時岡又左衛門
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時岡 又左衛門(ときおか またざえもん、1848年(嘉永元年8月[1]) - 1904年(明治37年)9月23日[1][2])は、明治時代の政治家、医師。衆議院議員(4期)。旧姓・樽木、幼名・嘉市[3]。
経歴
[編集]若狭国遠敷郡大谷村(福井県遠敷郡宮川村を経て現小浜市)で樽木四郎左衛門の二男として生まれた[3]。1876年(明治9年)福井県大飯郡、のちの本郷村(大飯郡大飯町を経て、現おおい町)[4]の先代・時岡又左衛門の養子となり、又左衛門を襲名した[3]。医師を務める傍ら[1]、1879年(明治12年)滋賀県会議員に当選[4]。1881年(明治14年)福井県会議員に転じ、同議長を務めた[4]。
1894年(明治27年)3月の第3回衆議院議員総選挙では福井県郡部から自由党所属で出馬し当選[1]。その後、第5回、第8回、第9回総選挙で当選し通算4期を務めたが[1]、4期目の任期中に死去した[5]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 篠田正作『立志の友 : 智識進歩』鍾美堂、1892年 。
- 大植四郎 編『国民過去帳 明治之巻』尚古房、1935年 。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年 。
- 『福井県大百科事典』福井新聞社、1991年。