杉山晃基
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 東京都葛飾区 |
生年月日 | 1997年6月25日(27歳) |
身長 体重 |
182 cm 84 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2019年 ドラフト3位 |
初出場 | 2021年4月28日 |
最終出場 | 2022年7月17日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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杉山 晃基(すぎやま こうき、1997年6月25日 - )は、東京都葛飾区出身の元プロ野球選手(投手)。右投左打。
来歴
[編集]小学校1年からリトルリーグの東京北砂リーグで野球を始め、内野手を務めていた[1]。葛飾区立立石中学校に在学していた当時は墨田ポニーに所属。
中学校卒業後は盛岡大学付属高等学校に進学し、2年から投手に転向する[1]。高校卒業後は創価大学に進学[2]。
大学では1年の春季よりベンチ入りし、2年の秋季には5冠(最多勝、MVP、最優秀投手、最優秀防御率)に輝き、第48回明治神宮野球大会に出場する[2]。初戦の関大戦に登板し、5回1失点の投球内容で勝利を収める[2]。続く2回戦の星槎道都大学戦でも登板するも、6回に暴投による失点で敗退する[3]。3年には第67回全日本大学野球選手権大会に出場するも、初戦の宮崎産業経営大学戦で5失点を喫し、6対2で敗退する[4]。同年の秋には第49回明治神宮野球大会に出場するも、こちらも初戦である2回戦の関西国際大学戦で2本塁打を被弾しチームも4対2で敗退した[5]。4年時にも第68回全日本大学野球選手権大会に出場し、7回1失点と好投する[6]。大学最後の全国大会である第50回明治神宮野球大会には関東地区代表戦で敗退しており、出場していない[7]。なお、関東地区代表戦では先発するも一死も取れずに4安打5失点で降板している[7]。大学時代のリーグ通算成績は25勝2敗[8]。同期に望月大希、小孫竜二がいる。
2019年10月17日に行われたドラフト会議にて、東京ヤクルトスワローズから3位指名を受け、入団した。背番号は35。
ヤクルト時代
[編集]2020年は二軍で9試合に登板し、防御率5.14だった[9]。
2021年は、4月28日の対読売ジャイアンツ戦でプロ初登板。味方の好守もあり、3回を無失点に抑えた[10][11]。最終的に4試合に登板した。
2022年は1試合のみの登板に終わった。
2023年10月2日、球団から戦力外通告を受け[12]、同月中に現役引退を決断した[13]。
選手としての特徴
[編集]ストレートの最速は154 km/h[2]。変化球はスライダーとフォークを投じる[2]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | ヤクルト | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 30 | 6.1 | 9 | 2 | 2 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 7 | 7 | 9.95 | 1.74 |
2022 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 4 | 0.2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 3.00 | |
通算:2年 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 34 | 7.0 | 11 | 2 | 2 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 7 | 7 | 9.00 | 1.86 |
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2021 | ヤクルト | 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
2022 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | |
通算 | 5 | 1 | 3 | 0 | 0 | 1.000 |
記録
[編集]- 初記録
背番号
[編集]- 35(2020年 - 2023年)
登場曲
[編集]- 「ワタリドリ」[Alexandros](2020年 - )
脚注
[編集]- ^ a b “盛岡大付・杉山 初先発白星発進も笑顔なし”. 日刊スポーツ. (2014年9月3日) 2020年3月8日閲覧。
- ^ a b c d e “創価大・杉山「醍醐味」160キロ目指す剛球王子”. 日刊スポーツ. (2017年11月24日) 2020年3月8日閲覧。
- ^ “創価大・杉山「悪いところが出た」暴投で決勝点献上”. 日刊スポーツ. (2017年11月12日) 2020年3月8日閲覧。
- ^ “最速154キロ創価大杉山5失点KO「自分の甘さ」”. 日刊スポーツ. (2018年6月12日) 2020年3月8日閲覧。
- ^ “創価大・杉山2発浴び敗退、来秋ドラフトへ成長誓う”. 日刊スポーツ. (2018年11月11日) 2020年3月8日閲覧。
- ^ “プロ注目創価大・杉山が雪辱、痛みに耐え7回1失点”. 日刊スポーツ. (2019年6月10日) 2020年3月8日閲覧。
- ^ a b “創価大 ヤクルト・ドラ3杉山、日本ハム・ドラ5望月、サヨナラ負けに涙”. スポーツニッポン. (2019年10月30日) 2020年3月8日閲覧。
- ^ “東洋大・佐藤都志也ら東北ゆかり3選手が志望届提出”. 日刊スポーツ. (2019年9月13日) 2020年3月8日閲覧。
- ^ “シーズン成績”. npb.jp. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “ヤクルト2年目杉山プロ初登板3回無失点「やっと投げられることができた」”. 日刊スポーツ (2021年4月28日). 2021年4月29日閲覧。
- ^ “【ヤクルト】2年目の杉山晃基が初登板 巨人打線相手に3イニングゼロ封の好投「よかったです」ホッ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2021年4月28日). 2021年4月29日閲覧。
- ^ “来季の契約について”. 東京ヤクルトスワローズ (2023年10月2日). 2023年10月2日閲覧。
- ^ “ヤクルト・杉山晃基が現役引退を決断「別の道で一から頑張ってみたい」 一番の思い出はプロ初登板”. サンスポ. (2023年10月16日) 2023年10月16日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 杉山晃基 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)