戸河内駅
表示
戸河内駅 | |
---|---|
駅舎(1990年12月) | |
とごうち Togōchi | |
◄土居 (1.1 km) (2.9 km) 三段峡► | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 可部線 |
キロ程 | 57.3 km(横川起点) |
電報略号 | トチ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
24人/日(降車客含まず) -2002年- |
開業年月日 | 1969年(昭和44年)7月27日[1][2] |
廃止年月日 | 2003年(平成15年)12月1日 |
備考 | 路線廃止に伴う廃駅 |
戸河内駅(とごうちえき)は、広島県山県郡戸河内町上本郷に存在した西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅(廃駅)である。
可部線非電化区間(可部 - 三段峡間)廃線に伴い、2003年(平成15年)12月1日に廃止された。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1969年(昭和44年)7月27日:国鉄可部線加計 - 三段峡間開通時に開業(一般駅)[1]。業務委託駅[2]。
- 1978年(昭和53年)10月1日:車扱貨物取扱廃止(旅客駅となる)[1]。
- 1985年(昭和60年)2月1日:無人駅化[3](加計駅管理による乗車券類発売は継続)。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR西日本が継承[1]。
- 2003年(平成15年)12月1日:廃止。
駅名の由来
[編集]駅がある自治体名(広島県山県郡戸河内町)に由来。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅。当初は交換設備を使用していたが、晩年は加計 - 三段峡間スタフ閉塞化により実質棒線化され(島式ホーム南側はレールは残されていたがポイントが固定され、構内の信号機は全て使用停止・消灯)、島式ホームの北側のみ使用されていた。駅舎があり、簡易委託駅であった。駅舎とホームは下り線路と平面交差する通路で結ばれ、東側からホームに上がっていた。
駅周辺
[編集]旧戸河内町の中心部に当たり、戸河内町役場(現・安芸太田町役場)と戸河内町立国民健康保険病院(現・安芸太田町戸河内病院)があった。太田川が駅の裏側(北側)を流れ、駅のすぐ南側を国道191号が通っている。
現状
[編集]駅は町役場に近い好立地だったことから、土地利用のため廃線区間で最も早い2004年(平成16年)12月に解体作業が開始された[4]。駅舎やホームなどは順次解体され、跡地はバス待合所(「戸河内役場(現:安芸太田町役場)」停留所)や駐車場となっている[4]。
その他
[編集]- 可部線のうち加計 - 三段峡間の建設当時の路線名称は本郷線と称していたが、「本郷」は、この戸河内駅のある辺りの地名である。