武藤将吾
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武藤 将吾(むとう しょうご、1977年2月19日 - )は、日本のドラマ脚本家。日本シナリオ作家協会監事[1]。
むとう しょうご 武藤 将吾 | |
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プロフィール | |
誕生日 | 1977年2月19日 |
出身地 | 日本 |
活動期間 | 2002年 - |
主な作品 | |
テレビドラマ |
『電車男』 『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』 『シバトラ〜童顔刑事・柴田竹虎〜』 『アタシんちの男子』 『ジョーカー 許されざる捜査官』 『家族ゲーム』 『仮面ライダービルド』 『3年A組-今から皆さんは、人質です-』 『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』 『桜の塔』 |
映画 |
『クローズZERO』シリーズ 『テルマエ・ロマエ』 |
受賞 | |
第15回フジテレビヤングシナリオ大賞佳作受賞 | |
その他 | |
日本シナリオ作家協会監事 |
人物
[編集]シナリオ作家協会主催のシナリオ講座にて柏原寛司、西岡琢也らに師事した後、2002年に『野球狂の親父』で第15回フジテレビヤングシナリオ大賞佳作受賞[2]。以降、『電車男』や『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』などのヒットドラマを生み出している。
2017年には、『仮面ライダービルド』で仮面ライダーシリーズに初参加し[3]、前作を担当した高橋悠也に続き、テレビ本編全49話、劇場版、Vシネマ2作品、ファイナルステージの脚本を1人で書き上げた。武藤は子供とともに平成仮面ライダーシリーズを視聴するようになってから同シリーズに興味を持つようになり[4]、テレビ朝日の関係者に「仮面ライダーをやりたい」とアピールしたところ、新シリーズの脚本家を模索していた東映プロデューサーの大森敬仁へ話が伝わり、メインライターを担当するに至ったという[5]。
脚本作品
[編集]フジテレビ製作のドラマ
[編集]連続ドラマ
[編集]- 電車男(2005年)
- 小早川伸木の恋(2006年)
- 花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜(2007年)
- シバトラ〜童顔刑事・柴田竹虎〜(2008年)
- セレブと貧乏太郎(2008年)[注釈 1]
- アタシんちの男子(2009年)
- ジョーカー 許されざる捜査官(2010年)
- 家族ゲーム(2013年)
- 若者たち2014(2014年)
- オクラ〜迷宮入り事件捜査〜(2024年)[6]
単発ドラマ
[編集]- 電車男 もう一つの最終回スペシャル(2005年)
- 電車男DELUXE 最後の聖戦(2006年)
- 花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜卒業式&7と1/2話スペシャル(2008年)
- シバトラ〜童顔刑事!史上最大の危機スペシャル〜(2009年)
- シバトラ〜さらば、童顔刑事スペシャル〜(2010年)
- ジョーカー~許されざる捜査官~ 特別編(2010年)
日本テレビ製作のドラマ
[編集]連続ドラマ
[編集]- 怪盗 山猫(2016年)
- 3年A組-今から皆さんは、人質です-(2019年)
- ニッポンノワール-刑事Yの反乱-(2019年)
テレビ朝日製作のドラマ
[編集]連続ドラマ
[編集]- 仮面ライダーシリーズ
- 仮面ライダーエグゼイド 第44話(2017年) - 『仮面ライダービルド』脚本監修
- 仮面ライダービルド(2017年 - 2018年)
- 桜の塔(2021年)
- マルス-ゼロの革命-(2024年)
その他の局製作のドラマ
[編集]単発ドラマ
[編集]- “くたばれ”坊っちゃん(2016年、NHKBSプレミアム)
映画
[編集]- クローズZERO(2007年)
- クローズZERO II(2009年)
- シュアリー・サムデイ(2010年)
- テルマエ・ロマエ(2012年)
- さらば あぶない刑事(2016年) - 脚本協力
- 仮面ライダーシリーズ
- 劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング(2017年) - 『仮面ライダービルド』脚本監修
- 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー(2017年)[注釈 2]
- 劇場版 仮面ライダービルド Be The One(2018年)[7]
オリジナルビデオ
[編集]- 仮面ライダーシリーズ
- てれびくん超バトルDVD 仮面ライダービルド 誕生!クマテレビ!! VS仮面ライダーグリス(2018年) - 脚本監修
- 仮面ライダービルド 〜ハザードレベルを上げる 7つのベストマッチ〜(2018年) - 脚本監修
- ROGUE(2018年) - 脚本監修
- てれびくん超バトルDVD 仮面ライダープライムローグ(2018年)
- ビルド NEW WORLD(2019年)
フル3DCGオリジナルアニメシリーズ
[編集]漫画
[編集]- クローズZERO(2008年 - 2010年、作画:内藤ケンイチロウ)
舞台
[編集]- 仮面ライダービルド ファイナルステージ(2018年)
関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 協同組合日本シナリオ作家協会・団体概要 (2019年6月 - 2021年5月) - 協同組合日本シナリオ作家協会
- ^ シナリオ作家リレー日記 武藤将吾 - 一般社団法人シナリオ作家協会
- ^ 東映HM56 2017, p. 3, 「新番組総力特集 仮面ライダービルド」.
- ^ “仮面ライダー最新作は『仮面ライダービルド』! 天才物理学者が2つのボトルで変身 - 基本フォームと専用マシンを大公開”. マイナビニュース. (2017年7月26日) 2018年2月24日閲覧。
- ^ 東映HM56 2017, pp. 49–53, 「KAMEN RIDER PRODUCER INTERVIEW 大森敬仁」.
- ^ “反町隆史×杉野遥亮がジェネレーションギャップのある刑事バディに、新ドラマでW主演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年8月22日). 2024年8月22日閲覧。
- ^ “映画「仮面ライダービルド」監督は上堀内佳寿也、脚本は武藤将吾”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2018年5月11日) 2018年5月11日閲覧。
- ^ “「仮面ライダービルド」新世界が舞台のVシネ「仮面ライダークローズ」、主役は万丈だ”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2018年8月26日) 2018年8月26日閲覧。
- ^ “武田航平主演「仮面ライダーグリス」秋に公開、「仮面ライダービルド」の最終章”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2019年2月23日) 2019年2月13日閲覧。
参考文献
[編集]- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 56(2017 AUTUMN)、辰巳出版、2017年10月10日、ISBN 978-4-7778-1942-3、雑誌コード:66118-69。
外部リンク
[編集]- 武藤将吾 (@muto_shogo) - X(旧Twitter)