419221859/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/book_all.pdf#page=352024年10月16日閲覧 
  4. ^ 駅別乗降人員 2021年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、7頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240518021804/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2021.pdf#page=7 
  5. ^ 駅別乗降人員 2022年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、7頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240518021731/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2022.pdf#page=7 

参考文献

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  • 大平町教育委員会 編『大平町誌』大平町、1982年3月31日、857頁。 NCID BN1433354X全国書誌番号:22924552 

関連項目

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外部リンク

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