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フジノウェーブ記念

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東京スプリング盃から転送)
フジノウェーブ記念
フジノウェーブ(2002 - 2013)
開催国 日本の旗日本
主催者 特別区競馬組合南関東公営
競馬場 大井競馬場
第1回施行日 2010年3月3日
2025年の情報
距離 ダート1400m
格付け SIII
賞金 1着賞金1500万円
出走条件 サラブレッド系4歳以上オープン・南関東所属
負担重量 別定(負担重量を参照)
出典 [1]
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フジノウェーブ記念(フジノウェーブきねん)は、特別区競馬組合大井競馬場ダート1400mで施行する地方競馬南関東公営競馬)の重賞競走南関東SIII)である。東京メトロポリタンテレビジョンが優勝杯を提供しており、正式名称は「TOKYO MX賞 フジノウェーブ記念」と表記される。

概要

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2009年まで準重賞として施行していた「スプリングカップ」を格上げして新設された。施行距離はダート1400m。

2013年までは「東京スプリング盃」の名称で施行されていたが、2014年からは本競走を第1回から4連覇したフジノウェーブの功績を称え現名称に改称した[2]

条件・賞金等(2024年)

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出走資格
サラブレッド系4歳以上、南関東所属馬。
  • 準重賞・ウインタースプリントの2着以上の馬は、本競走に優先して出走できる[1]
負担重量[1]
別定。A1級格付け馬57kg、A2級格付け馬55kg、B1級以下格付け馬53kg、牝馬2kg減(南半球産4歳1kg減)を基本に、前年3月6日から本年2月23日までのダートグレード競走中央競馬重賞競走優勝馬は2kg、南関東重賞優勝馬は1kgの負担増となる。ただし、3歳限定競走の成績は対象外(クラス分けに関しては日本の競馬の競走体系を参照)。
賞金額
1着1,300万円、2着455万円、3着260万円、4着130万円、5着65万円[1]、着外手当15万円[3]
優先出走権付与
本競走の優勝馬には、東京スプリントの優先出走権が付与される[1]
副賞
特別区競馬組合管理者賞[4]

歴史

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  • 2009年以前 - 大井競馬場の準重賞競走「スプリングカップ」として施行[5]
  • 2010年 - 重賞に昇格。ダート1400mのSIII競走「東京スプリング盃」として行われる[5][6][注 1]
  • 2013年 - フジノウェーブが4連覇。後に怪我のために引退したが、手術中の事故により死去したことを受け、2014年から名称を「フジノウェーブ記念」に変更。

歴代優勝馬

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全て大井競馬場ダート1400mで施行。

回数 施行年月日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 2010年3月3日 フジノウェーブ 牡8 大井 1:25.5 戸崎圭太 高橋三郎 大志総合企画(株)
第2回 2011年3月9日 フジノウェーブ 牡9 大井 1:24.3 御神本訓史 高橋三郎 大志総合企画(株)
第3回 2012年3月7日 フジノウェーブ 牡10 大井 1:24.7 坂井英光 高橋三郎 大志総合企画(株)
第4回 2013年3月6日 フジノウェーブ 牡11 大井 1:26.8 御神本訓史 高橋三郎 大志総合企画(株)
第5回 2014年2月26日 ジェネラルグラント 牡4 船橋 1:25.1 石崎駿 出川克己 (有)サンデーレーシング
第6回 2015年2月25日 セイントメモリー 牡8 大井 1:24.6 本橋孝太 月岡健二 内海正章
第7回 2016年2月24日 ソルテ 牡6 大井 1:25.5 吉原寛人 寺田新太郎 (株)フロンティア・キリー
第8回 2017年3月8日 ケイアイレオーネ 牡7 大井 1:26.5 的場文男 佐宗応和 亀田和弘
第9回 2018年3月7日 リッカルド 7 船橋 1:25.2 矢野貴之 佐藤裕太 (株)レックス
第10回 2019年3月6日 キャプテンキング 牡5 大井 1:25.9 坂井英光 的場直之 平本敏夫
第11回 2020年2月26日 トロヴァオ 牡7 大井 1:25.5 藤田凌 荒山勝徳 (有)キャロットファーム
第12回 2021年3月10日 キャプテンキング 牡7 大井 1:26.0 和田譲治 的場直之 平本敏夫
第13回 2022年3月9日 ルーチェドーロ 牡4 川崎 1:24.1 御神本訓史 池田孝 永谷友一郎
第14回 2023年3月9日 ギャルダル 牡5 船橋 1:25.7 澤田龍哉 川島正一 (有)辻牧場
第15回 2024年2月28日 ギャルダル 牡6 船橋 1:27.4 矢野貴之 川島正一 (有)辻牧場

脚注

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注釈

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  1. ^ 地方競馬では毎年4月1日から3月31日までを「年度」としている。従前のスプリングカップが東京スプリング盃に昇格となったのは「平成21年度(2009年4月1日 - 2010年3月31日)」から[6]

出典

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各回競走結果の出典

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関連項目

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外部リンク

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