「さくら夙川駅」の版間の差分
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[[2007年]][[3月18日]]の開業時から、[[発車メロディ#接近メロディ|列車接近時のメロディ]]として[[コブクロ]]の「[[桜 (コブクロの曲)|桜]]」のサビの部分をアレンジした[[オフヴォーカル|インストルメンタル]]が流されていたが、駅の認知度向上という目的を達成したとして、[[2010年]][[3月2日]]からJR神戸線標準接近メロディの「さざなみ」に変更され、さらに[[2015年]][[3月12日]]には他のJR神戸線の駅と同様に「さざなみ」の音質見直し版([[須磨海浜公園駅]]に先行導入されていた接近メロディ)に再び変更された<ref name="west_newmelody">[http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/03/page_6933.html 琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・大阪環状線の駅のホームで使用している「入線警告音」の音質を見直します] - 西日本旅客鉄道プレスリリース、2015年3月11日、同日閲覧。</ref>。終了時期についてJR西日本は、当初は[[2008年]]度中で終了する予定だったものを観光キャンペーンの関係で1年延長したとしているが、年間数百万円といわれる著作権料の支払いが影響したとの報道もなされた<ref>[http://web.archive.org/web/20100416165530/http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002873239.shtml 著作権料高かった? さくら夙川駅メロディー廃止] - [[神戸新聞社|神戸新聞NEWS]](2010年4月14日付)(2010年4月16日時点の[[インターネット |
[[2007年]][[3月18日]]の開業時から、[[発車メロディ#接近メロディ|列車接近時のメロディ]]として[[コブクロ]]の「[[桜 (コブクロの曲)|桜]]」のサビの部分をアレンジした[[オフヴォーカル|インストルメンタル]]が流されていたが、駅の認知度向上という目的を達成したとして、[[2010年]][[3月2日]]からJR神戸線標準接近メロディの「さざなみ」に変更され、さらに[[2015年]][[3月12日]]には他のJR神戸線の駅と同様に「さざなみ」の音質見直し版([[須磨海浜公園駅]]に先行導入されていた接近メロディ)に再び変更された<ref name="west_newmelody">[http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/03/page_6933.html 琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・大阪環状線の駅のホームで使用している「入線警告音」の音質を見直します] - 西日本旅客鉄道プレスリリース、2015年3月11日、同日閲覧。</ref>。終了時期についてJR西日本は、当初は[[2008年]]度中で終了する予定だったものを観光キャンペーンの関係で1年延長したとしているが、年間数百万円といわれる著作権料の支払いが影響したとの報道もなされた<ref>[http://web.archive.org/web/20100416165530/http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002873239.shtml 著作権料高かった? さくら夙川駅メロディー廃止] - [[神戸新聞社|神戸新聞NEWS]](2010年4月14日付)(2010年4月16日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref><ref>[http://www.47news.jp/CI/201004/CI-20100414-00582.html 著作権料高かった? さくら夙川駅メロディー廃止] - 47NEWS(元ソースは神戸新聞、2010年4月14日付、2013年1月4日閲覧<!--同ページのソースにて閲覧可能。-->)</ref>。 |
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== ダイヤ == |
== ダイヤ == |
2017年9月4日 (月) 19:22時点における版
さくら夙川駅 | |
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開業翌日の駅舎(2007年3月19日) | |
さくらしゅくがわ Sakurashukugawa | |
◄西宮 (1.5 km) (2.3 km) 芦屋► | |
