第28回グラミー賞
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第28回グラミー賞 | |
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受賞対象 | 1985年度の音楽作品 |
開催日 | 1986年2月25日 |
会場 | シュライン・オーディトリアム, LA, CA |
国 | アメリカ合衆国 |
第28回グラミー賞(28th Grammy Awards)は、1986年2月25日にロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで開催された。
主要部門受賞者
[編集]主要4部門
[編集]- 年間最優秀レコード賞
- "ウィ・アー・ザ・ワールド(We Are The World)"(歌唱:USAフォー・アフリカ、プロデューサー:クインシー・ジョーンズ)
- 年間最優秀アルバム賞
- 『フィル・コリンズIII(No Jacket Required)』(歌唱&プロデューサー:フィル・コリンズ、共同プロデューサー:ヒュー・パジャム)
- 年間最優秀楽曲賞
- "ウィ・アー・ザ・ワールド(We Are The World)"(歌唱:USAフォー・アフリカ、作詞:マイケル・ジャクソン&ライオネル・リッチー)
- 最優秀新人賞
ポップ
[編集]- 最優秀ポップ・ボーカル・パフォーマンス(女性)
- ホイットニー・ヒューストン "すべてをあなたに(Saving All My Love for You)"(『そよ風の贈りもの(Whitney Houston)』所収)
- 最優秀ポップ・ボーカル・パフォーマンス(男性)
- フィル・コリンズ『フィル・コリンズIII(No Jacket Required)』
- 最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオもしくはグループ)
- クインシー・ジョーンズ(プロデューサー) "ウィ・アー・ザ・ワールド(We Are the World)" performed by USAフォー・アフリカ
- 最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス
- ヤン・ハマー "マイアミ・ヴァイスのテーマ(Miami Vice Theme)"(『特捜刑事マイアミ・バイス』より)
ロック
[編集]- 最優秀ロック・ボーカル・パフォーマンス(女性)
- ティナ・ターナー "One of the Living"(『マッドマックス/サンダードーム(Mad Max Beyond Thunderdome)』より)
- 最優秀ロック・ボーカル・パフォーマンス(男性)
- ドン・ヘンリー "The Boys of Summer"(『ビルディング・ザ・パーフェクト・ビースト(Building the Perfect Beast)』所収)
- 最優秀ロック・パフォーマンス(デュオもしくはグループ)
- ダイアー・ストレイツ "Money for Nothing"(『ブラザーズ・イン・アームス(Brothers in Arms)』所収)
- 最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス
R&B
[編集]- 最優秀R&Bボーカル・パフォーマンス(女性)
- "Freeway of Love" - アレサ・フランクリン (『フリーウェイ・オブ・ラヴ(Who's Zoomin' Who?)』所収)
- 最優秀R&Bボーカル・パフォーマンス(男性)
- 『イン・スクエア・サークル(In Square Circle)』 - スティーヴィー・ワンダー
- 最優秀R&Bパフォーマンス(デュオもしくはグループ、ボーカルあり)
- "Nightshift" - コモドアーズ (『ナイトシフト(Nightshift)』所収)
- 最優秀R&Bインストゥルメンタル・パフォーマンス
- 『ミュージカン(Musician)』 - アーニー・ワッツ
- 最優秀R&Bソング
- アレサ・フランクリン "Freeway of Love" - ジェフリー・コーエン、ナラダ・マイケル・ウォルデン(ソングライター)(『フリーウェイ・オブ・ラヴ(Who's Zoomin' Who?)』所収)
ジャズ
[編集]- 最優秀ジャズ・ボーカル・パフォーマンス(女性)
- 『Cleo at Carnegie - The 10th Anniversary Concert』 - クレオ・レーン
- 最優秀ジャズ・ボーカル・パフォーマンス(男性)
- "Another Night in Tunisia" - ボビー・マクファーリン、ジョン・ヘンドリックス(マンハッタン・トランスファー『ヴォーカリーズ(Vocalese)』所収)
- 最優秀ジャズ・ボーカル・パフォーマンス(デュオもしくはグループ)
- 『ヴォーカリーズ(Vocalese)』 - マンハッタン・トランスファー
- 最優秀ジャズ・インストロメンタル・パフォーマンス(ソロ)
- 『ブラック・コーズ(Black Codes (From the Underground))』 - ウィントン・マルサリス
- 最優秀ジャズ・インストロメンタル・パフォーマンス(グループ)
- ウィントン・マルサリス 『ブラック・コーズ(Black Codes (From the Underground))』 - ウィントン・マルサリス・グループ
- 最優秀ジャズ・インストロメンタル・パフォーマンス(ビッグバンド)
- 最優秀ジャズ・フュージョン・パフォーマンス
- 『ストレイト・トゥ・ザ・ハート(Straight to the Heart)』 - デヴィッド・サンボーン
ゴスペル
[編集]- 最優秀ゴスペル・パフォーマンス(女性)
- 『Unguarded』 - エイミー・グラント
