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波号第四潜水艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
艦歴
計画 明治37年度計画[1]
起工 1910年8月1日[1]
進水 1911年3月18日[1]
竣工 1911年8月26日[1]
除籍 1929年4月1日[1]
性能諸元
排水量 常備:291トン
水中:320トン
全長 43.33m
全幅 4.14m
吃水 3.43m
機関 ヴィッカース・ガソリン機関1基1軸
水上:600馬力
水中:300馬力
速力 水上:12kt
水中:7kt
航続距離 水上:12ktで660海里
水中:4ktで60海里
燃料 ガソリン
乗員 26名
兵装 機銃1挺
45cm魚雷発射管 艦首2門
魚雷2本
備考 安全潜航深度:30.5m

波号第四潜水艦(はごうだいよんせんすいかん)は、日本海軍潜水艦波三型潜水艦(C2型)の2番艦。

艦歴

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1910年明治43年)8月1日、呉海軍工廠で起工[1]。船体と兵器は国産で、イギリスから機関、潜望鏡、ジャイロコンパスを輸入して建造された[2]1911年(明治44年)3月18日進水。同年8月26日竣工。第十一潜水艇と命名され、種別、潜水艇、潜水艇に類別[1]1916年大正5年)8月4日、二等潜水艇[1]1919年(大正8年)4月1日、第十一潜水艦に改称し、三等潜水艦に種別、類別を変更[1]1923年(大正12年)6月15日、波号第四潜水艦に改称。1929年昭和4年)4月1日、除籍。1929年(昭和5年)、大阪港防波堤となる[3]

歴代艦長

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※艦長等は『日本海軍史』第9巻・第10巻の「将官履歴」及び『官報』に基づく。

艦長
  • 上条深志 大尉:1920年12月1日 - 1921年12月10日[4]
  • (兼)伊藤貞一 少佐:1921年12月10日[4] - 1922年1月20日[5]
  • (兼)山崎重暉 大尉:1922年1月20日[5] - 5月30日[6]
  • (兼)河村文平 大尉:1922年5月30日[6] -

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i 『日本海軍史』第7巻、380頁。
  2. ^ 『日本海軍の潜水艦 - その系譜と戦歴全記録』17頁。
  3. ^ 『写真日本海軍全艦艇史』資料編「主要艦艇艦歴表」16頁。
  4. ^ a b 『官報』第2809号、大正10年12月12日。
  5. ^ a b 『官報』第2839号、大正11年1月21日。
  6. ^ a b 『官報』第2947号、大正11年5月31日。

参考文献

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  • 雑誌「丸」編集部『写真 日本の軍艦 第12巻 潜水艦』光人社、1990年。ISBN 4-7698-0462-8
  • 『写真日本海軍全艦艇史 Fukui Shizuo Collection』資料編、KKベストセラーズ、1994年。
  • 海軍歴史保存会『日本海軍史』第7巻、第9巻、第10巻、第一法規出版、1995年。
  • 勝目純也『日本海軍の潜水艦 - その系譜と戦歴全記録』大日本絵画、2010年。
  • 雑誌「丸」編集部『ハンディ版 日本海軍艦艇写真集20巻』潜水艦伊号・呂号・波号・特殊潜航艇他、光人社、1998年。