所在地 | 兵庫県西宮市神楽町11-28 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 東海道本線(JR神戸線) |
キロ程 |
573.3km(東京起点) 大阪から16.9 km |
電報略号 | シク |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
8,072人/日(降車客含まず) -2015年- |
開業年月日 | 2007年(平成19年)3月18日 |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
さくら夙川駅(さくらしゅくがわえき)は、兵庫県西宮市神楽町(かぐらちょう)にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。「JR神戸線」の愛称区間に含まれている。
駅名は、駅西方約200mの所を流れる夙川の河川敷にある夙川公園に桜が多く植えられ、ここでの花見が例年名物になっていることに由来している。駅の自動改札機は桜をイメージした意匠となっている。
歴史
当駅は、地元の自治体などから働きかけて設置となる請願駅ではなく、鉄道事業者であるJR西日本の主導により設置が決められており、また設置に至った経緯には特殊な事情がある。
当駅の真下を通る県道大沢西宮線ではかねてから片側1車線を2車線に拡幅する工事が行われており、駅新設工事は「県道拡幅工事の付帯事業」とみなされるため、国から補助金が出ることになっている。このため、地元自治体である西宮市にとっては多大な費用負担の必要がないことから、JR西日本が単独で新駅設置の方針を固めた後、地元自治体の西宮市側に新駅設置を働き掛け、設置が決まった。
駅名が「さくら夙川」に決まる前には、近隣にある大学の学識者からはえびす宮総本社の西宮神社も近くにあることから「戎前」という候補が挙げられた。実際に十日戎や初詣では多くの乗降客がある。
年表
- 2001年(平成13年)9月27日 - 起工する。仮駅名はJR夙川駅であった。
- 2003年(平成15年)9月18日 - 尼崎・大阪・北新地方面の上り外側線路を切り替える。
- 2004年(平成16年)8月7日 - 尼崎・大阪・北新地方面の上り内側線路を切り替える。
- 2005年(平成17年)3月1日 - 線路の切り替え工事がすべて完成し、駅舎・ホームの建設工事が開始される。
- 2006年(平成18年)11月22日 - JR西日本が正式駅名をさくら夙川駅に決定する。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 東海道本線(JR神戸線)の西宮駅 - 芦屋駅間に新設開業する。
- 2010年(平成22年)3月2日 - 接近メロディをコブクロの「桜」から、JR神戸線標準接近メロディの「さざなみ」に変更する。
- 2013年(平成25年)5月2日 - 自動改札機をJR西日本テクシア製、AG50型に交換する。異常時情報提供ディスプレイの使用を開始する。
- 2015年(平成27年)3月12日 - 接近メロディをJR神戸線標準接近メロディの「さざなみ」の音質見直し版に再変更する。
- 2018年(平成30年)3月 - 駅ナンバリングが導入され、使用を開始する予定[1]。
駅構造
複々線の内側線(電車線)のみに8両編成対応の島式ホーム1面2線が設置されている高架駅である。改札口は南側に1箇所設置されている。ホームにはエレベーターと上りエスカレーターが設置されている。駅設置に際して12両編成分のホーム用地が確保されているが、実際に設置されているホームは8両編成分である。摩耶駅・桂川駅・甲南山手駅・島本駅・2018年春に開業予定のJR総持寺駅も同様の構造となっている。
駅舎のデザインについては、「自然のうるおいを感じられる駅」を基本コンセプトとし、夙川の流れを波状の屋根で、夙川公園の桜を駅舎の壁のイメージカラーとすることで表現していると説明されている。
駅業務はジェイアール西日本交通サービスに委託されており[2]、芦屋駅が当駅を管理している。駅員に女性のみを配置している数少ない駅の一つである。始発から6時までの間のみ無人となるため、この時間帯に自動券売機で発券される乗車券には委託・無人駅を示す「ム」マークが印字される。アーバンネットワークエリアに所属しており、ICOCAおよび提携ICカードの利用が可能である。
かつては改札外にキヨスクが設置されていたが、2015年5月24日をもって閉店した。その後、キヨスクがあった場所には三井住友銀行のATMが設置され、2017年2月16日から営業を開始した。
2007年3月18日の開業当初から喫煙コーナーを設置しておらず、終日全面禁煙である。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | JR神戸線 | 下り | 三ノ宮・姫路方面 |
