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撫牛子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 青森県 > 弘前市 > 撫牛子
撫牛子
JR撫牛子駅(2023年8月)
JR撫牛子駅(2023年8月)
撫牛子の位置(青森県内)
撫牛子
撫牛子
撫牛子の位置
北緯40度37分26.7秒 東経140度29分53.93秒 / 北緯40.624083度 東経140.4983139度 / 40.624083; 140.4983139
日本の旗 日本
都道府県 青森県
市町村 弘前市
人口
2017年(平成29年)6月1日現在)[1]
 • 合計 1,971人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
036-8075
市外局番 0172[2]
ナンバープレート 弘前

撫牛子(ないじょうし)は、青森県弘前市の地名。郵便番号は036-8075。

地理

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JR奥羽本線青森県道260号石川百田線が縦貫し、青森県道41号弘前環状線が北部を横断し、青森県道128号松木平撫牛子停車場線の終点で、平川土淵川に囲まれる。泉野早稲田田園と同様、住宅地であり、住宅分譲地でもある。北は津賀野、平川をはさんで北東は南津軽郡田舎館村豊蒔、東は田舎館村大袋、東南は境関、南西は堅田、西は神田、西北は大久保に接する。

小字

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小字として橋本・宮本がある。

歴史

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地名の由来

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難読地名で、語源は不明である[3]。撫牛子八幡宮と浪岡廣峰神社(祇園牛頭天王神社)は弘前城下の弘前八幡宮最勝院から見てぴったり北東、艮(うしとら)の方角に位置し(地元では、意図的な配置の可能性を指摘するものもある)、最勝院の秘仏本尊の一つ「牛頭天王」(ごずてんのう)と縁の深い撫牛像(現在は鬼子像に置き換えられている)を祀っていることから、撫牛(なでうし)に関連するものと考えられる。「ないじょうし」という読みは、「なでうし」が津軽方言の発音に合わせて変化した「ナンデ・ウシィ(・ッコ)」が元になったのではないかとされる。

沿革

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  • 1889年明治22年) - 和徳村の一部。
  • 1891年(明治24年) - 当時の記録では、人口740、戸数116、厩55、学校1、水車1であった。
  • 1955年昭和30年) - 弘前市の大字になる。

世帯数と人口

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2017年(平成29年)6月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目大字 世帯数 人口
撫牛子一丁目 180世帯 389人
撫牛子二丁目 219世帯 543人
撫牛子三丁目 337世帯 792人
撫牛子四丁目 28世帯 86人
撫牛子五丁目 61世帯 160人
撫牛子(小字全域) 1世帯 1人
826世帯 1,971人

交通

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施設

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教育

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  • 明誠保育園

商業

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  • ローソン撫牛子店
  • 協同組合津軽エルピーガス保安センター
  • セーフティ警備保障
  • 対馬鉄砲火薬店
  • 撫牛子軽運輸
  • カネハル運輸
  • 櫻庭石材店

工業

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  • 松山電設
  • 開発技研弘前
  • 福士自動車板金工場

農協

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  • JAつがる弘前和徳
  • 和徳りんごセンター

消防

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  • 弘前市消防団和徳地区団第一分団消防屯所

交通

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公共

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  • 撫牛子集会所
  • 土淵川西田緑地
  • 撫牛子町会事務所

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。

町丁 番・番地 小学校 中学校
撫牛子 全域 弘前市立城東小学校 弘前市立第一中学校
撫牛子一丁目 全域
撫牛子二丁目 全域
撫牛子三丁目 全域
撫牛子四丁目 全域
撫牛子五丁目 全域

脚注

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  1. ^ a b オープンデータひろさき 弘前市 町名別人口・世帯数_平成29年”. ひろさき未来戦略研究センター (2017年6月1日). 2017年6月18日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  3. ^ 角川日本地名大辞典2|1985

参考文献

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角川日本地名大辞典 2 青森県(角川書店)