南ケ丘 (秋田市)
南ケ丘 | |
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秋田県立医療療育センター | |
北緯39度41分20.33秒 東経140度9分32.27秒 / 北緯39.6889806度 東経140.1589639度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 秋田県 |
市町村 | 秋田市 |
設置 | 2018年(平成30年)6月1日 |
人口 | |
• 合計 | 916人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
010-1409[2] |
市外局番 | 018 (秋田MA)[3] |
ナンバープレート | 秋田 |
南ケ丘(みなみがおか)は秋田県秋田市にある町名。現行行政地名は南ケ丘一丁目から南ケ丘三丁目。住居表示実施済み地区。秋田県住宅供給公社が開発を手がけた。
概要
[編集]JR秋田駅から南東に約5キロ、車で約10分かかる小高い丘(秋田市上北手猿田・上北手百崎地区)に県などが出資する秋田県住宅供給公社(2010年3月解散)が開発・販売にあたったニュータウンである[4]。
当初、同公社は全体で750区画の販売を予定していたが、販売不振のため2004年に計画を309区画に縮小。残りの区画については粗造成の段階で計画を中止し、その活用のあり方について検討に入った[5]。その結果、県は翌年、91区画を県営住宅の建設のため買い取り、その他の敷地を障がい児むけの教育・医療・福祉の総合エリアを整備する方針を示し[6]、その後、各施設の建設工事が着工した。
市は、2018年6月1日に住居表示の実施に伴い、同市上北手猿田・上北手百崎地区の各一部を分離して、南ケ丘一丁目から同三丁目を新たに設置した。
かがやきの丘
[編集]県は1994年以降、特別支援教育と療育でそれぞれ施設の整備を検討してきたが、施設を統合して整備した場合、設備の共用で約8億円の削減になると、2005年当時の寺田典城知事が県議会一般質問で答弁。同年度に秋田県こども総合支援エリア(仮称)基本構想案を策定した[4]。
これを受けて、公募によって「かがやきの丘」と決まった南ヶ丘ニュータウン内の小児療育や特別支援教育の拠点エリアに[7]、総工費約117億円を投じ秋田県立盲学校(現:秋田県立視覚支援学校)、秋田県立聾学校(現:秋田県立聴覚支援学校)、秋田養護学校と勝平養護学校を統合した秋田県立秋田きらり支援学校、秋田県小児療育センターと秋田県太平療育園を統合した秋田県立医療療育センターが整備され、2010年4月にそれぞれが開校・開所した[8]。
歴史
[編集]町名の変遷
[編集]実施後 | 実施年月日 | 実施前(各町名ともその一部) |
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南ケ丘一丁目 | 2018年(平成30年)6月1日 | 上北手猿田字苗代沢の一部 上北手猿田字四ツ小屋の一部 上北手百崎字諏訪ノ沢の一部 上北手百崎字二タ子沢の一部 |
南ケ丘二丁目 | ||
南ケ丘三丁目 | 上北手猿田字四ツ小屋の一部 上北手百崎字諏訪ノ沢の一部 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]。
丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
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南ケ丘一丁目 | 全域 | 秋田市立上北手小学校 | 秋田市立城南中学校 |
南ケ丘二丁目 | 全域 | ||
南ケ丘三丁目 | 全域 |
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- ^ “秋田市人口世帯表”. 秋田市 (2018年10月5日). 2018年10月28日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年10月28日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年10月28日閲覧。
- ^ a b 「あのこと ききたい たしかめたい 輝けるか総合支援の丘 秋田にオープン」『朝日新聞』秋田版 2010年3月21日
- ^ 「南ヶ丘ニュータウン 分譲計画を半減へ 残りは販売中止」『朝日新聞』秋田版 2004年3月5日
- ^ 「県住宅供給公社 今年度末 前倒し解散へ 県が宅地引き取りを検討」『毎日新聞』秋田版 2009年9月5日
- ^ 「特別支援教育拠点の名称決まる」『読売新聞』秋田版 2009年12月13日
- ^ 「かがやきの丘開設 特別支援学校と医療施設が集約 県内初の試み」『読売新聞』秋田版 2010年4月10日
- ^ “秋田市立小・中学校通学区域(学区)”. 秋田市. 2018年10月28日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2018年10月28日閲覧 (PDF)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- あきた総合支援エリアかがやきの丘 - 秋田県教育庁 特別支援教育課