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豊頃駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
豊頃駅
駅舎(2021年5月)
とよころ
Toyokoro
K37 十弗 (5.4 km)
(7.1 km) 新吉野 K39
地図
所在地 北海道中川郡豊頃町豊頃旭町
北緯42度49分3.12秒 東経143度32分19.1秒 / 北緯42.8175333度 東経143.538639度 / 42.8175333; 143.538639座標: 北緯42度49分3.12秒 東経143度32分19.1秒 / 北緯42.8175333度 東経143.538639度 / 42.8175333; 143.538639
駅番号 K38
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 根室本線
キロ程 81.9 km(新得起点)
電報略号 ヨコ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
40人/日
-2014年-
開業年月日 1904年明治37年)8月12日[1]
備考 無人駅
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豊頃駅(とよころえき)は、北海道中川郡豊頃町豊頃旭町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線である。電報略号ヨコ[2]事務管理コードは▲110423[3]駅番号K38

かつては急行列車(「狩勝」「ぬさまい」)の停車駅だった。

歴史

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1977年の豊頃駅と周囲約500m範囲。右が根室方面。中線を挟んで千鳥状に殆どずれた相対式ホーム2面2線と、駅表池田側の櫛状の貨物ホームへ引込線、駅裏浦幌側の木工所の土場前へ引込線を有する。中線や貨物ホームには貨車が留置されている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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町名より。アイヌ語由来であるが原義不明となっている[5][4]

駅構造

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相対式2面2線のホームをもつ地上駅。池田駅管理の無人駅である。駅舎側の本線である1番線を基本的に上下線とも使用し、交換する場合のみ2番線を使用する。お互いのホームは屋根なし跨線橋で連絡している。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1・2 根室本線 上り 帯広新得方面
下り 浦幌釧路方面

利用状況

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利用状況の推移については以下の通り。年間の値のみ判明している年度の1日平均は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均
1909年(明治42年) 8,238 (22.6) [10]
1913年(大正2年) 10,543 (28.9)
1930年(昭和5年) 24,966 (68.4)
1957年(昭和32年) 126,718 (347.2)
2011年(平成23年) (34) [11] 1日平均乗降人員68人
2012年(平成24年) (32) 1日平均乗降人員64人
2013年(平成25年) (24) 1日平均乗降人員48人
2014年(平成26年) (20) 1日平均乗降人員40人

駅周辺

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  • 国道38号
  • 池田警察署豊頃駐在所
  • 豊頃駅前郵便局
  • 豊頃町農業協同組合(JA豊頃町)
  • セイコーマート はせがわ豊頃店
  • 佐々田沼
  • すずらん沼
  • 豊頃町立豊頃中学校
  • 豊頃町立豊頃小学校
  • 豊頃町有バス、豊頃コミュニティバス「豊頃駅前」停留所[12]

駅から2kmほどの十勝川を挟んだ反対側の茂岩地区に豊頃町役場・豊頃郵便局がある。

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線
十弗駅 (K37) - 豊頃駅 (K38) - 新吉野駅 (K39)

脚注

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  1. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、879頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 宮脇俊三原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、115頁。ISBN 4-09-395401-1 
  3. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、233頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  4. ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、126頁。ASIN B000J9RBUY 
  5. ^ a b 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 別巻〉、2018年11月30日、293頁。ISBN 978-4-88323-114-0 
  6. ^ “「通報」●根室本線幾寅駅ほか30駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1984年11月29日) 
  7. ^ a b 『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』北海道旅客鉄道株式会社釧路支社、2001年12月25日、114-115頁。 
  8. ^ 「国鉄釧鉄局、幾寅駅などの無人駅化を1日から実施」『日本経済新聞日本経済新聞社、1984年11月30日、地方経済面/北海道、1面。
  9. ^ 藤島, 茂「JR北海道における130km/h高速化」『鉄道と電気技術』第8巻第4号、日本鉄道電気技術協会、1997年3月、68-71頁、doi:10.11501/3314045ISSN 0915-9231 
  10. ^ 豊頃町史編さん委員会 編『豊頃町史』豊頃町、1971年、894-895頁。doi:10.11501/9490539https://doi.org/10.11501/94905392022年6月14日閲覧 
  11. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月21日閲覧
  12. ^ 町有バス・コミュニティバス時刻表” (PDF). 豊頃町. 2018年5月31日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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