- 最優秀ゴスペル・パフォーマンス(男性)
- "How Excellent Is Thy Name" - Larnelle Harris
- 最優秀ゴスペル・パフォーマンス(デュオもしくはグループ)
- "I've Just Seen Jesus" - Larnelle Harris、Sandi Patti
ラテン
[編集]- 最優秀ラテン・ポップ・パフォーマンス
- 『Es Facil Amar』 - ラニ・ホール
- 最優秀トロピカル・ラテン・パフォーマンス
- 最優秀メキシカン-アメリカン・パフォーマンス
- 『Simplemente Mujer』 - ヴィッキー・カー
レゲエ
[編集]- 最優秀レゲエ録音
- 『クリフ・ハンガー(Cliff Hanger)』 - ジミー・クリフ
ポルカ
[編集]- 最優秀ポルカ録音(新設)
- 『70 Years of Hits』 - フランキー・ヤンコヴィック
ブルース
[編集]- 最優秀トラディショナル・ブルース録音
- "My Guitar Sings the Blues" - B.B.キング
フォーク
[編集]- 最優秀フォーク録音
- "My Toot Toot" - Rockin' Sidney(『My Toot Toot』所収)
チルドレンズ
[編集]- 最優秀録音(子供向け)
- セサミストリート『Follow That Bird: Original Motion Picture Soundtrack』 - ジム・ヘンソン、Steve Buckingham(プロデューサー)
スポークン
[編集]- 最優秀スポークン・ワードもしくは非ミュージカル録音
- The original Broadway cast『Ma Rainey's Black Bottom』 - Mike Berniker(プロデューサー)
コメディ
[編集]- 最優秀コメディ録音
- 『Whoopi Goldberg: Original Broadway Show Recording』 - ウーピー・ゴールドバーグ
ミュージカル・ショー
[編集]- 最優秀キャスト・ショー・アルバム
- ホセ・カレーラス、キリ・テ・カナワ『West Side Story』 - John McClure(プロデューサー)
作曲・編曲
[編集]- 最優秀インストゥルメンタル作曲
- "Miami Vice Theme" - ヤン・ハマー(作曲者)
- 最優秀スコア・サウンドトラック・アルバム
- Various Artists『ビバリーヒルズ・コップ:オリジナル・サウンドトラック(Beverly Hills Cop: Music From The Motion Picture Soundtrack)』 - マーク・ベノ、ハロルド・フォルターメイヤー、Keith Forsey、Micki Free、Jon Gilutin、Hawk、Howard Hewett、Bunny Hull、Howie Rice、Sharon Robinson、Dan Sembello、Sue Sheridan、Richard C. Theisen II、Allee Willis(作曲者)
- 最優秀インストゥルメンタル編曲
- 最優秀インストゥルメンタル編曲(ボーカルあり)
- リンダ・ロンシュタット "Lush Life" - ネルソン・リドル(編曲者)(『ラッシュ・ライフ(Lush Life)』所収)
- 最優秀ボーカル編曲
- マンハッタン・トランスファー "Another Night in Tunisia" - ボビー・マクファーリン&シェリル・ベンティン(編曲者)(『アンソロジー(Anthology: Down in Birdland)』所収)
ヒストリカル
[編集]- 最優秀ヒストリカル・アルバム
- Various Artists『RCA/Met - 100 Singers - 100 Years』 - John Pfeiffer(プロデューサー)
パッケージングおよびノーツ
[編集]- 最優秀アルバム・パッケージ
- リンダ・ロンシュタット『ラッシュ・ライフ(Lush Life)』 - John Kosh、Ron Larson(アート・ディレクター)
- 最優秀アルバム・ノーツ
- サム・クック『Live at the Harlem Square Club, 1963』 - ピーター・グラルニック(アルバム・ノーツ・ライター)
制作・エンジニアリング
[編集]- 最優秀エンジニアド録音(非クラシカル)
- ダイア・ストレイツ『ブラザーズ・イン・アームス(Brothers in Arms)』 - Neil Dorfsman(エンジニア)
- 最優秀エンジニアド録音(クラシカル)
- ロバート・ショウ(指揮者)、アトランタ交響楽団および合唱団『ベルリオーズ:レクイエム(Requiem)』 - Jack Renner(エンジニア)
- プロデューサー・オブ・ザ・イヤー(非クラシカル)
- クラシカル・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー
ミュージック・ビデオ
[編集]- 最優秀ミュージック・ビデオ(短編)
- USAフォー・アフリカ "ウィ・アー・ザ・ワールド:ビデオ(We Are the World - The Video Event)" - Tom Trbovich(ビデオ・ディレクター)。クインシー・ジョーンズ(ビデオ・プロデューサー)。
- 最優秀ミュージック・ビデオ(長編)
- ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース『Huey Lewis & the News - The Heart of Rock & Roll』 - ブルース・ゴワーズ(ビデオ・ディレクター)
外部リンク
[編集]- 28th Grammy Awards at the Internet Movie Database