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2016年6月8日 (水) 00:40時点における版
北尾まどか 女流二段 | |
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名前 | 北尾まどか |
生年月日 | 1980年1月21日(44歳) |
プロ入り年月日 | 2000年10月1日(20歳) |
棋士番号 | 43 |
出身地 | 日本・東京都目黒区 |
師匠 | 西村一義九段 |
段位 | 女流二段 |
棋士DB | 北尾まどか |
2013年1月29日現在 |
北尾 まどか(きたお まどか、1980年1月21日 - )は、将棋の女流棋士。東京都目黒区出身。西村一義九段門下。女流棋士番号は43。
人物
- 得意戦法は居飛車穴熊、玉頭位取り。
- 幼少時に父から将棋を教わる。和光学園高等学校進学以降に本格的に再開し、1年余りでアマチュア二段程度になった。
- 2009年、NHK教育テレビで放送された『先崎学のすぐわかる現代将棋』の聞き手を務めた。
- 銀河戦の記録係を女流育成会時代の第7期より担当、第14期では決勝戦・羽生善治×小林裕士の記録係を務めた。
- 2009年12月10日より、栃木県から「とちぎ未来大使」を委嘱されている[1]。2009年(平成21年)から毎年行われている「とちぎ将棋まつり」の実行委員長を務める[2]。
- 2010年1月20日、将棋の普及関連業務を行う「株式会社ねこまど」を設立し、代表取締役に就任。「株式会社ねこまど」は、北尾が実行委員長を務める「とちぎ将棋まつり」の「協力」に名を連ね[3]、2012年1月8日に台湾・台北市で開催された「駒doc.将棋フェスタin台北」を主催している[4]。
- 2012年現在、英語ベースのネット将棋サイト「81Dojo」で「Promotive Planning Partner」を務める[5]。
- マイラーを自称するほど飛行機が好きな一方、他の乗り物(特に新幹線)を苦手とする[6]。
棋歴
- 1997年、女流育成会入会。
- 2000年10月から、日本将棋連盟所属の現役女流棋士(女流2級・女流棋士番号49)。
- 2007年、LPSA(日本女子プロ将棋協会)に移籍し、LPSA所属の現役女流棋士となる(女流棋士番号17)。LPSAでは教室事業や1dayトーナメントの企画・運営を担当。
- 2008年5月21日、LPSA理事となる[7]。
- 2008年6月6日、1dayトーナメント(第13回)で優勝[8]。
- 2009年6月15日、LPSAを退会して「完全独立(フリー)の女流棋士」となった[9]。LPSAからの初の退会者であった。日本将棋連盟は、北尾の「女流棋士としての対局権利」を認めていく方針を示した[10]。北尾は同年12月には女流名人位戦A級リーグ昇格を果たした。
- 2010年4月頃から、日本将棋連盟の「客員棋士」となった。なお、連盟からの公式発表はなく、客員棋士という地位の詳細も不明であった。
- 2011年4月1日、日本将棋連盟女流棋士会に再入会し、連盟所属の現役女流棋士に復帰(女流棋士番号43)[11]。
エピソード
- 2005年、バックギャモンのビギナーズ王位戦(現・王位戦インターミディエイト)で優勝した。なお、後に夫となる片上もこの年の王位戦で優勝し初タイトル・日本代表の座を獲得した。
- LPSAに所属していた2008年3月頃にどうぶつしょうぎのルールを考案。奥の深いゲーム性と藤田麻衣子のイラストが人気を呼んだ。なお、日本将棋連盟に復帰後の2010年には、日本将棋連盟・考案のごろごろどうぶつしょうぎを監修した。2012年には、どうぶつしょうぎよりもさらに駒の数の少ないアンパンマンはじめてしょうぎを監修している。
→詳細は「どうぶつしょうぎ § 歴史」を参照
- 第67期名人戦七番勝負(羽生善治 - 郷田真隆)の第2局(2009年4月21・22日)のテレビ中継(NHK BS2)で聞き手を務めた際、「(昔から)郷田先生の矢倉に憧れています」とのコメントを、解説者の高橋道雄(副立会人)に連発した。高橋道雄は、棋書 『最新矢倉戦法―徹底研究 先手3七銀戦法』 (創元社、2007年、ISBN 978-4-422-75109-2)を上梓している矢倉のスペシャリストである。
- 2010年6月、子供時代に住んでいた世田谷区の全小学校と25児童館にどうぶつしょうぎを寄贈し、区から感謝状を贈られる。
- 2011年4月、「ごいた」と将棋を組み合わせたカードゲーム「将棋ごいた」の監修(デザインはフジワラカイ)を行う[12]。
- 「81Dojo」で見出されたカロリーナ・ステチェンスカを席主より紹介され、日本へ招待し修行の世話をした張本人である。
- 棋士の片上大輔は元夫。
昇段履歴
昇級・昇段規定は、将棋の段級 を参照。
- 1997年10月 女流育成会入会
- 2000年10月1日 女流2級 = 女流プロ入り
- 2001年4月1日 女流1級
- 2003年4月1日 女流初段
- 2013年8月17日 女流二段(勝数規定・女流初段昇段後公式戦60勝)
脚注
- ^ 栃木県 とちぎ未来大使の方々。
- ^ とちぎ将棋まつり公式サイト「実行委員会」。
- ^ とちぎ将棋まつり公式サイト「後援・協賛」。
- ^ 『将棋世界』 2012年3月号、140-143頁。
- ^ 81Dojo "About us"
- ^ 『Positive de Go!』2007年12月14日配信分。
- ^ LPSA 2008年05月22日 『第1回定時社員総会のご報告』。
- ^ LPSA 2008年6月6日 『宇都宮とちのきカップ・女流棋士トーナメント(6/8)』
- ^ LPSA 2009年6月15日 『北尾まどか女流初段 退会のお知らせ』
- ^ 日本将棋連盟 2009年6月1日 『女流棋士に関するお知らせ』。
- ^ 日本将棋連盟 2011年3月24日 『北尾まどか女流初段が女流棋士会に再入会』。
- ^ 北國・富山新聞 2011年3月7日。
関連項目
外部リンク
- 日本将棋連盟公式プロフィール
- 将棋の輪(本人によるブログ)
- 北尾まどか (@nemurineko) - X(旧Twitter)
- 株式会社ねこまど