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滋賀県立琵琶湖文化館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
滋賀県立琵琶湖文化館
滋賀県立琵琶湖文化館の位置(滋賀県内)
滋賀県立琵琶湖文化館
滋賀県内の位置
施設情報
前身 滋賀県立産業文化館
専門分野 郷土文化
開館 1961年
閉館 2008年より休館
所在地 520-0806
滋賀県大津市打出浜地先
位置 北緯35度0分29.1秒 東経135度52分26.6秒 / 北緯35.008083度 東経135.874056度 / 35.008083; 135.874056座標: 北緯35度0分29.1秒 東経135度52分26.6秒 / 北緯35.008083度 東経135.874056度 / 35.008083; 135.874056
プロジェクト:GLAM
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滋賀県立琵琶湖文化館(しがけんりつ びわこぶんかかん)は、滋賀県大津市にある博物館。現在休館中。

概要

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1948年に開館した滋賀県立産業文化館を前身として、博物館、近代美術館、展望閣、淡水魚水族館などを有する滋賀県初の総合博物館として1961年に開館した。

その後、近現代の日本画・洋画のコレクションは滋賀県立近代美術館に、考古資料は滋賀県立安土城考古博物館に、淡水水族館は滋賀県立琵琶湖博物館に移され、「近江の歴史と文化」にテーマを絞って郷土の文化を紹介する施設となった。 その核となっていたのは常設の企画展示室で、滋賀県内の寺院から寄託された国宝重要文化財を含む質の高い仏教美術作品を展示していた。

建物の老朽化、入場者の減少等を理由に、2008年3月限りで休館することが、2007年12月の滋賀県議会における県教育長の答弁により表明された[1]。2008年3月31日(同日が休館日の月曜に当たるため、実質的には3月30日)をもって休館しており、現在部外者が館内に立ち入ることはできない。なお、館外での展示会、講座、館蔵品の貸し出し等の業務は継続して行われている。

2013年には、滋賀県によって『新生美術館基本計画』が策定され、同館の収蔵品と博物館機能を新たな美術館に移転、継承させるとしている[2]

2021年には「新・琵琶湖文化館基本計画」により、大津港湾岸業務用地(浜大津)に新たな建設、2027年度の開館を目指す[3]

大津市出身の画家杉本哲郎(1899年 - 1985年)が描いた巨大壁画「舎利供養」の扱いが決まっておらず、40年間県民に公開されていない。哲朗の孫が修復や後継施設への移設を訴えた[4]

施設

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最高部に飾られた蜻蛉のオブジェ
  • 1階 - ギャラリー
  • 2階 - 企画展示室、仏教美術の展示
  • 3階 - テーマ展示室、近世、近代絵画の展示
  • 4階 - パネル展示室、「びわ湖と近江の文化」をテーマとする展示
  • 5階 - 展望閣、眼前に琵琶湖が広がる

開館時間は9:00〜17:00(入館は16:30まで)、休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)であった。

建築概要

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  • 竣工 - 1961年3月
  • 構造 - 地上5階(外観は3層)、地下1階建
  • 所在地 - 〒520-0806 滋賀県大津市打出浜地先

参考文献

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  • 井上優「滋賀県立琵琶湖文化館問題の経緯・現状と今後の課題について」『日本史研究』第566号、日本史研究会、2009年、55-72頁、NAID 40016777452 

交通アクセス

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周辺

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出典・脚注

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外部リンク

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