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御影駅 (北海道)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
御影駅
駅舎(2017年10月)
みかげ
Mikage
K24 十勝清水[* 1] (10.5 km)
(10.6 km) [* 2]芽室 K27
地図
所在地 北海道上川郡清水町御影本通1丁目
北緯42度56分32.71秒 東経142度56分8.66秒 / 北緯42.9424194度 東経142.9357389度 / 42.9424194; 142.9357389座標: 北緯42度56分32.71秒 東経142度56分8.66秒 / 北緯42.9424194度 東経142.9357389度 / 42.9424194; 142.9357389
駅番号 K26
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 根室本線
キロ程 19.6 km(新得起点)
電報略号 ミケ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
72人/日
-2014年-
開業年月日 1907年明治40年)9月8日[1]
備考 無人駅
  1. ^ この間に平野川信号場有り(当駅から4.3 km先)。
  2. ^ この間に上芽室信号場有り(当駅から4.4 km先)。
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御影駅(みかげえき)は、北海道上川郡清水町御影本通1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線である。駅番号K26電報略号ミケ事務管理コードは▲110414[2]

歴史

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1977年の御影駅と周囲約500m範囲。右下が根室方面。千鳥状に完全にずれた相対式ホーム2面2線で駅裏側に狭い積卸場と貨物積卸線、駅舎横の帯広側に櫛型の貨物ホームと引込み線を有している。既に貨物取扱廃止になっているが、駅裏側に貨物車が留置されている。後に無人化に合わせて駅舎側に棒線化されたが、平成2年8月に行違い設備が復活し、跨線橋も設置されている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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当初の駅名「佐念頃」はアイヌ語の「サンエンコロ(san-enkor)」(出ている・鼻)に由来するとされ[3][11]山田秀三は「十勝川の方に向かって出っ張っている山崎のこと[11]」としている。このほか、「傾斜したところ」を表すとする文献もある[12]

現在の駅名は芽室村(当時)から御影村(当時)が独立した翌年に改称されたもので、この地域の産物である花崗岩(御影石)に因んで改めたものである[3][12]。なお「佐念頃」の名称が用いられなかった理由としては「女性の体の一部(引用注:陰核)を連想されて[11]」「語呂が悪い[3]」といった解説がされている。

駅構造

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相対式2面2線ホームを持つ地上駅。駅舎側の1番線が本線となっており、2番線は交換する場合のみ使用する。お互いのホームは跨線橋で連絡している[13]

駅舎は1967年(昭和42年)に改築されたもので、鉄筋コンクリート造平屋(新築当時275㎡)である[8]無人駅新得駅管理。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1・2 根室本線 上り 新得方面
下り 帯広池田方面

利用状況

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1日の平均乗降人員は以下の通りである[14]

乗降人員推移
年度 1日平均人数
2011 124
2012 92
2013 68
2014 72

駅周辺

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御影の集落がある。

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線
十勝清水駅 (K24) - (平野川信号場) - *羽帯駅 (K25) - 御影駅 (K26) - (上芽室信号場) - 芽室駅 (K27)
*打消線は廃駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、877頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、232頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b c d 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、123頁。ASIN B000J9RBUY 
  4. ^ a b 清水町百年史 2005年2月発行 P301。
  5. ^ 内閣印刷局, ed (1922-09-15). “鉄道省告示 第114号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (3038). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2955156/3. 
  6. ^ 清水町百年史 P545。
  7. ^ a b c d e f g h 『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』北海道旅客鉄道株式会社釧路支社、2001年12月25日、100, 103, 113-114, 116, 124, 150頁。 
  8. ^ a b c 『釧路鉄道管理局史』日本国有鉄道釧路鉄道管理局、1972年10月14日、85頁。doi:10.11501/12757877 
  9. ^ 清水町百年史 P850。
  10. ^ 藤島, 茂「JR北海道における130km/h高速化」『鉄道と電気技術』第8巻第4号、日本鉄道電気技術協会、1997年3月、68-71頁、doi:10.11501/3314045ISSN 0915-9231 
  11. ^ a b c 山田秀三 (2018-11-30). 北海道の地名. アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻 (2 ed.). 浦安市: 草風館. p. 318. ISBN 978-4-88323-114-0 
  12. ^ a b 札幌鉄道局 編『駅名の起源』北彊民族研究会、1939年、61頁。NDLJP:1029473 
  13. ^ 歴史”. 北海道 十勝清水町. 2024年9月6日閲覧。
  14. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月24日閲覧

関連項目

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外部リンク

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