2 | 上り | 尼崎・大阪・北新地方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
接近メロディ
2007年3月18日の開業時から、列車接近時のメロディとしてコブクロの「桜」のサビの部分をアレンジしたインストルメンタルが流されていたが、駅の認知度向上という目的を達成したとして、2010年3月2日からJR神戸線標準接近メロディの「さざなみ」に変更され、さらに2015年3月12日には他のJR神戸線の駅と同様に「さざなみ」の音質見直し版(須磨海浜公園駅に先行導入されていた接近メロディ)に再び変更された[3]。終了時期についてJR西日本は、当初は2008年度中で終了する予定だったものを観光キャンペーンの関係で1年延長したとしているが、年間数百万円といわれる著作権料の支払いが影響したとの報道もなされた[4][5]。
ダイヤ
日中時間帯は1時間あたり8本が停車する。朝ラッシュ時の大阪方面は4分間隔で発車する。
利用状況
「兵庫県統計書[6]」と「西宮市統計書」によると、2015年(平成27年)度の1日平均乗車人員は8,072人である。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2006年 | 5,128 |
2007年 | 5,088 |
2008年 | 6,319 |
2009年 | 6,828 |
2010年 | 7,171 |
2011年 | 7,450 |
2012年 | 7,783 |
2013年 | 7,928 |
2014年 | 7,884 |
2015年 | 8,072 |
駅周辺
- 夙川(駅の西方面)
- 夙川公園(同上)
- 夙川さくら道
- 夙川オアシスロード
- 西宮神社(駅の南方面へ徒歩8分[7])
- 大手前大学 さくら夙川キャンパス(本部も所在している)
- 甲陽学院中学校
- 阪急神戸本線・甲陽線 夙川駅(駅の北西方面)
- 阪神本線 香櫨園駅(駅の南西方面)
- 阪神本線 西宮駅(駅の南東方面)
- 国道2号
- 県道大沢西宮線
路線バス
当駅が開業した2007年3月18日から阪急バスと阪神バスの「JRさくら夙川」バス停が設置されている。場所は北行(阪急夙川駅方面)がJRの高架下(駅前)だが、南行(阪神西宮駅方面)は大沢西宮線を数10メートル北に進んだ所にある。
その他
- 2007年(平成19年)3月18日の開業当初は駅員の制服は当駅オリジナルのものであった。ただし、現在は他の同社による業務委託駅と同じものである。
- 全国的に見ても珍しく駅専用のロゴマークが制定されている駅である。
鉄道写真の名勝
当駅や夙川公園、駅の西側にある曲線(通称「夙川カーブ」、夙川公園に隣接していることに由来している)は鉄道写真の有名な撮影スポットとしても知られており、平日、休日、祝日と関係せず多くの鉄道ファンが集まる。
春の桜のシーズンとなると、夙川の桜の風景と列車を一緒に撮影するために訪れる人も多く、また、当駅が開業する以前でも良好なアングルで列車を撮影することが可能な撮影名所として有名なポイントとなっていた。
近隣の他社路線
当駅から半径500m圏内には、阪急神戸線の夙川駅と阪神本線の香櫨園駅がある。
当駅の開業に先立つ2006年(平成18年)10月28日に阪急・阪神の両線で同時にダイヤ改正が実施され、阪急では夙川駅に特急と通勤特急が、阪神では香櫨園駅に平日の朝の時間帯に運転される区間特急が新たに停車するようになった。
一般的にJRよりも私鉄の方が運賃が安いとされる当地域だが、当駅から神戸方面については普通運賃で阪神の方が高くなる「逆転現象」が生じている区間がある。一例として、当駅と三ノ宮駅間および夙川駅と阪急神戸三宮駅間の普通運賃は220円だが、香櫨園駅と阪神神戸三宮駅間は270円である(いずれも大人運賃)。
隣の駅
脚注
- ^ 近畿エリアの12路線 のべ300駅に「駅ナンバー」を導入します!
- ^ 会社概要 - ジェイアール西日本交通サービス(2012年4月1日現在、2013年1月4日閲覧)
- ^ 琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・大阪環状線の駅のホームで使用している「入線警告音」の音質を見直します - 西日本旅客鉄道プレスリリース、2015年3月11日、同日閲覧。
- ^ 著作権料高かった? さくら夙川駅メロディー廃止 - 神戸新聞NEWS(2010年4月14日付)(2010年4月16日時点のアーカイブ)
- ^ 著作権料高かった? さくら夙川駅メロディー廃止 - 47NEWS(元ソースは神戸新聞、2010年4月14日付、2013年1月4日閲覧)
- ^ 兵庫県統計書
- ^ 交通アクセス - 西宮神社(2013年1月4日閲覧)
- ^ さくらやまなみバスとは - さくらやまなみバス(西宮市、2013年1月4日閲覧)
関連項目
外部リンク
- さくら夙川駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道