清乃華玉誉
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清乃華 玉誉(きよのはな おうよ、1950年11月8日 - )は、大阪府大阪市東成区生まれで、両親の故郷である中華人民共和国・福建省出身と称していた元大相撲力士。本名は張 禮華→吉田 一至(よしだ かずし)。現役時代は花籠部屋所属で、身長176cm・体重104kg(1977年5月場所)。最高位は西十両5枚目(1977年9月場所)。得意技は右四つ、内掛け、櫓投げ。清風高等学校中退。
来歴
[編集]清風高校在学中は器械体操選手だった(同校は器械体操の名門校として知られる)。同校を中退し1968年5月場所で初土俵を踏む。幕下時代の1973年4月に日中国交回復記念の大相撲中国公演に特別参加。1974年7月場所に新十両(その際に出身地を改める)。1978年9月場所限りで廃業。
器械体操経験者らしい筋肉質の体格と長いもみあげが特徴だった。
廃業後は「ちゃんこ北の富士」で修業し、1979年9月にその恵比寿店を買い取り「ちゃんこ部屋」に改称して独立。1986年に日本国籍を取得し、夫人の姓を用いた上記の日本名に改名。
かつての自身と同じ中国人の蒼国来栄吉(内モンゴル自治区出身。後に清乃華と同じく日本国籍取得)が十両に昇進した際には、雑誌「相撲」(ベースボール・マガジン社、2010年1月号)の企画として、「ちゃんこ部屋」を蒼国来が訪問するという形で対談が組まれた。
主な成績
[編集]- 通算成績:281勝255敗2休 勝率.524
- 十両成績:84勝111敗 勝率.431
- 現役在位:63場所
- 十両在位:13場所
場所別成績
[編集]一月場所 初場所(東京) |
三月場所 春場所(大阪) |
五月場所 夏場所(東京) |
七月場所 名古屋場所(愛知) |
九月場所 秋場所(東京) |
十一月場所 九州場所(福岡) |
|
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1968年 (昭和43年) |
x | x | (前相撲) | 東序ノ口7枚目 6–1 |
西序二段44枚目 5–2 |
東三段目96枚目 5–2 |
1969年 (昭和44年) |
東三段目57枚目 7–0 |
東幕下42枚目 1–6 |
東三段目5枚目 4–3 |
東幕下57枚目 4–3 |
西幕下45枚目 3–4 |
東幕下53枚目 6–1 |
1970年 (昭和45年) |
東幕下30枚目 3–4 |
東幕下34枚目 4–3 |
東幕下30枚目 3–4 |
西幕下35枚目 4–3 |
東幕下26枚目 3–4 |
西幕下33枚目 6–1 |
1971年 (昭和46年) |
東幕下12枚目 2–5 |
東幕下26枚目 1–6 |
西幕下50枚目 5–2 |
西幕下26枚目 3–4 |
西幕下35枚目 4–3 |
西幕下30枚目 4–3 |
1972年 (昭和47年) |
東幕下25枚目 4–3 |
東幕下22枚目 4–3 |
西幕下19枚目 4–3 |
東幕下14枚目 3–4 |
東幕下20枚目 4–3 |
東幕下18枚目 6–1 |
1973年 (昭和48年) |
東幕下5枚目 3–4 |
東幕下8枚目 3–4 |
西幕下12枚目 2–5 |
東幕下28枚目 4–3 |
西幕下21枚目 4–3 |
東幕下18枚目 4–3 |
1974年 (昭和49年) |
東幕下14枚目 5–2 |
西幕下7枚目 4–3 |
東幕下4枚目 6–1 |
東十両12枚目 8–7 |
西十両8枚目 7–8 |
西十両11枚目 6–9 |
1975年 (昭和50年) |
西幕下2枚目 3–4 |
西幕下5枚目 3–4 |
西幕下10枚目 5–2 |
東幕下3枚目 5–2 |
西十両13枚目 9–6 |
東十両10枚目 7–8 |
1976年 (昭和51年) |
東十両12枚目 8–7 |
西十両10枚目 2–13 |
西幕下13枚目 3–4 |
西幕下17枚目 5–2 |
東幕下9枚目 5–2 |
東幕下3枚目 4–3 |
1977年 (昭和52年) |
西幕下2枚目 6–1 |
東十両11枚目 7–8 |
西十両12枚目 9–6 |
東十両8枚目 8–7 |
西十両5枚目 5–10 |
西十両11枚目 5–10 |
1978年 (昭和53年) |
東幕下7枚目 4–3 |
東幕下4枚目 5–2 |
東十両12枚目 3–12 |
東幕下12枚目 5–2 |
西幕下5枚目 引退 1–4–2 |
x |
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
改名歴
[編集]- 清ノ華(きよのはな)1968年5月場所 - 1968年7月場所
- 清の華(きよのはな)1968年9月場所
- 清ノ華(きよのはな)1968年11月場所 - 1971年1月場所
- 清の華(きよのはな)1971年3月場所 - 1971年7月場所
- 清ノ華(きよのはな)1971年9月場所 - 1971年11月場所
- 清の華(きよのはな)1972年1月場所
- 清ノ華(きよのはな)1972年3月場所
- 清の華(きよのはな)1972年5月場所
- 清ノ華(きよのはな)1972年7月場所 - 1972年11月場所
- 清の華(きよのはな)1973年1月場所
- 清ノ華(きよのはな)1973年3月場所 - 1973年5月場所
- 張(ちょう)1973年7月場所 - 1974年1月場所
- 清ノ華 禮華(きよのはな れいか)1974年3月場所 - 1974年9月場所
- 清ノ華 王誉(きよのはな おうよ)1974年11月場所 - 1977年1月場所
- 清乃華 玉誉(きよのはな おうよ)1977年3月場所 - 1978年9月場所