望月大希
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基本情報 | |
---|---|
国籍 | 日本 |
出身地 | 千葉県船橋市 |
生年月日 | 1998年2月1日(26歳) |
身長 体重 |
187 cm 88 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2019年 ドラフト5位 |
初出場 | 2020年11月2日 |
最終出場 | 2022年8月17日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
望月 大希(もちづき だいき、1998年2月1日 - )は、千葉県船橋市出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]小学生時代は、南流ファイターズでプレー[1]。中学時代は、船橋市立八木が谷中学校の軟式野球部に所属[2]。
創価大学時代は、1年冬の健康診断にて蛋白尿と血尿が見つかったため、練習量を最低限にこなしていた。さらに、2年春には難病である「IgA腎症」を発症し、扁桃腺を摘出する手術を受けるなど実戦から遠ざかっていた[4]。2年秋から試合に復帰したが、2年冬から3年春にかけては、ステロイド治療に専念した[5]。
その後、3年春にリーグ最優秀防御率となると、同期の杉山晃基と小孫竜二らと共に強力な投手陣を形成した[6]。特に4年時の第66回全日本大学野球選手権大会では、2回戦の東北福祉大戦では8回を投げ、失点1と好投した(チームは1対0で敗北)[3][7]。
2019年のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから5位指名を受け、11月15日に、契約金3500万円、年俸770万円で入団に合意した(金額は推定)[8]。
日本ハム時代
[編集]2020年11月2日の埼玉西武ライオンズ戦でプロ初登板を果たした[9]。
2022年は自己最多の9試合に登板するも防御率7.00と結果を残せずオフに戦力外通告を受けた。退団後、株式会社IWATAが運営する関東草野球リーグ1部所属のKAMIYUBI Baseball Clubでプレーする様子も見せたが[10]、12月30日に自身のインスタグラムで現役引退を表明した[11]。
選手としての特徴
[編集]187 cmの長身から最速146 km/hの角度あるストレートとカーブが武器[3]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | 日本ハム | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 8 | 2.0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.50 |
2021 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 16 | 4.0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2.25 | 1.25 | |
2022 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 46 | 9.0 | 15 | 1 | 4 | 0 | 1 | 8 | 1 | 0 | 8 | 7 | 7.00 | 2.11 | |
通算:3年 | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 70 | 15.0 | 18 | 1 | 7 | 0 | 1 | 10 | 1 | 0 | 9 | 8 | 4.80 | 1.67 |
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2020 | 日本ハム | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
2021 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
2022 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
通算 | 13 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
記録
[編集]- 初記録
- 初登板:2020年11月2日、対埼玉西武ライオンズ22回戦(メットライフドーム)、7回裏に3番手で救援登板、1回無失点
- 初奪三振:2020年11月4日、対埼玉西武ライオンズ24回戦(メットライフドーム)、5回裏にエルネスト・メヒアから空振り三振
背番号
[編集]- 62(2020年 - 2022年)
脚注
[編集]- ^ “南流ファイターズ”. 南流ファイターズ. 2022年2月7日閲覧。
- ^ “大学倶楽部・創価大:日ハム入団の望月大希投手、出身地の千葉・船橋市で市長に意気込み”. 毎日新聞 (2019年12月29日). 2022年2月7日閲覧。
- ^ a b c “日本ハムドラ5 創価大・望月が仮契約 天国の父よ見守って「契約金でお墓を」”. スポーツニッポン. (2019年11月16日) 2020年3月15日閲覧。
- ^ “「ついで」の存在からドラフト指名。父の死、難病も乗り越えた望月大希。(永田遼太郎)”. Number Web (2019年10月21日). 2022年2月7日閲覧。
- ^ “【日本ハム】ドラ5・望月「死んでもいい」決意胸に家族へ恩返し 大学1年腎臓に難病、2年時に手術…「2020新鮮力」”. スポーツ報知 (2020年2月5日). 2022年2月7日閲覧。
- ^ yuki (2019年10月25日). “日本ハムドラフト5位・望月大希投手は国指定の難病乗り越えプロへ”. ドラフト会議ホームページ2022 Draft home page. 2022年2月7日閲覧。
- ^ “創価大・望月 1球に泣く…DeNA楠本弟に痛恨の被弾「実力不足」”. スポーツニッポン. (2019年6月11日) 2020年3月15日閲覧。
- ^ “日本ハム5位望月が仮契約、亡き父の墓建立を決意”. 日刊スポーツ (2019年11月15日). 2022年4月14日閲覧。
- ^ “日本ハムのドラ5新人・望月がプロ初登板…無死二、三塁を無失点で切り抜け、栗山監督が高評価”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2020年11月2日). 2022年2月7日閲覧。
- ^ KAMIYUBI Baseball Club [@KAMIYUBISWALLO1] (2022年11月20日). "ようこそ! KAMIYUBI BCへ". X(旧Twitter)より2023年2月5日閲覧。
- ^ 望月大希 [@mocchiii_fs_62] (2022年12月30日). "〜報告〜". Instagramより2023年2月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 望月大希 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 望月大希 (@mocchiii_fs_62) - Instagram