桜沢改良
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一般国道 | |
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桜沢改良 国道19号バイパス | |
路線延長 | 2.1 km |
開通年 | 2021年11月28日 |
道路の方角 | 北 - 南 |
起点 | 長野県塩尻市贄川 |
終点 | 長野県塩尻市宗賀 |
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桜沢改良(さくらざわかいりょう)は、長野県塩尻市贄川(にえかわ)から同市宗賀までの国道19号の改良事業である。
概要
[編集]当改良事業の現道区間は、急傾斜地の崩壊・落石等の危険性や道路災害の危険要因がある箇所が多数存在し[1][2]、また、大雪による雪崩や土石流発生など計5回の被災履歴があり[1]、2014年(平成26年)2月の大雪による雪崩では、現道が約27時間にわたり全面通行止めになるなどした[1][2][3]。さらに現道区間には、線形不良箇所が4箇所存在し[1]、この線形不良箇所周辺での交通事故が多発しているなど課題が多く存在している[1][3]。
当改良事業はこれら現道の課題箇所・線形不良箇所を回避し[1]、安全性・信頼性の高い道路ネットワークを構築することが目的として、国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所により事業がすすめられている[1][2][3]。
2021年(令和3年)11月28日に開通[1][2][3]。現道との接続部には、起点には片平交差点、終点には桜沢交差点の信号交差点がそれぞれ新設されている[1][3]。
平行する旧道は2022年(令和4年)4月1日に国道19号の区域から除外され塩尻市管理となった[4]。
路線データ
[編集]- 起点 : 長野県塩尻市大字贄川[5]
- 終点 : 長野県塩尻市大字宗賀[5]
- 延長 : 2.1 km[5]
- 道路規格 : 第3種第2級[5]
- 道路幅員 : 8.0 m(トンネル部)・8.5 m(土工部)[5]
- 車線数 : 2車線[5]
- 車線幅員 : 3.5 m[5]
- 設計速度 : 60 km/h[5]
沿革
[編集]- 2007年(平成19年)度 : 事業化[2]。
- 2017年(平成29年)3月 : 桜沢トンネルの工事開始[2]。
- 2019年(令和元年)12月 : 桜沢トンネルが貫通[2]。
- 2021年(令和3年)11月28日 : 開通[1][2][3]。
道路施設
[編集]主要構造物
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m “国道19号桜沢改良(桜沢トンネル)が開通します” (PDF). 国土交通省中部地方整備局 飯田国道事務所 (2021年11月10日). 2021年11月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “国道19号「桜沢トンネル」28日開通 旧中山道のクネクネ道路をバイパス 塩尻”. 乗りものニュース. (2021年11月14日) 2021年11月14日閲覧。
- ^ a b c d e f “国道19号 桜沢トンネル(桜沢改良)が11月28日開通。長野県塩尻市の難所を回避”. トラベル watch. (2021年11月10日) 2021年11月14日閲覧。
- ^ “国道19号の一部区間(桜沢改良の現道区間)の管理を移管します ~ 4月1日より路線の名称と窓口が変わります ~” (PDF). 国土交通省中部地方整備局 飯田国道事務所・塩尻市 (2022年3月24日). 2022年5月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “国道19号桜沢改良事業” (PDF). 国土交通省中部地方整備局 飯田国道事務所. 2021年11月14日閲覧。