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幕別駅

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止若駅から転送)
幕別駅
駅舎(2013年9月)
まくべつ
Makubetsu
K32 札内 (9.4 km)
(6.5 km) 利別 K35
地図
所在地 北海道中川郡幕別町錦町141番地[1]
北緯42度54分28.24秒 東経143度21分33.11秒 / 北緯42.9078444度 東経143.3591972度 / 42.9078444; 143.3591972座標: 北緯42度54分28.24秒 東経143度21分33.11秒 / 北緯42.9078444度 東経143.3591972度 / 42.9078444; 143.3591972
駅番号 K34
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 根室本線
キロ程 58.0 km(新得起点)
電報略号
  • マク
  • ヤム(改称前)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
386人/日
-2018年-
開業年月日 1905年明治38年)10月21日[2]
備考
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幕別駅(まくべつえき)は、北海道中川郡幕別町錦町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線である。駅番号K34電報略号マク事務管理コードは▲110419[5]

かつては特急列車「おおぞら」や急行列車(「狩勝」「ぬさまい」など)の停車駅だった。

歴史

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1977年の幕別駅と周囲約500m範囲。右上が根室方面。千鳥状にずれた形の相対式ホーム2面2線と駅裏側に3本の貨物用留置線、駅舎横の池田側に貨物ホームと2本の引込み線、駅裏帯広側のヤードに短い側線(石炭荷卸用)、池田側には新田帯革十勝製渋工場から派生した新田ベニヤ工場への専用線が伸びて、工場内で3本に分岐している。かつて新田帯革は明治42年頃(開設時期諸説あり)から大正年間にかけて、タンニン製造のための木材運搬用に南の猿別川上流やその支流から馬車軌道を敷設していたが、その軌道跡は確認できない。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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旧駅名の「止若」は所在地の旧名(旧村名)であり、市街の東北の猿別川下流東岸にあった「ヤㇺワッカピラ(yam-wakka-pira)」(冷たい・水の・崖)という場所に由来する[12][6]

しかし、止若村、旧幕別村他が合併して新・幕別村(→幕別町)が成立したのち、止若は鉄道駅ができ急速に発達した。これにより鉄道開通翌年の1906年(明治39年)には止若に役場が移転し、その後止若市街も幕別市街と呼ばれるようになった[12]

一方で、駅名は止若のままであったが、稚内市天北線に幕別駅があり紛らわしいとされるようになったため、1963年(昭和38年)10月1日に、天北線幕別駅を恵北駅と改称し、翌11月1日に当駅を幕別駅と改称して、駅名と市街の名称を一致させた[6][12]

駅構造

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2面3線の単式・島式ホームの地上駅。駅舎側の本線である1番線を基本的に上下線とも使用し、交換および追抜き待避する場合のみ上りは2番線(あるいは3番線)、下りは3番線を使用する。お互いのホームは跨線橋で連絡している。

みどりの窓口設置[4]業務委託駅北海道ジェイ・アール・サービスネット委託)[3]

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 - 3 根室本線 上り 帯広新得方面
1・3 下り 池田釧路方面

利用状況

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1日の平均乗降人員は以下の通りである[13]

乗降人員推移
年度 1日平均人数
2011 550
2012 536
2013 462
2014 484
2015 488
2016 478
2017 416
2018 386

駅周辺

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幕別町の中心駅。

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線
札内駅 (K32) - *稲士別駅 (K33) - 幕別駅 (K34) - 利別駅 (K35)
* 打消線は廃駅

脚注

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  1. ^ 幕別町水防計画” (PDF). 幕別町 (2020年7月). 2022年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、877頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b 受託駅一覧 - 北海道ジェイ・アール・サービスネット.2021年12月6日閲覧
  4. ^ a b JR北海道のおもな駅 - JR北海道.2021年12月6日閲覧
  5. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、232頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  6. ^ a b c d 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、125頁。ASIN B000J9RBUY 
  7. ^ 町費により設置された。幕別町史 交通・観光
  8. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、111頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  9. ^ 町が鉄道利用債を購入した予算により改築された。幕別町史 交通・観光
  10. ^ 「国鉄釧鉄局、幾寅駅などの無人駅化を1日から実施」『日本経済新聞日本経済新聞社、1984年11月30日、地方経済面/北海道、1面。
  11. ^ 藤島, 茂「JR北海道における130km/h高速化」『鉄道と電気技術』第8巻第4号、日本鉄道電気技術協会、1997年3月、68-71頁、doi:10.11501/3314045ISSN 0915-9231 
  12. ^ a b c 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻〉、2018年11月30日、305,308-309頁。ISBN 978-4-88323-114-0 
  13. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月21日閲覧

参考文献

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  • 北海道旅客鉄道釧路支社編『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)
  • 幕別町百年史 平成8年発行
  • 東北海道の林業 帯広営林局 昭和44年発行
  • 大正12年版、昭和5年版、昭和26年版、昭和32年版、昭和45年版、昭和58年版全国専用線一覧表

関連項目

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外部リンク

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